べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

(※ネタバレ)『The Road to Graduaion2017〜放課後アンソロジーレッツスタンディング』

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というわけで、『The Road to Graduaion2017〜放課後アンソロジーレッツスタンディング』に参戦してきました。

あいにくの雨でしたが、グッズ購入のため早めに家を出て、早く出過ぎて昼前には東京についてしまったので、ちらっと原宿近辺をうろつきました。

そこから徒歩で渋谷へ……タワレコ渋谷店に、20年ぶりくらいに行ってみましたが、あれこんなところだったっけ……チェキも見つけられず、何しに寄ったのか……。

 

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シリコンバンドとステッカーは無事ゲットできましたが、TシャツのXLがね、あったんですよ……前回L買ったしなぁ……いや買いましたけどもね……でもこれいつ着るんだろう……卒業式はジャケット着ていくもののようですし……(あれ、決まりじゃないのかな……スーツでは行けません、礼服しかないもので……むしろ礼服?……あと、まさかのイタリアのシンフォニック・ロックの重鎮ATOLL来日公演のポスターに一瞬心を奪われました……来るんだATOLL、つか現役かい……あとほぼ同時刻に向かいのO-WESTでLedaさんのFar East Dizainが対バン……なんか変なことで一人ざわざわしていました……)。

入場は安定の最後のほうでしたので、今回は上手に行ってみました(あんまり前に行くと邪魔だし)。

 

(※以下、「続きを読む」を設定します)

 

 

 

今回も、レビューと言えるほどのものではありません、見るところが多くて……(『FRESH!』での振り返りはあるのかな……卒業式がメインになるのか……)。
とりあえず、記憶しているセットリストを。

 

01;Hello!IVY

02:ベリシュビッッ

MC

03:負けるな!青春ヒザコゾウ

04:Capsule Scope

05:キラメキの雫

MC

06:オトメゴコロ。

07:さよなら、涙。

MC

08:My Road

09:マシュマロ色の君と

10:Jump Up〜ちいさな勇気〜

encore

MC

11:未来時計

12:My Road

13:See you...

 

うーん、一曲抜けている気がしますが……。

開演前の影ナレは、中3ズ、生での影ナレでした〜。「カメラが入っているので映り込みがあるかも」のお言葉に、ひょっとしてソフト化……の希望が……(2013年度はありましたもんね、ありましたもんね)。非常灯の消灯があるので非常口の場所を確認しておいてください、という言葉に対する父兄さんのリアクションを見て(?)、山出会長より「みんな辺りを見渡してない!」とのツッコミが。岡崎さんは、安定のカミカミ具合。開演前BGMはお三方の好きな音楽だそうで、さらっとBABYMETALさんの「The One」がかかっていたり、えっと、「カンナムスタイル」で合ってます?、あれとかかかっていました。ラストで「以上、中3でした〜」をお忘れになって付け足すとか……100点ですな。

開幕は、まさかの「Hello!IVY」で、油断していてフラッグを出していなかったので、そういや前もO-EASTのときに出せなかったなぁ……今回は間に合いました、いやよかったよかった……からの「ベリシュビッッ」、メンバーの名前を叫ぶ曲が続きましたな……「ベリシュビッッ」は、12人バージョンは初体験だったような……位置的に下手のほうがあまり見えなかったのですが、今回の個人的な裏テーマは田中さんのダンスに注目、でしたので、結構上手側で踊っておられてよく見えましたです。

最初のMCパートですが、「ベリシュビッッ」のダンスって激しいんですね、もうみなさん結構息が切れておられて……山出会長より、「自己紹介の前に」、ということで、今週の『FRESH!マンデー』について(ああ、今週の分は書いている時間はないなぁ多分……お見逃しなく、という感じです)。森センセお一人での回だったのですが(黒澤パイセン乱入と、倉島パイセンVTR出演がありましたけれども)、山出さん「自分ではがき買って2枚出して、親も3枚出したのに、メンバーのはがきが読まれたのは4、5枚くらい?」でプンプンでした(森センセ的には、父兄さんにステッカーあげたいと思っているのに、結構連続してメンバーのを引いてしまって、あれはあれで反省材料のようでしたよ)。「森センセ、エゴサーチしているので、怒っていたってツイートしてください!」と(しておきました)。岡田さんからは、森センセの息子さんがめぐ推しだというお話が。

さて自己紹介、なのですが、いきなりネクタイが飛んでしまった岡田さんは、拾いに行って、自分でつけようとするも難しく、さっと下手へはけていかれました。

山出さんより「OPは中3の好きな曲を流していたので、それぞれ今はまっている曲や音楽を紹介する」となり、全員分は覚えていないな……田中さんは「アニマリズム」と何か(さくらの曲)、有友さんは「真彩ちゃんが歌の考古学で披露した「聖母たちのララバイ」と、尾崎豊の「卒業」」だったかな、新谷さんは角度をいじられていた気がします、山出さんと森さんはバックナンバーさん(よく知らない)、山出さんのほうは映画の主題歌にもなっている「またたき」(?)という曲で、始まって10分で泣き、主題歌を聴いてまた泣き、だったそうです。藤平さんは「約束の未来」だったかな、「未来時計」の人もいましたね、アンジェラ・アキさんの「手紙」という人も……慌てて戻って来た岡田さんは、確か、μ's?三森すず子さん?だったような……。

「盛り上がっていきましょー!」を吉田さん、「もっと盛り上がれますかー?」を有友さんだった気がします。

続いて「負けるな!青春ヒザコゾウ」は、何回聴いてもいいですねぇ……岡田さんの歌声は味があって好きだなぁ……からの「Capsule Scope」、赤坂でも拝見していたはずなのですが、間奏のダンスを正面からはっきり拝見できて、結構激しいフリなんですね……で「キラメキの雫」、この曲は父兄さん的には、敬礼ポーズをしたほうがいいんでしょうか、手拍子でいいんでしょうか、いつも迷います……そして、学年末テストで覚醒したのか、田中さんのヘドバン(横ヘドバン)での髪の激しい揺れ具合が素晴らしい、学園祭の頃と比べても格段にダンスが上達されていましたよ〜(あんまり八木さんが見えなかったなぁ……)。

で、この辺りだったか、次のブロックだったかで、誰か下手にはけていって、山出さんがパートを間違えた(ように見えた)シーンがありましたが、新谷さんがはけたようです……。

MCパート、「放課後アンソロジーっていうタイトルなので、メンバーの放課後の過ごし方について」と麻生さん(……だったと思います……)から話が振られ、藤平さんは「中学の帰り道、通っちゃいけない、といわれている小学校の中を通って帰っている」そうです。どうも「森みたいなところがあって、そこを走っていく」から見つかってないとか。山出さんは、お母様と買い物。インテリアを見ているそうで、ウォールスクリーンに興味があるのだそうですが、近くのショップがなくなってしまい、ちょっと離れたところまで買いに行っては、「また今度にしよっか」で結局買えずじまい。田中さんは、「友達と遊んだり、買い物したり、勉強したりしています!」とまっすぐな……岡田さんより「ザ・小学生って感じ」とのお言葉が。山出さん、「小学校の頃は机の前に座ったことがない」とかで(「なんか、その日誌書いてたよね」と岡田さん)、「好きな教科:英語から嫌いな教科:英語になりました」と……どこかで、「友達かあ、いいなあ、私友達いないんだよなぁ」って自虐ネタもありましたっけね……ということで、岡田さんから「放課後のこと、学校生活のことも歌われているあの曲」。

で、「オトメゴコロ。」、いやかっこいい……見とれちゃいますねえ……で、よかった「さよなら、涙。」……ちょっとしんみりしちゃいそうでした……抑制の利いたダンスもまたいいですね……(もうレビューじゃない……)。

MCパート、山出さんが話しはじめたのですが、わちゃわちゃして、すでに終わっている「放課後」ネタを切り出しそうになり、麻生さんにしがみつく……新谷さんがはけてしまったことで結構焦っておられたのかもしれないです……「2017年度でやり残したこと!」ということで、激しい岡崎さんの圧力に「他に誰かいないの〜?」から仕方なく岡崎さんに。岡崎さんは「バンジージャンプ」をやりたかったそうで、「転入式のLVの特典映像で言ってた」と岡田さん、「今年の目標を、バンジーしながら言いたかった」そうです。山出さんから、「二人で遊びに行ったとき、バンジージャンプがあったんですけど、できなかった、足りなかったから。身長じゃないですよ、体重のほうが……」ということで、「今は成長した」からできるんじゃないか、と。ここで、「何で二人で遊びに行ってるの?!」と岡田さんの嫉妬も、山出さん「中1のときだから」とさらっと流す、と、続いて森さんは、「12人で遊びに行きたかった!」。ロケとかではいろいろ行ったんだけど……ということで山出さん「それを汲んでくれたのか、卒業の写真集では、卒業遠足的なもので動物園へ」行ったそうですよ……「写真集、見ましたか?」との問いかけでしたが、今日発売ですからね、なかなか……。有友さんは「運動会!」、転入生オリエンテーションでは体力測定的なことはやるそうですが(そうなんですか?)、綱引きがやりたいそうで。「来年度の学年末は運動会にしてもらったら?」の提案が(確か)岡田さんか山出さんからありましたが、真顔の岡崎さんから「だめだよ、やらせないと。やらせないと」という厳しいお言葉……。

山出さんから「あと数曲となってしまいましたが、自分たちの道を、全力で駆け抜けます」とのお言葉。

そして、「My Road」……名曲だなぁ……何回見てもいいですな……新谷さんがまだはけたままなので、ラップの部分は山出さんがフォローしていたかな、立ち位置が厳密なさくら学院さんのダンスですから、フォーメーションを変えるわけにもいかず、大変だろうな……パフォーマンスもちょっとズレが出ていたようにも思えました……からの「マシュマロ色の君と」、新谷さんとペアなのは八木さんだったか、不安そうにも見えましたがしっかり踊られていましたです、「マシュマロ」のダンスもいいですよね、アルバム付属のブルーレイでも何回も見ていますが、2016年度と比べてみるとちょっと柔らかいのかな……そして、岡田さん、あれ岡崎さんかな……「12人の小さな勇気を、大きな希望に変えて」というお言葉からきました「Jump Up〜ちいさな勇気〜」、確か山出さんの日誌のアンケートでは披露してほしいトップ1でしたっけ、個人的にパッヘルベルのカノン大好きなので、間奏のコーラス含めてこの曲も大好きです、ダンスもちょっとひねったフリでかわいらしいですね……ああ、大サビ前に、ちょっと落とし気味だった照明が一気に明るく、クリアになって、そのシーンがとても美しかったです……「以上、さくら学院でした!」。

アンコールから再登場までが結構時間がかかっていたような気がします……無事12人で登場されてほっとしました。毎年、ラストのオルスタのアンコール明けで、中3のメンバーは将来の道を発表されるのですよね(知ってます、2013年度のDVD見てますから!)。

もうナタリーで記事が出てるかな……一応伏せておこうか。

岡崎さんは、小さい頃からディズニーチャンネルなどが好きで、英語を勉強したい、という気持ちが強くあったそうです。そこで、卒業したら日本を飛び出して、海外の学校に進学されるそうです。同年代の子に何が流行っているのか、何がウケるのか、いろいろコミュニケーションをとりながら、寄り道をたくさんしながら、ダンスや歌も続けていきたい、とのこと。雑誌のインタビューなどでは、ダンスを極めるというお話が多かったので、これはかなりの衝撃だったのではないでしょうか。岡崎さんが英語か……まあ中元パイセンも今ではぺらぺらですし、強力なDNAとバックアップがありますからね。そうか、10周年では英語ぺらぺらな岡崎さんんが見られるかもしれないですね、楽しみだ……。そして、ご自身の強い決意の現れなのか、多少かんだりはしながらも、言いよどむことなく、力強く、笑顔で語られていたのがとても印象的でした。海外でも大暴れしてほしいですね。
岡田さんは、岡崎さんが話しているときから、顔が真っ白……いや元々か……とにかく緊張されている様子でした、2016年度の卒業公演のときのような、言葉に整理しきれない思いの大きさと、言葉に仕切れない悔しさ……を一瞬感じました。夢は、自分の言葉で伝えられるキャスターに。中3が毎年、こうやって夢を発表しているのを見てきて、自分にできるかな、できなかったらかっこ悪いな、と思いながらも、しっかりと。『LoGiRL』での早口言葉企画、『FRESH!マンデー』でのお天気お姉さんやニュースキャスター企画、『おはスタ』で自分のコーナーをもらったり、といろいろな経験をさせてもらって、「早口言葉ができてキャスターになれたらみんな苦労しないだろうけれど(笑)」、本を読んだり、いろいろなところへ行って、いろいろな経験をして、勉強して……途中で言葉に詰まったり、「なんだろうなぁ」が出たり(いや、それがかわいらしいのですが、キャスターとしては致命的なので)、まだまだ、まだまだすぎるのですが、その分だけ伸びしろがあるのです、可能性があるのですから、そして『おはスタ』には引き続き出演(喜)、めぐ推しのみなさんの月曜日は安泰ですな。
山出さんは、もちろんシンガーソングライター。昔から歌うことが大好きだったのですが、自分の気持ちを自分の言葉で伝えるためには、作詞作曲をするのがいいのではないか、昨年度の学院祭で弾き語りをされ、夏以降いろいろなライブに参加されてはっきり自覚された、とのこと。うん、すでに披露されている楽曲をお聴きしても、十分に通用するのではないかと思いますが、どんなSSWになりたいのか、きっとこれから手探りで、もがいてもがいて、そして成功には運が必要ですから、それを拾うことができるかどうか……とはいえ、「ふたりことば」大好きなので、まずは等身大のご自身を歌い、そしていずれオーダーに合わせて曲を書けるようになっていかれるのかなぁ、と。
日高さんが、在校生を代表して、しっかりと来年度がんばる、と宣言されると、マイクスタンドが3つ登場、麻生さんから「後輩は袖で見てますから!」と在校生ははけていかれ、中3のお三方での、「未来時計」。オーソドックスなポップスですが、歌詞の内容が素晴らしく、また初披露のダンスも、「チクタク」のところが可愛らしく指で、それ以外にはかなり大きなフリもあって、歌声もそうなのですが、ダンスが三者三様、山出さんはさくら学院での積み重ねを感じさせる力強さ、岡田さんはバレエを背景にしたしなやかさや伸びやかさ、岡崎さんは弾けるような元気さ、それぞれの色が同じフリの中で表現されていて、本当に素晴らしいです……一年間、引っ張ってこられたんだなぁ……としみじみ感じながらも、おっさん泣きませんでしたよ……(がんばった俺)。

「シンデレラタイムが近づいているので」、と麻生さんが「未来時計」の感想をまとめて、中3それぞれの色が出ていて、フリの角度にもそれぞれ意味を込めていて、卒業公演でも披露されるかもしれないから(いや披露するでしょう)、細かいところまで見てください、と(……あれ、私の感想は、麻生さんの感想そのままじゃないか……パクったのか俺……)。そして、山出さんから「悔しいことがあったので、もう1曲やってもいいですか?」、新谷さんから「さっき足をくじいてはけちゃったけど、もう大丈夫です!」、ということで再び、12人での「My Road」……いやありがたい……間奏でみなさんポーズを決められるところがあるじゃないですか、私いつもあそこで吉田さんを見ちゃうんですよね……すっごい大変そうなもので、しかししなやかに決めておられて……そしてラストは、岡崎さんのしっかりした挨拶から「See you...」……。

よかった……ハプニングもありましたが、しっかり笑顔で切り抜け、それも糧にして最後の卒業公演にぶつけられればそれでいいのだと思います。

 

 

 

あと3日……いや本当に父兄さんは毎年これを経験しておられるのですよね……にわか父兄は死にそうです……。