べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『METAL RESISTANCE』BABYMETAL

 

METAL RESISTANCE(通常盤)

METAL RESISTANCE(通常盤)

 

 

さて。

 

○こちら===>>>

BABYMETAL

 

東京ドーム公演のブルーレイ発売を記念してのFILM FES TOUR、『LIVE AT TOKYO DOME』WORLD PREMIEREの開催が発表されたBABYMETAL。

追いつけるのか、俺……そんな弱気ではいかん、ということでセカンドアルバム『METAL RESISTANCE』を購入〜(遅くね?)。

 

#1「Road of Resistance」

イントロから、これで燃えなきゃメタラーじゃない、な感じのリードギター炸裂、クワイアも混じった荘厳さの中に、高らかにラッパが鳴り響き、カウントからスクリーム(あ、合いの手じゃないほうです)……ああ、いい。由緒正しいスピードメタル、系譜的にはバイキングメタルでしょうか、ただイメージは馬で荒野を疾走する、という感じなので、カウボーイメタル?(そんなジャンルは多分ない)でしょうか……とにかくベードラなりっぱなしの疾走感、高揚感……これぞメタル。ちょっとディストーションのかかり方が気になりますが……(あ、あまり好みでないってだけで)……Bメロからサビでマイナーからメジャーに転調、気持ちいい……

 

「鋼鉄魂」と書いて「アツいハート」と読む。

 

……正しい。間奏のクワイアも熱い、もうギターソロは何しているんだかよくわからない……展開もメリハリが効いていて、冗長さもない。「shout!」の声も可愛いらしくBABYMETALらしい……もう、何といいますか、これでぐっと来ない人は、メタルのハートはないものと思われた方がよろしいかと。生まれて初めてハロウィンの「Eagle Fly Free」を聴いたときのような、あるいはヘヴンズゲートの「Rising Sun」を聴いたときのような、「これだよ」感……SU-METALさんのハイトーンも、YUIMETALさんMOAMETALさんのスクリームも、見事にマッチしての完成度……日本で、メジャーな音で、ここまでやられると……満点。脱帽。☆100個。唯一、本当に些細なことですが、ディストーションのかかり方が好みじゃない……好みの問題ですけどもね。

 

#2「KATRATE」

グルーヴィなリフのバッキングのイントロから始まるミドルチューン。Aメロは、YUIMETALさんMOAMETALさんの「セイヤ」「ソイヤ」の可愛らしい声が、複雑なリフに乗っかるとすごく面白い……そこからBメロ、伸びやかなSU-METALさんのボーカルがうねるバックに絡みついて、サビでは溜めに溜めるヘッドバンギングがしっくりくるようなブルータルなグルーヴ……白黒映像でストロボ炊きながら体を揺らすアンセルモさんが見えてきそうです……でもメロディはしっかり美しいんですよね……ハードコアというか、メロディックデスでしょうかね……デス声ないのでデスではないのか……ああそうなると、実は伝統的なヘヴィメタルってことですね。雄々しいはずの「オオ〜オオ〜オオ〜」という雄叫びが可愛らしいというギャップもまたいいですねぇ。

 

#3「あわだまフィーバー」

デジタルビートからギターのギュンギュンなリフが乗っかって、不思議な歌詞世界が展開される、という……何故に泡なのか……あれですか、多元宇宙の複数の泡理論ってやつですか……よくわかりませんが、とにかくアイドルっぽい歌詞とアイドルソングっぽいメロディが、えらくメタリックなバックに乗せられて、しかもダンサブルという、脳内処理が難しいくらい楽しい曲です(?)。デジタルハードコアっぽくもあるのかな……アタリ(ティーンエイジライオット)辺りの……ドラムの手数が多いな……ファーストにもあったユーロビート×メタル、という感じではなく、かなりメタル成分が強く、エフェクトも少なく、ああ音数もそんなに多くないな……歌声とメロディを楽しむため、って感じですかね……それにしても、歌詞が歌詞なのに、やたらキラキラクロムハーツ的に)しています。ああ、そういうメタリックさというのは、インダストリアルっぽいのか……。

 

#4「ヤバッ!」

こちらは「あわだまフィーバー」よりはもっとダンサブル、ユーロビートに寄せつつ、裏打ち四つ打ちのギターバッキングは昔ながらのアイドルソングっぽくもありますし、J-POPでいうなら、ノスタルジーを感じさせる昭和的な匂いとか、レトロな、ああ、JITTERIN’JINNとかですかね、あんな雰囲気をメタルでコーティングしました、というノリノリな曲です。間奏なんかはゴリゴリのスラッシュですが。「ヤバッ!」、「でもね」っていうYUIMETALさんMOAMETALさんのスクリームが可愛いです……歌詞の内容が非常に無い、というのもまたいいですね。こういった歌を歌うには、SU-METALさんの声はクリーンすぎるのかもしれません……ほら、クセがすごい(by千鳥)声のほうが合う曲ってあるじゃないですか。うーん、でも「って知らん〜」とか、超可愛いですけどね(いいんかい)。

 

#5「Amoreー蒼星ー」

これはまた……SU-METALさんのソロ曲なんですが、そうですね「紅月」の続編というか、兄弟チューンというか……J-POPの王道っぽい始まり方……かと思ったらそこからツインリードが突っ込んできて、一瞬でメタルに……もうなんかリフなのそれっていうギター速弾きが……こちらも由緒正しいメロディックスピードメタルです。「X JAPAN」なんかへのオマージュもかなり入っているような気がしますし、かと思えば間奏の部分はジャーマン系スピードメタルの展開が透けて見えます。シンセストリングの入れ方なんてのはラプソディとかソナタ・アークティカとかのスピードチューンを思わせますし、日本でこれをメジャーな流通に乗せてもいいのかなぁと心配になるような、ぴっかぴかのメロディックスピードメタルですわ……で、最初聴いていると全く気づかないのですが、ラストで膝を打って、

 

「もう今年の2◯○Vの主題歌はこれでいいじゃないか○テ○さんよ」

 

とメールを送りつけたくなります……いやほんと、ウェンブリーの映像を見ていても全く気づきませんでしたよ……メロディの美しさ、展開、どこに出しても恥ずかしくない超級スピードメタルです。あ、DEATH!(←今さら?)

 

#6「META!メタ太郎」

サブカルとメタルの相性は非常にいい、と思っている私にとって、こういう曲は大歓迎です。ミドルテンポの、ああ、これこそヴァイキングメタルなのか……ランニングワイルドとか……そこに、『鉄◯◯トム』というか、童謡というか、そんな歌詞が乗っかり、途中で「ブットバセ!メタタロー!」の野太いコーラス……昭和か……応援歌か……お三人の可愛らしい声とのギャップが素敵です。こういう単純なマーチっぽい曲って、だんだんと世の中から失われていきましたよね……まあ昭和っぽいからなんでしょうけれども……間奏終盤のシンフォニックな辺り、「METATAMETATA〜」の繰り返しが脳みそに刷り込まれますね……これでもうちょっとデジタル要素が強いと、ライバッハっぽく聴こえるのかも知れないな……メタルじゃないけど……。『ゴジラ』の曲の中ではやっぱり「フリゲート・マーチ」だよなぁ、という人にもお勧めかも知れません(ほんとか?)。

 

#7「シンコペーション

おっとこちらは……ハイスピードな変てこメロディラインとリフ、音作り、曲の構造が一気に現代風ですね。疾走するツーバスを除けば、いわゆる日本風ハードロックですね。最初、SHO-TA……じゃないか田村直美姐さんの某曲が頭をよぎりました……ちょっとメタルかと言われるとおじさんしっくりこない……けど非常に気持ちのいい曲です。あ、ひょっとすると、私が知らないだけで、ヴィジュアル系のみなさんは、こんな感じなんでしょうか、今……アースシェイカーマーシーが個人名義で出したアルバムも、なんかこんな感じのモダンさがありましたね……こちらも基本SU-METALさんのソロ曲ですが、ああ、こういうハイスパートなロックチューンに乗っかると、SU-METALさんの歌声はいいですね……浜田麻里姐さんや黒猫さんの奥行きには欠けますが、その硬さや青さが魅力なのだと思います……あ、今不意に、LUNA SEAって名前が浮かんできたぞ……やっぱヴィジュアル系の系譜に乗っかっているのかなぁ……すみませんそっちは本当に知らないもので……うん、日本向け、という感じの曲です(超褒めてます)。時にはこういうJ-POP寄りのキャッチーさも必要です。なんで「シンコペーション」なんだろうな……サビの入り方かな……。

 

#8「GJ!」

を、きましたBLACK BABYMETAL。なるほど、これが噂のラップ×メタルですね……パブリックエネミーっぽいってことかな……入りが三三七拍子なのは、応援歌ってことなんでしょうか……跳ねる感じのリフはやっぱりパンテラなんかを思い出しますよね、つまり気持ちいいと……うーんそうか、BLACK BABYMETALはダンスも見せ所だから、グルーヴィーなほうに振れるのかな……ダンスする上でもラップは合ってますよね、その辺り計算されていると思います。しかし、歌詞の内容が最初さっぱりわからなかったのですが、そうか、通勤電車とショッピングモールのカオスなラッシュの歌を女子らしく、でしたか……「DEATH!」とか「Take it easy」とかちいとも聞こえなんだ……あ〜、「もっともっとホラ」のところが可愛いですね、こりゃまた頭から離れません……そこからサビのバックはハードコアですな(いやそれにしてはベードラ鳴りすぎか……)……ちゃんと歌ってるところからするとメロコアか……でやっぱり女子の応援歌なのね。カウベルのアクセントが聴いてます。間奏明けの「もっともっとホラ」で暴走していく辺り、「おねだり大作戦」を彷彿とさせて、またよろしいかと。

 

#9「Sis. Anger」

「シスター・アンガー」ですな。「ROR」以外で、このアルバムで一番衝撃を受けた曲かもしれないです。何でしょう、クリプトプシーみたいなバカテクバッキングに乗っかって、BLACK BABYMETALに罵倒されるというご褒美タイム……これでデスボイスだったらデスDEATHよ……それがYUIMETALさんMOAMETALさんの声ですから……何かのインタビューで(記憶力大丈夫か俺)、「ブラックメタルに挑戦してるんです」っておっしゃってたような気がするのですが……うん、何だろう、ちょっと違う……ブラックメタルではないです、が、これこそ本当にセパルトゥラとかパンテラとかに通じるスラッシュメタルデスメタルの系譜に乗っかってます。このメロディラインがあるのかないのか、のスラッシュ的ヴォーカルから、サビの吐き捨てるような掛け声……そうか、アンセルモさんがYUIMETALさんMOAMETALさんだったら、『Cowboys from Hell』の曲なんかもこんな風に聴こえるのか……(いや聴こえない気がする……)。これが聴けたメタル初心者のみなさんは、クリプトプシーとかカンニバル・コープスとか聞いてみてください……最初はチルドレン・オブ・ボトムあたりがいいのかな……。☆100個!

 

#10「NO RAIN, NO RAINBOW」

びっくりした……急にバラードだったもので……ピアノからシンフォニックに始まる、王道のバラード。これは、あれですね、『LIVE LEGEND “1999”』でも聴けたやつですね。ちょうど今日、車で『LIVE LEGEND “1999”』を流していて気がついたんですが……「Endless rain」のオマージュか、って(遅いなおい)……歌詞とか、ツインリードの入り具合とか、もうそのままじゃないですか……でも名曲を乗り越える、という気概を感じる曲でもありますね……積み重ねの上に最先端があるのだ、ということをまざまざと感じさせてくれます……SU-METALさんの伸びやかな声がとてもマッチしていて、ズルイ……。

 

#11「Tales of The Destinies」

てっきりタイトルだけみたら、某ゲームシリーズと何か引っ掛けてあるのかな〜、なんて思いましたが、のっけからのプログレ展開、もう言葉で説明できんわ……な感じの、フリーダムかつカオティックな……ドリームシアターの正統派プログレハード、というよりは、もっと混ぜ込んだ、マーズ・ヴォルタとか、アイレッスルドアベアワンス……そう、これだな、ところどころに覗くメロディラインや変拍子、サビの美しさはドリームシアターを彷彿とさせつつ(いやサビはパワーメタルですけど)、ギターの速弾きフレーズの放り込み方とか、間奏の組み立て方、打ち込まれるピアノ、そしてスラッシャーなリフ、デスボ、この辺りはアイレッスルドアベアワンスがしっくりくる……いや、説明するのに使ってるだけで、あっちはもっとカオティックで、それに比べれば構成美がしっかり感じられる作りです。こんなのライブでどうやるんだろうね……と思いますが、それを言ったらドリームシアターとかもねぇ実際にはライブバンドだということをしっかり証明していますから、杞憂に終わるでしょう。

 

#12「THE ONE」

で、「Tales〜」を受けて、途切れることなくピアノでつないでの「THE ONE」。ああ、「Tales〜」にも、「THE ONE」の主題は覗いているんですね、いや本当に上質なメタルアルバムの作りですわ……こちらは、より正統派なプログレハード、ピアノの高音がリリシズムを誘い、SU-METALさんのヴォーカルにYUIMETALさんMOAMETALさんのコーラスが重なって、一層美しく……動きまくるギターがまた印象的なフレーズで、縦横無尽……ギターソロからの劇的な展開とか、ああもう本当に、日本でこんなプログレメタルが堂々と披露されているなんて……おっさん感動しかないです……ラストのサビの前のコーラスの入れ方とか抜群ですよね……。

 

で、この余韻を受けて、リピートで「Road of Resistance」に回帰する……ああ、完璧。
いや、ラストの「THE ONE」で終わり、でもいいんですが、ここはやっぱり1曲目に戻っていただきたい。
「THE ONE」のフェイドアウトから、「Road of Resistance」のフェイドイン……魂震えます(これで震えない人は、きっとメタルの魂が以下略)。

 

というわけで、よりメタルエッセンスの増しているセカンドアルバム『METAL RESISTANCE』ですが、まだ間に合うと思うので、是非来日記念盤をお買い求めください。
同梱のDVD「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2015」の映像がまた素晴らしい。
以下、簡単にレビュー。

 

超、人入ってます……そうか、フェスってこうやって見ると人だらけなんだな……もちろんBABYMETAL目当ての人ばかりではないと思いますが。
「メギツネ」イントロが流れる中、神バンドもキツネサインを掲げて客を煽ります(あ、最近ようやく、神バンドの世を偲ぶ仮の姿の人たちがわかるようになってきました……まだまだですが……)。
お三人は、ロゴタオルを肩にかけて、下手からいつものごとく、ゆっくり登場。
ナチュラルメイクでいらっしゃる……そして最初のジャンプが可愛い……「コンコンコンココンコンココン」のときのSU-METALさんのキメ顔がまた凛々しくていらっしゃる……ああ、MOAMETALさんはどうしても口角上がっちゃうんですねぇ……そうか、「涙は見せない」を表現したフリだったんですね、あそこ……何かのインタビューで(そればっか)、「歌詞の世界をダンスでも表現する」とおっしゃっていた意味がようやくわかった気がします。「ソイヤソイヤ」の踊りが弾けてます、素晴らしい。

続いて「いいね!」。明るいところで見るとMOAMETALさんの表情はずるいですね……さすが微笑みの天使。YUIMETALさんも笑顔がこぼれております。コールアンドレスポンスは「メトロック!」(そりゃそうか)これだけのお客さんがキツネで首を振ってると、何かすごい……SU-METALさんの声も絶好調で、踊りも元気一杯弾んでおられて……フェスなので、一気に力を出し切る感じなのでしょうか……あ、ラストはこんなポーズだったんだ……いや、「いいね!」って大抵イントロ部分明転から始まって、アウトロでは暗転で終わるので、今まであんまりみられなかったですよ……。

お三人一旦退場から、神バンドソロパート。ギターの小神様のフレーズは、なんでしょう、柔らかいですよね、メタルっぽくないというか、なんか、エロい……片や大神様のほうはアタックの強いメタルらしいソロで、「春の〜うららの〜」のフレーズが飛び込む辺りお茶目です……ベースのBOH神様は……ナンジャコリャとしか言えませんわ……ドラムの青神様は、ラストでスティック投げたー(かっこいー!!)……プレイの感想はほとんどないですな。

で、「Catch me if you can」、がんがんの煽りから「ま〜だだよ〜」、YUIMETALさんも笑顔ですね。ああ、走りながら後ろに移動するムーンウォークみたいな部分も可愛いですねぇ……MOAMETALさんの笑顔はホント……反則……一方、SU-METALさんのキメ顔はやはり、怖いくらいに凛々しいのでした。

そこから「ヘドバンギャー!!」、もう客の盛り上がりがすごいですね……お、ジャンプの部分はお立ち台で煽りですね、わかります(?)……ああ、明るいからサビのダンスがよく見えます、いいですね……土下座ヘドバンは客にも伝播……間奏明けのジャンプは、今日も高い……YUIMETALさんも一段と……で、「ヘドバンギャー」でツインテ持ち上げながらのMOAMETALさんスマイル……画力あるし、ずるいし……客の間に砂煙が上がってますけど……サークルモッシュのせい?

一旦お三人はステージ脇に、そしてロゴフラッグを持って、ラッパとともに入場。「Road of Resistance」です。客席のWall of deathがすごいことになってます……で、MOAMETALさんはステージ袖をみて、誰に向かって笑ってるんでしょう……あ〜、イントロ明けの指差しポーズからもう可愛い、そして気持ちテンポが速い(転び気味?)けどそれがまたいい……クワイアというか雄叫びかな、これだけ客が入っていると、私の知っているレベルの感じじゃないですね、地鳴りというか……すごいわ……MOAMETALさんイヤモニ外して聞いてますねぇ、素晴らしい……にしてもダンスもキレてるしSU-METALさんのヴォーカルも伸びてるし、今まで聞いた中で一番くらいの「Road of Resistance」ではないでしょうか(そんなに聴いてないけど)。「Come on メトロック!」でシャウト!、いい……ラストは「Put your KITSUNE up〜!」で終了。ここで「See you!」かと思ったら……MOAMETALさんワンショットで抜かれて、「ギブ・ミー・チョコレート」……可っ愛い〜……。

「ギミチョコ!!」です。SU-METALさんも一瞬ニヤッとしましたねぇ、楽しそう。おお、小神様もガンガン首を振っておられる……あ、最初の「ヤダヤダ〜」のところのSU-METALさんの表情と動きが可愛い、気づかなんだ……コールアンドレスポンスでは「全っ然聴こえないよ〜!」「もっともっと〜!」、SU-METALさんもイヤモニ外して、いや楽しそうだ〜。

ラストは「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。ナレーションなし、ロゴフラッグをバックに構えるSU-METALさん、その前を突っ走るYUIMETALさんMOAMETALさん……MOAMETALさんは、走ってるときも絶対笑ってるよねこれ……お二人のバトルシーン(?)も、一段と躍動感があって素晴らしい……ラストのカウントダウンから、お立ち台から飛び降りて……あ、そこからもっかいジャンプしてポーズなのですね、メリハリが効いていていいですな……MOAMETALさん、YUIMETALさんも充実した表情。

ラストのBABYMETALコールから「See you!」で退場、間際のSU-METALさんはキツネサインをふりふり笑顔……。

いや、これいいです。

BABYMETAL入門編としてはばっちり、屋外の天気のいいフェスだし、客の盛り上がりも伝わるし、セトリが短いのでお三人とも全開だし、神バンドのソロもあるし……布教したい人は、是非これを見せてあげましょう。私は、MOAMETALさんの微笑みが気になって気になって……そういう編集してるのかな……とにかく、BABYMETALに入信……じゃない、引き込むには抜群の教典……じゃない映像ですよ〜。

 

ふう……というわけで本日、アスマートで何とかTシャツを購入できて、ちょっとほっとしているメタルおっさんでした……これでレベル7くらいになったかなぁ……。