『都内の朝鮮大学校「日米を壊滅できる力整える」金正恩氏に手紙、在校生に決起指示』
(産経ニュース 2016/9/20)
以下、一部引用。
「関係者によると、手紙は5月28日、朝大で開かれた創立60周年記念行事で金委員長に送る忠誠文として読み上げられ、「大学内で米日帝国主義を壊滅できる力をより一層徹底的に整える」と明記。日米敵視教育を積極的に推し進める考えを表明した。
また、金委員長に対しては「資本主義の狂風が襲い掛かっても、平然とした態度でいられる度胸を育ててくれた」「くれぐれも体を大切に過ごされるようお祈り申し上げる」などと忠誠を示している。
一方、張氏は7月下旬、都内で開催された総連幹部会議に出席。許氏は「米国の孤立圧殺を展開中だ。金正恩元帥さまを最高尊厳として推戴(すいたい)し、民族教育事業の革新を引き起こすため総決起しろ」と指示した。これを受け、張氏は許氏の指示を朝大の幹部会議を通じて在校生に伝達した。
さらに張氏は8月、朝大教育学部など3学部の在校生約60人を「短期研修」の名目で北朝鮮に派遣した。金委員長に対する崇拝の念を北朝鮮当局からの指導を通じて、醸成させることが目的とみられる。張氏は北朝鮮の国会議員にあたる最高人民会議代議員も兼務しており、今後も金委員長を偶像化する教育を推進するとみられる。」
飛翔体(ミサイル)やら水爆実験やら、近頃やかましい例の国ですが。
日本国内でこんなことが行われているようです。
産経新聞しか報じていないようですが(そりゃまあ、朝日や毎日が報じるとは思えませんが)。
ま、どこで私塾を開いてどんな教育をしようが、知ったこっちゃないわけです。
ただ、日本の学校法人の認可を受けて設立された各種学校でこんなことされているというのはいかがなものでしょう。
教育基本法的には、
「第六条 法律に定める学校は、公の性質を有するものであって、国、地方公共団体及び法律に定める法人のみが、これを設置することができる。」
ってところの「公の性質」ってやつをどう考えるか、でしょうか。
ヨーロッパで、ISに送り込むための教育を、公的な機関が認可した法人がやっているようなもの、と考えるとどうでしょう。
いや、実際に朝鮮大学校がどうなのかは、この報道だけではわかりませんけれども。
だったら帰ればよろしかろう、母国に。
そこで存分に讃えればよろしかろう。
未だ血みどろの戦いが繰り広げられている、日本から遥か離れた場所から、命からがら逃げてきて、いつか平和な祖国に戻りたい、と思っている人たちならともかく。
大陸経由とはいえ、飛行機でちょちょいと帰れる人たちが、いつまでいるんだろう……ってそろそろ日本人が思い始めるんじゃないかなぁ。
こんな平和で、ゆるゆるな国でのうのうと生きている人たちは、大雨でえらい被害を受けている祖国をどう思われるんでしょうね。
餓死者が毎年数千人単位で出ているらしいですけれど、どう思われるんでしょう。
卒業したら帰るんでしたっけ。
だからいいってわけじゃねぇんですけどね。
そういえばまだ戦争中でしたね。
日本のゆるゆるさ加減が世界に向けて晒されている、というのは国防的にもどうなのかと思います。
(元記事)