べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『BABYMETAL BEGINS THE OTHER ONE』両日参加記

4/1、4/2。

横浜は紅く燃えていましたか?燃えていましたよ。

 

祝・MOMOMETAL爆誕!!

 

いやぁ……

 

○こちら===>>>

natalie.mu

 

ナタリーさんの記事を参考にしていただいて。

あ、ディレイビューイングあるので、気になる方は閉じてください(といっても、大事なSU-METAL様のMCをかなり忘れている……たくさん日本語を喋っておられたですよ)。

一日目、「BLACK NIGHT」……FOX DAYにライブなんて初めてだった……かな。

何しろ東の神々が日本中、いや世界中に散っているし、ヨーロッパツアーも始まるので、予想通り西の神々のバンドでしたよ(東の神々とはちょっとアレンジが違うのか、でもアンソニー神のドラミングはすごかったですよ……三姫を頼みますね)。

「THE LEGEND」からスタート……SU-METAL様とMOAMETAL様のお二人だけ……「THE ONE」始まりのライブがありましたっけ……伝説が始まるのか、伝説の終わりの始まりなのか……「メギツネ」「ギミチョコ!!」では、百々子しゃん無事に登場(ほっ)。幕張のラストでの発表があり、ドキドキしていたメイトさんも多かったのではないかと思います……笑顔でのパフォーマンス、いつもの百々子しゃんだ……心なしかSU_METAL様はバロメーターの「メギツネ」でも余裕ありな感じ、MOAMETAL様はクール……心なしか。

ニューアルバムから、「MAYA」が披露されました。あ、ステージの後方がどでかいスクリーンになっているのですが、そこには複雑なイメージパターンが映し出され、お三人の姿があまり映らない……そうか、これは背景も加えた演出なのだな(『METAL GARAXY』の「Brand new day」みたいな感じか)……『THE OTHER ONE』はずっと車で聴いていて、「MAYA」は良いですよね、合間でコールも入れられるし、ダンサブルだし。続いては、「Mirror Mirror」、こちらも曲前SEで幻想的なイメージが繰り広げられ、そこから変拍子ゴリゴリ、Polyphia的なイントロから疾走ドラムのヘンテコな曲……この変拍子で踊っておられるのが凄まじい、と思うのです……。そして、「TIME WAVE」、をを、新曲で聴けないとしたらこれじゃないかな、と思っていたので、聴けて大変嬉しい……いや、好きなんです、この手のイントロの曲(個人的にハズレなし、というか……Bon Joviの「夜明けのランナウェイ」とか)。また、メロディが乗ると90年代っぽくないですか?で、サビも、ユーロビート的な、「DA DA DANCE!」と同じ匂いがして楽しくなっちゃう……サビ終わりのSU-METAL様の歌い方とかも……良き。あ、初日はシートだったので、そうですね、大きさ的には爪楊枝くらいにしか見えなかったのですが、シートはシートでよいなぁと……フォーメーションがしっかり確認できますし、遠い分だけ、背景と合わせて繰り広げられるダンスをじっくり観てしまうのですよ……。

紙芝居で、「新しい生命が生まれる」みたいなこと言ってたかな……あ、円形のステージが三つあるのですが、背景のスクリーンにぐるぐる回る赤い円が映し出されて、そこから何か吐き出される……そして「KARATE」のイントロ、で、向かって右側のステージには、登場しました別世界のBABYMETAL、いやもう、今回ははっきりスクリーンに映し出されましたよ戸高美湖さん、木村咲愛さん、そして加藤ここなさんかな……今回の戸高さんは、ばっちりお歌も歌われて……1コーラス目でしっかりスポット当たる中でのパフォーマンス……さっきーあ、手足長いな、スタイル良すぎる……もちろん本家もダンスしているのですが、途中で向かい合って戦っている感じになったり……2コーラス目ではSU-METAL様がボーカルを取られて……いや、声質とか違うわけですよ、どちらがすごいというのを比べるのも違うわけですが、そりゃ歌ってきた年季が出ますよ……圧巻、「どう?ついてこれる?」みたいにちょっと挑発的な表情のSU-METAL様……広島の後輩にも容赦ない……それがいいのですが……間奏では、今までのライブの倒れ込むシーンが映し出され、そこにYUIMETAL様を観て悲鳴を上げる人、歓声を上げる人、それぞれいらっしゃいました……うん、ここでSU_METAL様からお言葉があった気がするが忘れているな……中央ステージ(競り上がり)に移動しての、「Everybody jump!!」……忘れてたこのグルーヴ感、これだよね……。

お次は、「Blieaving」、ををこれも聴けるのか……ちょっと「From Dusk Till Dawn」を思わせるところのある、かと思えばうねりがあり、グルーヴィでもある、こちらもダンスが映えるナンバーですな。そう、新曲は概ね、背景にいろいろなパターンを映し出して、お三人のダンスを目に焼き付けろとばかりの演出でした……歌の余白の多い曲も多いような……それが今のメタルなのか……だからですね、SU-METAL様がいつもより踊っておられるのですよ……そう、もともとは歌とダンスではみ出して神降臨のお方なのです、ダンスも美しいのですよ……いつものライブ以上に堪能できたのです……そして、飛び道具的な「METALIZM」、アラビアンな感じは、「Shanti ×3」の変奏か、これは2曲続けて観たい……そんなアラビアンな感じなのにバリバリにスウィープをかましまくるギターが大変、シンプルなリズムだけにまたこれもダンスが映えますよ……。

ここから「Distortion」、みなさん忘れがちながらダークサイドの産物、もはやこれがないと物足りないくらいにBABYMETALのライブで定番になった……いや、ダークサイドが7人揃ったときの「Distortion」のイントロのかっこよさは歴代1位です(私見)、激しく楽しく叫べてコール&レスポンスでSU-METAL様の睥睨……もう完璧……からの「PA PA YA!!」も激しさの振り幅よ……やっぱりこれもやっておかないと、お祭りだし……で、「RoR」、はい完璧です。ちょっと百々子しゃんの旗の扱いにドジっ子を感じちゃった……顔にふぁさぁってなってた可愛い……。

ここで紙芝居だったか……BABYMETALコールがあちこちで上がっていましたね(えっと、会場が大きいので、ぴったり合わせようと思わないでもいいのです、近くの人と合わせれば)、をっと、「BABYMETAL DEATH - Shin ver.」にのせて、十字架にかけられた3人……暗転から、「IDZ」、うむどうやって移動したんだ……というくらいの瞬間移動でした(いや、大きなライブの舞台裏のドキュメンタリーを観たことありますけど、演者のみなさんはこちらが思っている以上に大変……よく歌ったり踊ったりキメたりできるものだ……)。

ここで終わりと思わせておいて、今までのBABYMETALは去り、新たなBABYMETALが誕生する、と……ついに、ついにScream & Dance 「MOMOMETAL」爆誕!!いや、会場のボルテージがすごかった……これは、明日に期待です……。

 

で、明日です、二日目、「CLEAR NIGHT」。

果たして、どう出るのか……まさか一曲目から「BMD」なのか……という周囲のざわざわを感じつつ並Pitにおりました……例の玉座が出現し、そこには、SU-METAL様、MOAMETAL様、そしてMOMOMETAL様の姿が……ついに……ああ、マイクつけてるよ百々子しゃんさんて…いやMOMOMETAL様……(といっても、MOAMETAL様もMOMOMETAL様も、あんまりお声は聴こえなかった……映画館でじっくり聴きたい……)……いや、「IN THE NAME OF......」はもういらん子なのかもしれんけど、好きですけど、「METAL KINGDOM」もよいですなぁ……ライブのイントロダクションにはぴったり……と思っていたら、もう法螺貝の音が……いきなりですか……そして、旗を掲げて登場した三姫は、今までのお召し物に、七色に眩く輝く飾りが……これが、照明を反射して本当にキラッキラなのですが、絶妙にいろいろ邪魔していないのです……これはよい……そしてファンアート大変そう……いきなりWoDに巻き込まれそうになり結構な圧縮を喰らいましたが、今日はご勘弁を……「RoR」の感想でSU-METAL様が、「これからも道なき道を進んでいきます」と宣言されていたなぁ……そして、そのために必要なのは「皆さん」だとも……「10 BABYMETAL BUDOKAN」のときからでしょうか、SU-METAL様のごくごく短いお言葉が胸に沁みます(忘れていたくせに)……。

今日はどんな流れかなぁ、と思っていたら、ライブでは聞きなれないイントロ電子音……まさかの「いいね!」……もう、ほぼ阿鼻叫喚でしたよPITは……どうやら東京ドーム以来の「いいね!」らしい、道理で、2017年からのメイトの私は聞き覚えがないわけだ……とはいえ、メイトの端くれですから、DNAに刻まれておりますよ……あの掛け合いがMOAMETAL様とMOMOMETAL様で……声はほとんど聞こえませんでしたけれども(あ、耳栓しています)……感想では、「エームエーム(MM)」でSU_METAL様がMのポーズを……うわぁ、楽しい!なんだこれ、楽しい!……昨日とはまた違う熱量……何でしょう、いろいろなものから解き放たれた感じ……そこから「PA PA YA!」、うん、ウキウキとか期待してましたけど、そこまで求めるのは違う……ここからは「Mirror Mirror」、そして幕張ぶりの「Light and Darkness」、また芸術的なパートに入りましたが、「Light and Darkness」はやはり90年代歌謡曲の香りのするメロディが好き……うん、今回のアルバム、個人的に好きな曲ばっかりだ……METALの要素がどの程度とか関係ないです……。

続いて「KARATE」です。今回はPITにいたので、真正面から……いや、全然見えませんけれどもね……カメラクレーンが……今日の戸高さん、昨日に比べてよりパワーアップしていたような……木村さん加藤さんは、曲は「KARATE」ですが、ニコニコが止まらない感じに見えました……さっきーあのスタイルがちょっと異次元だわ……お顔小さすぎ……もちろん三姫のパワーは素晴らしかった……そこから「Monochrome」……今回もスマホライト点灯、うっとり眺められる三姫がまた麗しい……からの「METALIZM」、この曲はひょっとすると海外でのほうがウケるのか……いや日本でも盛り上がってはいたのですが、もっと弾けると思うんだよな……あれか、ヨアキム的な映像が必要か……でも多分、「THE OTHER ONE」の曲は、この感じでの統一なんだろうな……でも「Shanti ×3」もこんな感じだったか……続けて聴いたら目も耳もどうにかなっちゃうなこりゃ……。

続いて「Distortion」……これはね、本当にさっきも書きましたが、ダークサイドの産物なのですよ……まあいいか、メタルとしても素晴らしいし、観客を巻き込む力も持った、本当に神曲というやつですよ……ここからの「Divine Attackー神撃ー」の流れ、次のステージへの勢いを感じますな……うぉ〜うぉ〜、って言えるし……「RoR」のメロディックパワーメタル感と違う、メタル然とした曲……そして、おお、「THE ONE」、良い流れ……初日が「THE LEGEND」から始まり、「THE ONE」で閉幕する……美しい……。

あれ、花火が鳴らない……ここで紙芝居、そして今までのライブの映像が……あれ、ここからなんだったか……そうか、今までのロゴが重なって、そして壊れて、新しいロゴが出現したのか(あれ、それは昨日か……もう記憶の混濁が……)……からの、おいおいマジか……のストリングサウンドから、ついに本家「BABYMETAL DEATH」が……巨大キツネ祭り以来……ジャンプも久しぶり、そしてMOMOMETAL様のところでの絶叫、間奏のパタパタ走り回るところ……そして再びMOMOMETAL様のところでの絶叫……ああもう……からの「IDZ」……ラストの「We're!」「BABYMETAL!」のやりとりにMOMOMETAL様がちゃんといらっしゃる……ああ……(涙)。

最後は、ワールドツアー、夏フェス登場、そして2024年にツアーファイナルin JAPAN……さらに、新たな生命体(チビメタ……というほど小さくない……)も夏に何かあるらしい……BABYMETALが動き出した……ありがとう、BABYMETAL。

 

さて。

改めて、MOMOMETAL爆誕をお祝いしたいと思います。

2017年度父兄として、卒業後は留学されると聞き、寂しい思いをしましたが、もちろん百々子しゃんの夢のためなので……いつか戻ってきてくれるだろうと……いや、幸せな道を歩かれていればそれでいいと……。

2017年から始まった、BABYMETALの(ある意味で)危機の時代、ダークサイドからアヴェンジャーズ導入、そこで百々子しゃんが登場されたときの嬉しさと、何とも言えない複雑な気持ち……。

そこから、韓国でのオーディションへの挑戦を聞いたとき、父兄としての想い、メイトとしての願い、複雑に入り混じったものです……もちろんメイトとしてはアヴェンジャーズのままではなく、正式メンバーになってほしいと思いつつ、BABYMETALの一員になるということの大変さは外から見ていてもわかりすぎるくらいわかり、百々子しゃんの夢を追いかけてほしいという思いもあり……どうなってしまうのか……。

『ヘドバン』編集長がつぶやいておられましたが、2018広島から始まった苦難の旅が、本当に終わった……それは、YUIMETAL様が水野由結さんに戻られて、それからMOMOMETAL様が受け入れられるまでにかかった時間なのだな……そこまで頑として形態を変えなかったことが英断なのかどうかは私には判断できませんが、その間、足を止めることなく走り続けてきた二人の姫の思い……もちろん喜ばしいのです、けれどもその重荷を考えると……このままサポートのほうがよかったのでは……いや、封印中もきっと百々子しゃんは、10年に追いつくべく練習を続けていて、その先に何もないのではあまりに報われないとも思い……。

考えすぎでしょうか。

2016年あたりからその傾向はあったようですが、BABYMETALの秘密主義が徹底されていったのは、もちろん世界観を維持するという理由ではありましょうけども、一方でそうすることで姫達を守っていたのではないか、と思うのです……プロデューサーに批判の矛先が向くことで守られるものがあるのだと……。

考えすぎでしょうか。

BABYMETALの夢を応援することは、YUIMETAL様の夢を応援すること。

YUIMETAL様の夢を応援することは、水野由結さんの夢を応援すること。

多元宇宙の中、どこかに存在するという、YUIMETAL様のいらっしゃるBABYMETALに出逢えるかもしれない、という奇跡は忘れずに。

この世界で、水野由結さんの夢を応援することも忘れずに。

MOMOMETAL様の加わった、新しいBABYMETALを応援すること。

そして、中元すず香さん、菊池最愛さん、岡崎百々子さんの夢を応援すること。

 

 

BABYMETALとともにあるこの時代に生きていることに、心から感謝します。

 

 

次はサマソニじゃー!!

 

 

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