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べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

ナンセンスですらない

経産省前に「呪殺」の幟ひるがえる 祈祷僧団「JKS47」に霞が関騒然』

J-CASTニュース 2015/8/28)

 

以下一部引用。

 

 2015年8月27日午後3時。東京・霞が関経済産業省庁舎前には、読経の音が高らかに響いていた。黒地に白抜きで「呪殺」と書かれた幟の前で、数人の仏僧が祈祷を行っていた。

「呪殺祈祷僧団四十七士(JKS47)」なる仏教集団が、脱原発戦争法案反対を目的に掲げ、「呪殺」祈祷会を開催していたのだ。

 

(略)

 

この呪殺祈祷会のルーツは、公害問題の深刻化していた1970年に活動していた「公害企業主呪殺祈祷僧団」にある。汚染物質を垂れ流す工場・企業の経営者を、密教の呪術によって地獄に連行すると宣言した仏教集団で、総勢8名の団員が全国を巡り、工場主を呪い殺すべく祈祷していたという。

同団体の「再結成」を宣言し、今回の祈祷会を開催したJKS47は、「安倍政権退陣」「売国奴に死者の裁きを」などといった言葉が躍るビラを配布していた。となると、祈祷の目的はやはり現政権を「呪殺」することにあるのだろうか。

 

 しかし、J-CASTニュースの取材に応じた同団体の中心僧侶の1人によれば、

 

「呪殺とは、殺人ではありません。神仏や死者の裁きを祈念し、他者や我々自身の煩悩を滅殺することを指します。ですので、特定の団体や個人を指して呪殺祈祷を行っているわけではありません」

 

という。同氏はあわせて、

 

「『呪』という字は『祈る』という意味で使っています」

 

とも語った。

 

(略)

 

今回の「再結成」の発起人は、日蓮宗本國寺の住職で、劇作家の肩書も持つ上杉清文さん。僧団員の数は忠臣蔵にちなんだ47人を目標としているが、現在のところ参加している僧侶は7人。今後も同様の活動を続けることを明言しており、その中で名前通りの人数を目指すとのことだ。

 

上杉さんの友人であり、呪殺祈祷にもサックスで参加した編集者・エッセイストの末井昭さんは、

 

「通常のデモだけじゃなく、このように少し変わった形でアピールした方が、見る人もギクッっとする。JKS47という略称とか、ちょっとキャッチーでお茶目な部分もあるけど、本物のお坊さんがやっているから、全部が全部ふざけているわけじゃない。その塩梅が絶妙だと思う」 

 

と語った。

 

 

「『呪』という字は『祈る』という意味で使っています」……使うのは勝手ですが。

「呪」は、基本的には「言葉」を必要とします(あるいは、「言葉」そのものです)。

自分の敵対者(それが自分自身である場合も含めて)を、「言葉」でどうにかしようとすることです。

その際に、神仏などの超越的存在の力を借りる場合があります。

「祈り」は「呪」の上位概念と言ってもいいです。

何かに「祈りを捧げる」ことがありますが、一方で「何に対してなのかはわからないけれど、祈る」こともあり得ます。

しかし、「呪」には対象が必要です。

「何かを呪う」ことが前提なのです。

 

 

というのが、私の解釈です。

 

 

「神仏や死者の裁きを祈念し、他者や我々自身の煩悩を滅殺する」のが「呪殺」だとして、脱原発戦争法案反対を目的に掲げ」るのはなぜなのでしょう?

言質を取られるのを避けているように思いますが、素直に「現政権を呪い殺す」と言ったほうがいいと思いますけど。

安倍政権を引きずりおろせ!」と言っているのと同じでしょう?

 

 

「その塩梅が絶妙だと思う」……申し訳ないですが、そこは茶化してはいけない部分だと思います。

まず、今更AKB48ってところでセンスがない、と思われます。

赤穂義士を持ち出すセンスもどうなのよ、と。

この時点で、サブカル崩れとしか思われない、とわかりませんかね……ナンセンスですらなく、もはや鳥肌実先輩の右翼漫談と同じレベルにしか思えないんですが。

真剣にやっていらっしゃるとは思うのですが、だからこそ愚直でいい、と私なんかが思うのは、昭和の人間だからなんですかねぇ……。

 

 

(元記事)

www.j-cast.com