レッスルヒッツ<ザ・ゴールデンタイム>~世界最強外国人レスラー列伝~
- アーティスト: プロレス,カール・アンダーソン,セパルトゥラ,リンプ・ビズキット,ジグソー,CREATION,コージー・パウエル,トム・スコット,チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー,コモドアーズ,ミーコ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: CD
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男子たるもの、「アニメ」「プロレス」「ハードロック/ヘヴィメタル」に一度はかぶれるもの、と教わったとか教わらなかったとか。
プロレスには入場曲がつきものです。
個人的に好きだったのは、橋本真也選手の「爆勝宣言」です(かっこいいんですよねぇあれ……)。
今回紹介するのは、プロレスの入場曲を集めたコンピレーションアルバムです。
ネットで集めた情報ですが、紹介しますと、
・スターウォーズのテーマ〜カンティーナ・バンド>ミーコ
・スカイ・ハイ>ジグソー
・スピニング・トーホールド>クリエイション
・移民の歌>石松元と彼のグループ
・ギャラクシー・エキスプレス>国吉良一
歴代NWAチャンピオン(ハーリー・レイス等)
・フリー・バード>レナード・スキナード
ファビラス・フリーバーズ(テリー・ゴディ、マイケル・ヘイズ、バディ・ロバーツ、ジミー・ガービン)
・勇士の叫び(ILOVE IT LOUD)>キッス
・アイズ・オブ・ザ・ワールド>レインボー
ビッグ・バン・ベイダー
・コズミック・ハイウェイ(THEME ONE)>コージー・パウエル
・カー・ウォーズ>トム・スコット
ダイナマイト・キッド
・ジャングル・ウォーターホール>チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー
デイビー・ボーイ・スミス
・スーパースター>カール・アンダーソン
スーパースター・ビリー・グラハム
・ケイオス B.C.>セパルトゥラ
・ローリン(エア・レイド・ヴィークル)>リンプ・ビズキット
ジ・アンダーテイカー
・マシーン・ガン>コモドアーズ
全日本プロレス中継エンディング
という感じです。
セパルトゥラって随分新しいな、と思ったんですが、20年前ですね……時代って恐ろしい。
ドンさんことドン・フライ選手の入場曲でしたか。
リンプ・ビズキットが一番新しいのかな。
”墓掘り人”が”アメリカン・ビッグ・アス”になっていた頃のジ・アンダーテイカー選手の入場曲らしいです(記憶にない)。
レインボー、キッス、レナード・スキナード、コージー・パウエル、とハードロック好きな人には聞き覚えのある名前もたくさん並んでおります。
ブロディの「移民の歌」も、もともとはレッド・ツェッペリンですしね。
しかし。
私がこのCDを買ったのは、「スカイ・ハイ>ジグソー(ミル・マスカラス)」と「スピニング・トーホールド>クリエイション(ザ・ファンクス)」だけが目的といってもいいでしょう。
「スカイ・ハイ」は、曲の内容はともかく、そのサビの部分が、「仮面貴族」「千の顔を持つ男」と言われた、フライング・クロス・チョップでおなじみミル・マスカラス選手にぴったりです。
「スピニング・トーホールド」は、テリー・ファンク&ドリー・ファンクJr.のザ・ファンクスのテーマソング(テリー・ファンクは『キン肉マン』のテリーマンのモデルです)。
とにかく軽妙なギターのハーモニーとフックの効いたメロディが、ファンクスとばっちりシンクロしていて、まぁとにかくかっこいい。
『笑う犬の生活』では、ネプチューンの原田さんとホリケンさんが、結構せつない感じでパロディにしていましたが、そのときの音楽がこの「スピニング・トーホールド」です。
この2曲のために買っても無駄ではない、と思います。
外国人選手で、一番かっこいい、と思うテーマ曲は、そうですねぇ、やっぱり”不沈艦”スタン・ハンセン選手のあれ……タイトルが……「サンライズ」でしょうか。
よく、バラエティなんかの乱入シーンでかかるあれ、です。
音楽は、いろいろなものと結びついていていいですよね。
今はプロレス自体があまりテレビではやりませんが、会場に足を運ぶファンにとっては、いかに入場曲で盛り上がれるか、というのも醍醐味の一つでしょう。
そのカタルシスたるや。
橋本真也選手が、「爆勝宣言」とともに花道に登場する瞬間なんて、神々しいほどでした。
プロレスはむしろ、登場シーンが全て、なのかもしれません。
いやいや、そんなことないですから。
私は、人生の楽しみに、生のプロレスを観に行く機会をとってあります。
いつか行きます、愛知県体育館。