べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『FRESH!マンデー』#116とか

さて、今回の『FRESH!マンデー』は#116。
冒頭から末娘の元気が全開、仲さんの3名はちょっとした気だるさというか緊張感……まさか、その年で「若さと地頭にゃ勝てねえ」とか……

 

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(※記憶力ないけど何かネタバレ)大村バンド「Metal Nation」名古屋公演感想

楽しかった!!!!


いやもう、そうですよ、大村バンド「METAL NATION」名古屋公演に行ってきましたですよ、とにかく楽しかったのです。

 

(※レビューとかではない、単なる感想です※)

 

グッズのために、わりと早めに家を出たつもりが、限定白Tは売り切れに……くぅ、池下UPSETさんが家から徒歩15分くらいだと余裕ぶっこいてたらこれだ……Tシャツとタオル、ステッカーに『I_RI_S』はゲット……サイン会……。
そして、驚くような整理番号をいただいてしまい、もうなんでしょう、首いわしてもいいわ、な感じです。
セットリストは……あまり覚えておりません……冒頭、「Pleasant Surprise」のイントロが流れる中、白カットTにハーフパンツのShoyoさん(かっこいい……)、メイク濃いめの前田さん(しぇくしー)、そして話題の短髪が全然イケてる久世さん(そんなに爽やかじゃない……)、ラストにピンクちゃんとともに登場の大村さん……目の前なんです、目の前……左手も右手も目の前で……近すぎて逆にお顔が拝見できないくらい……こんなことはもう二度とないだろうな……。
一発目から新曲で、なんだろう、ちょっとSkid lowを思わせるようなスピードチューン……ギタークリニックやモバスクでも拝見しているのですが、改めて目の前で拝見すると、右手指の屈伸ピッキングまではっきりわかって……すごい……。
そこからの……楽しすぎたのでセトリが本当に思い出せない……15周年かつ、ベスト盤『I_RI_S』発売記念的な意味合いもあるツアーなので、『I_RI_S』に収録されている曲と、新曲で構成されていた……と思います……「Shadows of eternity」「Holy tomorrow」「Tell me why」「Nowhere to go」「Under one flag」「Poison eyes」「Every time」「Rain on me」「Distant thunder」「The night of U.S.A.」「Never surrender」……全然曲数が足りない……インストブロックは、「Hill of wisteria」と「Sadistic ritual」でしたよ〜……新曲は、あ、「Sadistic ritual」も新曲だ、1発目にかましたのが「Soldiers」(だったかな)、リズムが難しいとおっしゃっていた「Angels in the dark」、最高にノレて叫べる「Now I understand」、そして「Good bye lost in static」……うん、足りない気がする……初老の記憶力ですから、ご勘弁ください……アンコールでは「Soldiers」と「Now I underrstand」をもう1回、新曲2回も聴けたよ……。
基本、大村さんを拝見していたのですが(そういえば、Shoyoさんとのポジションチェンジが1回くらいしかなかったかな……)、ソロになって前に出てこられて、ソロが終わって後ろに戻られるときに、マイクスタンドにギターのヘッドが当たらないか心配してました(何の心配だ……するっと避けておられました……)。もう、何でしょう……モニターに足をかけての激奏、ヘッドを前に突き出されての激奏、私の脳味噌では処理できない左手指の動きの早さと柔らかさ、屈伸&スナップピッキングを支えているだろう右腕の凄まじい力の入り方……首振ったり叫んだりしながら、そんなところまで見えたのに感動しました。
久世さんの歌声は絶好調、ギターソロに入るとさっと下がって大村さんを指さしたり、背中を向けてぐっと腰を落としながらお水を飲んだり、前田さんに何か言ったり、Shoyoさんとバトルしたり(久世さんはエアですが)、とても楽しそうで、前から書いてますが、久世さんが楽しそうだと何だかほっこりするんだなぁ……メタルのライブでほっこりするのもおかしな話ですが、久世さんの歌のパワーと笑顔にはそんな魅力があると思います(まあ、ほっこりしてるのがおっさんなので、どうでもいいんですけどね……)。
前回、名古屋にきてくださったときは下手に陣取ってShoyoさんばっか見ていたのですが(をい)、今回は上手にいたので、あまりShoyoさんが見られなかったなぁ……1回、「Never surrender」だったか、大村さんとポジションチェンジして上手にこられたときは、目が合った!……ような気がする……角度的に、横からプレイを拝見する感じが多く、右手すごい……猛禽類みたい……バッキバキでした(Shoyoさんお勧めの耳栓をしていたので、低音はかなりマイルドになっていましたが、それでも炸裂しておられましたよ……)。UPSETさんは、それほどステージが大きいわけではないので、いつものダイナミックなアクションはちょっと控えめだったのでしょうか、しかしバスドラに足をかけてのプレイはかっこよいなぁ……ラスト1曲か2曲のところで、大村さんに何か耳打ちされて笑っておられましたな……「Sadistic ritual」での大村さんとのバトルも、「Hill of wisteria」でのソロパートもすごかったなぁ……BOHさんの変幻自在なベースも凄まじいですが、Shoyoさんはあんなにしゅっとしてるのにアグレッシブでパワフルなアタックをかまされて……日々の研鑽なんだろうなぁ……。
前田のお兄さんは、なんか、セクシーだった……あんまりお話されなかったけれども……「Poison eyes」のイントロがばっちり決まっていて素敵やった……今回はリハにない変なことはされなかったのだろうか……(ドラムに疎いからさっぱりわからず)……途中で新品のスティックを抜かれていたなぁ(プレイを見ずに何を……)……ここぞとぶち込まれる圧倒的な手数、「Tell me why」なんかではたっぷりための効いたプレイも堪能……しきれなかったのでお代わりほしい……。

 

以下、うろ覚えかつ順不同なMCです。

 

・水の代わりに蓋つき缶コーヒーを煽る久世さんに、「やめたほうがいいですよ」の大村さん。ほかの人にも言われていたみたいで、「コーヒー飲み過ぎでイッてる、アメ村だけに」と若干のやばい人風味なことをおっしゃる。なお、本日は4本目のコーヒーだったそうで……飲み過ぎ……。
・最初から1人汗がすごい久世さん、「これは、うれし涙です!」。
・昨日の大阪公演のMCはいつもの感じでやばかったようですが、今日はいい感じらしいです。「4年に1回くらいしか滑りませんから」「常に高いところを目指してます」的なお話。
・「ビジュアル系ですから」、と久世さん。
・2回目のMCブロックだったかな、グッズ紹介のためにこっそりトートバッグを仕込んでいた久世さん、深夜のテレフォンショッピング的なノリで、「女の子のアシスタントとかがいるんでしょうけど」。Tシャツの紹介、今回のツアーロゴ版と、公式ロゴ版、ブルータルな感じになっており、「僕、枝がこう伸びている感じのやつだと全部デスメタルに見える」らしい久世さん。一瞬のぽかーん。タオルの紹介では、「イングヴェイ・マルムスティーンのような」とおっしゃる久世さんに、盛んに「オールドイングリッシュフォント」とツッコむ大村さん。インギーのミドルネームから「ヨハン文字」と久世さんに命名されたタオルのロゴ、「文字はやばい、フォント」とツッコむ大村さん。トートバッグはポケットもついており、「最初見たとき、壊れているのかと思った」と、2wayのショルダーバッグにもなるバッグを紹介、肩から下げる姿もおもしろいです。あとは、「ステッカー入ってた」と取り出したステッカー、大村さんに「(上下)反対です」とツッコまれ……自分の着ているTシャツの柄なのにわかってなかった久世さんでした。
・ベストアルバム『I_RI_S』の紹介も。「大変でした、休憩がない」(久世さん)「いや休憩はあったでしょ」(大村さん)。「th」の発音をさかんになおされたそうで……大変だったけど「楽しかった」と。新録されたパートあり、ボーカルは別のトラックを使ったりしているそうで、昔のアルバムを持っている人も楽しめます。
・「この曲も、ボーカルの感じが変わっている」、と次のブロックにいく前に紹介、「ぶっ飛ばしていくんで」と煽りを入れる久世さんですが、「そんなぶっ飛ばす曲ではない」(大村さん)と始まったのは「Poison eyes」……確かに……。
・全国を回る今回のツアー、大村バンドではじめての福岡公演、CBというライブハウスは海っぺりのようで、周りに家もないので「爆音出せます」と久世さん。ステージが横長だそうですよ。「久世さんのご両親にもきてもらって」という大村さん(大阪には大村さんのお父さんもいらっしゃったそうで)。ちゃんとしないとお父さんに「うちの息子は何しよっと?」的に言われちゃう、と久世さん。
・1人尋常じゃない汗だらだらの久世さん。「どんどんすっぴんになっていきますから」。
・新曲の話、なのに旧譜の話を出す久世さん。「捨て曲がない」から、同じ曲をずっとやれるのがすごい、と(若干ディスられている感じを受ける大村さん)。「まあ、それで7年アルバム出してないんですけどね」(大村さん)。メタリカですら4年に一度くらいなのに、と久世さん。アルバム出しても、「1〜3曲目くらいしかやんないバンドもある」「なんなら1曲目しかやらない」と久世さん。「それはどのバンド?」(大村さん)、「いや、けっこうありますよね」。アルバムのツアーだと結構がっつりやると思いますけれども……。
・新曲は、もう久世さんも歌入れをしているそうですが、「驚いた……久世さんが歌うとジャパメタになる」と大村さん。ボーカルのジャパメタぐせがすごい、ということか……。海外シンガーの歌入れが終わったあとの久世さんの反応が楽しみ、という大村さん。それでももっと歌いたい久世さん、「ほしがりですから」。
・インストパートに入る前、久世さんがハケるタイミングがわからないのでステージに居座る、という……とっととハケてもらって、「どうやって戻ってくるか楽しみ」と大村さん。東京公演で「インスト終わったら、急にステージに立ってる」久世さんがおもしろかった、と。UPSETは、楽屋が階下なのか、離れているのか、Shoyoさんが「こんな感じで!」戻ってください(どんな感じだったかが思い出せません……)、と叫ばれるも、聞こえていないらしいです。
・急に『BURRN!! JAPAN』の話を振る大村さん、一瞬固まる久世さん。「うれし涙が冷や汗に……」。そういえば、どこでしたか、豊田のギターセミナーでも、雑誌の話が出ましたね……あれは(自主規制)……とにかくおもしろい、「(笑)が多いインタビューだった」(大村さん)、大阪への移動中にもその話で爆笑だったそうですよ〜。で、「なんだっけ、行方不明じゃない……」(大村さん)「謎多きシンガー、ですか?」(久世さん)。行方不明のシンガーになっちゃった。「住所不定無職のシンガー(笑)、かっこいい」(大村さん)、「深夜のドキュメンタリーでやってそうですよね。3畳しかない宿でギターを抱えて……」(久世さん)、「いやシンガーでしょ(笑)」(大村さん)、「(笑)」(久世さん)。
・何の流れだったか、久世さんから「盗んだバイクを買わされたりしました?」と……一瞬のぽかーん、「誰から?」(大村さん)「……ヤンキーから」(久世さん)「……西成だけどそんなことなかった」(大村さん)。ああ、尾崎豊さんの話からだったかな……。
・二人でずっとしゃべっているのに、「入っていけない!」とShoyoさん。ドラえもんの話になったそうで……で、ツアー恒例ということでドラえもんの画像がTwitterにあがっていたわけですな……。
・ニューアルバムが待ち遠しい、という話になり、新曲を指折り数え、「Hill of wisteria」は今回のツアーメンバーでも録音したい、と……おお、アナザーバージョン……で、「あれ、7曲?8曲?足りないな……ミニアルバムになっちゃう」(大村さん)。
・新曲が待ち遠しい久世さんですが、「大変なのはみんな」(大村さん)、と思わせておいて、作曲は全部打ち込みで行なう大村さん、トラックを作り終わって、いざギターで弾いてみると「……あれ、やっべぇな……ってなる」(大村さん)……ドSかつドMの本領発揮。
・みんなは久世さんをどう見ているのか、メタルシンガーでもない、ビジュアル系でもない……「もうわかんない……」(大村さん)。
・「何か、帰ってきたって感じになりますよね」(久世さん)「……どこに?」(大村さん)「いや、ここ(UPSET)に」(久世さん)、みたいなやりとりもあったかなぁ……。
・アンコールで出てきたあとも長いMCで、Shoyoさんに腕時計を指さされる久世さん。前田さんにも、大村さんにも。「いや時計つけてないでしょ(笑)」(久世さん)。
・1曲目の新曲は、久世さんの髪型のせいで入ってこない、という苦情があったそうです。Twitterで短髪は公開されていたので、「今日は大丈夫だったでしょう」(大村さん)。
・「Now I understand」もアンコールでプレイされ、サビで「オーオーオーオー」とシンガロングな部分があるのですが、そのタイミングをとるために、大阪では久世さんがちっちゃく指を二回振る、というのをやられていたそうです。で、今日は何にしようか、ということで、いろいろあって、最終的には久世さんがしゅっと右手で空気を握り込む、という合図に決まったのですが、「春日じゃないですか(笑)」(大村さん)……確かに……。福岡はまた違ったバージョンみたいですよ〜。
・大阪ではあまりの「没入感」で、歌詞が飛んでしまったらしい久世さん、「今日は大丈夫です」と。でも、没入感のあまりステージから落ちそうになってしまうという……Jupiterの静岡公演で落ちましたからね……不死身のボーかリストKUZEを見せつけましたけれども……。で、今日は大丈夫といいながらラストの曲で「ちょっと飛んでたでしょう?(笑)」(大村さん)。没入感……。
・楽しくて帰りたくない、という久世さんに、「じゃあオケ、置いていくんで」(大村さん)「(笑)よしやってみるか」(久世さん)「箱代は久世さんもちで」(大村さん)「それはきつい(笑)」(久世さん)。
・「Every time」の曲フリはもちろん、「藤岡さんの大好きな曲」「一緒に歌ってくれますか?」。

 

はぁ……ほかにも爆笑シーンがたくさんあったんですけれども……記憶力……演奏はただただ楽しい、そして超絶ハイクォリティ、こんなライブを目の前で拝見できていいのか、という感じ……またニューアルバムが出たら名古屋にきてほしいなぁ……。
というわけで、ライブから二日、確実にダメージの残る首に不安を覚えながら日常に戻り、幸せな時間を反芻するおっさんでした。
あ、サイン会にも参加しまして……大村さんのサインは3つ目かな……そんなに持ってるのか俺……相変わらずコミュ障なものでお話もできませんでしたが、ちょうど『I_RI_S』の「No where to go」がかかっていて、最後の久世さんのシャウトに「あれだけ歌わされて最後にこれをやらせるっていう(笑)」と大村さんがおっしゃる、魂の叫び、是非とも聴いていただきたい。

 

また名古屋に来てくださいね〜。
そして「むら来る」またやってほしいなぁ……。

 

 

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『キリング・ゲーム』ジャック・カーリイ

 

キリング・ゲーム (文春文庫)

キリング・ゲーム (文春文庫)

 

 

……あれ、おかしいな、急に新しくなった感じがする……もっと他にも読んでいる本があると思うのですが……まあいいか。

私自身は、ジェフリー・ディーヴァーにはほとんど興味がなかったのですが、なぜかカーリイは面白い(『百番目の男』の、「正気か、この作家……」というアレのせいかもしれません)。

そんなカーリイさんも6作目、カーソン・ライダーと相棒ノーチラスを主人公とした、モビール市警シリーズ。

今回のカーソン君は、表彰されたりとか、ポリス・アカデミーで教鞭をとったりとか、そこの学生たちと盛り上がったりとか、盗撮されたりとか、ユーチューバー(?)になったりとか、いろいろな災難に会うのですが、まあいつものことです。

ルーマニアからアメリカに渡ってきた、<チャウシェスクの落とし子たち>と言われるらしい、幼少期に相当な虐待によってトラウマを抱えることとなった人たちも登場します(ということは、当然怪しいわけです)。

ネタバレしないように紹介するのが難しいなぁ……猫の死体が発見されるようになり、同じ時期に、素性も年齢も殺害方法もバラバラな殺人事件が連続するのですが、その繋がりが何なのか、ミッシングリンクがあるのかないのか、というのが今回の眼目。

ミッシングリンクものは、犯人当てのように、なかなか「手がかりは揃っています」とできないのが難点ですね……徐々に明らかになっていくので、サスペンスフルではあります、これを本格として仕上げるには、手がかりの配置が重要で、伏線ってやつですね、そして、「書くことと書かないことを、ギリギリで峻別する」ことで情報をコントロールする、これがディーヴァーもでしょうが、カーリイさんもなかなかお上手なのです。

というわけで、今回も見事に引っかかりました……そして、陰影の余韻がまた、ハリウッド的というのか、大作的というのか、ああ『MGS』みたい……何のことやら。

お兄ちゃんもばっちり登場しますので、ご安心を(?)。

 

「そうした人々は生まれつきなのか、それともそうなるんっすか?」ジェイソン・ケロッグが訊ねた。

「そのように生まれつく者もいると考えられるね。脳の異常だ。僕が見てきた者たちーー殺人犯たちーーは作られた者だった。多くはスペインの宗教裁判が愉快に思えるような子共時代によって」僕は壁掛け時計に視線を走らせた。「時間だ。ここまでにしよう」(p50)