べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『ささやく真実』ヘレン・マクロイ

 

ささやく真実 (創元推理文庫)

ささやく真実 (創元推理文庫)

 

 初……だったかなヘレン・マクロイ……でもウィリング博士のは何かで読んだな……あ、ちくまの『あなたは誰?』か。

 

奔放な美女クローディアは、知り合いのスレイター博士が開発した”自白剤”を手に入れます。

彼女は、パーティがあるとかなり悪趣味ないたずらをしかけることで有名でした。

クローディアの家の近くに別荘を借りたベイジル・ウィリング博士(精神科医)にとってはあまり関係のない話でしたが、妙な行き合わせでクローディアの夫を家まで送ることになり、そこでどうやら開かれるらしいパーティーの面々と顔を合わせます。

その夜のパーティーでは、どうやらクローディアによって、”自白剤”が飲み物の中に仕込まれ、誰もがその飲み物を飲んだらしく、疑心暗鬼と猜疑心の渦巻く中、様々な醜態がさらされます(何しろ集まっていたのは、旧来から様々な友誼を結んでいる人たちだったのですから)。

恋人を送り届けたウィリング博士は、未明になってクローディアの家の近くを車で通ります(借家への近道があるのです)。

寝静まっているはずの屋敷に、窓明りが一つだけ見えたので、火事ではないかと近づいたウィリング博士は、そこで絶命しているクローディアを見つけました。

容疑者は、パーティーの参加者。

 

というわけで、この作品は典型的なフーダニットであり、かつそこで用いられるある事象については、いくつかのミステリでも取り上げられていますので珍しくはありません。

決め手としては、ちょっと無理ないかな、と感じましたが……物証、決め手としては弱いんじゃないかと思うのですが、それでも解決の仕方で納得できるようには書かれています。

科学的な知見に基づいている、といえなくもないので(専門家でない私にはなんともいえません)、説得力自体はもちろんありますが、正直「う〜ん……」と思いました。

ただ、物語としてみると、登場人物は魅力的に描かれており、しかも伏線の張り方もお見事、ある事象の処理の仕方もひねりが効いていて、とても面白く読めました。

マクロイは再発掘されていくつか翻訳されているので、今後も読んでみましょうか。

 

「きみがいなくてよかったよ」ロジャーは錠剤の容器の蓋を閉めた。「この薬が悪いやつの手に渡ったら、それこそ恐ろしいことになる」

「たしかライト兄弟も同じことを言ってたわね」クローディアの唇にうっすら笑みが浮かんだ。(p18)

 

「あたしも!」ペギーが意気揚々と言う。「カクテルの名前は決まってるの、クローディア?」

「まだよ」クローディアは夢見るようなまなざしになった。「そうねぇ。闘牛士が使う、牛を殺す瞬間を表わす決まり文句があったわね。あれにしようかしら」

「”真実の瞬間”のことでしょう?」(p84)

 

 

 

『悪役レスラーのやさしい素顔』ミスター高橋

 

悪役レスラーのやさしい素顔 (双葉文庫)

悪役レスラーのやさしい素顔 (双葉文庫)

 

 

最近プロレス見てないなぁ……SWGPくらいかな……。

というわけで、ミスター高橋といえば、いわずとしれた新日本プロレスの名物レスラー、しゃべっちゃいけないようなことも遠慮なしでしゃべったりしちゃうお人。

プロレス全盛期のことってそういえばよく知らないな……と思いつつ、悪役レスラーといえばブッチャー、ザ・シーク、タイガー・ジェット・シンくらいしか思いつかない残念なプロレスファンとして、これは読んでおかねばと思ったらしいです。

とにかく悪役レスラー、というか外国人レスラーがたくさん登場する、というだけでも面白い。

アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ辺りの超人気者から、昭和〜平成世代には伝説でしかないフレッド・ブラッシー、ダスティ・ローデスビル・ロビンソン、トニー・セントクレア、バッドニュース・アレン、まったく知らないアナコンダとか……ミスター高橋の歯に衣着せぬ(そして、ブックのこととかアングルのこととか普通に話しちゃう)口調というか文体が心地よいのです(そこに、プロレス愛が満載されているのです)。

 

個人的には、一時期からルチャ・リブレ(メキシカンプロレス)の歴史を追いたいと思っているのですが、ドクトル・ルチャが分厚い本でも出してくれたらなぁ……1冊ルチャの歴史っぽい本を見つけたのですが、英語で……しかも高い……なんでメキシコでプロレスがあんな感じになっていったのか、それを知りたい、と思ったりしています。

がんばって、ドクトル・ルチャ!

BABYMETAL「洗礼の儀」参拝記(12/2、12/3)

さて。


超絶晴天で祝福された、BABYMETALさん広島公演「洗礼の儀」2DAYSを、混ぜ混ぜしながらレビューします(有給休暇をもぎ取っての参拝だったのですが、いつもの紀行文的なものはすっ飛ばします)

 

◯こちら===>>>

natalie.mu

 

といっても、ナタリーさんの記事を参考にしていただくか、年明けに出るであろう『ヘドバン』で総力特集が組まれると思うのでそちらをお待ちくださるのがよろしいかと。

 

(※いつも通り、XX世代に入れてもらえない二度目の成人式を終えているおっさんがいろいろ書き殴りますので、酔いそうな人はご遠慮ください。BABYMETALさん、アミューズさん、その他関係者のみなさんとは一切関係ありませんので、ご了承ください。楽しみすぎて、いろいろ見れてないと思いますので、ぜひアミューズさん、ソフト化を……。※)

 

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『FRESH!マンデー』#21とか

ただいま12月3日、広島でこれを書いています。
ええ、そうです『洗礼の儀』です……。

 

◯こちら===>>>

freshlive.tv

 

#21の出席は、顔笑れ!委員長の岡崎さん、田中さん、有友さん、新谷さん(あと森センセ)。

タイトルコール直後から、不安定さ抜群の日直・岡崎さん(すばらしい)。

森センセは、登場から「あれ?声が?普通に出るよ?」ということで、回復されてよかったよかった(説教されたのかな)。

号令もぼろぼろの岡崎さん……「お願い……しまーす……」、おかわりしても微妙な感じで……。

とりあえず、学院際の振り返りでは、放送作家の山田さんもLVを見に行ったそうです。

相変わらずマイク無しなので、森センセに「声を張れ!」とたびたび突っ込まれるという……。

岡崎さんは、先週の放送でほめられていたのを、まずお姉さんからの情報で知ったようです。

 

岡崎さん「結構考えてやりました!」
森センセ「気持ちとか、セリフも自分で考えてきましたけど、ああいうの大変だった?」
岡崎さん「同い年が愛子とめぐでよかった、って(セリフとして)言ったんですけど、それを言いたかったんですね」
森センセ「そうなんだ。あれ、自分で加えてきたんだよね」

 

そうでしたか……やっぱり、中1から加わるって結構感じが違いますよね……私も、中学から転校したくちなので、何となくわかる気がします(?)。

山出さんと岡田さんの芝居が「結構リアル」ということですが、岡崎さんがみんなを締めるというポジションは「ぜんぜんリアルじゃない」そうです。

 

森センセ「あれを通して、自分の中で何かかわったことってありますか?」

岡崎さん「なんだろうなぁ〜、あ、でも怒るとこんな感じなんだ、っていうのはわかりました」

森センセ「普段怒ったことない?」

一同「ないです」

岡崎さん「怒ってみたい!」

森センセ「岡崎が怒ってもいいよね、別に」

新谷さん「いいけど、怒んないぜんぜん」

有友さん「コントで怒ったのが初めてくらい」

森センセ「でもなんか、確かに岡崎怒ってたら笑っちゃうよね」

岡崎さん「そう、笑われるの!」

 

 

すごいな……まさしく顔笑れ!委員長じゃないですか……そのキャラ(?)は、すごく貴重だから、大事にしながら、でも真剣なこともいえるようになっていってほしいものです。

田中さんは、「サクラデミー賞」が一番楽しかったそうです。

ただし、「自分のところはいやだったけど」。

有友さんは、去年はピコ太郎のネタをやったらしいですが、今年は「女子の部分を出してきた」……成長成長。

マジで照れていらっしゃいましたが、心ここにあらず、な理由は後ほどわかります。

 

森センセ「それが正しい反応なんですよ。ぐいぐいアドリブで入ってくるものじゃないんですから!で、問題は、新谷さん。二日目のサクラデミーで優勝して……覚えてます?すごい盛り上がったよね」

新谷さん「もう麻鈴が……すごいびっくりしたんですよ」

森センセ「そうなんですよ。まず新谷がウイニング小芝居で一人でやってたら……男の子役は岡崎だったよね?で、新谷が、最初質問責めみたいにしてて、そこからもう「なんだこいつ?」みたいになってて。あれって決めてたの?」

新谷さん「いや、あ、でも、質問責めでいって、最後に「好き」って言葉を待ってたんですよ」

森センセ「あ、こっちに言わせようとしてたの?」

岡崎さん「そうなんだ(笑)」

森センセ「こいつがなかなか言わなくて、三回くらい「なにが言いたいの」みたいに責めてたら、急に」

新谷さん「麻鈴が」

森センセ「日高が、あいつの番じゃないのに、まあその前に、ぎりぎりの判定だったんだけど。そのとき新谷はどう思った?」

新谷さん「……え?え??」

森センセ「見てるほうからしたら、「あれ、これ事前に打ち合わせしてるのかな?」って思って。私やるから、ちょっと入ってきて、みたいなそういうのはなし?」

新谷さん「なしです。ほんとに、アドリブです」

森センセ「やばいじゃん。俺はもう(両手をあげて)こうしてました。お前らなんとかしてくれって」

新谷さん「終わりがわかんなくてほんとに……で、百々子ちゃんが、「二人ともやめろよ」みたいなこと言ったんですよ。で、ここはもうあれしかない、と思って」

森センセ「それはもう、言おうと思ってたわけじゃなくて、降りてきた感じ?」

新谷さん「どうしようどうしよう、って戸惑っていたところで、しめました、パンプキンで(笑)」

 

森センセも「あれはすごい」とおっしゃっておられましたが、確かに現場で観た人間としても、すさまじい対応力でした。

奇跡の連鎖……岡崎さんじゃなかったら、中2〜ズの前の小芝居がなかったら、そしてもちろん、田中さんが順番を決めていなかったら……森センセは、田中さんが順番を決め始めた時点で「コーナーの手綱を握れてなかった」……放棄するの早くないすか?……まあそのおかげで伝説が生まれたわけですが……「田中という暴れ馬が走り出しちゃって」

岡崎さんに、新谷さんと日高さん、どちらかを選ばせるという暴挙を森センセは謝っておられました。

伝説……これは後世に残す価値がありますぞアミューズさん(だからソフト化希望)。

有友さんは、言い残したことはないかと聞かれて「んあ〜」みたいな反応ですが……心ここにあらず、な理由は後ほど明らかになります(しつこい)。

購買部の新曲の振り、覚えてくださいね〜、ということです。

 

1時間目は、「懐かしギャグコレクション」……どうやら「LoGiRL」でやったことのある企画のようです……いいなぁ観たいなぁ……。

岡崎さん、有友さんが出演された回のようですね……で岡崎さんは「もみじまんにゅう」をやったと……のりお師匠もびっくりですな、それは。

ポーズをつけて、ギャグを完成させる、という……「LoGiRL」ってすごいことやらせる番組だったんですね……。

 

森センセ「田中、これやばいやつだよ。結構がんばらないといけないやつだぞ」

 

田中さん大笑い。

岡崎さんは「すべりギャグ製造機」だそうで。

 

岡崎さん「大事なところでかむから」

 

学院祭での「すべるはずが受けやがって」、という……たぶん岡崎さんは、すべるんじゃなくて、「予定調和を崩す」タイプの芸人さんなんでしょうね(芸人さん?)。

一つ目は「せんだみつおさんの「ナハナハ!」をやってみてください」。

一人目に田中さんを指名するも、「いや……」とスルーで、名乗り出る有友さん。

 

森センセ「出た!助かりますこういうとき!有友さん、いっつもすいません!見本見せていただいて!田中、見本見ないとできないんで!」

 

師匠感がありますなもう……。

そんな有友さんは、「あれ、日本のここどこ?那覇那覇」で絶賛。

 

森センセ「なんなら、せんだみつおさん越えてます!意味があるから!」

 

……森センセ、消されますよ……あ、せんだみつおさん相手なら大丈夫か。

2番手に「田中、いける?」と聞かれて「いや……」と再びスルー、新谷さんへ。

 

新谷さん「え〜やだ!」

岡崎さん「あ、知ってそうだな!」

森センセ「新谷知らないか」

新谷さん「知らないですよ……」

 

新谷さんは、手を大きく広げて「ナハナハ」。

 

森センセ「……だっせ〜。だっせ〜。せんだみつおさんより古いギャグって感じがしますね!時代が古い!もう昭和より大正時代の感じがした!いいよ、新谷らしくていい!」

 

ゆづみんつぐみんをやっているわりに、こういうギャグ的なものは苦手ということは、新谷さんはきっちり構成されたお笑いに向いているのかもしれませんね(何の分析だ)。

ここでついに田中さん登場、「新谷がやばかったあとに」

 

田中さん「「HANA*HANA」の逆は、「NAHA*NAHA」!」

 

で大絶賛。

 

森センセ「お前なに、とんち効かせてきてんの?お前にそういう才能ないと思ってたのに!もうさくら学院のギャグじゃないか!せんだみつおさんが「HANA*HANA」知るわけがないだろ!」

 

トリは予定調和を崩す女・岡崎さん。

 

岡崎さん「……おいしそうだな〜(何か食べて、両耳をつかんで)くぃ〜、ナッハナッハ!」

アイスバーン

森センセ「……はい見事、見事な空気感」

有友さん「先生」

森センセ「はい?」

有友さん「岡崎さんがすべりました」

岡崎さん「(爆笑)」

森センセ「すべってました!うまいうまい!」

 

 

有友さんのお笑いセンスはどうなってるんだ……ここできっちりそれをぶち込んでくる辺り、なかなか芸人でもできませんよ。

構成作家の山田さんも笑っていない、という相当な空気感なようです。

 

岡崎さん「水飲もっかな」

森センセ「水、飲んでください。ウケる水飲んでください。それ飲むとウケるようになりますから」

 

 

森センセの「ナハナハ」、も微妙な感じですけれども……そうか森センセ私より年下か……。

みなさんひねりが利いていますね。

次は、「財津一郎さんの「非常にキビシー!」」……おいおいテレビ創生期くらいじゃないか?

そのうちエノケンロッパとか出てこないよな……。

 

森センセ「田中いける?!」

田中さん「いや、いけないです」

 

やべえ、田中さんも自分のポジションを理解しつつある……吸収が早いな10代は……。

まずは岡崎さんから、前に出て。

 

岡崎さん「(左手を腰に、右手を顔の高さにあげて)この流れ(でちょんちょんちょんと動かし)、非常にキビシー!」

森センセ「お、いい!いい、いい、いい……あれ、山田さん……笑いを忘れてしまったんですか山田さん……でも、空気感には合っていた」

 

「キビシー」の言い方はよかったんですよね……で、若干落ち込んでいる感じを見せる岡崎さん、そういえば「狙ってかましたネタが滑ったときのダメージはでかい」って前におっしゃってましたね。

 

森センセ「まだ滑りなれてない……」

岡崎さん「非常に、落ち込んでます!」

 

お、うまいじゃないですか……。

 

森センセ「田中いける?!」

田中さん「いけないです!」

 

ということで、新谷さんが2番手。

 

新谷さん「ちょっと、非常に厳しい……非常に、キビシー!(で、左足を上げ、右手を広げて前方に、左手で鼻をつまむアクション)」

森センセ「あ〜なんか、またお前は『おそ松くん』の世界感だわ!古い!」

 

面白かわいい感じですねぇ。

3番手は有友さん。

 

有友さん「非常に(でうつむいて)、キビシー!(で前方に踏み出しながら、右腕を突き上げる感じ)」

 

猪木氏の「ダーッ!」的な感じ、みたいです。

 

森センセ「君らいいね、ダンスやってるからか、キレがいい」

 

というよくわからないほめ言葉あり。

ラストは田中さん。

 

田中さん「非常に、キビシー!(で頭を抱えてしゃがみこみ、画面から消えるという消え芸炸裂)」

森センセ「消えんな消えんな!それお前のギャグじゃねえんだ!」

 

消える予定はなかったのに消えちゃうなんて……小5は末恐ろしいですね……。

その隙に、岡崎さんが、スタジオを飛んでいる虫を捕まえる、というところを森センセに発見されて突っ込まれていました。

森センセによる実演があったのですが、「……俺の回こそ、誰も笑わない、という……」結構な滑り具合です(まあ、しかたないというか、財津一郎さん知らんでしょ、タケモトピアノでしか)。

 

森センセ「何だこの地獄のコーナーは!誰が得するんだ!財津さんまで損してるからな!」

 

3問目は、「小島よしおさんの「ナイス!ナイス!ナイスタカラッターナイス!」」……えらい新しいな。

……あ、ていうか、森センセ、小島よしおの元相方なんだ……早稲田かよちくしょうめ、普通に働きやがれ!……いかんいかん、心の声が……。

一発目は有友さん(すばらしい)。

 

有友さん「ナイス、ナイス、ナイスタカラッターナイス(を、軽くジャンプしながらサムズアップを両手交互に前に突き出す動き)」

 

さすが有友さん……キレが違う(なんなら、小島よしおより)。

 

森センセ「田中さんいきますか?!」

田中さん「いかないです」

森センセ「いかないです!田中さん、なかなか交渉がはかどらないんですよね」

 

続いてギャグマシーン岡崎さんの登場。

 

森センセ「なんならこれ、あげてほしい。うまくいったら小島、もらってくれるかもしれないから」

 

……中学生にギャグもらうとか……ま、それもありか。

 

岡崎さん「(小島よしおの「うぇ〜い」の動きで)ナイス!(間)ナイス!(間)ナイスタカラッナイス!」

森センセ「(すかさず)それ「うぇ〜い」だよ!なんであいつ、「うぇ〜い」のあとに同じ動きするんだよ!小島よしおを見くびるんじゃない!」

 

いや、見くびっていいと思います(テレビ上はね)。

元相方としては、小島よしおが風化していくのが耐えられない様子の森センセ。

 

森センセ「一応聞いてみましょう、田中さん、いきますか?」」

田中さん「う〜〜〜ん……」

森センセ「……もうちょいお待ちしましょう!大御所だから(笑)、ギャグ界の大御所だから、大事に育てます!……新谷、いこうか」

新谷さん「(ため息)」

森センセ「いけない?田中にやらす?」

新谷さん「え?!」

森センセ「(笑)変な声出てるけど。どうする?」

新谷さん「え?!」

森センセ「お前は奇跡を起こしたんだ、ここでも奇跡を起こしてくれ!ナイス、当ててやってくれ!小島を成仏させてやってくれ!」

 

……小島よしお、成仏してないギャグ多いですもんね……。

 

新谷さん「(手刀を左右に切りながら)ナイス!ナイス!ナイスタカラッタナイス!(締めで、サムズアップを前に突き出す)」

 

キレはいい、そして言い方は一番似ていましたね……でも何か古い感じがするのは和歌山の血がそうさせるのか……。

 

森センセ「さあ、もう時間切れです田中さん!」

田中さん「はい!」

森センセ「をを、男らしいぞ今の感じは!」

 

ものすごい気合いです……でもここじゃないと思うその気合い……。

一度仕切り直してからの、

 

田中さん「(「キラメキの雫」のサビの振りのように、拳を前に次ぎ出しながら)ナイス!ナイス!……あれなんだっけ……」

森センセ「いいよ!待つ待つ!思い出した思い出した?行ける?タカラッタナイス、行ける?」

田中さん「ナイス!ナイス!ナイスタナカ……でゅふふ(笑)」

岡崎さん「田中っていった!(笑)」

森センセ「もう!自分の自己紹介やめて!ナイス田中やめて!ナイス、ナイス、ナイス田中〜」」

田中さん「田中じゃないですよ!(笑)」

森センセ「お前それ自己紹介でやれ今後!公開授業で出てきて、「ナイス!ナイス!ナイス田中!」って(笑)」

田中さん「え〜、違う違う違う違う!」

森センセ「田中って言ったよな?!」

田中さん「言ってないです!」

森センセ「自分大好きかお前!じゃあもう一回やる?!」

(その後ろで、新谷さんどハマりしています)

田中さん「ナイス!ナイス!……なんだっけ?」

森センセ「田中、でいいんだよもう!」

 

すごい尺の使い方だ……これを自分のものにできれば、岡田さんを越えられるかもしれませんぞ。

 

田中さん「ナイス!ナイス!ナイスタカラッ……ナイス!……噛んだ!」

森センセ「噛んだって、お前その前がひどかったから!噛んだの問題じゃないんだよ!」

 

どうも、「ナイス田中」が流行ってしまうようです……ご本人は超戸惑っていますがね……。

森センセ全力の「ナイス」は、相変わらずの……。

で、ギャグの流れから、そうです有友さんの課題発表なのでした!

りあんレトリィバーさんのネタ……最近観てないな……。

なんと、別室での発表。

心ここにあらず感は、このためだったんですね。

有友さん、ドリフの雷様みたいなかつらとサングラスで登場。

(以下、英語を中学生の教科書のような日本語になおした部分があります)

 

「私の大好きなミュージックビデオは「さくら学院2016ー約束ー」です。私の最初のビデオで、私の有名な、「ショートカットのブス!」という文章を使ったからです」
さくら学院あるあるをお伝えします。いってみましょう(Here we go)

「麻鈴ちゃんキクラゲはクラゲじゃないよ!」
「美空ちゃんのあとのお風呂熱すぎる!湯布院か!」
「あ、ごめんなさい、「パンプキンはだまってて」(シャラップ・パンプキン)」
「百々子ちゃん誕生日プレゼントみんなに一斉に渡す、しかも12月!サンタクロースか!」
「めぐちゃん、萌々穂にぶりっ子スルーされがち」
「真彩ちゃん、気づいたらチーたら食べてるやん!」
「愛子ちゃんの好きなふりかけは……(感極まって、サングラスをはずし、置く場所がないので床に捨てる)……愛子ちゃんの好きなふりかけはしそひじき!」
「そよが食べてるもの絶対さくら学院の中で流行るし」
「美樹ちゃんは一人でトイレに行けないし」
「萌々穂は、萌々穂は私とよりママとのほうが話盛り上がるし」
「華乃は、電車の乗り換え早すぎて乗り換え案内意味ないし!足が自慢さ!」
「森センセとゆづ、にゃんこスター見たすぎるやろ!」
「Thank you so much!」

 

……ネタの仕上がり具合より、さくら学院のあるあるが面白すぎてなんかもう……。
またやってください!

あとは、新谷さんのベースと、田中さんの空手と……あ、かいちょもトーク委員長もまだでしたか……。

今回の放送で、田中さんは大御所感を身にまとったようです。

 

休み時間。

有友師匠、そうとう緊張していたらしく、やっと喋れるように……。

お便りは3通(ラジオっぽくなってきた……)。

「休みの日は何してる?」

有友さんは、何もない日は12時まで寝ている、と。

岡崎さんからは、新谷さんに「学校帰りに山菜とるの?」と、途方もない質問が……「最近はとれていない」そうですよ。

新谷さんは、学校から家まで自転車で一直線なんですか……それはそれですごいな……。

田中さんは「一人で買い物に行く」、というので、上級生が「私無理」連発。
そんなもんかな……中学生って。

「プライベートでは、どのくらいのペースでメンバーに会いますか?(卒業生含む)」という質問には、レッスンでいろいろ話すからあんまり、という至極まっとうな答え……この辺りも部活な感じですね。

有友さんは、藤平さんと千葉でよく遊ぶそうです。

「行ってみたい場所は?」

有友さんは大阪、だそうです。

……というか、回しが完全に有友さんだったんですが……顔笑れ!いいんちょ

もしみんなで遊ぶなら、山出さんが行き先とか決めてくれそう、ということで、山出さんにすべて託されることになりました……かいちょ……。

 

2時間目は、「セルフプロデュース力向上計画」。

といいつつ、実際には「メンタリズム」に挑戦。

結構実験的な企画ですね。

メンバーの名前を書いたカードがあり、それを「部屋が汚そうなランキング」を森センセが決めて並べ、森センセに質問をしながら順番を当てるゲーム。

森センセの想像する「部屋が汚いランキング」は、岡崎さん、新谷さん、田中さん、有友さん、の順番。

これは、見ていただくのがいいと……思いつつも、これをアップした頃には見られないと思いますが……思います。

けっこうこれは、面白いです、いろいろな質問が出て、うまいこと森センセがいろいろ質問させるように回して……。

藤平さんは部屋がきれいなようです。

新谷さんは食べ方がきれいだそうです。

有友さんは、スケッチブックに書くペンを楽屋に忘れてきたようです(相当なプレッシャーが)。

うーん、企画としてははずれではないですが、森センセがおっしゃるように、生放送向きではないですね。

で、また面白いのが、人間の性といいますか、自分を一番汚いところか、下から二番目に置きがちになるところですかね……たぶんネガティブな感じのお題だからだと思いますし、日本人だからかもしれません……あ、岡崎さんは、みなさんから結構上位(汚い)になっている、というのがまた……まあ、イメージですからイメージ。

結果は、全員1つずつ正解で、ドロー……うん、結果は微妙でしたが、いや、企画としては嫌いじゃないですよ(懺悔よりは、いいと思います)。

告知は、田中さんより新年の公開授業!

しかも二日連続!

……ごめんなさい、二日はさすがに行けないっす……。

岡崎さんは課外授業(『黒執事』)のため、出演がないのも残念ですね……大ボケがいないと……。

どっちかは行きたいなぁ……。

新曲『My Road』、お願いですからMVをください……音源ください……卒業アルバムまで待てませんよ……。

 

ということで、広島で書いた文章でした。

『FRESH!マンデー』#20とか

◯こちら===>>>

freshlive.tv

 

今週の『FRESH!マンデー』は学院祭振り返りの「後夜祭SP」ということです。

最近テキスト起こしっぽくなってきていたので、今回はなるだけさらっと。

 

(以下「続きを読む」を設定します。)

 

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