- アーティスト: United Future Organization,Mikio Endo
- 出版社/メーカー: Polygram Records
- 発売日: 1997/06/24
- メディア: CD
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いやあ、20年前かぁ……。
あっちのUFO(というのは、シェンカーさんの方です)ではないUFO、United Future Organizationの3rdアルバムです。
私にはジャンルがよくわかりませんが、メンバーのみなさんはもともとDJで、wikipediaによれば「ジャズを選曲するDJのパイオニア」なのだそうです。
クラブミュージックにほとんど興味のない私なもので(ライブ……というのもおかしいですが、「その場にいる」感が重要なのだと思うので、実際にクラブに行かない私にはさっぱり縁がないのです)、それがどれだけすごいのかよくわかりません。
大学の友人に勧められて(当時は「アシッド・ジャズ」だって言われたかなぁ)買ってみて、単純にアルバムとして心地よいので今でもちょくちょく聴いています。
2曲目の「The Planet Plan」が、トム・クルーズ主演の人気作『ミッション・インポッシブル』第1作のテーマを依頼されながら結局流れちゃったので、その要素を残しながらオリジナルメロディをぶち込んだ、非常にイカした感じの曲になっています。
あの頃は、『カウボーイ・ビバップ』の余韻がまだ消えない頃でしたので、そこともひも付けられて印象に残っているのかな、個人的には(私は、ジャズといったらピアノトリオ、という人間なものですから……といってもあんまり聴きませんけれど、ビル・エヴァンズ以外)。
他にもボーカル曲が結構多くて、改めて聴いてみると、サントラっぽくていいアルバムだなぁ……。
大学に入る前に昭和歌謡(というか小島麻由美姐さんに)、そしてユーロロックに、入った頃にジャズに、それぞれちょっとだけ傾倒した頃から、好きな音楽ジャンルが広がったような気がしています。
そういう意味では、私にとっては新ジャンルで、出会えてありがとう、な一枚です。
それ以降開拓していないので、そっち方面も攻めたいのですがね……。