『宮崎謙介議員の不倫疑惑とは?本人は報道陣をダッシュで振り切り逃走』
(ザ・ハフィントンポスト 2016/2/11)
以下一部引用。
「2月10日発売の『週刊文春』は「臨月の妻・金子恵美議員を裏切る”ゲス不倫密会”撮!」とする記事を、写真入りで報じた。妻・金子恵美衆院議員(自民、新潟4区)の出産に伴い、育児休暇の取得を希望して、「イクメン議員」として話題になっていた宮崎氏が、金子議員が出産する6日前の1月30日から31日にかけて、京都市伏見区の自宅に女性グラビアタレントを泊めていたとしている。」
「ザ・ハフィントンポスト」の「ハフィントン」ってよく考えたらなんだろう、と思って調べたら、人の名前でした。
日本語版は朝日新聞と協働なんですね。
産経新聞ばっかでもなんなので、朝日新聞の記事を見ようと思ったのですが、まぁいいや。
今や『週刊文春』は、「文春砲」やら「センスプ」などと呼ばれてウハウハでしょうな。
水に落ちた犬を棒で叩きたくなる性分が人間にはあるもので。
私も下衆な庶民でしかありませんので、ベキ子さんやら国民的アイドルやらに興味がまったくないとは言いませんが(彼らへの興味というよりは、彼らの対応への興味のほうがあります)。
「パパ議員にも育休を!」とのたまった人が、奥さん臨月の最中に別の女性を家(自宅)に連れ込んだ、というのはさすがに……。
いや、「パパ議員に育休を!」という話と、一議員の不倫関係を同一線上で論じるのはいかがかな、と思います。
ですので、この議員さんが「本気」だというのなら、会見なりで、
「私は不倫をしましたが、パパ議員には育休を!という信念だけは曲げません!」
と是非とも言うべきです。
そりゃ非難轟々でしょうけれども(下手すれば、「お前は不倫のために休みがほしかったのか?」とか言われるでしょうねぇ)。
それでも言うべきです。
後々になって、何かを拾おうと思ったら、今捨てるべきがなんなのか、素早い判断が求められます。
派閥の領袖に土下座してる場合じゃないですよ。
あ、私は国会議員の育休には反対です。
というか、産休すら反対したいくらいです。
理由は、「代替がいないから」。
大臣という役職は「代替」を準備することができますが、議員には無理です。
国民の「代理」で、あるいはある地域の一定数の国民の「代表」で国会に立っているのであって、「自らが選んでそこにいる」わけではありません。
何万票という人間の意志が、その任期には込められているのです。
ですから、出産直前まで働いて、保育所を国会で完備する予算をつけてもいいから「休むな」と思っています。
ですが、国民的な議論の結果、「育休を」、ということになれば致し方ないでしょう。
(元記事)