『受賞で9条に光を 9日、ノーベル平和賞』
(中日新聞プラス 2015/10/8)
以下引用。
「九日に発表されるノーベル平和賞で、相模原市の市民団体が推薦した「憲法九条を保持している日本国民」が昨年に続き、候補に入っている。取り組みを発案した主婦鷹巣(たかす)直美さん(38)らはこの一年、安全保障関連法を止めることが受賞につながるとの思いで活動してきた。安保法をめぐる議論で平和憲法の意義が再び問い直される中、「平和賞の受賞で九条に光が当たってほしい」と話す。」
憲法第9条のおかげで日本が平和だった、ということは、ある側面では正しいかもしれません。
それを否定するつもりはないんですが、それが世界の平和に何か貢献してきたのか、というと疑問です。
なぜ他の国には、憲法第9条と同じものがないのか、という問いに、どうやって答えるのでしょうか。
日本の行いが、他の国の手本とならないのはなぜでしょうか。
そのあたりを考えたほうがいいのではないかと思います。
「安全保障関連法を止めることが受賞につながるとの思いで活動してきた。」
↑なんかこれって、変じゃないですか?
これだと、ノーベル平和賞がほしいから安保法案改正に反対している、と読めてしまいますけど。
ノーベル平和賞ってそんなに重要ですかね……賞としては恣意的すぎると思います。
(元記事)