べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『LIVE LEGEND 1999 1997 APOCALYPSE』BABYMETAL(その1)

さて、元メタルキッズのメタルおっさん、絶賛BABYMETALにハマり中。

ようやくYUIMETALさんとMOAMETALさんの区別がつくようになり、「THE ONE」にも加入し、さらなるレベルアップのために、次のライブDVDを購入。

 

 (⇧はブルーレイですが、DVD版は)二枚組で、1枚目は「LEGEND “1999” YUIMETAL & MOTAMETAL 生誕祭」。

2013年6月30日、会場はNHKホールです……どんどん大きく……。

オープニング映像では、「666」(悪魔の数字/諸説あり)から、「1999」へ。

えっと……「シークレットオブジェクト」……「地獄の皇太子」「悪魔が来たりてヘヴィメタる」ってそれ聖飢魔IIの……と思っていたら、閣下登場(イラストで)。

もうネタが……「10万年と……」……?……「創聖のメタリオン」て……いろいろ詰め込みすぎです。

 

一曲目は「BABYMETAL DEAETH」。

あ、骨バンドさんですか……残念。

骨のみなさんが十字架をかがえておられますな。

カメラ位置は結構いいんですが、編集具合とストロボライトが結構目にきついです(おっさんなもので)。

 

巷で仕入れた情報によれば、「BABYMETAL DEATH」の振り付けは、いろいろな曲の振り付けのいいとこどりらしいです。

なので、かなりハードなのだとか。

 

うーん、仕方ないとはいえ、照明の赤さが目に焼き付いて、お三方がはっきり見えなかったりします。

 

そこから「いいね!」。

やっぱり原曲(カラオケ)だと、ダンスのキレといいますか、スピード感が違うような気がします。

 

巷で仕入れた情報によれば、「モッシュッシュ」は、普通のモッシュと違って、「おしくらまんじゅう」みたいなもの、だそうです。

 

ん、SU-METALさんの声がちょっと弱いかな……。

 

続いて、「君とアニメが見たい〜」。

あ〜「こいやー!」が超絶可愛いですな……それにしても画面が赤い……。

YUIMETALさんもMOAMETALさんも、本当に、小さいなぁという印象……よくこれで、あれだけ踊れるものです。

 

「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」。

ん、観客の声が小さい気がしますが……うちのテレビの音声のバランスが悪いのかな。

ちょいちょいカメラが安定せず揺れているのは、演出でしょうか……。

 

幕間の映像。

「威風堂々」がかかる中、「団子のタンゴ」に「グレイ」20万人ライブのご時世、「舞踏の天使」YUIMETAL様ご降臨遊ばされる、と……キツネ様によれば「由ありて結ばれる」という意味のお名前だとか……シール集めをしたり、成長期限定の学校に通ったりしながら、ちょこっとずつアイドル界におけるアンダーカバーを遂行されておられたと……ちょこっと?

YUIMETALさん、ダンサーを引き連れて登場され、まさかの「ちょこっとLOVE」を披露されました。

メタルバージョンで「ちょこっとLOVE」を聴くことになろうとは……なるほど聖誕祭なのでソロパートがあるのですな。

いやはや、しかしソロでも堂に入っておられる、さすがは小学校5年生から「さくら学院」、伊達ではありませんな(それ以前に、モデルもされていたりするようです)。

可愛らしいです。

 

フルコーラスではなかったですが、YUIMETALさんのソロが終わり、続いて、あの鳥っぽいあれ(「フ○ービー」)が流行ったのも1999年でしたか……そして「愛の機械」を歌ったあのグループも……「微笑みの天使」MOAMETALさまご降臨。

「最も愛を大切に」。

アイドルちゃんのファンをしたり、成長期限定の学校に通ったりしながら、ダンシングオールオブザナイトでアンダーカバーを……ってことは「LOVEマシーン」なのですね。

MOAMETALさんもダンサーを引き連れて、うぉううぉううぉういぇい、と踊り歌われる。

はあ、可愛らしい……。

 

続いての幕間映像では、メタルの楽園である「E-DENの園」が紹介されました。

なんとそこでは、「天使のメタル」と「悪魔のメタル」が共存するという……ちなみに「天使のメタル」には「STRYPER」、「悪魔のメタル」には「MAYHEM」のルビが……「ストライパー」て。
このネタで笑えるのは昭和40年代後半生まれだろうな……。

「E-DENの園」でかくれんぼをしておられたYUIMETALさんとMOAMETALさんは、入ってはいけない「悪魔の森」に入ってしまい、禁断の果実を口にしてしまうのでした。

顔色が真っ白になり(閣下のせい)、「やっぱりメタルはブラックじゃね?」とばかりに「BLACK BABYMETAL」に変身!

懲りないなあ……。

「おねだり大作戦」の中毒性にやられっぱなしです。

 

続いて幕間の映像では、地獄への入り口の番人(つか閣下)が、「お前も蝋人形にしてやろうか」と……(いいのかな……)。

「E-DENの園」には蝋人形の館「マダムアッソー」があるらしく(ちなみに昔、東京タワーの蝋人形コーナーには、マニュエル・ゲッチングとかの蝋人形があったのですが……知らんかなキャプテンビヨンドレコード……)。

一人残されたSU-METALさんは「私も蝋人形になりたいな」と思いつつ、二人を連れて脱出。

楽園は、一度出ると二度と戻れないらしいのです……神の怒りは雨となって降り注ぎ、メタルの箱舟に運ばれていくお三方……「しかし、止まない雨はない」「クリスタルの光に導かれて」「エルドラド」へ……ってどこまで「聖飢魔II」推しなんだ……SU-METALさんは、紅の騎士らしいのです。

 

おっと、知らない曲だ。

シンフォニックなイントロから、クリスタルのピアノが宙づりに……あれ、神バンドが登場?……。

なるほど、「止まない雨が」と歌っておられるので、先ほどのは曲紹介だったのですね。

叙情的なパワーバラードです。

蝋人形から戻ったYUIMETALさんとMOAMETALさん、コルセットをつけて登場、そのままクリスタルのピアノへ……連弾されますか。

あ、エアかな。

いや、なんか、さすが大手アミューズというべきか、ツボを押さえた演出が素晴らしいです。

 

神バンドのイントロから、ソロパート……はまだこのころはなしなのね……「Catch me if you can」へ。

音のバランスがちょっと悪いように感じますね……生バンドの音に負けている感じ。

そこから怒涛の「ド・キ・ド・キ☆モーニング」、そして「メギツネ」へ。

あ、「なめたらいかんぜよ」のところ、YUIMETALさんとMOAMETALさんのお二人は、SU-METALさんの蹴りを受けにいっているのですね……振りの謎が一つ解けました。

いや、SU-METALさんの顔がもう、決まりすぎです、震えて痺れるかっこよさ。

「イジメ、ダメ、ゼッタイ」で本編終了。

けっこうテンポが転び気味の速さでしたよ。

 

アンコールから映像へ。

どうやらバベルの塔が築かれているようです……そしてSU-METALさん、神に生まれ変わるらしいです……。

おっと、神バンドがいるのに、ギターのイントロから「紅月」。

ピアノイントロバージョンはまだ聴けないのね……やっぱり、タメが足りなく感じてしまいますね。

そして、アイドルのコンサートにあるまじき爆炎。

さらに、泣きのツインリード!!

かっけぇ……。

 

「ヘドバンギャー!!」では、おやそうですか、YUIMETALさんとMOAMETALさんが、炭酸ガス放射〜。

あ、ラストの「ヘドバンギャー!!」で、二人は飛ばされているんですね……すごいなSU-METALさん。

これで終いかと思ったら、「アヴェマリア」が流れ、マリア像も登場。

またしてもメタルアレンジの「アヴェマリア」……お三方は光の中に消えていかれて、次回予告はSU-METALさん聖誕祭……ま、幕張メッセ

何人入るの?

 

01 BABYMETAL DEATH

02 いいね!

03 君とアニメが見たい〜Answer for Animation with You

04 ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト

05 ちょこっとLOVE -BIG TIME CAHNGES ver-

06 LOVEマシーン -FROM HELL WITH LOVE ver-

07 おねだり大作戦

08 NO RAIN, NO RAINBOW

09 Catch me if you can

10 ド・キ・ド・キ☆モーニング

11 メギツネ

12 イジメ、ダメ、ゼッタイ

13 紅月 -アカツキ-

14 ヘドバンギャー!!

 

YUIMETALさんとMOAMETALさんのソロもあり、新曲(?)もあり、大満足の一枚でしたよ。
そして、見ているうちにメタル熱が高まってきており(何年かに一度、そういう時期があるのですが)、とりあえずブルー・オイスター・カルトを買ってみたりするのですよ(そこからかい)。
メタルおっさんなので、基本的に21世紀に入ってからのメタルってあまり知らないんですよね……その時期はあっちこっちに行っていたもので……で、どうやら昨年そういった時期があったらしく、勉強し直そうと思って『ヘドバン』の『ヘドバン的「21世紀のメタル」100枚」というムックを購入していまして……

 

ヘドバン・スピンオフ ヘドバン的「21世紀のメタル」100枚 (シンコー・ミュージックMOOK)
 

 

さすがに2000年代前半は、「スリップノット」にしろ「トゥール」にしろ「コンヴァージ」にしろ「チルドレン・オブ・ボトム」にしろ聴いているんですけれど、2005年頃から知らんバンドが増えていく……と思ってぱらぱらめくっていたら、BABYMETALのウェンブリーアリーナの特集レポートが掲載されていて驚きました。

昨年買ったときには、ほとんど気づかなかった……が、俺、よく買っておいた。
メタルの魂が縁を結んでくれたのですかねぇ……で、ますますハマっていくわけです、おっさんメタラー

 

『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』井上真偽

 

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

 

 

BABYMETALにずっぽりはまっていて、本なんか読んでませんので……昨年読んでいた本をまだまだ紹介。

『その可能性はすでに考えた』が、抜群に面白かったので、次はないだろうなぁ……と思っていたらあった、井上真偽氏。

 

 

その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

 

 

名探偵は、上苙丞(うえおろじょう)という、絶対読めない苗字の、青い髪の青年。

なんですが、とりあえず出てきません。

何しろ、事件が起こらないと、名探偵なもので。

で、この上苙という名探偵、亡き母のため、バチカンに対して「奇跡の存在」を証明するべく名探偵をしている、という人物でして。

シャーロック・ホームズの名言、「可能性を消去して最後に残ったものは、どんなにありえないものであっても真実である」(意訳)の言葉通り、奇妙な現象を論理的に説明「できない」ことを証明し、「最後に残った真実」つまり「奇跡」バチカンに叩きつける、ということです。

今のところ、成功していないようですが。

 

その名探偵が、ン億という借金をしている、元中国マフィアのフーリンという人物がいるのですが、今回は彼女がある目的で(基本的にそんな素性なので、どう考えても脱法行為に手を染めるわけです)訪れた地方で、ある事件に巻き込まれます。

「カズミ様」という、政略結婚から逃れるために、自分の家と相手の家の男衆を毒殺せしめた聖女の伝説が残る地で、意に沿わぬ結婚を強要された女性。

その結婚式の日に、伝説をなぞるように、人が毒殺されます。

同じ盃で回し飲みしたはずの八人のうち、三人だけ(あと、お酒好きのため悪運を拾った犬もいましたが)。

不可解な状況に、フーリンと、上苙の元弟子である八ツ星少年が調査を開始するのですが、ここから自体は思わぬ方向へ(本当に、思わぬ方向ですのでご覚悟を)展開していくのでした。

いやもう、途中で犯人わかっちゃうし、その上で繰り広げられる証明・反証合戦の茶番具合が最高ですね(褒めてます)。

いや、ほら、普通こういうのって、××××××で、××の×××にしないとサスペンスが盛り上がらないじゃないですか、でも今回のは、その反対のサスペンスといいますか、ああこういうやり方もあるんだな、と。

これはもう、こういうキャラを設定した時点で勝ち、という感じです。

まあ……そうするだけの必然性に乏しい部分があるとかないとか。

あ、ちゃんと名探偵も出てきますから、ご安心ください。

世評は、前作『その可能性はすでに考えた』に及ばないようですが、個人的にはこっちのほうがぐちゃぐちゃしていて好きです(解決は、オッカムの剃刀的なので覚えているのですが、途中の論争がね……何しろ、ありえるかどうかで仮説が立てられ、それを論破するという、恐ろしく意味のないことなもので……それが燃えるんです)。

どういう神経をしていると、こういうものを書こうと思うのか……頭いいんだろうな。

 

 

「もしこの少女の嫋やかさが全部演技なら、なんと面白い筋書きになることよーーなどと邪想に耽るふーりんをよそに、八ツ星はくるりと身を返した。」(p108)

 

フーリンさん邪悪。

 

……あ、あんまり引用すると、作品の都合上、いろいろネタバレしてしまいますね……残念。

 

 

 

 

『BABYMETAL LIVE LEGEND I,D,Z APOCALYPSE』BABYMETAL(その3)

 

 

『BABYMETAL LIVE LEGEND I,D,Z APOCALYPSE』より、ラストの「LEGEND Z」をじっくり視聴。

2013年2月1日、Zepp東京

Zepp東京は行ったことないかな……Zepp大阪(難波)はあるんだが……あ、名古屋もね。

さて、オープニングは……

 

 

ナ○シカかよ!

 

 

「紅の七日間」て……「キツネリス」て……そしてメタルアレンジ。

結構クセになるメタルアレンジです。

SU-METALさん、十字架にかけられての登場。

一曲目から「イジメ、ダメ、ゼッタイ」とは、飛ばしてます。

今回は、カメラ位置が結構いいですな。

映像もクリアな気がします……あ、また骨バンドさんなのか。

「いいね!」のダンスがきれっきれなのは、普段練習しているカラオケだからなのでしょうか。

「君とアニメが見たい〜」から、幕間映像。

YUIMETALさんとMOAMETALさんのお二人は、今回もエーキバに乗り込まれるらしい……あ、今度はSU-METALさんの敵討ちなんですね。

ツネ様から「郷に入っては郷に従え」のお言葉……そして自ら「BLACK BABYMETAL」に変身される、と(できるんだ……)。

「おねだり大作戦」……何をおねだりされたのでしょうか。

再び映像、どうやらSU-METALさんの中には、もう一人のご自分がいらっしゃるようで……「紅月」がかなり激しいなぁ……X JAPANばりのヘッドバンギングです。

……そして、仮面(鉄仮面?『少女鉄仮面伝説』?)を身につけた、もう一人のSU-METALさんが登場してバトる!……ジャンプ漫画な展開……。

「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」から、狐面を被っての「Catch me if you can」。

なるほど、バンドでないバージョンの「Catch me〜」はこんな曲なんですね(何しろ、ウェンブリーの神バンドソロ〜の流れのやつしか知らないもので……)。

これはこれで……おっと、「ド・キ・ド・キ☆モーニング」で退場されますか。

映像ではストーリーが展開し、どうやらお三人は、「フライングVの丘」で祈りを捧げて……そうすると神のバンドが降臨されるのです……まあ、確かに(マイケル・シェンカー)のギターではありますが、神バンドは誰も使っていないというのがまた……。
バンド登場で「ヘドバンギャー!!」。

うん、メタルとつくならやはり生音ですよね……特にベードラが……スネアの音が、ライブハウスのせいなのか、ドラムのポジションのせいなのか、かなり乾いて聴こえたのがちょっと気になりましたが……。

ラストで、ステージ上方のドラをSU-METALさんが鳴らされて終了……初期からのファンは、ひょっとするとここで活動が終了するかも、と思っていらっしゃったのかもしれないですね(SU-METALさんがさくら学院を卒業されるタイミングでもあったようですし)。

後発ファンの私には、そのドキドキソワソワ感はないですが、うん、ちょっと感動。

そして、ここで「BABYMETAL DEATH」。

お、皆さん白い衣装ですね……そうか、新たな命を手に入れたのか……(実際、そんなに長期間活動できるわけではないでしょうね……アイドルだし……あ、でも三代目くらいまではメンバー替えて……いや、ここまで評価されていると、次の代がかなりきついな……グレン・ヒューズのあとのジョー・リン・ターナばりに……いや、デヴィッド・リー・ロスのあとのサミー・ヘイガーばりに……古い……)。

もう一度、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」が披露されて、終了。

神バンドさんがあんまり曲を合わせられなかったんでしょうか。

「take care of your neck」……ちょっと試しに、曲にあわせて首を振ってみたのですが、そういえば頚椎悪いのを思い出しちゃいました……首、振れないな、もう……。
ラストの映像で、「Z」がゼロだったらしいことに気づく……期限付きの新しい命、そうですか、カウントダウン・オブ・ディストラクションですか……どう考えても、ネタを仕込んでいる人たちが同年代なのが胸熱……。

 

 

あ、「I, D, Z」って、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」の頭文字だ!

今気づいた!

 

 

01 イジメ、ダメ、ゼッタイ

02 いいね!

03 君とアニメが見たい〜The Animation With You

04 おねだり大作戦

05 紅月ーアカツキ

06 ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト

07 Catch me if you can

08 ド・キ・ド・キ☆モーニング

encore

09 ヘドバンギャー!!

10 BABYMETAL DEATH

11 イジメ、ダメ、ゼッタイ

 

 

さて、昨日あたりでレベル3くらいだったのですが、何と「THE ONE」メンバーになりました!

METALネームゲットで、多分レベル4くらいになったと思います。

そして今日もいそいそと、スマホでお三方の画像を検索しつつ、次のDVDを鑑賞しております。

 

 

「結局、若い女の子がいいのね」

 

 

……いえ、そういうわけではないんですよ……ほら、あの、数十年ぶりに、日本にメタル旋風が巻き起こっているのです、メタルおっさんとして乗らずにはいられなくなったのです(それにしては遅い)。

これを機に、日本のメタルももうちょっと聴かないとな、と思っています……いや、坂本真綾(様)のファンをやめるわけではないんですよ……。

ただ、急速にハマっているので、離脱症状が恐ろしいです。

『BABYMETAL LIVE LEGEND I,D,Z APOCALYPSE』BABYMETAL(その2)

(2017/0201 修正) 

 

引き続き、『BABYMETAL LIVE LEGEND I,D,Z APOCALYPSE』より、今回は「LEGEND D」をじっくり視聴。
2012年12月20日、赤坂BLITZです。
オープニングの映像では、「day of birth」ということで、クリスマスもかかっているようです。
どうしてキツネさまなんだろう……どうやらSU-METALさんは神の化身として誕生されたようでございます(寿ぎ寿ぎ)。
赤坂BLITZか……坂本真綾(様)のファンクラブイベントで来たな……やっぱりカメラ位置には苦慮されているような印象です。
おっと、今回も神バンドは最初は登場せず、骨のみなさんでした。
「BABYMETAL DEATH」から「君とアニメが見たい〜」、「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」とガンガン飛ばしておられます。
音のバランスは、「LEGEND I」よりもいい感じじゃないかな、と思います。
ん、聖誕祭だからか、SU-METALさんの振り付けがちょっと違ったりしませんでしたかね(気のせいかな)。
「威風堂々」に乗せて幕間の映像……いかんですね、「威風堂々」を聴くと、どうしても『あたしンち』が浮かんで来てしまいます……。
1997年のお生まれで、「セカンドインパクト」……?……このときは、「SPEED KING」(沖縄の人たち)が活躍し、「伝説のバンド」(「X」のことです)が活動停止した年だと……うーん、20年前かいっ(死ぬるわ……ついこの間じゃないか……)。
そこから、SU-METALさんの、世を偲ぶ仮の姿の幼少期からのご尊顔などが拝見でき……絶対可憐?って、『絶対可憐チルドレン』でしょうか(この世界(オタク)長いので、その辺りはピンと来ましたが、アニメは見ていないのですよね……)……だいたーん、ってなんだろう……。
そうか、なるほど、SU-METALさんは、世を偲ぶ仮の姿で、アイドル界に潜入(アンダーカバー)していたのですね……大変だ。
そこから、SPEEDの「WHITE LOVE」を披露されるSU-METALさん。
続いて、知らない曲をYUIMETALさんとMOAMETALさんが歌い踊り、そこにSU-METALさんが加わる、という展開……あ、これが「だいたーん」なのか……でも知らない曲だなぁ……可愛らしいですけれどもね。
そこから、おっと「ヘドバンギャー!!」のリミックスで踊りまくるお三人……クラブミックス的な感じでしょうか。
続いて幕間の映像は、やったぜ「BLACK BABYMETAL」の登場。
どうやら聖誕祭ではしゃぎ過ぎてしまったらしく、アイドルのエルサレムらしい「エーキバ」で、アイドル界の刺客「スネーク(オリ○ジの藤○的な)」に声をかけられて(ナンパ)しまうと。
「チャラ男、だめ、ぜったい」とキツネ様に言われていたにも関わらず……またしても変身してしまうのですね……チャラ男はお母さん許しませんよ(?)。
「おねだり大作戦」は何回聴いても可愛いですな……。
そこから「ド・キ・ド・キ☆モーニング」、「いいね!」、そして「イジメ、ダメ、ゼッタイ」へ。
「いいね!」のダンスがキレッキレでしたよ。
おっと、どうやらYUIMETALさんとMOAMETALさんは、「スネーク」に捕まって、本当にアイドルなのか尋問されてしまう……語尾に「DEATH」がついて、メタラーだとバレてしまうのでした(すごい世界だ……)。
「ヘドバンギャー!!」から、舞台には白い十字架が登場(ベタですな)。
そしてそこから、SU-METALさんの……つ、「翼をください」?
キャンドルライトを持つYUIMETALさんとMOAMETALさん……メタルアレンジな「翼をください」ですが、聖歌みたいになっちゃって、なんですかねこれ、「エキセントリックオペラ」みたいになってますよ……あら、SU-METALさん、マイクを置いてしまうのですね……み、自ら十字架に⁈
そして、炎が上がるとな⁈
豪華な演出だ〜……。
ここで終演、予告映像では「LEGEND Z」ということで、Zepp東京ですよ〜、と。
セカンドインパクトの続き」「サードインパクト」……いかん、世界観がよくわからなくなってきたぞ……。

 

01 BABYMETAL DEATH
02 君とアニメが見たい〜Answer for Animation With You
03 ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
04 White Love Angel Of Death ver.-
05 Over The Future Rising Force ver.-
06 ヘドバンギャー!! Night of 15 mix
07 おねだり大作戦
08 ド・キ・ド・キ☆モーニング
09 いいね!
10 イジメ、ダメ、ゼッタイ
ENCORE
11 ヘドバンギャー!!
12 翼をください 炎ver.-

 

セットリストを見ていたら、何か「〜ver」がいろいろとツッコミどころが……。

というわけで、YUIMETALさんとMOAMETALさんの区別がつかないようではいかん、と思ったおっさんは、日曜日を費やして、いろいろな動画を検索して、基礎知識を身につけたのでした(多分、レベル3くらいになったと思います)。
以下、BABYMETALの昔からのファンの方は読む必要はないと思います。

 

・お三人とも、世を偲ぶ仮の姿で、成長期限定ユニット「さくら学院」に在籍されていた(「さくら学院」は、小学校5年生から中学校3年生までしか在籍できず、必ず卒業していく、というアミューズのアイドル……アイドル界のダークヒロインなはずなので、アンダーカバー(潜入捜査)していたことになるわけですね、うむうむ)。

 

・SU-METALさんの世を偲ぶ仮の姿は、中元すず香さん。
>広島出身。アクターズスクール広島に参加。
>「可憐Girl’s」というユニットで、アニメ『絶対可憐チルドレン』の主題歌「Over The Future」を歌われる。
>その後、「さくら学院」に参加。
>中学3年生のときは、生徒会長を務められる。
>「さくら学院」時代の「重音部」の活動が、BABYMETALとなる。
>学期末テストでの珍回答に一部界隈がざわつく(先生に「よくそんなまっすぐな目でアホバカなことが言えるな」と言わしめる)。また、代々の生徒会長が学期末テストで追い詰められることになる、という系譜をしっかり引き継ぐ。ちなみに、「力うどん」を「職人さんが力を込めて作った力づくでこねたうどん」と回答、先生より「それは、うどんです」と真っ当なツッコミを受けたり、クラーク博士の名言を「少年よ、土地を抱け」と答え、先生より「大人になっちゃったのかな〜」と心配されたりした。
>天然ボケエピソードがいくつか明かされる(靴を左右逆に履いていたことがある、ロングスカートの下にパジャマを着たまま仕事に来たことがある、等)。
>お姉さんは乃木坂46

 

・YUIMETALさんの世を偲ぶ仮の姿は、水野由結さん。
>神奈川県出身。
>小学校5年生で「さくら学院」に参加(転入生)。
>「バトン部」(Twinklestars)、「重音部」に加入(後、「クッキング部」(ミニパティ)にも参加)。
>MOAMETALさんの世を偲ぶ仮の姿、菊地最愛さんと一緒に、「速報!神奈川県で最も売れているCD週間売上ランキング」コーナーに出演。
>某番組では、YUIMETALのキャラを守りきれず、タカアンドトシのツッコミを受ける。
>学期末テストではがんばる。

>プロデュース委員長就任。

>自慢は「ほっぺたがぷにっぷに」なこと。
>リアクションにタイムラグが生じるという噂がある。

 

・MOAMETALさんの世を偲ぶ仮の姿は、菊地最愛さん。
>愛知県名古屋市出身(……同郷じゃないですか……)。
>小学校5年生で「さくら学院」に参加(転入生)。
>「バトン部」(Twinklestars)、「重音部」に加入(後、「クッキング部」(ミニパティ)にも参加)。
>YUIMETALさんの世を偲ぶ仮の姿、水野由結さんと一緒に、「速報!神奈川県で最も売れているCD週間売上ランキング」コーナーに出演。
>中学校3年生のときは、生徒会長をつとめられる(そしてやはり、学期末テストで追い込まれる)。
>某番組で、アイドリング!の菊地亜美さんと共演したとき、「祖父母が北海道出身で、ひょっとして親戚じゃないですか?」と訊ね、「かわい〜」と抱きしめられながら「親戚じゃない」と否定される。
中元すず香さんの卒業式で号泣するシーンを見ておじさん感動(<お前かい)。

 

水野由結さんと菊地最愛さんは、「さくら学院」のオーディションで、可憐Girl’sの「Over The Futue」と披露したらしい。

 

・当初、SU-METALさんはツインテールだった。


・キツネさまが降臨されたのは、「メロイックサイン(※ロニー・ジェイムス・ディオで検索……ひょっとして、ロニーが間違って降臨しちゃったのかな……)をやって、と言われてやってみたらなんか違ってキツネさんになってしまった」のを、「まいっか」とそのままに採用されたため、だったらしい。


・YUIMETALさんとMOAMETALさんの担当している「スクリーム」は、日本語にすると「合いの手」。

 

うーん、まだまだレベル3くらいですねやっぱり……とにかく、40代のおっさんが貴重な時間を削って勉強した結果、

 

・「ぷにぷに」なのがYUIMETALさん
・口角上がっちゃうのがMOAMETALさん

 

ということで、無事区別がつくようになりました〜(パチパチ)。
もっと勉強しよう……。

 

『BABYMETAL LIVE LEGEND I, D, Z APOCALYPSE』BABYMETAL(その1)

基礎知識のないままBABYMETALのMETAL RESISTANCE最先端に突っ込んだ私ですが、

 

○こちら===>>>

若いときからヘッドバンギングしすぎちゃダメ - べにーのDoc Hack

 

↑2年ほど前にこんな記事を書いておりました。
BABYMETALに対する認識が甘い、という点には目をつぶっていただいて、結局心配していたのは「あたら若い女子がヘッドバンギングをやりすぎてはいけない」ということだったようで。
ヘヴィメタルとサブカルの親和性については、昔から思っていたので、何度も書くことでしょう。


さて、如何せん、全く基礎知識がなかったもので、とりあえず手に入る、一番古そうな音源(ブルーレイ)ということで、

 

 

↑『BABYMETAL LIVE LEGEND I, D, Z APOCALYPSE』を購入してみました。
三本のライブが一本のブルーレイに収録されています。
私、車載のDVDプレイヤーでライブDVDを流しているのですが、ブルーレイは見れないのです……ああ残念……というわけで、じっくり腰を据えて自室で見ることに。

まずは「LEGEND I」は、2012年10月6日……2012年?
えっと、5年前?
そんな時期からやっていらっしゃいましたか……これは失礼いたしました(?)。
場所は渋谷のO-EAST……あれ、いつからON AIR EASTでなくなったのか……ON AIR EAST時代に行ったことがありますね(大きさも変わっているのかしら)。
導入からナレーションでストーリーラインを説明してくれる、という親切仕様……アイドルさんのライブでは当然ですかね(あ、ウェンブリーのときもありましたが、英語だったもので……)。
なるほど、アイドルに支配された世界にメタルを復権するため、降臨したダークヒロインなんですね……うん、何というか、「伝統的」で素晴らしい
オープニングは「BABYMETAL DEATH」……あれ、まだこの時期は神バンドさんがいらっしゃらないのですね(無知)。
骨を着た人がバンドらしく振舞っています(?)。
そっか、カラオケか……最近のカラオケ(昔はテープっつってましたけどね)は音質も高いから、ダイナミズム的には気にならないのですが、低音がちょっとしんどいんですよねおっさんには……やっぱベードラは生でないと。
いたしかたないとはいえ、アリーナクラスのライブを観た後だと、カメラ位置が気になっちゃいますよね(苦慮してるんだろうなぁ)。
パフォーマンスは、ウェンブリーよりも激しいくらいかな、と思いました。
で、5年前の映像……YUIMETALさんとMOAMETALさんが、なんか、本当に小さいお嬢さんで……あんまり高校生以下のアイドルとか興味がなかったので……ますます、あんまりヘドバンしちゃだめだよ体もできてないのに……ってこの感情は、まさか母性本能というやつなのでしょうか(違う)。
「いいね!」から、「君とアニメが見たい〜」が「はっじまっるよ〜」と始まりました。
何だこの恐ろしい歌詞は……うら若い女子に歌わせる歌詞じゃないと思いますけども……でも疾走感溢れるスピードチューンで癖になる感じ(でも歌詞がね……/調べたところ、キバオブアキバという人たちの曲をカバーしているらしいです……シングルがあるのね)。
最後の歌い上げは、SU-METALさん素晴らしい。
「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」も初めて聴きますね……こりゃコールアンドレスポンス(合いの手か)がばちっと決まって盛り上がる曲ですね……やはり日本って、「合いの手」文化が強いのでしょうかね……いえ、和太鼓とか、歌舞伎とか……ジャズでもありますけどね、こんなきっちりしているのは、70年代アイドルファンたちが作り上げてきた遺産なのかもしれませんね……。
そうか、特にMCはないのか……だから映像で繋ぐのですね……どうもYUIMETALさんとMOAMETALさんは、ときどき「BLACK BABYMETAL」に変わってしまうようで、今回のきっかけはキツネ様が食べてはいけないと言っていた「チェケラッチョコ」……で、そこから「おねだり大作戦」という、これもまた初聴きの……ヒップホップ系なのね、チェケラッチョコだけに……あ〜破壊力満点ですなこれ。
今の時期しか歌えない、といいますか……間奏後の「買って!」の連呼(絶叫)がまた可愛いですねぇ……おじさん何でも買っちゃうよ(給料の範囲で)。
SU-METALさんがソロを取れるので、「BLACK BABYMETAL」というユニットでダンスのお二人もしっかり見せますよ、ということですね……どうもダークサイドに堕ちちゃったらしいので、それを救うためにSU-METALさんが命を燃やして「紅月」を歌う……お姉さんは大変ですね……。
「紅月」は、ギターイントロなんですね……ウェンブリーの音源しか知らないのでなんか新鮮、でもイントロにちょっとためが少ないですね(「アカツキだー!」も叫ばないんですね)。
次の「ド・キ・ド・キ☆モーニング」で退場……そうか、持ち曲がまだ少ない時期なんですね。
アンコール前の映像で、神の楽団が降臨することが告げられました。
ウェンブリーとは面子が違うようですね。
で、三人は、神の降臨したステージに戻ってこられて、「ヘドバンギャー!!」。
そうか、これが「ヘドバンギャー!!」か……なんてこった、超名曲じゃないですか……思っていたヘドバンと違っていた(横揺れ)のに驚きましたが、これならまだダメージは少ないかもしれんな……。
「いちごの夜」ってなんだろう……あ、尾崎か(納得)。
「もう二度と戻らない……」……「紅」ですか……いや、ところどころに入っているいろんなオマージュがまた面白いですね。
最近の細分化したメタルのことはとんとわからないので、こういうのは何かニヤッとします。
わー、サビ前でジャンプしているYUIMETALさんとMOAMETALさんがまあ可愛いですね……元気が詰まっているんだろうなぁ……。
ラストは「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。
「今以上、これ以上……」……え、「ワインレッドの心」?
あ、キツネさんのお告げが夢の中であった、ということなんですね……「かけっこ」!か、そうか、だからイントロのYUIMETALさんとMOAMETALさんは走っていたのですか……あ〜なんか、すっきりした(ウェンブリーは英語のナレーションだったから、今ひとつピンとこなかったもので)。
……ロン毛のお兄さんが出てくる夢ってのはどうなのかな……かなりやばいですね……。
おや、合間の振りがちょっと違いますね(間奏の最後で、SU-METALさんが二人の間に入るところで、ウェンブリーではどちらも前蹴りだったのですが、初期は蹴りとパンチだったよで)。
「いとしさと……せつなさと……」……いいのかしらね、それは……。
O-EAST、いいライブハウスですね。
を、次回予告ありですか……次は赤坂BLITZと……「LEGEND D」……「D」ってなんだろう……いやそもそも「I」も何なのか……「SU-METAL聖誕祭」


01 BABYMETAL DEATH
02 いいね!
03 君とアニメが見たい〜Answer for Animation With You
04 ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
05 おねだり大作戦
06 紅月 アカツキ
07 ド・キ・ド・キ☆モーニング
encore
08 ヘドバンギャー!!
09 イジメ、ダメ、ゼッタイ

 

とりあえず、「LEGEND I」の感想でした。
実はまだ、YUIMETALさんとMOAMETALさんの区別がついていません(だめじゃん)。