(朝日新聞デジタル 2015/8/11)
以下一部引用。
「茨城県護国神社(水戸市)が境内で開いたライブをめぐって、県遺族連合会が宮司の退任を要求している。半裸の男女の出演が「戦没者に失礼だ」と反発。だが宮司は退任要求に応じておらず、県遺族連合会が、神社の行事に参加しないよう市町村遺族会に呼びかける異例の事態となっている。
県護国神社によると、ライブは、若者に神社への関心を持ってもらおうと4月に開いた。本殿前の石畳をステージに7組のアーティストが参加。うち1組が全身を金色に塗った半裸の男女で、ダンスパフォーマンスを披露したという。
県遺族連合会によると、ライブを見た参拝者から連絡を受け、役員で協議した結果、「まつられた戦没者に失礼だ」などとして、ライブ開催を認めた佐藤昭典宮司(70)の退任を求める嘆願書を5月に神社に出した。神社側はライブの内容を反省したものの、宮司退任の意思を示さなかった。
(略)
佐藤宮司は朝日新聞の取材に対し「ライブ前に出演者全員で祈禱(きとう)をし、英霊に誠意を示して開いたつもりだった。事前にライブの内容を細かくチェックせず、見抜けなかったのは大変申し訳ない。遺族連合会とは時間をかけて解決の道筋を探りたい」と話している。今後はライブ開催の可否も含めて見直しを検討するという。」
「ライブ前に出演者全員で祈禱(きとう)をし、英霊に誠意を示して開いた」のであれば、問題ないと私は思います。
天岩戸の前で、女陰露わに踊りまくった「天鈿女命」をご存じないのか。
神社の、「若者に神社への関心を持ってもらおう」という思いを、遺族連合会のみなさんはどう思っていらっしゃるんでしょう。
遺族のみなさんがいなくなったら、英霊を慰めるのは地域の人たちでしょうに。
それに、若くして亡くなった英霊のみなさまは、「自分たちの子孫がそうならないように」と見守っていてくださるわけです。
若者が青春を謳歌する姿を見ていただき、一時ともに楽しんでいただくのが、一番の慰めになるのではないでしょうか。
縁日でナンパだのスカウトだのはだめですけどね。
(元記事)