べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

(※うろ覚え且つ語彙力)ULTIMATES名古屋公演感想

さて。

2月8日、栄のMUJICAというライブハウスにて、ULTIMATESのライブに行ってまいりました〜。

 

……あ、写真がない。

 

 

↑自分のツイートで。

 

key:こまつさん、dr:前田遊野さん、gr:ISAOさん、vln:星野沙織さん、ba:森田悠介さん、による、ゲーム音楽(主にFF、スクエニのスク寄り)人力再現+αバンド……ええ、もちろんギターを練習し直して3年目の私ですので、ISAOさん目当てだったんですが、同時に前田さん目当てに決まってるじゃないですか……当たり前じゃないですか……当たり前だのローキックじゃないですか……(by TOKIさん)。

いえ、前々から興味はあったんですが、東京ですからね……老後の蓄えをがしがし削って上京しているもので、なかなか頻繁には……しかし、今回はツアーを回っていただける、ということなので、体感体感。

客入れのSEがスクエニ系で、唐突に「EYES ON ME」とかかかるとやっぱ、何かしらぐっとくるものがありますよね……元々、サントラ好きなんですけれども(アニメの/ただし、アニメのどの場面でかかっていたのか、というのがあまり結びつかない残念な脳味噌の人です)、ゲームとなると……『ケルティック・ムーン』はアレンジですしね……ちゃんと持っているアルバムとかないのですが……大丈夫かしら、私。

 

(※)

 

あっという間に終わってしまいましたけれども……超絶に楽しかった〜。

 

 

セットリストは公開されているので、それを参考にしていただくとして、私のゲーム歴はPSで止まっているので、『FF9』まで、なんですね……なので、面白いと評判だった『Nier』とか、坂本真綾(様)のライトニングでおなじみ『FF13』とか、プレイしていない(『サガフロンティア』すらやってないですから)……のですが、純粋にライブとして楽しめました。

そして、知っている曲、たとえば『ロマサガ』の戦闘BGMとか、聴くとやっぱりよみがえるんですよねぇ……「地摺り残月」とか……アイスソードほしさにガラハドぶっ○したからもうなんともならないとか……「ビッグブリッジの死闘」、あったなぁ……やっぱり『FF』は6までのイメージが強いですよね、自分も若かったし、やりこむだけの時間があったし(金はなかった)、最初はシャドウ待たなかった派だったなぁとか、魚、魚だよ魚、とか(?)、いや、何だろう、ゼロムスエクスデスケフカもがんばって倒したよなぁそういえば……なんであんなにがんばったんだろうなぁ……と、ライブの感想。

 

ISAOさんのギターは、どうやってミュートしてるんだろう、と(チッタのときも)思っていて、今日もじっくり見ていたのですが、全然わからず……いや自分なんかには全然わからない領域のギターなもので、表現できません……結構早い上下フレーズでも、スウィープでなくてオルタネイトで弾いておられたような気がしまして、「え、人間にそれできるんだ」って感じでしたわ……もっと勉強して聴かないとなぁ……。

私はリズム感はいいほうなのですが(多分)、それを表現する筋力がないもので、太鼓とか無理なんですが、前田さんのドラムはかっこいいですよね……いやもちろんメタルなドラムも大好きです(というか、今回も半分くらいはメタルチックでしたな)、でもなんでしょうね、粘りと隙間、というのか……(言語化できないのはドラムのことをよく知らない(よく聴いてない)だけなので気にしないでいただきたい)……それで非人間的なフレーズをばしばし叩いておられて、ううむ……チッタのDVDをもっと見ようと思いました……でもいいのです、淡路島に続いて前田さんのドラムを近くで見られたので(淡路島はそんなに近くもなかった……)。

こまつさんは、かなり昔からテレビなどで存じ上げていた、と思います……たぶん、番組を忘れましたが、そのときもトランペット吹きながらキーボード弾く、という凄腕を見せておられたかと……幹てつやさんとは違うんだなと……いや幹てつやさん好きでしたけど……たぶん、一番いろいろなことをやっていて、一番それが伝わってないんだろうなぁ……キーボードとかシンセとか、いろんな音を出しているんだけど、何しろ私にはそれがわからない……という残念な耳と音楽センスなもので、すみません、大活躍されていたのに、こんな感想になってしまい……。

森田さんのベースはすごかった……うねうねと縦横無尽なフレーズもすごかったのですが、パーカッシブなときが、すごいゲーム音楽再現とマッチしていた気がします、なんだろう、バッキバキ、という感じではないんです、マシンガン的な感じ、それがドラムと重なったときの音圧ったら……ゲーム音楽って、元々容量的に限られた音数の中で作っているので、ベース音(というか、一番低い音)はわかりやすく入っていないと、曲自体がぼんやりしてしまうのかな、と思うんですよね、だからどうしてもパーカッシブになるのかな、と……で、それを人力でやるとこうもすさまじいことになるのか、と……ベース、かっこいいなぁ……。

バイオリンのことはわかりません、でも西洋風ファンタジーには欠かせない音だなと思います、なぜか思います、たぶん『ケルティック・ムーン』の刷り込みのせいだと思いますが……そんなにバイオリン鳴ってなかったような……星野さんの印象は「細い……え、フィギュアなの?」ってくらい細くていらっしゃる……ユウナ風衣装もよく似合っておられまして……演奏?だからバイオリンのことはわからないんです……でもISAOさんのギターとユニゾンになったときの音はしびれます……フィドルっぽいところとか、ピチカートで速弾きとかあった気がする……。

途中から、「ああ、なんだろう、これはゴリゴリのプログレメタルなのかもしれないな」と思い始め、マハビシュヌ(オーケストラ)がメタルやってるとこんな感じなのかと思い始め、そりゃ超ぜいたくじゃないかと思い始め、気づいたら終わってました……ラストは見事な構成……そりゃアンコールないよね、って思わせる感動のエンディングでした……見えたんですよ、チョコボと世界を駆けめぐる冒険者の姿が……。

 

終演後のグッズ販売にはみなさんが登場され(一番しっかりされていたのは星野さんだったのではないかと……しきっておられた……)、握手していただき(もうコミュ障気味なもので、お話なんかできません……感想が出てこないんです、準備しておかないと……はぁ……みなさんすごいなぁお話できて、と思います……いいおっさんなんですけどね……だから書いているんですけれどもね……)、前田さんにはなぜか持っていた「The Hill of Wisteria」Tシャツにサインをいただき、はぁ……楽しかった(ただ、着席ライブだったのですが体がしんどかった……)、また来てほしいなぁ……どんどん好きな音楽、好きなミュージシャンが増えていくなぁ……金と時間が……。

 

というわけで、以下MCの部分を何となくまたーりと覚えている限りで。

 

・東京での公演では、演奏前のひとネタ、みたいなコーナーがあるらしく、前田さんがシャドウの真似をしてしゃべったり(……FF6ってしゃべりましたっけ……「……だ」、みたいな感じではありましたが)、前田さんがそこらへんで買ってきた針金とポンポンでモーグリ的なものになって「……クポ」しか言わせてもらえなかったり(ISAOさんに何かあるかと訊かれて「そこらへんで買ってきた針金と……」と天丼をかます前田さん)、森田さんがユウナのコスプレをして(「今日の沙織さんより露出度高い」ヘソ出し)「Real Emotion」を熱唱、サビで全員演奏を止めてアカペラに……とか(地獄だけど楽しそうだ……)。

・その森田さん、ユウナ風の衣装の星野さんを見て、「俺よりユウナだ」とおっしゃったとか(自信持っておられたのか……星野さんは「一応、性別が一番近いので」と……)。

・MCに入ると調弦をする星野さんを見て、「なんかほんとに巫女みたい」とこまつさん(確かに神々しい……)、邪魔しちゃまずいと思われたのかみなさんMCをためらう中でも、キコキコと調弦は続く……どうやらしゃべってもいいみたいです。

・ゲームへの愛があふれ出すISAOさん、『Nier』のネタバレ(伏せます)を思いを込めて話され(『ICO』とか『ワンダと巨像』も名作なんですねぇ……私がゲームから離れた頃ですな……)、前作で使われていたBGMが、次作でも使われていたときの喜びを表現されるのに、「これ鉄板なんですけど」と『聖闘士星矢』冥王ハーデス編(ちなOVA)のテーマ曲が終わると、そのまま水平線から青銅聖闘士が走ってくる初代TVシリーズのOPが流れる、その感じ(ISAOさん、こまつさんによる再現あり……激とか市とかすっと出てくるのがまた……)を熱弁……(水曜7時かぁ、名古屋では土曜7時だった気がしますな『聖闘士星矢』……)、あるいは『キャプテン翼ワールドユース編ドイツ戦で、若き皇帝カール・ハインツ・シュナイダーのネオファイヤーショット……(割愛)……で、窮地に追い込まれた日本代表、そこではたとロベルト本郷の言葉「サッカーは自由だ」を思い出した翼くん、突然ゴールとは反対に走り出す、「なぜなら、サッカーは自由だから」(ISAOさん)、そのときに、「燃えてヒーロー」がアネゴ(早苗ちゃん)の声で流れる、あの熱さ……って、どんだけディープなんだ……私より若いのになぁ……あ、そうか、私はどちらかというとマンガメインだったから、あんまり歌と結びついていないのかな……。

・ゲームへの愛があふれ出すISAOさん、『FF』シリーズの、あの戦闘BGM(ちょっと再現あり)が、7で薄くなり、8では完全になくなってしまって、9で復活したことを喜んでおられました(あれは確かに私も思いました)……で、その9で、真のラスボス(「永遠の闇」)の戦闘BGMを演奏されたのですが、「あれいらんよね」と「永遠の闇」全否定……うーん、そこの記憶がないんだよな……戦ったのは覚えているのです(「くらやみのくも」っぽいなぁって思った)が、なんか、9で覚えてるのって「ビビ」とシッポと「ダガーってたいがいな名前だなおい」くらいで……ちゃんとクリアしたのになぁ……。

・何の曲のあとだったか、こまつさんが、「リハのとき、前田くんに、ラストもっと激しくしてって言ったらやってくれた」と。前田さん「なんで今言うのそれ?!」、ISAOさん「マイク通して言うことじゃないよな」。

・ゲームへの愛があふれ出すこまつさん、『サガフロ2』の愛があふれてしまい、編曲をするにあたって「仕事より時間かかった」……私はプレイしていないのですが、『サガフロ2』はゲーム内で語られない設定が詰め詰めに詰め込まれているという話、ギュスターブの冒頭での「泣いてるの?」エピソードで泣いてしまう話(あ、動画見ましたよ、ちょっとプレイしたくなりました)をされていました〜。

ISAOさん、「ビッグブリッジ〜」の前にギターを変形させる時間が必要なので他の方にMCを(「2時間くらい」)、ということで、最初にやったゲームという話になり、星野さんは『スーパーマリオ』……ああ、若い方もそこなんだな、と思っていたら、「ヨッシーが出てくる奴」ってSFCスーパーマリオワールド』か……アクションゲーム苦手な私も、がんばってステージいっぱい出したなぁ……スターロードも行った気がする……おもしろかった(でも下手だった)……で、ちょっとISAOさんが『スーパーマリオ』のSEを弾かれる、あとのかたは……あれ、なんだったか……とやっているうちにギターのトランスフォームが完了、フレットラップを取り付けただけなのですが、本当は「なんか邪道」だから着けたくないけれども「ビッグブリッジの死闘」はしかたないらしく……演奏見て意味がわかりました、高速移動タッピングの嵐……。

・照明がちょっと暗くなったときに、ISAOさんが「もっと光を〜」とおっしゃった(ので「ジャコウだ!」と思わず叫んでしまったのは私です……ゲーテって言わなくてよかった……)。

・グッズがいろいろとギリギリな件について、「怒られるまでやってやろうかなと」(ISAOさん)……怒られないように、がんばってください。

 

ゲーム音楽かぁ……『ミネルバトンサーガ』のOPとか、『ロマンシア』のOPとか、頭に残っているのですけれども、再現するほどじゃないからな……『ロマンシア』はハードロック(PC8801なんで音源的にはあれなんですが)風ギターインスト(メロディはわりと簡単)なので弾いてみたい……。

また名古屋にも来てくださいね〜。