べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『和楽器バンド大新年会2018横浜アリーナ〜明日への航海〜』

というわけで、1/27。

和楽器バンドさんの大新年会に、二年連続で参戦(チケットを当てたのは私ではありませんし、私は八重流でもありません)。

雪、雪、雪だけが心配でしたが、米原あたりで東海道新幹線は遅れていたものの、開場時間ちょうどくらいに横浜アリーナに到着。

ステージ向かって右手(上手)、結構前の方の席でした(当てた人えらい、さすが八重流)。

ホールツアーのとき、ペンライトが売り切れる、という事態に直面したので、さすが八重流、事前に購入していただいておりました(テスト用電池で乗り切れるのか、という感じでしたが)。

いやあ、横浜アリーナ、でかいですねぇ。

花道がステージ中央、左右からアリーナ半ばまで伸びており、あれどっかで見たぞ、あワルキューレのDVDか、こちら側からは、ほぼ山葵さんのドラムしか見えない状態。

しかも、ステージ中央には、船の舳先のオブジェが鎮座ましましており、こりゃ上の方の席のほうがむしろ見やすかったんじゃないか……と始まるまでは思っていました。

クレーンカメラもこっち側だしな……。

 

○こちら===>>>

natalie.mu

 

レビューは↑ナタリーさんを参考にしていただいて(あれ、セットリストがないな、珍しい……)。

メンバー一人一人が、後方のスクリーンに映し出される演出から、いきなりステージがリフトアップしていって(ドラム、和太鼓、琴の固定楽器隊は後方、手持ち組は前のリフト)、「雨のち感情論。」からスタート。

一曲目が終わるや、船の舳先っぽいオブジェは人力で左右にはけていき、すっかりステージが見やすい状態で、いや素晴らしい席でした(有難や有難や)。

「起死回生」(あ、踊り方忘れちゃった)、「星月夜」、久々の「天樂」(!)と結構なハイスパート。

MCでは、相変わらずの黄色い嬌声を目一杯浴びる町屋さん、「これで一年頑張れる」。

続いては、津軽三味線隊を率いてのべにさんタイムから「吉原ラメント」へなだれ込み、「反撃の刃」では剣舞隊が鈴華さんとキレッキレの剣舞、新曲「雪影ぼうし」へ。

ベストアルバムのCD盤にしか収録されていない(らしい……私はライブDVD付属を買ったものでさんて…)「東風破」では、まさかの日本語詞を書いた一青窈さん、和楽器バンドバージョンの衣装で参戦。

町屋さん、「僕がなぜ裸足でステージに立っているかわかりますか!」と絶叫するほどの一青窈さんファンらしいのですが、鈴華さん「今日は靴履いてらっしゃいますけどね〜」とバッサリ。

続く「郷愁の空」は神永大ちゃんと町屋さんの二人バージョンでこれまた染み渡る……からの、スクリーンにはシックな洋装に着替えたメンバー、と思いきや何やら映画っぽい映像が(お色直しタイムですな)……で、そこから登場しての「シンクロニシティ」、ジャジーなスピードチューンで、歌い分けでは後方に鈴華さんと町屋さんの顔が写り、しかも入れ替わってる?!、な演出もあり、かっこいい……。

「花一匁」「オキノタユウ」と続き、黒流さんの和太鼓隊登場、えっらい長いバチで和太鼓叩いておられ、そこから「戦」、そして「拍手喝采」。

続いてMCの間に山葵さんが姿を消した……かと思うと、アリーナ後方にドラムセット出現で、和太鼓ドラムタイムでは、黒流さんと山葵さんが、ゴンドラに乗って後方で合流。

黒流さん、「(観客に)結構汗、かいてるでしょ?」「あ、裸の男が近づいてくる。裸で汗まみれの、股間に何かを挟んだ男が近づいてくる」……ということで、今度はゴンドラで前方に移動しながらの和太鼓ドラムタイム。

ラストはステージで、メンバーの名前をコールアンドレスポンス(盛り上がる〜)。

「華振舞」では、鈴華さんがゴンドラに乗ってアリーナ一周、その間にサインボールを投げる(も、実は最初の段階でカゴが「だん!」って傾いて、「その辺に転がってった……」とのちのMCで明かされておりました)。

「流星」、そして「千本桜」で本編締め(エンドロール流れるから終わりかと思ったら……そうか、LVしてるから、流しとかないとだめなのね……。

アンコールは「暁ノ糸」合唱なんですが、いやこんだけ広いとそりゃ揃わないですわ……ドームだと大変だなこりゃ(まだまだ先かな?)……アンコール一発目は「六兆年と一夜物語」、メンバーで最初に演奏した曲だそうです。

というか、全国ツアーが発表されましたよ。

町屋さん「沖縄、行こうか、行くまいか……で行けてなかった」そうですが、今回はばっちり沖縄も入ってますよ!

そして、神永大ちゃんは曲を作ることになりそうです。

ファミマでのラジオの裏話とか、「花になれ!」の裏話とか、いろいろありながら、「暁ノ糸」、「花になれ!」でライブ終了〜。

 

 

うん、生はいい。

しかし、横浜アリーナ大きすぎてですね、盛り上がっているのかどうかがよくわからない。

でも、ペンライトはがんがん振られていたので、多分大丈夫でしょう(ペンライトを持っていると、手拍子できないことに気づきました……)。

日本のエンターテインメント、という点で、世界中にアピールできる感じになってきておられますなぁ……BABYMETALさんとはまた違う方向性、素晴らしい。

何より今回、花道が近くてですね、町屋さん、神永さん、べにさんがカメラアピールするポイントに近かったためか、真正面からのプレイを何度も拝見できました……よかった……。

最近、和楽器バンドさんの音がポップに寄ってるなぁ、と思っていたのですが、町屋さんのギター重ねどりトラック数が減っているらしく、なるほどそうか……友人とも話していたのですが、ロックであってメタルではないんですよね……根っこがメタラーだもので、こう、音が軽くなるとちょっと切ないなぁと思いつつ、そこで勝負ではない、ということなんでしょうね……。

『ボカロ大演奏会』で知った和楽器バンドさん、もしBABYMETALさんに出会っていなかったら、きっと八重流門下生になっていたと思います……まあそちらは友人に任せまして、愛知県でのライブ、楽しみにしております!

 

今回も、聴きたかった曲が少なかった……「天樂」だけかな……でもこの満足感……でも、次は久々に「華火」が聴きたいです。

 

f:id:bennybebad:20180129214224j:plain

f:id:bennybebad:20180129214303j:plain

f:id:bennybebad:20180127194902j:plain

横浜アリーナの写真を撮り忘れたので、新横浜駅

駅から近くて、いい会場ですなぁ……(新横浜なんて新幹線の駅がなかったらなにもな……げほげほ……)。