『これは心臓止まる 「差別ツイート」投稿者の自宅近くにアイコンとツイートを載せた看板を設置するキャンペーン』
(ねとらぼ 2015/12/2)
以下引用。
「匿名性を利用し、ネットに攻撃的だったり差別的な内容を投稿する人は後を絶ちません。しかし、もしもそんな投稿が、自分の家の近くに、しかも巨大な看板に張り出されていたらどう思うでしょうか。これは、黒人差別に対抗するためのキャンペーンとして、ブラジルで実際に行われたものです。
看板の下には、”仮想世界での差別、現実世界での結果”の文字。7月、ブラジルで初めて黒人天気キャスターとなった女性Maria Júlia Coutinhoさんに対して差別的な発言が多数投稿されたことを受けて、同キャンペーンは実施されました。キャンペーンの実施者はブラジルの反黒人女性差別団体で、投稿者の住所はジオタグ(写真の位置情報)から特定したとのこと。
仮に普通の投稿であっても、自分のアカウントがこんなに大きく貼られていたら仰天することは間違いありません。さらに、それが差別的な内容とあれば、投稿者にとってはかなりの衝撃でしょう。
ただし、同キャンペーンの目的は投稿者を衆目にさらすことではなく、”インターネットに発言を投稿する前に結果を考えてほしいから”としており、投稿者のアイコンと名前にはモザイクが入っています。たしかに、投稿者はもちろん、この看板を見た人たちもいろいろとインターネット上の投稿について、一度考え直すきっかけとなりそうです。
(略)」
「匿名性を利用し、ネットに攻撃的だったり差別的な内容を投稿する人は後を絶ちません。しかし、もしもそんな投稿が、自分の家の近くに、しかも巨大な看板に張り出されていたらどう思うでしょうか。」
ネットに問題意識を持って、いろいろなキャンペーンを行なうのは悪いことではないと思います。
新たな燃料にならなければいいですが。
「ただし、同キャンペーンの目的は投稿者を衆目にさらすことではなく、”インターネットに発言を投稿する前に結果を考えてほしいから”としており、投稿者のアイコンと名前にはモザイクが入っています。」
……でも、発言を検索したら、一発でわかるんでないの?
そこまで便利ではないんでしょうかTwitter。
「投稿者の住所はジオタグ(写真の位置情報)から特定」
……位置情報とカメラをひもづけるのはやめたほうがいい、ということですね。
というか、これだと撮影場所ってことになるんでないの?
まさしく的外れ、な結果にならないでしょうか……少々心配してみました。
とにかく、直情径行の方、あるいは自分がAD/HD傾向だなという自覚のある方は、書き込みをする前にきちんと読み直したほうがいいと思います。
声に出すのと違って、書き文字は確認できますから。
少しだけ冷静になって、発言の内容をもう一度見てみましょう。
送信ボタンを押すのは、それからでも遅くないと思います。
……そんなことできるなら、もうやってますよねぇ……はぁ。
ますます一層、Twitterだけはやめておこう、と思ったのでした。
(元記事)