べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『綺譚の島』小島正樹

 

綺譚の島 (ミステリー・リーグ)

綺譚の島 (ミステリー・リーグ)

 

 

おっと、五年も前でしたか……『武家屋敷の殺人』で興味を持っての小島正樹氏体験第2弾。

いっとき、とある理由で「孤島もの」のミステリをちょっと漁ったことがありまして。

今のところ、『カレイドスコープ島』がよかったな〜という感じです。

設定としては、「愛知県の知多半島沖、篠島の近くにある「贄島」という小さな島で起こった怪異と殺人事件」を、海老原浩一という名探偵が解く、というものです。

この「愛知県」というのがまず引っかかりまして……地元か、と。

しかも、篠島の近く……伊勢湾には篠島日間賀島、というわりと大きな有人島がありまして、そのうちの日間賀島は、森博嗣『すべてがFになる』の舞台(のモデル)として知られています(……あれ、そうでもない?)。

そして篠島もミステリの餌食に……と思ったら、その近くにある、とされている架空の島が舞台だったので、うむ、惜しい……(何が?)。

といっても、トラベルミステリーな風情はあまりありませんので、地域性にそれほどの意味はない、と思いますが、私の読み込みが甘い可能性もありますので。

 

戦国時代の終わりに、贄島に四国の侍が流れ着きます。

島の人は拒否はしませんでしたが、そばにある小さな島に小屋を建てて、そこに侍たちを匿うことにしました。

時が流れ、侍の一人が贄島の網元の娘と恋仲になって、子を成してしまいます。

起こった網元は、侍たちを殺してしまいます。

そのときに、奇妙なことが起こっていたようです。

惨殺される前、酒宴に誘われた侍たちは「風もないのに木が揺れている」と口にし、港には何百匹の魚が死に浮かび、翌日に川が氾濫すると海が見たこともない赤い色に染まり、侍のあとを追って命を絶った網元の娘を土葬にすると、棺桶に入っていた鈴がなぜか鳴り響く……。

ちょっと時代は新しいですが、平家の落人伝説やら六部殺しの変形ですね。

で、このことで侍や網元の娘の祟りを恐れたらしい村人たちは、とある儀式を代々行なっていくこととなります。

その忌まわしい儀式を巡って……うむ、書けば書くほど、大横溝のような昭和のミステリの印象を受けますが、そこに島田荘司御大の物理トリックが加わって、さらに聞こえない音のように仕込ませた伏線が最後に効いてくる、と。

武家屋敷の殺人』でも紹介しましたが、自称「やりミス(やりすぎミステリ)」とおっしゃるだけあって、それほど長い長編ではない中に打ち込まれた謎と解決のガトリング、まだやるかまだやるか、と思わせる過剰な熱量にめまいがします。

というわけなので、これまたあまり書きすぎるとネタが割れますが……そうですね、『武家屋敷の殺人』のほうが新しいし、シリーズものではないので何とも言えませんが、『綺譚の島』のプロットより『武家屋敷の殺人』のプロットのほうが優れているとは思います。

ミステリとしての、ではなく、読み物としての、です。

重層的な、という意味では近いものがあるのですが、本作のプロットは本格ミステリの王道に乗りすぎている、といいますが、ちゃんとしているのに、謎が多すぎる、のです。

謎、トリック、パズル、叙述トリック、とにかく過剰なほど喜ぶ私のようなすれた本格読みは、お腹いっぱいで鼻血が出そうに嬉しいですが、何しろ人間ですので、読んでいる間に最初の方の謎を忘れちゃうんですよね……いや本当に申し訳ない(まあ、私が短編好きなせいかもしれませんが)。

現代とはいえ孤島もの、容疑者が減っていくばかりなのでサスペンスフルになりづらい。

ページをめくるドキドキ感、が謎の解体以外の部分にもないと、なかなか読み手はしんどいかな……まあ、そんな人は最初からこの本を手に取らないと思いますが……あれ、ということはこれは私の感想で……『武家屋敷の殺人」を先に読んでいたので、その比較をしてしまっているだけなのかもしれません。

あ、私は好きです「やりミス」。

ただ、惜しむらくは……そうですね、変なことを変なままで受け入れさせる、腕力のある文体ではない、というところかな……京極センセみたいな、ね。

 

……あ、今回も引用はなしで……下手に書いてネタバレして興を削いでもいけませんし……。

 

『怪盗ニック全仕事3』エドワード・D・ホック

 

 実はもう4巻が出ているのですが(無事出版されてよかった)、3巻です。

短編の名手ホックの生み出したキャラクターはたくさんいるそうですが、サム先生よりニックのほうが人気があるのかな……とにかく設定だけでしびれます。

怪盗、他人には値打ちのないものしか盗まない、しかし大抵その値打ちは共有されているのでそれを巡って事件が起こる、致し方なくニックが事件を解決する、というフォーマットの繰り返しなので、だんだん飽きてくる、と思われるかもしれませんが、そんなこと言ったら刑事ドラマもサスペンスも『水戸黄門』もそうなわけで、単発エピソード連続ドラマとしては抜群に面白いです。

このフォーマットのおかげで、読者は二つの謎、「値打ちはないけど盗みづらそうなものをどう盗むのか」と、そのとき起こる事件、を同時に味わうことができます。

そうですね……『まじっく快斗』の『コナン』寄りエピソードみたいなものでしょうか(意味不明)。

本作には14編が収められており、中には「ん〜」な盗み方だったりするものもありますが(そもそも怪盗なので、最終的にどんな方法でも盗んじゃうんです)、その奇想っぷりと俗っぽい事件、というのが怪盗という属性をも表しているようで興味深かったりします。

個人的には、ニックが日本にやってくる「駐日アメリカ大使の電話を盗め」が興味深いですね(ちょっと、日本に対する誤解というかイマジネーションが入っていますが)。

連続ドラマにしてほしいなぁ……短編の中に詰め込まれている、一発こっきりの盗み方や事件の謎、ちょっとしたアクション、グロリアとの関係、毎回といっていいほど登場する美女……ホックがどう思っていたのかはともかく、ドラマ映えするような気がします。

ただ、1時間は結構大変かも。

仮託、棚上げ、外部記憶

『神社を美少女に擬人化したゲーム「社にほへと」 リリース前に開発中止に』

(ねとらぼ、2017/9/11)

 

以下一部引用。

 

「DMM GAMESが、神社を美少女に擬人化したゲーム「社にほへと(やしろにほへと)」の開発中止を発表しました。事前登録中でしたが、今後の配信も事前登録も中止しています。

(略)

厳島神社伏見稲荷など、歴史ある神社が美少女キャラクター「社巫娘(しゃみこ)」となって戦うというゲーム。事前登録のおみくじでレアリティによってキャラに大吉から凶に割り振られている点に神社本庁が難色を示したことも報じられ、波紋を呼んでいました。」

 

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熱田も入れてあげてほしい - べにーのDoc Hack

 

↑過去にも取り上げた、神社擬人化ゲームの開発が中止されたそうです。

こりゃ多分日◯会議が暗躍した結果で、日本の右傾化がますます進んでいる……という陰謀論はともかく、さすがにいろいろまずかったのでしょうか。

私は、「これって、社殿の付喪神を美少女で描いているだけだから、別にいいんじゃないかなぁ……」と思っていたんですが、なるほどキャラに「大吉」とか「凶」とかってのは、ちょっと引くなぁ……「大凶」は「出雲大社」、「大吉」は「伊勢神宮」とかだったらねぇ……そういう神道的な話を持ち出すともう、いろいろと説明が大変……いっそ従三位とかって位階にするとかさ……だめだなそれも……。

まあ、プレイするつもりはなかったので、ニュース自体はどっちだっていいんですが。

 

最近、様々な災害、事件などの風化が言われており、「忘れるな」「忘れてはいけない」といった風潮に、正直しんどさを感じます……というのは、私がそんなにたくさんのことを覚えていられないから、なのですが(個人的な理由です)。

坂本真綾(様)の歌にもありますが、「人間は、忘れる生き物」なのです(わたしゃ稗田阿礼じゃないですから……あの人、多分サヴァンですよね)。

もちろん、だから「忘れるな」「忘れてはいけない」となるんですが、この矛盾を矛盾のままにしておけるのかどうか。

頑なに、「忘れるな」を唱え続けることだけが真っ当なのかな、と思います。

で、ですね。

ひょっとすると、「神」あるいは「神的存在」というのは、昔の人が発明した「外部記憶装置」だったのではないか、とふと考えました。

長く記憶しておくために便利なものは文字、ですがそれを自在に扱うって容易ではありません。

その次には過去を想起できる記念碑的な何か、でしょうか。

でもって、災害にしろ悲劇的な何かにしろ、それに「名前」を与え、できるだけ長く語り継ごうと思うと物語が付随したほうがいいわけで。

アニミズム的な神格がその地方地方に残っている、というのは、ある事柄を長く記憶しておくため、だとすると、記憶媒体が高度化されていない時代においてはかなり有効だったのではないでしょうか。

「人間は忘れる生き物」であることを自覚し、それでも長く保存しておきたい記憶である場合、それが人災であったとしても棚上げし、神的存在に仮託することで、風化を防ごうとした。

もちろん限界はありますが。

小さな祠、神的存在、付随する物語。

これらが地域の中で保存されてきたことで、数世代に渡って何かしらの記憶が受け継がれた。

神様には、そんな側面があったのかもしれない、と思いました(宗教学的に、すでに答えが出ている話かもしれないですけれども)。

何が言いたいのかというと……なんでしょう、「忘れることを恐れるくらいなら、神様にお預けしよう」、ということなのかな。

それが日本的な合理性だったのではないかな、と……今やVRとかで残せますからねぇ……そういう意味で神様の出番はなくなってしまったのかもしれないです。

 

 

 

◯元記事

nlab.itmedia.co.jp

『FRESH!マンデー』#14改め#12とか

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freshlive.tv

 

今週の『FRESH!マンデー』は、お久しぶりねの生放送。

なんとなくお久しぶりねの外ハネ新谷さんが日直、山出生徒会長、麻生教育委員長、吉田さんが登校しています(あと、森センセ)。

吉田さんは、学院日誌で新しいメガネを公開授業で公開すると宣言されており、前の眼鏡で顔笑ります。

吉田さん、また身長が伸びておられますかね……。

あら、山出会長、今日は髪をおろしていらっしゃいますな……こりゃまた際立つ南方系美少女(いや、九州のかたは、彫りの深い美形のかたが多いですよね……ウラヤマシ)。

さらっと森センセ紹介から、しゅたっと森センセ登場。

生放送が久しぶりということで、「みんな、声がでかすぎるな」(森センセ)

まずは席について、林間学校の振り返り……日直の挨拶をスルー……改めて新谷さん、なぜか訛りを忘れる、タイトルコールを忘れる、ブランク感……訛りどうしちゃったんでしょうね、「都会に染まっちゃったの?」(森センセ)

それぞれの言い訳ということで、麻生さんは「地獄のハンバーガー」に添えた紅生姜のあまりを、美味しくいただいたそうです。

「はっきり言って紅生姜消えちゃってたよ、他の調味料が強過ぎて」(森センセ)

そよかのさんは、30分くらいあやしい動きをしていたそうです(激辛調味料作りで)。

「辛くなかったんですよね。で、買ってきてもらって、辛子とわさびをだーって」(吉田さん)

山出会長は顔笑れ!委員長岡崎さんのフォローを……かなりばっさり切られていたようです……顔笑った顔笑れ!委員長……。

新谷さんは、山が大好きと言いながら、「そんなに活躍してないでしょ?」(森センセ)「山菜採りがあれば活躍できたんですよ」(新谷さん)

ロケ日を二日抑えていて、一日目は台風の予報でスルーしたら快晴、二日目は台風を避けたのにかなり雨が。

映像では降ってないように見えたのに、「30ミリくらい降ってたよね」「辛いの食ってるときにもうびっちょびちょ」(森センセ)

お化け役の男の子を野外で登場させるつもりが、雨のせいで屋内に、そして実は結構な感じで登場したらしいです、「窓から流し込んで」(山出さん)「それみんなシルエットで見えてて、全然怖くない」(森センセ)

画面ではわからなかったなあ。

吉田さんは、掴み取りで燃え尽きてその後「顔が死んでいるところがあります」(吉田さん)

父兄のみなさんは、再びロケに出られるようにがんがん……どこに働きかければいいのか……おたより機能があるので、それかな?

「今日も1時間突っ張って……顔笑っていきましょう」(森センセ)「突っ張って(笑)」(麻生さん)「ブランクブランク〜」(森センセ)

1時限目……の前に、またも号令、見事に訛る。

1時限目は「さくら学院夏の絵日記発表会!」。

麻生さんは夏祭りの射的の屋台で、並んだのにできなかったお話。

……結構な画伯感がありますな(射的の鉄砲が)。

しかし、屋台のあの(インチキ)景品が全部落ちる、なんてことがあるんですね……テキ屋さん大丈夫ですかね。

こりゃ、秋祭りで射的大会ですね。

山出さんは、田中さん、八木さんとの自主練。

「一瞬BABYMETAL感あるな!」(森センセ)、というわけでBABYMETALファンのみなさんも確認してくださいね。

ちゃおフェスで「アニマリズム」を披露するための自主練……美しい……参加したのは三人だけだったそうですけれども……。

「好感度上げやがってさっきから!」(森センセ)……いやいや山出会長の好感度はずっと高いですよ。

新谷さんは、実家の裏の川でメダカをとったそうです(たくさんとれるらしいです)。
こちらも結構な画伯感……「下にあるのはメロンパンですか?」(森センセ)「あ、いえ、ひまわりです……」(新谷さん)

吉田さんは、茶の湯体験。

なんだろう、このセレブ感……そして画伯感が……あれ、ない……「ちょっと、絵がちゃんとしててやだな」(森センセ)「えっと、(写真)見ながら描きました……」(吉田さん)

学んだことを聞かれて出てこない吉田さん……ああ、生放送だとSEがない……。

「もう、びっちりさ、夏休みはさくら学院のことを考えているのかと思ったけど、ほっとしたよ」「(コメントを見て)今日の森センうざい、を見つけてしまったよ……今の流れでなんでうざいのか」(森センセ)

 

休み時間は、フリータイムでお題トーク

「文化祭でやってみたいこと」「運動会の好きな種目は」「秋といえばこれが食べたい」。

中学生の文化祭って……あら、新谷さんどこかへ……あらお帰りなさい……中学生の文化祭って、思い出せないなぁ……ありましたっけ?

吉田さんはお化け屋敷をやってみたいそうですが、危険ですよお化け屋敷は。

一段上がっているところは、絶対に男子がスカートの中を覗こうとしてますからね!!……あれ、そんな思春期全開だったのは我々くらいですか……?

どうも山出会長は、中高一貫のようですよ。

運動会の話題……うちの中学校は、生徒数に比較して運動場が狭かったので、マジ陸上競技場を借りてやってましたな。

「台風の目」っていうのは、棒を持ってコーンを回ってくるやつですね。

鬼玉入れ」……先生がかごをしょって逃げ回るやつらしいです……そんな競技あったらぼっこぼこですよね、ぼっこぼこ

間が生まれ、「そろそろ森センセ来てもいいんですよ〜」(山出さん)「呼ぶんじゃないよ」(森センセ)

コメントで励まされて立ち直った森センセでしたが、「うざいはごちそうですから!」(森センセ)

さくら学院の運動会っていいですねぇ……鬼玉入れやりましょうよ、森センセがかごしょって」(山出さん)「やだよ!絶対俺にぶつけるパターンのやつじゃん!ロケとかイベントのたびに俺へこますのやめてくれよ」(森センセ)

二時限目は、「芸術の秋、”映画”について学ぼう」のコーナー。

例題で、麻生さんは『ライオンのなんとか』……答えは『君の名は。』なんですが……どうも『3月のライオン』と間違えたようで(神木隆之介先輩つながり、なのか)。
結構問題が難しいですよ。

「4DXとは?」という問題では、「夢の国とか」(山出さん)……あら、ネズミーランドは口にしちゃいけないんですかね。

山出さんは『マイ・インターン』がオススメ、麻生さんはちゃんと『君の名は。』を観ていたという……。

吉田さんの「〜やつ」が可愛らしい……麻生さんが「立体音響」を漢字で書けたのが素晴らしい。

「チャンプリンの名言「人生は、クローズアップで見ると◯◯、ロングショットで見ると◯◯」。

山出パイセン、ピンときたらしく、素晴らしい。

新谷さん、「近い・遠い」……「バカかなチャップリン」(森センセ)……クローズアップで撮られる新谷さん。

山出パイセン、かっこいいです。
オチの麻生さん、「違う切り口から、アホな答えでましたけど」(森センセ)……。

見事正解の山出さん、「どっかで聞いたことあるんですよ」(山出さん)、しっかりしていらっしゃいます。

高倉健さんが、『幸福の黄色いハンカチ』で、ごはんをおいしそうに食べるシーンのためにしていたこととは?」。

……どうもみなさん、『鉄道員(ぽっぽや)』公開時ですら生まれていらっしゃらない……『ブラックレイン』なんてもう……新谷さんが思う高倉健さんの代表作は「森小屋」……。

麻生さん、「一人で零ポイントだけど」(森センセ)「え?似てますか?」(麻生さん)高倉健さんには似てないよ!」(森センセ)

吉田さん、「全部に、おいしくなる粉をかけた」という、ヤバめの答え。

吉田さんは、明太子のふりかけがお好みのようです。

新谷さんの答えは「クローズアップで見ると悲劇ですね」(森センセ)

この役作りは、中学生には無理かな……大根おろしはあんまり意味がない……」(麻生さん)、そりゃそうですね。

マリリン・モンローが自分を魅力的に見せるためにしていた仕掛けは?」。

山出さんは「どっちだろ?」とかっこいいところを見せますね……そうか、校則に登場しますかモンローさん。

新谷さん、持ち上げられておいて、どん、と落とされる素敵なパターン。

「今日抜かれてますよ、アップで!」(森センセ)

山出さんは自信満々でしたが、結果不正解、と……。

 

映画、の流れから、麻生さんの課題「映画『くちびるに歌を』のセリフを全部覚える」の披露〜。

放送当日に、映画の中のどの部分をやるのか知らされたそうです。

藤平さんの課題撃沈、八木さんは仕上げてきて、「お腹痛くなってきた」(麻生さん)

この映画は存じ上げなかったなぁ……。

麻生さんの課題披露、とても堂々とされていて(一人三役!)、素晴らしかったと思います(ので是非ご覧くださいね〜)。

是非とも来年度はまた舞台をやってほしいです。

「なにこれ、『FRESH!マンデー』じゃないみたい……」(森センセ)「すっごい……コンタクトとれそうでした」(新谷さん)、もう大絶賛です(?)。

「あ〜、もうめっちゃ開放感!」(麻生さん)……素晴らしい。

クイズはだめでも演技はハナマル。

「ちなみに、先生のスマフォ、充電切れました」(森センセ)……どうやら新谷さんと山出さんは、それを解除するためにうごめいていたようです。

「40歳超えたおじさんが、参考に見て号泣しちゃった」映画らしいので、おじさんも観てみようか……。

告知は、公開授業「大道芸の授業」、10月のライブ(いろんなことをするそうですよ!)、11月の学院祭、さらに林間学校のフォトブック発売のお知らせ(アスマートでどうぞ)。

さらに、山出さんは、「TOKYO CALLING」という音楽イベントに、オープニングアクトとして出演されるそうです(……すごいなぁ……)。

『FRESH!マンデー』来週は、公開授業と被っているので、「#1〜#7の振り返り」が放送されるそうです〜。

ラストでも訛らない新谷さん……。

振り返り映像もちらっと流れましたが、そうか、伝説の「ナムル」「アイヌランド」がまた観られるのか……。

 

◯こちら===>>>

www.sakuragakuin.jp

 

オフィシャルHPや職員室ツイッターもチェックしていただきまして……いやステマじゃないですよ(金もらってないし)……ところで、新曲は?

あれ、毎年このくらいには情報が……くるものじゃないんですか?

ライブまで引っ張りますか?

それならそれで!

あ〜、今年度の卒業曲はひょっとして、山出会長作詞作曲だったりするんでしょうか……そりゃすげえ……。

 

で、THE ONEからのメールを事前にチェックできなかったもので、「5大キツネ祭り」のグッズ販売スタートが『FRESH!マンデー』配信時間とだだ被り……あとで確認したらもうソールドアウトでした……。

さあ、今週も顔笑りますか……残業しないとおわんないだろうなぁ仕事……。

最近の音楽系

さくら学院のライブチケットが幸運にも当たってしまい、坂本真綾(様)のファンクラブイベントと天秤にかけて、泣く泣く(泣)さくら学院を選んだ、もはやファンと言ってもいいのかどうかわからないおっさんです。

20数年にわたるファン歴で、仕事以外の理由で、イベントをすっぽかすなどと……裏切り者です。

 

The best covers of DREAMS COME TRUE ドリウタVol.1

The best covers of DREAMS COME TRUE ドリウタVol.1

 

 とはいえ、もちろん購入しておりますよ『ドリウタVol.1』。

私世代にとってのドリカムは、「決戦は金曜日」「未来予想図II」とか、その辺りなのですが……ええ、ぴんときません。

何しろ、ドリカム全盛期ってすでにメタルキッズでしたし、その後は菅野よう子坂本真綾(様)にどっぷりですから……好きとか嫌いとかじゃなくて、ぴんとこない。

もちろん坂本真綾(様)がカバーされている「三日月」も知りませんでした……これは、どのくらいマイナーなんでしょう(他の曲は結構知っていたもので)。

チャゲ&飛鳥でいうと(なぜチャゲアス?)、「BIG TREE」くらいのマイナーさですか?

まあ、ともかく……時々こうやって、カバーなんかをされる坂本真綾(様)ですが、この曲はどこかで語っておられましたが、ご家族に大変なことがあった時期と重なっておられたようで(そのときのお父様のお言葉がまた……)。

『Roots of SSW』ツアーのとき、自虐的におっしゃっておられた、「暗い、低い曲を好んで書く」みたいなイメージでしょうか。

いや、原曲を知らないもので、一聴して坂本真綾(様)の新曲かと言われても不思議でないくらい、お声とイメージがマッチしていらっしゃいます。

こうして、新しい曲でお声を拝聴すると、「ああ、やっぱ無人島に持って行くなら坂本真綾(様)だな」と改めて思います。

際立った特徴がない、ナチュラル、それでいて力強く。

普通のことを、当たり前に歌うことができて、だからこそ冷ややかに心を突き刺し、聴き終えた後に残る余韻の暖かさが冬の日の日差しのよう。

激情を覚える歌がないわけではないし、熱い曲もたくさんあるのですが、まして私はキャッチーな音楽大好きで、バラード至上主義でもないのに……いつもこの方のゆるやかな歌には、糸が切れる瞬間の力強さと儚さを感じます。

「ポケットを空にして」「風が吹く日」の頃から、どこか後ろ向きな前向きさを覚悟しておられるようで、それがまた痛々しくもなく、かくあれ、と言われているように思ってしまいます。

そういえば、『矢野フェス』で、秦基博さんとカバーした、荒井由実さんの「晩夏」も、こういった趣でしたね……いや、あれを生で聴けたのは本当によかった……。

 

◯こちら===>>>

坂本真綾 オフィシャルグッズの通販

 

というわけで、3年ぶり(?!)、待ちわびていた(はず)のファンクラブイベントのグッズ発売のお知らせも出ています(旧譜購入でポスターももらえるそうですよ〜……私はたいていのポスターは持ってるからなぁ……ああ店舗宣伝用でプレゼントになってないのは持ってないですが)。

 

 

雨のち感情論(LIVE盤)(DVD付)(スマプラ対応)

雨のち感情論(LIVE盤)(DVD付)(スマプラ対応)

 

 ……BABYMETALさんといい、和楽器バンドさんといい、最近の私は売れっ子さんにはまっているなぁ……マイナーな人たちに食いついている暇がないというか……。

初のシングルCD、『雨のち感情論』を購入。

特典商法にはうんざり、って感じですが……まあ誰でもやってることだしな……LIVE盤を選択、映像は「雨のち感情論」「ワタシ・至上主義」のライブ映像(2017/7/21)です。

「雨のち感情論」は、まっすぐなスピードポップロックで、そうですね……個人的にはですが、「地球最後の告白を」とか「Perfect Blue」のようなイメージです。

「地球最後の告白を」なんて人生で10指に入りそうな最強のスピードポップだと思っていますけれども、そのイメージを「Perfect Blue」とこの曲で払拭しちゃいそうな勢いがありますね。

LIVE映像で見るとまたいいです。

カップリングの「月に叫ぶ夜」は、一転ヘヴィなリフがうねってゴリゴリくるミドルチューンで、ダークですねぇ。

黒流さんが書いているからではないと思いますが、和太鼓効いてます。

展開はプログレというか、シンフォニックメタルを和楽器でやるとこんな感じ……「Strong Fate」に通じるものがあります……和音階のマイナー加減からすると、こっちのほうが海外への訴求力はあるかもしれないです。

「ワタシ・至上主義」の映像では、踊る町屋さんと神永さんに注目でっす。

あ、ちなみにトレカは山葵さんでした(イェイ)。

 

SAGA

SAGA

 

 で、ここんところずっと部屋で流していたのはC4でした。

私、C4の成り立ちとかもろもろ一切存じ上げないので、純粋に日本のハードロックとして楽しんでおります。

もう、なんでしょう、心地よい……それしかないってくらいです。

10代でこれを聴いていたら、人生変わったかもなぁ……どう変わったのかはわかりませんが(?)。

繰り返し聴いているのですが、もうちょっとじっくり聴いてみようっと。

 

BABYMETALさんから始まった、メタル振り返ろう年間も半ばを過ぎ、さすがにちょっと落ち着いてきました(ああ、でもシニックほしい……)。

結局、「メタル、かっこいい」なのになぜか最近は「さくら学院サイコー!」になってきておりまして……そういう意味でもさくら学院さんの新曲が待ち遠しい日々……2016年度のアルバムとか、2016年度学院祭の映像とか、最高ですよね……今年度の楽しみの一つは、やっぱり山出会長の弾き語りタイムですよね……ありますよね?……ないのかな……。