『「リアル」政治に踏み出す共産 接近する志位氏と小沢氏』
(朝日新聞デジタル 2015/12/24)
以下一部引用。
「志位は中央委総会で、演説での「約束」を具体化した構想を示す。安保法の廃止を実現させるため他の野党と連立を組む「国民連合政府」だ。共闘を実現させるため、日米安保の破棄や将来的な天皇制の廃止といった他党が受け入れられない政策を棚上げした。
天皇陛下が臨席するため、従来は「戦前の議会の儀式を引き継ぐもので憲法から逸脱する」との理由で欠席していた国会開会式に来年は出席することも24日に発表する。志位は言う。
「我々はウルトラリアリストになった」
「リアル」な政治に踏み出した志位が水面下で会談を重ねていた人物がいる。小沢一郎だ。率いる生活の党と山本太郎となかまたちは衆参計5議席にすぎないが、巨大与党に対抗する策を練っていた。」
左翼の行き着く先が共産主義しかない、と思われている時点でもう負けでしょう。
党名変えたって無理だと思いますし、
「生活の党と山本太郎となかまたち」
こんな党名容認するような人と、ねぇ……。
ま、それはいいんですが(よくないのか)。
何かを棚上げしてでも現実に直面しよう、というのは悪いことではないです(改正安保法案潰しだけで一致するなんて、野合以外の何でもないですけれど)。
それもいいんですが。
個人的にツボだったのが、
「「我々はウルトラリアリストになった」」
という発言でした。
志位さん、東大出身で頭よろしいはずなのに。
「ウルトラリアリスト」って、「リアリストを超えている」って意味ですよ?
「ウルトラモンタニスト」って知ってます?(そんなマイナーなもの知らんか)。
「ウルトラマン」って、「人間を超えている」ってことでしょ?
それ、もう「人間じゃない」ですから。
美術的にいったら「超現実主義(シュールレアリスム)」。
全然リアルじゃないじゃん。
(笑)。
(元記事)