シリーズ化してしまっているので、思わず手に取ってしまいました。
韓国在住歯医者さんが、韓国内部から、韓国のことを描く、それが第三者的な視点かどうかはともかく、韓国のことを思って書かれているのは確かです(ただし、素性がばれると親日派扱いでどんな目にあうかわからない……いや、本当らしいんですよ)。
これが第5弾……でしたっけね。
他の嫌韓本や知韓本、ブログなどでも話題に上がる、様々な韓国の嘘、について語られています。
私は、今の思想的にはかなり右寄りですが、それでも日本最高、とは特に思っておらず、国なんていずれかの部分でろくでもないわけで、どういう構造でそうなったのか、というのが知りたい、その格好のケースとしてお隣さんを見ています。
日本にだってたくさんの嘘はありますしね。
本書で紹介されているのは、例えば「旭日旗」の話。
韓国の人は、なぜか「旭日旗」を敵視しているのですが、ある時期から突然そうなったのであって、建国以来の国是でもなんでもないらしいです(検索してみるとすぐにわかります)。
光線の放射を図案化したものは世界中にあり、それに逐一韓国の人は噛み付いているのですが、なぜか日本の某新聞社の社旗には噛みつかないという辺りが面白いんですよね。
なんかもう、いろいろバレバレで。
中心の話題は昨年末の「慰安婦に関する日韓合意」です。
氏は、韓国政府がこれをひっくり返すだろうと予想されており、そのときに備えたほうがよいと。
そろそろひっくり返しそうな感じがしますので、そうなったらどうするのかなぁ政府は。
ま、合意破棄になるのだから、ガチで喧嘩してやればいいと個人的には思っています(国際的に、という話で、国内では別に触れる必要はないです)。
他にもいろいろ面白い話があります(人類史上最悪の植民地収奪の結果、なぜか人口が2倍に増えちゃった話とかね(笑))。
こういった韓国の一面を知ると、「悪は悪だけで存在できるが、正義は悪を必要とする」という話を思い出します。
あちらから見た場合、悪は「日本」なのですが。
悪(日本)は、正義(韓国)を必要としていないんですけれども、正義(韓国)は悪(日本)を必要としている。
その正義が、国の根っこに存在しているので、もう相互主義とかは不可能なようです。
日本から、今後「日本らしさ」が失われていくような気がしている昨今。
別に鎖国をしよう、なんて無茶な話はしませんが、一旦「普通の国」を目指すのもありではないかとは思います。
果たして「日本らしさ」というのは、「普通の国」の部分に存在しているのか、そうではないのか。
それによって、「日本らしさ」の喪失は加速されるかもしれません。
でも仕方ないですよね、今日もミサイル飛ばしたみたいだし。
領海内に軍艦入ってくるし。
話し合いで解決できると思っている人たちは、話し合いをしてきてください。
私は「話し合いだけでは解決できない」と思っています。
多くの人は戦争なんかしたくありませんが、それでも起こり得ることです。
まさかの完全平和主義(『ガンダムW』)を構築したい、とか言わないですよね?
沖縄が試金石になるかもしれないですから、米軍撤退してみたらいいんじゃないでしょうか(棒)。
結果開戦しても、別によろしいですよね?
覚悟ってそういうことではないかと。