さくら学院さんの「Sakura de Sacas」で疲弊した体を引きずり起こして、2/18、大阪城ホールへ。
和楽器バンドさんの「プレミアム・シンフォニック・ナイト」のチケットを(八重流門下生の友人が)当てたもので便乗便乗。
今年度2度目の大阪城ホール。
どんなことになるんだろう……
◯こちら===>>>
↑まあ、詳しくはナタリーさんにお願いしまして。
BABYMETALさんのときと違って、横長のステージ。
まずはいつも通り、の和楽器バンドさんのステージ。
髪を切られた町屋さんが、黄色い歓声を浴びるところもいつも通り(まっちー、髪を切ったら「小室っぽくね?」と友人がのたまっていました……そうかな……)。
バンドパートは8曲と、短いセットリストながら、新しい曲、盛り上がれる曲を中心に披露され、やっぱり「シンクロニシティ」が和楽器バンドっぽくなくっていいなぁと思いました(既成概念からはみ出す勇気を感じます)。
ロック色が薄れていくことが危惧されているのかもしれませんが……いやいいもんはいいでしょう、好きでしょう。
「花になれ!」なんて、老若男女楽しめて、最高ではないですか。
ホールのせいなのか、ステージの使い方のせいなのか、今日は和太鼓が特にずんずん響いてきていました(黒流!)。
第二部に入るまでに休憩があり、そういえば鈴華さんはオーケストラが出てきたらどうするんだろう、と思っていたらグランドピアノがステージ中央に。
そうだった、ピアノの弾き語りを華風月でやっていらっしゃるじゃないですか……失礼しました……前もどっかで書きましたが、ピアノとオーケストラが対峙すると、一人で立ち向かっている感じのピアノの健気さが素敵だと思うんですよね私……(どういう種類の変態なのかは秘密)。
フルオケをバックにしての豪華な「鳥のように」が終わると、いつも通りの和楽器バンド×オーケストラ。
そもそもシンフォニックな「反撃の刃」を、ガチシンフォニックで再現……音の厚みから何から違う、その中でより低音を支える和太鼓とエレキベース……素敵でした。
転調が多い曲なので、助かったとみなさんおっしゃっておられました。
「雨のち感情論」もよかったし、「オキノタユウ」は震える感じ、「流星」も……とにかく音の密度が違っていて、確かにプレミアム……しつこいようですが、その中での和楽器、特に和太鼓の響きがロック×クラシック、という想定される音を飛び越して、唯一無二なものに昇華していたと思います〜。
ちょっと面白いな、と思ったのは、マエストロがイヤモニ(らしきもの)を装着されたこと(そりゃ、指揮の通りにバンドは演奏できませんから、バンドに寄せないといけないですよね……)。
友人も述べておりましたが、曲数が少ないと感じたのは、オケ用の編曲の時間とか、いろいろ難しい部分もあったからなのでしょうねきっと(いやわかりませんけど)。
個人的には、最近聴いていないので、この機会に「華火」を……とか思ったりしました(「天楽」でもよかったなぁ……)。
ニューアルバムの発売も発表され、これを引っさげてのツアーとなると、「perfect blue」とかますます聴けないのかな、とちょっと残念な気持ちになりつつも、また楽しいステージを見せていただけるのだと思いますので、楽しみです!(そして、チケットをとるのは私ではありません!)。
レビューでもレポートでもない感想文でした(いや、もう、ただただ楽しんだってことですよ……)。