最近プロレス見てないなぁ……SWGPくらいかな……。
というわけで、ミスター高橋といえば、いわずとしれた新日本プロレスの名物レスラー、しゃべっちゃいけないようなことも遠慮なしでしゃべったりしちゃうお人。
プロレス全盛期のことってそういえばよく知らないな……と思いつつ、悪役レスラーといえばブッチャー、ザ・シーク、タイガー・ジェット・シンくらいしか思いつかない残念なプロレスファンとして、これは読んでおかねばと思ったらしいです。
とにかく悪役レスラー、というか外国人レスラーがたくさん登場する、というだけでも面白い。
アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ辺りの超人気者から、昭和〜平成世代には伝説でしかないフレッド・ブラッシー、ダスティ・ローデス、ビル・ロビンソン、トニー・セントクレア、バッドニュース・アレン、まったく知らないアナコンダとか……ミスター高橋の歯に衣着せぬ(そして、ブックのこととかアングルのこととか普通に話しちゃう)口調というか文体が心地よいのです(そこに、プロレス愛が満載されているのです)。
個人的には、一時期からルチャ・リブレ(メキシカンプロレス)の歴史を追いたいと思っているのですが、ドクトル・ルチャが分厚い本でも出してくれたらなぁ……1冊ルチャの歴史っぽい本を見つけたのですが、英語で……しかも高い……なんでメキシコでプロレスがあんな感じになっていったのか、それを知りたい、と思ったりしています。
がんばって、ドクトル・ルチャ!