『中国・四川省 男性が釣り上げた謎の物体、専門家「伝説の太歳か」』
(新華ニュース 2015/9/30)
以下引用。
「29日、四川省成都市金堂江源村9組の庭に大勢の村民が集まり、近くの沱江で釣り上げられた謎の物体に見入っていた。この物体は薄黄色に黒い斑点があり、長さ約30cmの透明の尻尾のようなものがある。直径は約20cm、重さは約5kgだ。
四川大学生命科学学院微生物学の孫群教授は「写真から見て、伝説的に知られている太歳である可能性が高いが、遺伝子検査をしてみないと確定できない。太歳は粘菌の1種で、栄養が豊かな所で生息する。この謎の物体が発見された水域には微量元素、炭水化物とビタミンが豊富に含まれていると思われる」と語った。」
「太歳」というのは、木星のこと、だと思っていたら、その鏡像となる仮想の星だそうです(wikipedia)。
今は粘菌(変形菌)の一種とされていますが、昔は「何だかよくわからないけれど、ぷるぷるした肉の塊」で、例えば京極夏彦氏が扱っていることからもわかるように、妖怪の一種と考えられていました。
一説に、太歳星のある方角の地面に埋まっているとか、太歳星の精(化身)だとかなんとか。
どうやら大陸の人は、こいつを食ったらしく。
さすが、「椅子と机以外の四つ足のものはなんでも食べてみる」人たちの子孫です。
(元記事)