『「夫婦同姓」は合憲 民主・蓮舫氏、政府・与党を批判』
(FNN-NEWS.com 2015/12/16)
以下引用。
「夫婦別姓訴訟で、最高裁判所が合憲判断を示したことを受け、民主党の蓮舫代表代行は「仕事上の不便さを考える女性が多いと思うので、立法府として、現実的な法案を出していかないといけない」との考えを示した。
そのうえで、「憲法も踏みにじって当たり前と思っている政権なので、今回の最高裁の判決も、相当軽くとらえてしまうのではと危惧している」と、政府・与党を批判した。」
……最近の日本語は難しいです。
「仕事上の不便さを考える女性が多いと思うので、立法府として、現実的な法案を出していかないといけない」
ええと……いや、今でも職場では旧姓で働いているかたはたくさんいらっしゃると思うのですが。
なんなら仕事なんて、ペンネームでやったってオッケーでしょう?
その現実をどのようにご覧になっているのか。
「現実的」って、具体的にどのような法案なんでしょう?
うーん……。
「憲法も踏みにじって当たり前と思っている政権なので、今回の最高裁の判決も、相当軽くとらえてしまうのではと危惧している」
んと……確か同日に「女性だけに離婚までの期間が設けられており、それが3ヶ月にもなるのは違憲」という判断が出たんでしたっけ。
で、それに対して確か法務大臣か法制局長官か誰かが、「すぐに対応する」って言ってませんでしたっけ。
違憲判決の方に、↑のような発言をするのならまだわかります(政府が対応する前にインタビューに答えている可能性もあるので)。
でも、合憲判決が出たものを「踏みにじって」しまうと、結果違憲になると思うのですが……しかも、そうすると「夫婦別姓」を認めることになって、そう主張してきた人にとってはありがたい話ではないのか……でも違憲ですけど……。
私の日本語読解力が低いのか、私が何か大いなる勘違いをしているのか……「相当軽くとらえてしまう」の意味が全くわかりません。
ああ、違憲だと判断されている(らしい)安保法制改正をやらかした現政権ですから、再び「違憲」だと判断されるような「夫婦別姓につながる法案」を出してくるんだろう、と……いやだから結果オーライでは?
結局、この人が夫婦別姓に賛成なのか反対なのかがわからないから、ごちゃごちゃするのかな……(まぁ興味もないですが)。
(元記事)