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べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

表紙を整形する技術

『「表紙だけ替え専門書出版」韓国で教授ら184人起訴』

朝日新聞デジタル 2015/12/14)

 

以下一部引用。

 

 

「同地検によると、国内110の大学で182人の大学教授を摘発。海外留学中の3人を除く179人を起訴した。出版に協力した4出版社の社員5人も起訴した。

出版された38冊は、いずれも中身は原書とそっくり。表紙のデザインや題名を替えた本が多く、共著者の名前だけを替えた本もあった。原著者には「共著者の名前変更による新たな出版機会や印税収入の確保」、新著者には「研究実績や学問的な権威の獲得」、出版社には「在庫処分や教材の販売機会の確保」という、三者三様の利益があったという。

同地検は起訴内容と被告らの名前を、所属する各大学に通報し、教育界の悪習慣の一掃を促す方針だ。」

 

 

「いずれも中身は原書とそっくり。表紙のデザインや題名を替えた本が多く、共著者の名前だけを替えた本もあった。」……あれ、最初は「とんでもない話だ」と思ったんですが、よく記事を読んでみたら、どこに問題があるのかわからなくなってきました。

自分の出した本を、再出版するときにちょっといじって、っていうことはさして珍しい話ではないと思うんですが……あ、しっかり読んでいなかった。

 

「原著者には「共著者の名前変更による新たな出版機会や印税収入の確保」、新著者には「研究実績や学問的な権威の獲得」、出版社には「在庫処分や教材の販売機会の確保」」

……ん?

ここで言われている「新著者」というのが、「原著者が名前変更した、新しい共著者」ということなんでしょうか。

その「新著者」は実際には書いていないのに書いたことになって、「研究実績や学問的な権威の獲得」できるってわけですか……ああ、まぁ、なんとか理解しました。

あちらの国では整形がごく当たり前に行われる行為のようで(日本でもそうかもしれませんけれど、忌避感が強い人たちもいるでしょう)。

顔を変えちゃうくらいなんですから、本の表紙を変えるくらいなんてことはない、という理解でよろしいか?(<いや、あんまりよくないのでは?)

学者の世界でも、資料がないから捏造したり、ありもしない実験を成功したように見せたり、見つかってもいないSTAP細胞が見つかったと言ってみたり、いろいろあるようで。

見出しが面白いから拾ってみたんですが、内容はそうでもない記事でした(いや、とんでもない話ではありますけれど)。

 

 

私、STAP細胞が、あの人だけには「見えた」んだと思うんですよね……残念ながら、他の人には見えなかっただけで。

それを幻と呼ぶならきっとそうなんでしょうが、彼女の視覚には見えてしまう何かがあるんだ、と思っています。

研究者には向いていませんね、残念ながら。

 

 

 

(元記事)

www.asahi.com