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最初に言っときますが、ミュージカルはあんまり好みではありません。
……そんなやつが『レ・ミゼラブル』とか『ダディ・ロング・レッグズ』とか観ているのはもちろん坂本真綾（様）が出演しておられるからなのですが……いえ、それはともかく、あんまり好みではないだけで、演劇や語りというものが音楽と分かち難く結びついているのは古来からのことですし（琵琶法師による『平家物語」なんてのも、その一種なわけです）、好みでないだけで興味がないわけではありません。
一方で、2.5次元ってどうなんだろう……と思いつつも、原作ありのミュージカルが多いわけですし、こちらも偏見なしで考えなければなりますまい。
というわけで、オカザベスこと岡崎百々子さん出演の『黒執事』のライブビューイングに行ってまいりました。
大千穐楽でした（よくわかっていなかった）。
『黒執事』は、原作は５巻くらいまでは読んだかな、アニメではシエルの声を坂本真綾（様）が当てておられたこともあり、ある程度のことは存じ上げております（だから詳しくは書きません）。
まず、映画館女子ばっか（そりゃそうだ）。
2.5次元ってみんなこんななのかなぁ、と思う豪華なセット、場面転換（『レ・ミゼ』のバリケード云々の辺りのシーンを思い出しました）。
岡崎百々子さん演じるリジィが、いや普段さくら学院さんで拝見していると身長も高い方であのキャラ（失礼）なんですが、それを微塵も感じさせない可憐さ……歌はもうちょっと修行が必要だと思いましたが、ダンスの切れ、堂々たる立ち回り、周囲のキャストに負けない存在感……おじさん泣きそうになりました（だから、ずるいんだってミュージカルは……あんな場面であんな音楽流してあんな歌歌われたら泣くでしょそりゃ……）。
大千穐楽ということもあって、キャストからのコメントもあり、普段の岡崎さんを（最近）知る（ようになった）身としては、かなりのどきどきでしたが……その期待を見事に裏切らない、「考えていたこと飛んじゃいました〜」の後の堂々たる、感動のコメント……ＬV限定、バックステージでのコメントもあり……いや、よく演じきられたと思います本当に（泣）。
まあミュージカルですから、いろいろとツッコミどころがあるのですが（冒頭から隣で歌ってるのに「ここで会えるなんて！」的な演出とかね……）、さもしいひねくれたおっさんのツッコミは無視していただいて、さくら学院さんの後輩たちにしっかり背中を見せられたのではないか、と思います。
で……これって2.5次元なんですかね……元々の世界観はミュージカルにするのに適している（ヴィクトリア朝英国）ものですし、登場キャラも、アンサンブルのみなさん含めて大時代的な格好に違和感ないですし、セット豪華だし、最初の方で出てきた「動く死体」の女性の演技（というかダンス？）のクォリティの高さったらなかったし、「動く死体」との戦闘シーンは人形も使っての数増しが非常に効果的でしたし、立ち回りも洗練されていましたし……もうちょっと笑いの部分があってもよかったのかもな、でもアバハンで十分か……これっていわゆる2.5次元なんですかね……。
ううむ、これなら愛知でやった公演を観に行きたかったな……LVでは少々もったいない……。
物語上しかたがないのですが、休憩明けにリジーの出番が少ないのが、にわか父兄としては残念でした。
そして、個人的な話ではありますが、なんかオネエキャラが好きなんですよね、漫画とか芝居とかで……赤髪の死神さん……。
何にしろ、岡崎さん、お疲れ様でした。
で、今週末にはライブって……体調を整えて臨んでくださいませ。
あれ、画像が回転していない……大村バンドのライブチケットが届きました〜、待ってます名古屋！
Ledaさんがオススメされていたので、耳栓も買いました（ライブハウスでは必要かな、と思いまして）。
そして、休日なのに、休日だからこそ、『FRESH！マンデー』をまだ観ていない……これから観ようっと。
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↑卒業公演のLVが発表されていますね……私はありがたいことにチケット当選したのですが、LVも行きたいなぁ……でも、私が行かなければその分別の父兄さんが行けるのだと思えば、ここは我慢の子……。
そして、明日はフラゲ日。
フラゲるぞ〜。
