(ねとらぼ 2015/7/15)
以下一部引用。
「NHK広報部は取材に対し、「独自の編集・編成判断に基いて国会中継している。その際、国民的な関心が高い重要案件を扱う委員会の質疑であることや、各会派が一致して委員会の開催に合意することなどを適宜、総合的に判断している」と説明。「国民的な関心が高かったのでは?」とあらためて問うと、「それ以上のコメントはできない」との回答でした。」
国営放送として、政府の意向に従うのは、ある意味で正しい姿なのですが(もし、今回の件で、政府の意向とやらが本当にあればの話です)。
「国民的な関心が高い」ことを報道しない、なんて別にどのメディアでもあるでしょう。
比べてもしかたがないことですが。
国会議員は少なくとも選挙を通じて国民から選ばれ、次の選挙では落選させることができます。
一方マスメディアは、さも国民の声や関心を代表しているような顔をしていますが、本質はすでに企業ですから、我々が倒産に追い込むことは難しいです(スポンサーへの不買運動やら何やら、方法はあったとしても簡単ではないでしょう)。
そして、マスメディアのみなさんには、「報道の自由」があります。
「報道(しないことも含めて)の自由」。
素晴らしい(白目)。
情報は力であり、それを自由に扱えるのであれば、もはやそれはジャーナリズムではなく権力者です。
どっかの新聞は、自作自演でサンゴに「KY」って落書きして、さもそれを発見したという顔で報道していましたよね。
素晴らしい(薄目)。
「報道(する内容は捏造してもバレなきゃいい)の自由」。
ジャーナリズムは、どうやって責任を取るんですか?
(元記事)