さて、『FRESH!マンデー』は#77。
○こちら===>>>
今回は、先週にお知らせがあった通り、森センセはお休み。
クリスマスイブ……はぁ……。
日直はパフォーマンス委員長の藤平さん、有友さん、八木さん、生徒会長の新谷さんが出席。
(※以下「続きを読む」を設定します※)
みなさん、髪飾りなんかにクリスマスチックなものがついていて……かいちょはデコ具合がけっこうなものですな……。
というわけで、誰かが先生になるのかと思っていたら、どうやらスペシャルな先生がいらっしゃるようです。
登場されたのは、キーボーディストのにしのえみ先生。
八木さんとの身長差がやゔぁい感じですね……岡田パイセンあたりよりも全然背が高い先生です。
まずは、クリスマスソングを歌います、ということで、
に「今日はじゃあ、「ジングルベル」を歌いましょうか?」
藤平さん「……え?」
新谷さん「え?」
有友さん「お?」
に「(笑)」
(スタジオ笑)
に「ごめん、「サンタが街にやってくる」を歌おうか(笑)」
藤平さん「びっくりしたー」
(スタジオ笑)
藤平さん「ほんとに焦ったー」
に「ちょっとね、びっくりした顔みたかったから(笑)」
なるほど、森センセのサプライズには慣れていても、初見の人からのガチサプライズには弱いと……みなさん、まだまだ成長期ですな。
そして、みなさんの「サンタが街にやってくる」……なかなか貴重ですな、そういえばクリスマスソングないですものな、さくら学院……なんでだろ……。
に「も~う、すっごい盛り上がった」
一同「やったー!!」
に「最高のクリスマスイブって感じ、ありがとう~」
うん、緊張感がありつつも、いい感じですな。
というわけで、本日の授業は「オリジナルクリスマスソングを作ろう!」。
……なるほど、作曲の授業ですな……これ、公開授業でやったほうがいいんじゃないかな……あ、そういえば去年はハンドベル(ミュージックベル)でしたっけ……あれで「森センセいらなくね?」ってなったのかなぁ……。
みなさん、曲を作ったことはない、ということで、にしの先生から歌詞を考えてから、曲にしていく(「詞先」ってやつですな)方法をやってみましょう、と。
いろいろな単語をどんどん出して、そこからイメージを広げていきましょう(「サライ」方式ですな……ちょっと違う)、ということで、ホワイトボードに「クリスマス」と書き、ハートで囲むと、それだけで「かわいい~」、
新谷さん「森センセは絶対こういうのやんない(笑)」
(スタジオ笑)
と滑らかに毒をぶち込むかいちょでした。
アイデア出し、ブレインストーミングの基本は、情報の見える化、そしてマインドマップでもそうですが、言葉だけでなく、イメージを描写するとよろしい、ということになっていますので、ハートとか実は重要だったりします。
というわけで、クリスマスから思いつくことをどんどんあげていきましょう、藤平さんの「サンタさん」から、サンタさんを広げ、ツリー、プレゼント、冬、寒い、雪だるま、靴下、寝る……、
に「え、寝るって言った?」
藤平さん「はい!」
に「寝る?」
藤平さん「はい!」
に「え、寝る?」
藤平さん「はい!」
に「寝るの?」
八木さん「寝てる間にサンタさんが」
藤平さん「そうそう」
に「あ、寝てる間にくる人だよね」
さすがというか、藤平さんに引っかかる先生、素晴らしい、そして八木さんのフォローも(よくわかったな……)。
にしの先生から「気持ちとかある?」と質問され、わくわく、どきどき、楽しい……などなど出てきて、にしの先生「もうできるんじゃないかなぁ」と……もう?
ストーリー的には、サンタさんが寝ている間に煙突から入ってきて、プレゼントやケーキをくれる、みたいなものでいきましょうか、と。
続いて、出てきた言葉を使って、歌詞っぽくしてみよう、と。
なお、八木さんのノートは、昨年のお天気お姉さんコーナーで使用したものだそうですよ(「使い回しの好感度!」by森センセ)。
八木さん「サンタさ~んが~」
有友さん「サンタさんが~」
八木さん「クリスマスのときに~」
有友さん「やってきました~」
八木さん「わ~い」
有友さん&八木さん「(笑)」
うむ、有友さん、八木さんはノリノリであることがわかりますな、素晴らしい。
ここで場つなぎのために、
に「クリスマスねぇ~……あっという間ですね、一年は(笑)」
と、にしの先生から(オーソドックスではありますが、回しという意味では結構重要なので、盗んだら……と思いきや、がっつり下向いてみなさん書いてるから無理っぽい)。
書けた人から発表を、ということになりましたが、なかなかみなさん手が上がらず、
藤平さん「難しいね」
有友さん「のど乾いた」
……有友さんは、水飲み率が高いですよな……。
てか、まだ始まって10分くらいですけれども。
にしの先生、みなさんのノートの覗きつつ、新谷さんのを見て「さすがですね」と。
八木さん「この音楽につられちゃう」
と、BGMの「ジングルベル」をみなさんで歌われる、と……。
みなさんが出す歌詞を合体させて一曲作る(「サライ」方式ですな)、ということで、短くたってかまわないですよ、と。
に「渾身のワンフレーズ、ください」
(スタジオ笑)
新谷さん「え、渾身の?」
に「なんか、これいけるぜ!ってやつ、ください(笑)」
まずは、切り込み隊長の有友さんから、「さむいさむい」。
八木さんは、「ふわふわしてる雪がいっぱい」、に藤平さん「すごいねみんな」。
に「見て、すでにAメロっぽくない?」
で、歌い出す有友さん八木さん、素晴らしい。
藤平さんは、「ツリーの下に、プレゼントやケーキ」。
一同「おお~~」
八木さん「今週の」
藤平さん「渾身の」
八木さん「間違えちゃった、渾身のだ!」
有友さん「ゆづちゃんの」
藤平さん「ゆづちゃんは?」
新谷さん「ゆづちゃんの渾身の?やだぁ、なんか……」
おっと、どうも新谷さんが本調子ではない……というか、企画的に、新谷さんのまじめな部分が全面に出てしまう感じですよねきっと、ちゃんとやらないと、みたいな……どちらかというと新谷さんは「後の先」タイプっぽいから、ぐいぐい攻められたりする中でアドリブをかますのは全然得意っぽいですが、こういうふんわりした感じだと本領発揮できないのか……他のみなさんのはみだし具合がすごい、ってことだと思いますけれども。
そんな新谷さん、「赤い帽子をかぶって、ふわふわのひげがついている」。
一同「おおぉ~~」
藤平さん「うまくない?すごい~」
ちゃんとしてるなぁ……ほんとに。
ここでいったんまとめ(そう、インターバルでまとめをする、というのが大切なのですよ……ビジネスの会議なんかでもそうですけれども……何の話だ……)。
にしの先生の「それは誰?」という問いかけに、みなさん「サンタさん!」(そうそう、こういう誘導もですね……会議とかで……)。
「サンタさん、参上!カキーン!」というフレーズが出ましたが、採用されず……八木さんと藤平さんはポーズつけてましたね(新谷さん「なんか、かっこいいねサンタさん」)。
次はサビ、ということで、同じ言葉を繰り返しても印象的だよね、とにしの先生(破綻のない方向への誘導ですな、素晴らしい……)。
ここで、「ふわふわ」とか「わくわく」という言葉をたくさん並べてみよう、ということになり、「どきどき」、
八木さん「ぽいぽい?」
一同「ぽいぽい?」
(スタジオ笑)
八木さん「ぽよぽよ?」
に「ぽよぽよ?(笑)」
いいぞ八木さん、思ったことを口にすればいいのです。
新谷さん「なんか、わくわく系の言葉はないかな」
そして、方向性をしっかり見ている新谷さん。
有友さんの「もにょもにょ」で八木さん大爆笑、藤平さんの「どくどく」は賛同者なし、そして八木さんの「ぴかぴか」が採用。
ここで、有友さんのなにかしらの行動が、八木さんのつぼに入ったらしく、爆笑。
最後は決めゼリフ、で「メリークリスマス」。
八木さんが思わず「トリックオアトリート」と言ってしまい、有友さんにつっこまれる……あぁぁぁ八木ちゃんがつっこまれている、なんて、なんて成長……。
何か付け足したいことは、ということで藤平さんから「すやすや眠っている」、が出ますと、にしの先生から「サビにすやすや入れてみる?」ということに。
新谷さん「こんなすぐできると思わなかった(笑)」
もうちょっと、サビに繰り返しの言葉を増やそう、ということで、にしの先生から「楽器」というワードがでると、新谷さんが「りんりん」を……素晴らしい反射神経、対応力、このあたりがさすがですなぁ……やっぱり「後の先」のお人かな。
八木さんからは「しゃんしゃん」が出て、パンダの名前ってところから「ぱんぱん」、それはいいやってことで「るんるん」、ら行が続いていることに気づいてしまった八木さん、
八木さん「らんらん、りんりん、るんるん、ろんろん?(笑)」
いい、弾けている、小等部素晴らしい。
歌詞が固まってきたので、続いてはメロディを考えていきます、と。
自分が考えた歌詞のところは、自分で歌ったほうがいい、ということになり……うん、『さくら学院SUN』で、松井パイセン号泣、というあのシーンがちょっと頭をよぎりましたな……逃げ道はない、わけですな。
メロディを考えるときには、言葉のイントネーションに沿って、音をつけてみる、というのもあり、と。
音楽は自由なのです!
ここからは、文章では伝わりませんので……どうやらキーはCのようです、有友さんの口ずさんだ「さむいさむい」にさらっと音を当てる先生に感動、のみなさん(絶対音感派ですな……)。
EAG(ミラソ)、ですな。
八木さんの「ふわふわしてる~」の、ちょっと投げやりな歌い方が面白可愛らしい……レソ、レソ、レソ、ソレ~ですな。
に「これ、けっこうアゲアゲソングにしちゃう?」
有友さん「あ」
有友さん&八木さん「(ラップ調で)さむいぃ、さむいぃ、ふわふわぁ、してるぅ、雪がぁ」
に「なんでアゲアゲソングだとラップになっちゃうの?(笑)」
(スタジオ笑)
に「なんでラップになっちゃうのよ!(笑)」
ラップだったら、にしの先生はいらないのです……。
楽器もあるので、ということでそれも触りながら……八木さんはキーボードを適当にいじっております……あ、有友さんはピアノ経験ありでしたっけね。
藤平さん、「ツリーの下に~」、はドレミファソソソ、ソソソソソレ~。
有友さん「ゆづちゃんがなんか決めてくれる」
新谷さん「待って待って!(笑)」
追い込む有友、追い込まれる新谷……。
メロディがつくなかでも、みなさんメモっておられるのですが、音を書いたり、アクセントを書いたり……そうか、アイドルさんですもの、レコーディングの経験ももう何年もあるわけですから、その辺りちゃんとしてますよね、歌うに当たって必要なもの、というのがよくわかっておられる……。
追い込まれる新谷さん、なかなか出てこない……ああ、松井パイセン……そしてここで、またもラップをぶち込む有友さんと八木さん、乗っかる藤平さん、戸惑うかいちょ……
に「ラップ?」
新谷さん「ラップ?」
に「歌う?」
新谷さん「歌う?」
に「メロディ?」
新谷さん「うん……」
に「どっちがいい?」
新谷さん「え~、ラップにする?」
ここのオウム返しのところで、ゆづ父兄のみなさんは撃沈でしょうな……。
ラップになりつつある流れにあらがいきれない新谷さんの戸惑い……。
「サンタさん」は、上のド~です。
ここでいったんまとめ、で「赤い帽子を~」のところでラップに入る、と思いきや、
新谷さん「待って、無理だ!メロディにしていい?」
よし、よくできました(○)。
メロディをつけることになったのですが、回ってきたキーボードに、「待って私ピアノ弾けない!」……ここで、「サンタさん~」を、ドミソドでハモることが決定しました。
「赤い~」のところは、ミラソドレミファソ~、ソ~ソレ~になりましたと。
「サンタさ~ん」のところは、合唱チックに音を足していくことになったようです……が、八木さんのミがちょっと怪しい……。
さて、サビですが、
に「何か、メロディ思いつく人いる?」
一同「……」
に「一気に堅くなる(笑)」
ここは、八木さんの歌いだしによって、符割も決まって(ふわふわわくわくどっきどき/ぴかぴかすやすやりーんりーん/しゃんしゃんるんるんメリークリスマース)、さてメロディは、にしの先生により上のドから、ドソドソシソシソドドド~になりました。
ここでいったん通しでまとめ。
うん、できてます。
ラストの「メリークリスマース」はメロディではなく、かわいく元気に、という感じで。
にしの先生による添削が入ります。
「ふわふわの~」のところが、ファソラシドドドドシラソ~、でいかがか、と。
さらっと入った修正にみなさん「すご~い」……いや、みなさん普段のライブでのとっさの対応とか、こういうことをやっておられるんですぞ……つまりプロですぞ……。
コード進行的に、サブドミナント、ドミナント、トニックな展開がほしかった感じでしょうか……。
イントロもさらっとつき、曲らしくなってまいりました。
楽器もあるので、ということで、有友さんがタンバリン、八木さんがハンドシェイカー、新谷さんがフレイベル、そしてなぜか藤平さんは卓上ベルで参加。
に「なんか、一気にシュールに(笑)」
カスタネットっぽくなってますけれども。
というわけで、通しで練習~。
いや、さすがみなさん、曲の感じをとらえるのがお上手……特に藤平さんの卓上ベルの入れ方とか、ああちゃんとそこで入れるんだなっていうのが素晴らしい。
有友さん、サビでタンバリンの入れ方がかっこいいと褒められる。
八木さん、ハンドシェイカーの使い方を教わって、リズムキーパーになれますよ、と。
に「このリズムに乗って、私も今日ピアノ弾くね」
八木さん「え”ーーー!!う”そーーーー!!」
(スタジオ笑)
に「頼んだ(笑)」
顔笑れ、八木ちゃん!
新谷さんのフレイベルに関しては、裏拍で入れるとオシャレ、と……ダンスだと裏でとるのもやれるんでしょうけれども、楽器はまた違うのかな……というか、新谷さんがベルを、骨董品か危険物でも持つように持っているのがまたなんとも……奥ゆかしいというか……。
藤平さんの卓上ベルは、先生に「急な年末感があるね(笑)」と。
通し練習から、締めまで決めて、タイトルも、八木さん発案「すてきなクリスマス」に決定(なぜか、有友さんは「Fairy tale」をぶっ込んできましたけれども)。
……よく考えると、1時間足らずで作った曲に、楽器も使って、しかも披露するって、恐ろしいな……やれって言われたら全力で断る案件です……エンターテイナーは違うなぁ……。
そして、やはり、本番が一番素晴らしい、という……(泣)。
新谷さん「いろんな言葉がね、たくさん想像力が働いて、こうやって曲ができるんだなって初めて知りました」
藤平さん「はじめのほうは、なんか、言葉とか見つけるのが、ちょっと難しいなとか、音程とか決めるのが難しかったんですけど、最終的にこうやっておもしろ……おもしろ(笑)、素敵な曲ができて、うれしかったなって思います」
八木さん「美樹は、最初メロディとか、作るのが難しいのかなって思ってたんですけど、意外と、思っていたよりは簡単で、みんなで楽しく作れたと思います」
有友さん「さっきも言ったんですけど、こんなすごい曲が、1時間で、私たちが作れたなんて、それはすごいなって思います」
お知らせは、公開授業「書の授業3」は新谷さん、「映像パフォーマンスの授業2」は八木さん、学院祭デロは新谷さんからで、初出し情報はジャケットの絵柄、真っ白です……これにも意味がある、ということなので(新谷さん「別に、あの、手を抜いたとかじゃないんですよ」)……なんか、ちょっと切ない気持ちになる理由だといやだなぁ……特典映像では、きましたな秋オルスタ(夜)から、「ワンジャニ」「Fairy tale」「My Road」「約束の未来」のライブ映像ががががが!!!!!……さらに、デミーのオーディションまで……野崎さんの走って逃げて泣き出すシーンが……あ、ドキュメンタリーはないのかな……それはそれで残念ではありますが……いやぁ、あんだけきれいな映像を残しておいてオルスタ出さないわけがないだろう、と……「約束の未来」が貴重ですなぁ……もっとくれてもええんやで……RTGの告知は有友さん……始まるなぁ……ラストに、FRESH!マンデーのお葉書募集、
藤平さん「宛先は、藤平まで~!!」
(スタジオ笑)
八木さん「こちら、こちら」
ここで弾けたか藤平さん……募集テーマは「あなたの”お正月映え”写真」になったそうです……しっかりしゃべっているように見せて、特製ステッカーを「特番!」と言い放つ藤平さん……。
そして、大晦日は、12人と森センセですってよ!!
最高の年末ですな!
藤平さん「今日の私たちはどうでしたか?」
に「もう、とっても素敵でした!」
一同「ありがとうございます!」
に「なんか、いろんなことをお願いしちゃったというか、考えてみようっていったと思うんだけど、みんなが一生懸命考えて、こうやって一つの作品が作れたのがとってもうれしかったです!ありがとうございます!」
そして、なぜかラストは、「せ~の、ジャンケンポン!」……誰発なんだろう……。
いや、よかった(視聴数はあんまり延びていませんが)。
回しとつっこみの存在がいかに重要なのか、ということがわかる回でもあり、一方でみなさんが真剣に取り組む姿が公開授業以外でも見られたという貴重な回でもありましたな。
にしの先生が、適度に生徒をいじられていたのもよかったですし、新谷さんのまじめなところや、有友さん八木さんが調子に乗っていくところなんか、割と素に近いんじゃないかな、と思ったり。
というわけで、大晦日の『FRESH!マンデー』をアーカイブで見ながら寝落ちの年末年始になりそうです。
みなさま、よいお年を〜。