さくら学院のライブチケットが幸運にも当たってしまい、坂本真綾(様)のファンクラブイベントと天秤にかけて、泣く泣く(泣)さくら学院を選んだ、もはやファンと言ってもいいのかどうかわからないおっさんです。
20数年にわたるファン歴で、仕事以外の理由で、イベントをすっぽかすなどと……裏切り者です。
The best covers of DREAMS COME TRUE ドリウタVol.1
- アーティスト: ヴァリアス・アーティスト,井上苑子,GACKT,坂本真綾,Da-iCE,D-LITE,MACO,三浦大知,Ms.OOJA,Little Glee Monster,山本彩
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/07/07
- メディア: CD
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とはいえ、もちろん購入しておりますよ『ドリウタVol.1』。
私世代にとってのドリカムは、「決戦は金曜日」「未来予想図II」とか、その辺りなのですが……ええ、ぴんときません。
何しろ、ドリカム全盛期ってすでにメタルキッズでしたし、その後は菅野よう子→坂本真綾(様)にどっぷりですから……好きとか嫌いとかじゃなくて、ぴんとこない。
もちろん坂本真綾(様)がカバーされている「三日月」も知りませんでした……これは、どのくらいマイナーなんでしょう(他の曲は結構知っていたもので)。
チャゲ&飛鳥でいうと(なぜチャゲアス?)、「BIG TREE」くらいのマイナーさですか?
まあ、ともかく……時々こうやって、カバーなんかをされる坂本真綾(様)ですが、この曲はどこかで語っておられましたが、ご家族に大変なことがあった時期と重なっておられたようで(そのときのお父様のお言葉がまた……)。
『Roots of SSW』ツアーのとき、自虐的におっしゃっておられた、「暗い、低い曲を好んで書く」みたいなイメージでしょうか。
いや、原曲を知らないもので、一聴して坂本真綾(様)の新曲かと言われても不思議でないくらい、お声とイメージがマッチしていらっしゃいます。
こうして、新しい曲でお声を拝聴すると、「ああ、やっぱ無人島に持って行くなら坂本真綾(様)だな」と改めて思います。
際立った特徴がない、ナチュラル、それでいて力強く。
普通のことを、当たり前に歌うことができて、だからこそ冷ややかに心を突き刺し、聴き終えた後に残る余韻の暖かさが冬の日の日差しのよう。
激情を覚える歌がないわけではないし、熱い曲もたくさんあるのですが、まして私はキャッチーな音楽大好きで、バラード至上主義でもないのに……いつもこの方のゆるやかな歌には、糸が切れる瞬間の力強さと儚さを感じます。
「ポケットを空にして」「風が吹く日」の頃から、どこか後ろ向きな前向きさを覚悟しておられるようで、それがまた痛々しくもなく、かくあれ、と言われているように思ってしまいます。
そういえば、『矢野フェス』で、秦基博さんとカバーした、荒井由実さんの「晩夏」も、こういった趣でしたね……いや、あれを生で聴けたのは本当によかった……。
◯こちら===>>>
というわけで、3年ぶり(?!)、待ちわびていた(はず)のファンクラブイベントのグッズ発売のお知らせも出ています(旧譜購入でポスターももらえるそうですよ〜……私はたいていのポスターは持ってるからなぁ……ああ店舗宣伝用でプレゼントになってないのは持ってないですが)。
……BABYMETALさんといい、和楽器バンドさんといい、最近の私は売れっ子さんにはまっているなぁ……マイナーな人たちに食いついている暇がないというか……。
初のシングルCD、『雨のち感情論』を購入。
特典商法にはうんざり、って感じですが……まあ誰でもやってることだしな……LIVE盤を選択、映像は「雨のち感情論」「ワタシ・至上主義」のライブ映像(2017/7/21)です。
「雨のち感情論」は、まっすぐなスピードポップロックで、そうですね……個人的にはですが、「地球最後の告白を」とか「Perfect Blue」のようなイメージです。
「地球最後の告白を」なんて人生で10指に入りそうな最強のスピードポップだと思っていますけれども、そのイメージを「Perfect Blue」とこの曲で払拭しちゃいそうな勢いがありますね。
LIVE映像で見るとまたいいです。
カップリングの「月に叫ぶ夜」は、一転ヘヴィなリフがうねってゴリゴリくるミドルチューンで、ダークですねぇ。
黒流さんが書いているからではないと思いますが、和太鼓効いてます。
展開はプログレというか、シンフォニックメタルを和楽器でやるとこんな感じ……「Strong Fate」に通じるものがあります……和音階のマイナー加減からすると、こっちのほうが海外への訴求力はあるかもしれないです。
「ワタシ・至上主義」の映像では、踊る町屋さんと神永さんに注目でっす。
あ、ちなみにトレカは山葵さんでした(イェイ)。
で、ここんところずっと部屋で流していたのはC4でした。
私、C4の成り立ちとかもろもろ一切存じ上げないので、純粋に日本のハードロックとして楽しんでおります。
もう、なんでしょう、心地よい……それしかないってくらいです。
10代でこれを聴いていたら、人生変わったかもなぁ……どう変わったのかはわかりませんが(?)。
繰り返し聴いているのですが、もうちょっとじっくり聴いてみようっと。
BABYMETALさんから始まった、メタル振り返ろう年間も半ばを過ぎ、さすがにちょっと落ち着いてきました(ああ、でもシニックほしい……)。
結局、「メタル、かっこいい」なのになぜか最近は「さくら学院サイコー!」になってきておりまして……そういう意味でもさくら学院さんの新曲が待ち遠しい日々……2016年度のアルバムとか、2016年度学院祭の映像とか、最高ですよね……今年度の楽しみの一つは、やっぱり山出会長の弾き語りタイムですよね……ありますよね?……ないのかな……。