10/10は「ひさまつり」〜。
というわけで、なんと久正人先生の新刊が、三巻同時発売という、大丈夫なのか久先生な月なのです。
まずは、アニメにもなりました『ノブナガン』最終巻。
世間にいろいろと、偉人バトルものがありますが、『ノブナガン』はほぼ『仮面ライダーゴースト』です(嘘)。
というのはともかく、「ああ、ちゃんと終わったなぁ……」という素敵な気持ち。
なかなか、こうやって終わらせられる漫画家さんはいないんじゃないかなと。
遠大な連載作品でもなく、打ち切りでもなく。
こうやって「ちゃんと終わった」作品って、いいですよね。
最終的にとんでもないスケールになりましたけれども。
よかったよかった。
一方、人外超常ハードボイルド『エリア51』は……をを11巻?
いつのまにやら、遠いところまできました。
世界中に溢れる様々な伝承物(都市伝説含む)が集められた「エリア51」で探偵稼業に勤しむマッコイ(人間)とキシロー(カッパ)のお話。
結構な割合で神様がおっ死ぬので、外の世界ではどうなっちゃってるのかが心配です。
いないと思っていたクトゥルー関係の人も、いたりいなかったりします。
よくこんなプロット思いつくな、といつも思います。
そして、『ジャバウォッキー』が『ジャバウォッキー1914』になって帰ってきましたよ〜!!(パチパチパチ)
人間対恐竜の戦いが、今度は第一次大戦期に舞台を移して始まります。
歴史にねじ込まれる奇想が毎回素敵なのです。
こういうのをやってみたいんですけど、知識がないとねぇ……。
『ジャバウォッキー』も新装版が出ているので、今こそ!!
あとは、
追悼・烈海王、ということで。
それから、
ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖 1 (ビッグコミックス)
- 作者: 星野泰視,アガサクリスティー
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: コミック
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『ABC殺人事件』を、日本を舞台に翻案する、という黒岩涙香ばりの作品。
星野先生は『哲也』以降どうなっちゃうんだろう、と思っていたんですが、この独特の画風が結構好きだったりします。
原作は読んでいるのに……でも20年近く前か……クリスティは多作すぎて、ポアロものの代表作しか読んでないんですよね……。