『靖国、右翼への接近自制を＝海外安全情報で呼び掛けー韓国外務省』
（時事ドットコム 2015/12/4）
以下引用。
「【ソウル時事】靖国神社敷地内の公衆トイレで爆発音がした事件で、韓国外務省は４日、韓国人とみられる不審な男の存在が報じられたことに関連し、「靖国神社や日本の右翼によるデモ現場への接近、不必要な対応を自制し、安全に最大限留意する」よう国民に呼び掛けた。
同省は海外安全情報に関するホームページで、「在日韓国大使館は、日本の警察関係者と接触して（報道の）真偽を確認中で、（事件を受けた）日本の右翼団体の特異動向の把握に努めている」と説明している。」
ああ、この事件ですね。
『靖国神社で爆発物！宮中祭祀「新嘗祭」行事狙って仕掛け？鉄パイプ爆弾』
犯人が誰にしろ、もっと大騒ぎになっていいと思うんですけれど。
だって、
「爆発音がしたのは靖国通りに面した南門近くの社務所に隣接する一般用男子トイレで、爆発物処理班が出動した。時限式の発火装置に使われるタイマーの時計、乾電池などが見つかった。トイレの天井に30センチ四方の穴が開けられ、リード線がついた金属製の筒（3x20センチ）4本が束ねられているのが見つかった。
専門家によると、爆発物は鉄パイプ爆弾の一種で、かつて左翼系がよく使ったものに近いという。しかし、爆発に至らず、電池のあたりが焼き焦げただけで終わっていた。警察は爆弾のつくりからもイスラム国（IS）などとの関連は薄いとみている。防犯カメラには事件の前に紙包みをもった不審な男が現場から立ち去る姿が写っていた。」（J-CASTニュースより引用）
どう考えてもテロでしょ？
それとも、被害が出なければテロでないと？
「韓国外務省は４日、韓国人とみられる不審な男の存在が報じられた」らしいです。
半島のみなさんにとって、靖国神社は日本の帝国主義の象徴みたいなものらしいですから、狙うんでしょうね。
今までもいろいろとありましたし（放火とかな……）。
で、「「靖国神社や日本の右翼によるデモ現場への接近、不必要な対応を自制し、安全に最大限留意する」よう国民に呼び掛けた。」そうです……え、何かおかしくないですか？
観光に来て、靖国神社に来る必要がありますかね。
観光に来て、右翼デモに接近する必要がありますかね（偶然遭遇するなら別ですが）。
あ、観光じゃないんですね。
じゃあ、何しにくるんでしょうか？
仕事で来ているなら、余計にそんな必要はないでしょう。
ここのところの日韓関係悪化を加速させるために右翼過激派（……なんて言い方はないのかな）が仕組んだマッチポンプだ、という噂も聞こえてきます。
失敗しているから、そういう話も出てくるのでしょうね。
とりあえず、犯人は捕まえていただきたいし、きっちりテロ行為で裁いてほしいですね（……とはいうものの、内乱罪は無理っぽいですから、爆発物取締とかになりますかね……）。
私は、靖国神社の存在自体はあまり好ましいとは思わないんですが……前にも書きましたが、一宗教法人が祀っているというのがどうも……国立の追悼施設というのがあったほうがいいのではないかと思いますし、実際のところ、国立の神社でもいいとさえ思ったりします……国家元首が戦死者に哀悼の意を示すことが避けられている状態、というのは普通とは思えません……いえ、靖国神社でなくてもできますけれどね、じゃあなんのための靖国神社なのか、と。
とはいえ、機会があれば靖国神社には参拝します。
それほど敬虔な気持ちでもなく、他の神社と同じように、神鎮まりくださいますように、くらいしか思っていませんけれど。
だから、御祭神にお伺いを立てないような暴挙は、神域では慎むべきですし、お伺いを立てたって、神域でテロなんか許せるわけがないでしょう。
犯人が何人だろうと関係ありません。
（元記事）
