『韓国軍「北が地雷埋設」 拡声器の政治宣伝を再開』
（産経ニュース 2015/8/11）
以下一部引用。
「韓国北部・京畿道坡州（パジュ）市の南北軍事境界線に接する韓国側の非武装地帯（ＤＭＺ）で４日に地雷が爆発し、韓国軍兵士２人が重傷を負う事件があり、原因を調べていた韓国軍は１０日、北朝鮮軍が侵入し埋設した地雷による爆発だったと発表した。韓国側は同日、報復措置として、軍事境界線沿いの２カ所で拡声器による政治宣伝放送を約１１年ぶりに再開、軍事境界線付近で南北間の緊張が高まっている。
（略）
地雷の爆発が発生したのは４日午前。報道によると、軍事境界線から南側に約４４０メートル入った地点で地雷２個が爆発し、パトロールしていた韓国軍兵士が両脚を切断する重傷を負った。同兵士を搬送する際にも地雷が爆発し、他の兵士１人が足の一部を失った。
韓国軍、国連軍の合同チームが調査した結果、木箱に入った北朝鮮製の地雷であることが判明。洪水などで北朝鮮側から地雷が流れ着くような場所ではなく、北朝鮮側が７月下旬以降に侵入し埋設した可能性が高いとみられている。」
北朝鮮情勢を報道しているらしいデイリーNKジャパンには、
↑という記事がありました。
「朝鮮戦争」は未だ休戦中だ、ということを思い出させるニュースがときどきありますね。
痛ましい事故、と言えばいいのか……とにかく命が無事であればよかったですが、両脚を失った人もいらっしゃるので何もよいことはなく……。
これで戦端が再度開く、なんてことはないとは思いますが、そんなことわかりませんからね。
ところで、記事の内容を整理すると、
２）韓国軍兵士が、それを踏んで足を吹き飛ばされる（救出に当たった兵士も負傷）
３）韓国側の監視カメラの映像（地雷が爆発するところ）が公開される
という流れのようなんですが。
「監視カメラ」で「地雷が爆発するところ」が撮影されていたのなら、「北朝鮮が侵入して地雷が敷設されたところ」も映っているんでしょうか？
映っていなければ、監視カメラの精度に疑問がわきますし。
映っていれば、韓国軍の警戒態勢に疑問がわきます（侵入しているところが映っていたから調査に出て、地雷を踏んだ、ということなんでしょうか）。
いずれにしても、半島がきな臭いと危険を感じます。
（元記事）
