さて。
あ、レビューというほどのものではありませんし、何なら『FRESH!マンデー』をアーカイブでご覧いただいた方がいいと思いますので、どうぞそちらを。
○こちら===>>>
配信でも見たのですが、チケットがとれたのでライブ・ビューイングにもいそいそと出かけてまいりました。
名古屋会場では、悪気はないのでしょうけれども、場内アナウンスが「さくら学院2018年度転入生〜」だったので、心の中で突っ込んでおきました(あれ、去年のBABYMETALのドームLVでも似たようなことがなかっただろうか……)。
去年の転入式は配信で、前半を目一杯見逃して、生徒総会にギリ間に合うというスケジュールでした……失敗失敗。
LVオンリーで、中3ズによるオープニングトークが入り、配信でもLVでも、しっかり「Kiss me again」からのスタート。
オープニングは「チャイム」、9人での「チャイム」かぁ……昨年の秋の「夜公演ファストパス争奪」もそういえば9人でしたね、今年はみなさん悔しい思いをされないといいなぁ……。
そして、おお、「Song for smiling」、初体験でした。
日高さんの英語の発音が良すぎて、初代verとはほとんど別の曲ですな……音が2016年度verだったかどうかは確認できませんでしたが、かなり運動量のはげしい曲で、しっかり歌われておられて、改めて感動……すごいなぁ……それにしても今年の中3は、新谷さんの声が非常に可愛らしく、麻生さんがパワフルで、日高さんが実は案外ロックで、と歌で魅せられる感じがしますな……個人的には、吉田さんのダンスのはみ出し方が中元→菊地ラインのような気がして楽しみです……あ、麻生さんはやっぱりなんといいますか、段々と中元パイセンに近づいているような気がします……こりゃあるなMA-YAMETAL……。
MCでは、転入生の話題に触れられ、全く予想していないおっさんはちょっとしょぼーん……みなさん予想されるんですかね……。
藤平さんからは、「普通の学校は毎年、先生も替わりますよね?毎年森センセがいるのは、ずるくないですか?」と早速の森センセいじり、に森さんも加わり「萌々穂はもっとかわいい女の先生がいいなぁ〜」で会場絶賛。
副担任とか、いてもいいですよね……。
続いては、藤平さんセンターの「Hello! IVY」……跳び箱が置かれていたのでやるだろう、というのがバレバレな感じでしたが、バタバタ感が素晴らしいですな……そして八木さんと田中さんのダンスがしっかりしてきていておっさん感動……1年でこんなにも……。
そして、多分藤平さんが跳び箱を片付けている間に聞こえたイントロは、おお「マセマティカ」……この曲はサビメロがいいですよね、もうお手本のようなJ-POP、踊りも片足上げての振りとか、ちょっと「Song fo smiling」みたいな足をタッチする振りとか、可愛らしい……。
おや、ここで終了……と思いきや、購買部登場です。
紹介したのはTシャツだけでしたが、何とTシャツには転入生の数が隠されているという……恒例なんですね、すみません、にわか……は卒業したんだった、去年の転入式をちゃんと見られていないもので……。
とりあえず「校舎の窓の数!」でボケる有友さん。
「星の数ってバレバレやのに、これでボケろって職員室のセンセ、無茶振りやわ〜」の吉田さん(○)。
ところてん、もきっちりとぶち込んでからの「あきんど☆魂」、間奏では改めてTシャツをアピール(○)。
ホームルームコント、のコーナー。
去年は、ここも見れてないな……なんか、パピコゲームが行われていたように思いますが、そこへ森センセ登場。
ちょっと切なそうな表情で、歓声をあげる父兄さんに向かって、「ほんとはかわいい女子がいいんでしょ?」。
森センセ「お前らだって、俺が他のアイドルさんと楽しそうに授業とかやってたら、絶対寂しいよ!」
一同「……」
森センセ「なんだよその薄い反応!そこは「そうですね!」って言ってくれよ!」
うむ、素晴らしい。
例の挨拶、号令は吉田さんでしたが、あんまりなまってなかったなぁ……やっぱ新谷さんでなまったほうが面白い気がするので、吉田さんも全開でなまっていきましょう。
さて、どんな転入生が入ってきてほしいか、という大喜利コーナーのスタート。
ううむ、全部は覚えてないな……。
確か、麻生さんは、「萌々穂より頭のいい子」だったかな。
麻生さん「もう、私たちは、萌々穂に勝つのは諦めてるんで、入ってきていきなり萌々穂を超えてほしい!」
まだ始まったばかりの2018年度だというのに……ていうかそうか、今年の中3は「どん底」でしたね……大丈夫かな受験……。
八木さんは「関西出身の人!」。
森センセ「どんな感じ?」
八木さん「くるくるパーマでヒョウ柄着てる人!」
森センセ「それ大阪のおばちゃんじゃないか!」
で、ここで、
吉田さん「こんな感じやろ?(買い物カバンを肩にかけた感じで前に出てきて)ど〜も、主婦歴28年、吉田みちこですぅ。なんやのあんたら、こんな小さい子ばっか応援せんとぉ、うちのこと応援してくれへんかったら、いてこましたろかー!!!!!」
……吉田みちこ爆誕……やばいですね、これだけで今年の吉田さんの爆発力がわかります……大阪弁を強要されて泣いてしまった過去があるとは思えない成長ぶり……(その方向性でいいのかどうかがわかりませんが……そして「小さい子ばっか」のところに少し引っかかったおっさん父兄でした……)。
あと、森さんかな、藤平さんを取り上げて、「中1がいないので、かのちんを留年させて中1にする!」それに対して藤平さんが「いて、こまし、たろかぁ〜」とラッパー風で返す、というのもありました。
とやっている間に、森センセが、「今年の転入生は0人です!」と、0の下に明らかに数字が隠れたバレバレなフリップを取り出します。
森センセ「いや、今年は、転入式って名前もなかなか決まらなかっただろ?間に合わなかったんだよなぁ……」
と、わりとリアルな話っぽいネタに、「そんなことさせない!」と立ち上がって日高さん、指を鳴らすと全員静止(爆笑)。
日高さん「私ももう中学三年生。能力者として成長した私は、時間を止める能力を身につけた!」
……ディオ様……森センセの教壇へつかつかと歩み寄った日高さん、
日高さん「転入生が0人なんてありえない!(と教壇をばしっと叩く)」
森センセ「(時間止まっている設定で「びくっ」ってなる)」
(爆笑)
で、フリップをぺらっとめくると、0の下から3が登場。
再び指を鳴らして時間が動き出すと、森さんが、フリップの数字が増えているのを指摘。
「でもいないからなぁ……」と森センセが言っていると、日高さんが「私たちで探せばいいじゃないですか!」。
そしてみなさん前に出てきて、会場から転入生を探す、という、まさかの客席いじりか……と思っていると、すっと麻生さん森さんが姿を消します。
森センセ「じゃあ、さくら学院に入りたい人〜」
(会場、たくさんの手が上がる)
森センセ「(笑)いや、ちょっと待ってください。田中と八木の後輩になるんですよ?いいんですか?」
それはそれで望むところですが……続いて「成長期の人!」の質問には、どんどん手が下がる……むしろ衰退期に入ってますな人としては……あ、私の話です……。
こうして客席アンケートを取っている間に、麻生さん森さんからの中継が入る、という(配信・LVではワイプでの登場)。
ひとしきり、黒澤パイセンゆずりの顔うるさい芸を見せつけた麻生さん、発見したという転入生候補、白鳥沙南さんへのインタビュー開始。
中1の白鳥さんがほしいものは「すごい○○」、さてなんでしょう、のクイズコーナーという名の大喜利スタート。
あ〜、このブロックあんまり覚えてないな……三人くらいボケられて、確か日高さんが、「すごい権力!」と叫んでいたと思います。
正解は「すごい頭脳」、勉強以外でもさくら学院のトップに立ちたい、という野望に、
森センセ「……結構簡単だよ?目の前のやつぶっ倒せばトップになれるよ?」
(中継先の森さん大爆笑)
森センセ「お前は中継でヘラヘラすな!!」
さすが姫……。
続いては、新谷さん有友さんが探しに行っている間に、会場いじりも再開。
ここだったか、田中さんが「美樹より小さい人!」と叫んでいた気がします。
で、中継先は有友さん一人、「現場の有友です」から、発見したのはボブカットの後ろ姿(バレバレ)、
新谷さん「中学3年の新谷ゆづみです」
有友さん「って、転入生やないんかーい」
有友さん&新谷さん「はーい、ゆづみんつぐみん」
(キメ顔、ゆづ角でカメラ目線)
カメラさんも味方につけてのミニコントでした……そしてお二人とも、ドアップでウィンクをするも、いまいちできていない、という……。
なお、新谷さんは「着たかった」というだけの理由でしれっと初代の制服を着ている……ああアーカイブがあったらスクショタイムでした……。
発見したのは小5の野崎結愛(ゆめ)さん。
ここでクイズ、「出身地はどこでしょう?」、有友さんのヒントは「そこそこ遠いです」……そこそこて。
ここで藤平さん、
藤平さん「はい!」
森センセ「あ、藤平」
藤平さん「リヒテンシュタイン!」
森センセ「(笑)」
藤平さん「はい!」
森センセ「え、マヂで?じゃあ藤平」
藤平さん「パプアニューギニア!」
森センセ「(笑)」
藤平さん「はい!ブルキナファソ!」
と、『FRESH!マンデー』で覚えた世界の長い国名を三連続でぶち込むという高度な技を……素晴らしい。
森さんは「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」、「お前藤平のつぶすんじゃねーよ!」と森センセに突っ込まれておりました。
田中さんは「北海道」、理由は「そこそこ遠い」から、でも「お前の故郷からはだいぶ遠いぞ?」と森センセ。
正解は愛知県……何と名古屋の星・菊地パイセン、愛知の星・岡田パイセンに続いて……さあどうなっていくのか楽しみです。
森センセ「さくら学院のことは、何で見たことあるの?」
野崎さん「スマホです!」
(会場爆笑)
森センセ「(笑)いやいやいや、その、物じゃなくてさ……」
野崎さん「お母さんの、スマホです!」
(会場大爆笑)
森センセ大好物、天然なのか計算なのか、きちんとした「わかっている」天丼、に「すげーなあいつ」と笑いがとまらない森センセでした。
続いては、吉田さん&八木さんの、大阪魂コンビが探しに行く、と。
森センセ「なんか、あっち(下手)のほうにいるみたいだから(笑)」
中継先の背景が、実は同じなんですよね……。
戻ってきた新谷さん有友さん、野崎さんを「とにかく小さい」と。
そして、中継先では、吉田さんと、お団子だけ見切れている八木さんの消え芸炸裂……発見したのはショートカットの野中ここなさん。
クイズは、「得意なスポーツは?」。
藤平さん「バスケットボール!」
森センセ「なんで?」
藤平さん「え、ショートカットで、汗が爽やか〜ってバスケットボールって感じがしません?」
森センセ「うん、あの、だいたいそうだからスポーツ(笑)」
飛ばしてますなぁ藤平さん……。
オリンピックの種目になっている、というヒントを聞いて、
新谷さん「マウンテン・ハーブ・ハント!」
森センセ「(笑)え、なに?」
新谷さん「(笑)……山菜採り……(笑)」
森センセ「そんな種目、正式になってません!」
新谷さん「(笑いがとまらない)」
にかぶせるように、
麻生さん「レッド・ジンジャー・イート!」
お二人ともポーズばっちりでした。
正解は「短距離走」でした。
さて、日高さんの号令で(「一発ですよ?」)、転入生を呼び込んで、自己紹介。
森さんから「好きな色は?」と聞かれ、野崎さんはピンク、野中さんはエメラルドグリーン、白鳥さんはピンクと紫。
エメラルドグリーンと答えた野中さんが「かっこつけてんじゃないのか」と突っ込む森センセに、野中さん「黄緑と水色を混ぜたやつです!」と反論、ちょっと森センセをひるませます。
続いてさくら学院で好きな歌は、で白鳥さんは「みなさんがポンポンを持って踊っているのが可愛い」からと「ハートの地球」、野中さんはたくさんあって「目指せ!」とか「マセマティカ」「アニマリズム」、野崎さんは「ゆめ」が入っているので「夢に向かって」。
森センセ「野崎が言うと、なんか違う意味に聞こえちゃうかもな。「夢に向かって」!で、みんなお前に向かっていくみたいな」
特技ということで、野崎さんは、クールな自己紹介と可愛い自己紹介を……されたのですが、あれですな、菊地イズムを感じさせるところがありましたな……スーパー最愛ちゃんを凌駕するのは至難の業ですが、これからこれから。
野中さんは、短距離走で森さんに挑み(ここでも「ヘラヘラすな!」があったかな)、かろうじて勝利……「あの、ごめんなさい、もっと圧勝するのかと……」と森センセが突っ込むと、「いつも外でやってるので!」と反論、中1だからか、結構しっかり出来上がっている感じです。
ハーフっぽい顔立ちの白鳥さんは、変顔をぶち込む……それも最強のやつじゃなくて……。
森センセ「お前ら、今日いろいろぶち込んだなぁ……野崎なんかあと5年くらいあるんだから!毎週生放送やってっから、徐々に徐々に引き出していくから!」
早くも個性爆発、ですな……去年の田中さん八木さんの初々しさというかガチガチ感はなんだったんだろう……。
というわけで、12人揃っての一曲目は、「FRIENDS」でございました。
麻生さんは日高さんとペア、新谷さんは藤平さんだったかな……転入生のみなさん、しっかり踊れていたのもそうですが、表情が豊かでしたねぇ……田中さんがすぐに追い抜かれちゃうんじゃないか、2017年度派としてはちょっと心配……。
ひとまずライブパートは終了で、ここから生徒総会〜。
まあ、今週の『FRESH!マンデー』に、新生徒会の面々が出演されていますので、そちらを確認していただきまして、それぞれみなさんの挨拶は感動的でした。
特に、藤平さんがしっかり話されていたなぁ、と。
んでもって、新生徒会長が仕切っての「School days」。
そして、新谷かいちょが、ちょっとウルウルしながらの「2018年度、スタートです!」からの「夢に向かって」……いやなんだろう、もうそのシーンだけ見ると、2016年度の倉島パイセンの「ラストです!」がかぶるんですよね……あれ、卒業式だっけ?……って……配信でもLVでも、普通に泣きそうになりましたよおじさんは……間奏のセリフは日高さんでした。
LVでは、終了後に中3ズ再び登場でコメントが……あれ、あんま覚えてないな……転入生がしっかりしてる、みたいな感じだったんじゃないかと……。
え〜、あとどこだったのか覚えていないシーンがいくつか。
最初の方で、田中さんの「森センセにもビシバシいきますよ!」があったような気がします……。
田中さんの「まっすぐ前だけ見てました」、八木さんの「裏でばっくばくでした」は、去年の転入式のことを聞かれて、だったと思います……その前のシーンで、田中さんと八木さんに森センセが話をふるも、八木さんがおらず、「え、お前はどこでも消え芸炸裂できんの?」と……日高さんの能力者キャラみたいになっていきそうです……。
有友さん「去年は、美樹がぱっつんだし、好きな色が紫だし、この子入ってきたらかぶるなって思ったら、入ってきて」、今は八木さんは「うす紫」が好きなのだそうです……。
会場アンケートでは、八木さんから「英語が苦手な人」で、理由は「え、キャラが……」って、八木ちゃんがキャラかぶりを気にしはじめた……成長してるなぁ……「お前の英語キャラ、すっかり忘れてたわ」と森センセ。
というわけで、麻生さんが生徒会長じゃない、というところでどよめきが起こっていましたが、歴代送辞を読まれた方が次の生徒会長だったので、個人的には「新谷さんかなぁ」と思っていました(来年度は外してくるかもしれませんね)。
いろいろと賛否はあると思いますね、確かに……ただ、去年まではわりと順当だった感じを受けるんですよね、中元パイセンは一人だったし、堀内パイセンはあのとんがった面子の中ではいろいろな意味で安定感があるようでしたし、菊地パイセンは気質的にそんな感じだし、磯野パイセンは在籍年数からそうですし、倉島パイセンは選択肢ないし、山出パイセンは「ザ・さくら学院」ですし……そういった決め手がない中で、初代メンバーを知らない世代になったこともあって、結構難題だったんちゃうかなぁ……父兄さんが投票したら多分麻生さんでしょうね、それも十分わかります……。
私は2017年度しか知りませんもので、日高さんが生徒会長でも面白い、でも自由に泳がせた方がもっと伸びる感じがしました(ので、「はみだせ!委員長」は抜群かなと)。
麻生さんは、MC委員長でもトーク委員長でも、パフォーマンス委員長でもよかったかな、と思いました、もちろん生徒会長でもよかったんでしょうけれども……責任感も強そうですし、昨年教育委員長をやってこられたこともありますし、存在感も含めて、2018年度の中心人物なのは間違いない、と……考えたところで、そこに何かしらのチャレンジがあるのかどうなのか、ということだったんじゃないでしょうか……順当に生徒会長では、チャレンジングではない、ということなのかな、と(なかなか酷な判断で、それは倉本校長や森センセのフォローからも伺えましたけれども)。
で、新谷さんは、涙腺ゆるくて頼りない、ちょっと生徒会長のイメージからは遠いなぁと思いつつも、じゃあ他の役職はとなるとうーんピンとこなかった……一代限りの役職ならありかもでしたが、自由に泳がせたときの破壊力は日高さんには及ばないようにも思いますし……何が決め手って、やっぱり難しいですねぇ。
個人的に思ったのは、「対応力」かな、と。
思えば、学院祭での日高さんのぶっこみへの見事な対応、あるいはラストオルスタで自らの判断で舞台からはけるという対応、この辺り、いや他の方でもなんとかしたんだと思うんですけれども、その反応速度みたいなものが速かった、と評価されたのかもしれません。
先頭を歩くリーダーではなく、俯瞰で全体を見ているリーダー、という感じでしょうか。
そして、これも個人的な感想ですが、ここぞというときにお話しされる際の力強さと迷いのなさ、空気を一瞬で切り替える力があると思います。
とりとめない感想ですが、5人体制での生徒会、どうなっていくのやら楽しみです。