べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『FRESH!マンデー』#185とか

さて、今回のリモート『FRESH!マンデー』は#186。

 

○こちら===>>>

www.openrec.tv

 

ちょっと私事でばたばたしており、桜の写真を撮影するどころではなかったので、今年もヒッポリト星人……ひっそりと何か写真は撮影しようと思います、がまずはアーカイブみないとね。
安定の、甘噛み森センセ。
先週はご機嫌で、大盤振る舞いだった森センセ、

 

森センセ「そしたら、結構なんか、こいつなんか、裏があんじゃねえかみたいな」
一同「(笑)」
(スタジオ笑)
森センセ「そういうコメントが結構届いて……僕、純粋にそういう人間ですよ、と。生徒に優しく、生徒の個性を引き出していきたい、そういうまじめな担任なですけど、あのリアクションちょっとどうなってんだっつって」
(スタジオ笑)

 

迷い道にある森センセ、今日はどっちていくのかは、みなさんの感じで決めたいと。
まずお一人目、スケブに「すきだにゃ」と書かれておりまして、若干の裏返る声から、「すきだにゃ(はーと)」で大照れの田中さん……永久保存版、永久保存版で……ください……。

 

田中さん「はい、みなさんいきますよ、3月9日は私?」

 

美空の日〜〜〜!!!

 

どうしたんだろう……大サービスだ……いや、田中さんはいつでも父兄さんには大サービスなんですが……。

 

森センセ「え〜、決めました!今日厳しくいきます!!
一同「(笑)」
田中さん「なんでですかぁ〜!!(絶叫)」
森センセ「厳しくいきます、きつめにいきます!」
田中さん「(憮然)」
森センセ「なんですか田中さん、その、なんかちょ、照れ、照れ……いきなりむくれてんじゃん(笑)どういうこと?」
田中さん「だって」
森センセ「すげぇ照れながらやってますけど」
田中さん「だって、やって〜って言われたからやったんですよ」
森センセ「あ、誰にやってって言われたの?」
田中さん「え、これから出てくるメンバーに」
森センセ「(笑)メンバーにプレッシャーかけられて」
田中さん「(笑)」
森センセ「だからちょっといやいややったのね、なんかね」
田中さん「いやいやだったけどやったんです!」
森センセ「いや、いいじゃない、だからやるならやりきりなさいよ田中さん!もう決めました、田中にだけは少なくとも厳しくいきます、今日はね、田中のためですから、これはすべてね」
田中さん「え〜、もう美空一生FRESH!出ませんじゃあ
森センセ「え?」
一同「(笑)」
森センセ「どうぞどうぞ」
一同「(笑)」
田中さん「え、じゃあ出ません!」
森センセ「ちゃ、ちょちょちょ待て待て待て待て(笑)、なんちゅうこと言うんだよお前は!」
田中さん「えぇ〜もう(苦い顔)」
森センセ「優しくしないと出てくんないの、すごい、お前、大御所だなぁお前はすごい」
一同「(笑)」
田中さん「だって意外と毎回心傷ついてるんですよ私言うけど」
森センセ「あ、ほんとに?」
田中さん「はい」
森センセ「じゃあもう、優しくしたほうがいいですか?もうほんとに、よかった、「すきだにゃ」感動しました、みたいなことを言ってたほうがいいですね」
田中さん「いやぁ、そこまではなくていいですけど、なんかぁ、もうちょっと優しくしてください」
森センセ「わかりまし(笑)、結構、結構もうガチ目に言うなよお前ほんとにさ」
田中さん「ほんとに心毎回折れる……

 

みっくが……一生……よかった、出ないなんてことにならなくてよかった……「意外と弱いんで(笑)」とおっしゃっておりますが、ネガティブキャラの田口パイセンのように、ひっくり返すこともできますぞ。
続いては、

 

野中さん「美空ぅ〜〜?すきだよぉ〜〜〜にゃぁ?」

 

……仕上がってんなぁかいちょ!
しかし、なぜか天を仰ぎ、照れる田中さん。

 

野中さん「あ、5月57日はぁ?私、ここなの日〜!!いぇーい!!」

 

そりゃもう7月だな……仕上がっとるよかいちょは!

 

森センセ「(笑)ちょっと渋滞してませんでした?情報過多じゃなかったですか?いろいろ」

 

田中さんに「すきだにゃ」をやらせた野中さんとしては、「本物」を見せてやらねばと……前振り?

 

森センセ「野中がこう、やるために、こう、田中にもやってもらうみたいなね、パスを出して」
田中さん「ほんとひどいぃ(憮然)」
森センセ「でも、自分もやってみたら照れちゃったんですね(笑)」
野中さん「そう、照れちゃった(笑)、こんなこと美空言ってて恥ずかしかった(笑)」

 

ナイスだかいちょ!!
そして、「永遠にこない5月57日」(森センセ)はここなの日。

 

森センセ「覚えときます!盛大にお祝いしましょう、5月57日はね(笑)」

 

よし!覚えた!

そして、

 

佐藤さん「森センセ、美空、ここなちゃん、すきだにゃん(笑)」
野中さん「かわぃぃ〜」
田中さん「(笑と拍手)」
佐藤さん「3月10日は、私、佐藤の日〜!!(笑)」

 

……なんだ、この世界線は……天国か……俺、死んだのか……。

 

森センセ「なんかちょっと佐藤、ちゃんとものにしてる感じしたな今なぁ!」
佐藤さん「そんなことないですよ(笑)」
森センセ「出た出た、佐藤、フリに使ったな、田中と野中をフリに使ったな」
佐藤さん「違います(笑)」
野中さん「あぁ〜あ」
森センセ「佐藤が黒幕だな、もしかして」
野中さん「ブラック愛桜ちゃんが」
田中さん「うん」
森センセ「ブラック愛桜ちゃん(笑)」
佐藤さん「違ぁう!!(笑)」
田中さん「ブラック、もう黒佐藤だよ(笑)
森センセ「黒佐藤、黒佐藤、けっこう定着してんのねメンバーの中でね(笑)」

 

みなさんも黒佐藤を感じるときはあるのか、に即答する田中さん、「いっぱいありますよ」と。

 

田中さん「あの、レコーディングの練習中に、歌の歌詞間違えたんですよ、めっちゃニコニコで、「間違えたぁ〜(笑)」って言われました」
森センセ「お、黒佐藤!!(拍手)」

 

ナチュラルボーンブリッ子ブラック佐藤……。

 

森センセ「のばしてけ、そういうとこのばしてけ(笑)」

 

そういう意識はないという佐藤さんですが、歌詞を間違えた田中さんに、

 

佐藤さん「気づかせてあげないといけないから(笑)」
森センセ「気づかせてあげないとね(笑)」
田中さん「気づいてんだよこっちは……(笑)」
森センセ「その笑顔で言う感じがちょっとやっぱ怖いよねちょっとね(笑)」
野中さん「そう、そうですよね!(笑)」
田中さん「そぅ〜〜ぅぅ」
森センセ「いやいや(笑)、田中、田中ちょっと元気出してくんない?ちょっと!」
田中さん「(笑)」
野中さん「美空来て!(ハグ待ち)美空!美空!」
佐藤さん「顔笑ろう!(笑)」
森センセ「ちょっと自己紹介以来、ちょっとテンションが、心折れてるから!ねえ(笑)」
田中さん「もう、心折れました」
森センセ「おもしろかったよ!すきだにゃ、もよかったよね、もう父兄さんも、ほら、もう今コメントがもっさもっさ来てますよ!」

 

最高でしたにゃ!!!!!!

 

森センセ「もう一回、最後言ったら?」
田中さん「……すきだにゃん!(照)

 

……ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます……。

 

森センセ「春だねぇ、春だねぇ、いいよ、そういうこと言ってこう!」
田中さん「?どういうこと?(笑)」
森センセ「さあ、ということで(笑)、ちょっと待ってください(笑)ほんとにどういう感じで回していいか忘れちゃった俺もう(笑)」

 

ふぅ……OPだけで胸一杯だ……。
タイトルコールは田中さん。
もう春休み、先週は木村さんの卒業式の前日、野中さんは卒業してしまって……。

 

野中さん「でも、中学生でもない、高校生でもない、微妙な間」
森センセ「微妙な、なんでもない」
野中さん「はい、なんでもない人です」
森センセ「なんでもない(笑)、なんでもない時期だよね?(笑)」

 

中学を卒業してうれしいのか、という問いに、「仲のよかった友達」と別れてしまったのはちょっと悲しい、でも、「一番仲のよい親友ちゃん」とは同じ高校になったと。

 

森センセ「野中、ねえ、ちゃんと学校生活、ちゃんとねこう友達もたくさんいてね、送ってそうですよね」
野中さん「はい」
森センセ「リア充感ありますよ、リア充感がね」
一同「(笑)」

 

みんなリア充ですよきっと……そうであってほしいよ、(非実在)孫たちには……。

 

1時間目は「FRESH!マンデー 本の書き出しを学ぼう!」。
おお、文系に振ってる……すてきな授業になりそうだ……。
書き出しとは何か、を聴かれた佐藤さん、

 

佐藤さん「えっとですねえ、うふふふふ(笑)、その、本の題名と、本の内容があるじゃないですか」
森センセ「はいはいはい」
佐藤さん「で、その、書き出しです(笑)」
森センセ「(笑)ちょっと怪しい、ちょっと怪しくないか?!なんか」
一同「(笑)」
森センセ「わかってますって言った割に、ちょっと怪しいですよ」

 

見出しじゃないか、と訊ねる佐藤さんに、

 

森センセ「見出し、というか、ま、普通に、本当に、あの一番最初の文章ですね、本文、本文の」
佐藤さん「そう、そうですよ!」
野中さん「ね」
森センセ「言って……」
佐藤さん「そう、そうですよ!!(笑)」
森センセ「ちゃうちゃ、なんか(笑)、ちょっと、違わなかったなんか?(笑)」
田中さん「何か違った……」
森センセ「見出しは違うからね(笑)見出しはちょっと、今、うまくかわそうとしてかわしきれなかったですよ」
田中さん「(笑)」

 

黒佐藤……。
みなさん、普段から本は読んでいると。
野中さんは「東野圭吾」……『十字館のピエロ』とかか……古いな俺……伏線がたくさんあって最初は理解できなかったけれども、大人になるにつれて、このシーンが好きとかここの文章が好きとか……大人やなぁ……一番は『ナミヤ雑貨店の奇跡』か……読んでないなぁ……すばらしい。
田中さんは、『コーヒーが冷めないうちに』のシリーズが好きだそうです……いいなぁ、小学生から夢枕獏とか菊地秀行とか読んでるからなぁ俺……出だしは残念ながら覚えていない、そう、なかなか覚えてないですよね。
佐藤さんは、海外の『すべての瞬間は君だった』というエッセイだそうです……ああ、なんか、小説じゃないってのは佐藤さんっぽいぞ……しっかり内容も紹介されて……すばらしい。

 

森センセ「ぜんぜん黒佐藤じゃなくて悔しいな、なんかなぁ!!」
一同「(笑)」
森センセ「すてきだね、なんかね!もっとなんかね、ちょっと怖い本とか読んで、なんか、」
(スタジオ笑)
森センセ「黒佐藤を煮込ん、煮込んでほしい」
一同「(笑)」

 

黒さはにじみ出る上品なものなのですよ……。
有名な小説の書き出しを、クイズといいつつ、みなさんで考えてもらおう、という……すてきな企画……。
例題は、川端康成『雪国』。
みなさん、読んではいないか……教科書にも載ってますし、なんなら学年末で……日本一有名と言っても過言ではないですが……。

 

佐藤さん「え、私知らないんですけど」
森センセ「あ、ほんとに?」
田中さん「私も知らない……」

 

ノーベル文学賞……。
まあ、みなさんなりの『雪国』の冒頭を考えましょう、と。
みなさん当てにいってるのか、自分で考えているのか……に全員「自力です!」……新しいものを生み出していきましょうや。
まずは、文学少女の野中さんより。

 

野中さん「やっぱりさむかった」

 

……いい!
これは、シンプルで、すばらしいですよ!
場面としては、山を見ながら、「やっぱり寒かった」、で近くに電車が走っている……さすが、わかっていらっしゃるよかいちょは。

 

森センセ「電車、いいとこついてますよ」

 

情景が本当に浮かんだんだろうなぁ。
田中さんは

 

田中さん「やっぱりそうだ。今日も寒い」
森センセ「おぉかぶってるちょっと!」
(スタジオ笑)
田中さん「似ちゃったんです、びっくりしたんです」

 

よい……こちらは、「文章っぽい」(森センセ)、一人称っぽさがでているのがいいですなぁ……「やっぱり」がいいですよね。
田中さんの想像した情景は、起きたら、もう4月だけど、やっぱり寒いな、という……よきよき。

 

森センセ「いや、魅力的ですよ、二人ともそれぞれ」

 

そして、佐藤さん……。

 

佐藤さん「さわやかなけしき」

 

おう……。

 

森センセ「あの、佐藤さん、書き出しまだわかってないでしょ、書き出し(笑)」
一同「(笑)」
佐藤さん「わかってますわかってます(笑)」
森センセ「見出しじゃないの。それ何か(笑)」

 

おお……そうか、エッセネ派じゃねえや、エッセイ派だからなぁ……?
続く文章は……で、長考に入る佐藤さん……。

 

森センセ「なんか、もう川端さん、途中で力つきたのかなって思いますよね?」」
一同「(笑)」

 

文章になっていると、書き出しっぽいね、ということで、正解を発表。
知っている人も、知らない人も、ぱっと情景が浮かんでくる、そりゃノーベル賞だわ、な文章です。
ただ、技巧をこらしたからいいってわけでもないのですよねぇ……「やっぱり」「寒かった」は、よかったですよマジで、森センセもほめてました。
ここからは、「本のタイトル」と「あらすじ」を紹介するので、書き出しを考えましょう、と。
まずは、宮沢賢治風の又三郎』。
マレビトこぞりて、なお話ですよなぁ。
私も覚えていませんが、「シュールというか、不思議な表現を」(森センセ)使う宮沢賢治ですので、正解は絶対でないでしょう、と……私は『春と修羅』なら……あ、あんまり覚えてないな……「わたしといふ現象は」か……「注文の多い料理店」のがインパクトあるな……『銀河鉄道の夜』はまあ確かに読んでますが……。
まずは野中さん。

 

森センセ「お、野中はだから、ちょっと、文学少女感あるからね、ちょっとね」
野中さん「(笑)」

 

ちょっと照れる野中さん、の隣で困る佐藤さん。

 

野中さん「空を見たら君がいた」

 

……こりゃ、『ラピュタ』がはじまるな……いや、いい、森センセも絶賛、やっぱり文章書きとしては、こういうのうれしいよなぁ……。
「風の神の子」、「その子のまわりでいろんなことが起きる」ということなので、

 

野中さん「この子が風を操って、なんか、空をくるくる飛んだりとかして、でその、なに、友達とかが上を見たら、この子が飛んでいたんです」
森センセ「……10ポイント差し上げます!!」

 

いや、いいっすよマジで……これは、小説を書いている人じゃないと思い浮かばないっすよ……。

 

森センセ「これ、あるんじゃない野中?」
野中さん「ありそうですよね」
森センセ「芥川賞とか……とれんじゃない野中?」
野中さん「ねらいますかね?」
森センセ「ねらっちゃえば?」
一同「(笑)」
田中さん「すご〜い」

 

将来有望。
田中さんは、

 

田中さん「あの子が動きだす。」

 

いい……いいじゃないですか。

 

田中さん「風の神の子?が、なんか小学校にくるとか、小学校に転校するみたいなこと言ってたので、その前?転校する前に、こう、神の子が動き出すみたいな」

 

よきよき……「説明しすぎてないのがよい」(森センセ)……。

 

森センセ「15ポイント差し上げます!」

 

大盤振る舞いです。

 

森センセ「……元気出た?田中?15ポイントだぞ!」
野中さん「出た?元気?」
田中さん「元気出ました」
森センセ「こんなとったことある?ポイント」
田中さん「ないですねぇ」
森センセ「FRESH!出てくれよだから」
田中さん「出ます」
森センセ「出ないなんて言うなよ」
田中さん「出ます」
森センセ「出てくれよ、15ポイントあげたんだから、15回は出てくれよ」
野中さん「ね、出よう!」
田中さん「はい、顔笑り……出ます!」
森センセ「顔笑りますって言うな(笑)、なんだその、なんか、嫌々な感じは(笑)」
田中さん「いやいや、ぜんぜん楽しいですよ」

 

よかったよ……田中さんがまだ出てくれるよ。
そして、「唯一滑ってた」佐藤さん。

 

佐藤さん「私、たぶん、こう、こういうの苦手かもしれない(笑)」
森センセ「苦手なんてものはない!これはもう、この場で成長しろ佐藤!」

 

苦手もまたよいのです。

 

佐藤さん「私のとなりで君が笑ってた。」

 

……ロマーンティシズム〜、いいじゃないですか、ぐっと小説っぽくなりました。
森センセも「いいー!!!!」と絶叫も、佐藤さん「ほんとですか?(笑)」の佐藤さん。

 

森センセ「ちょっと説明してくれ、もっとくれもっとくれ」
佐藤さん「あの、なんか、風だから、その、ふとした瞬間に何かをしてそうだなって思ったので、なんかふと、私が隣を見たら笑ってたっていう」

 

出だし感あり、青春の一ページ……。

 

森センセ「……45ポイント差し上げます!!」

 

よかった……「延びしろにポイントを差し上げるシステムです」(森センセ)。
この企画にちょっと心配を抱いていた森センセ、でしたが、みなさんのセンスが炸裂しておりますよ……。
ちなみに、ちゃんとした書き出しはといいますと……「どっどど どどうど どどうど どどう」……風の音を表現した、オノマトペ使い宮沢賢治の真骨頂……。

 

森センセ「これはだから、5ポイントくらいだねだから……もうみんなのが上だな」
(スタジオ笑)

 

越えた……宮沢賢治を越えた……「反応に困ってる(笑)」(野中さん)と苦笑いの一同……。

 

森センセ「困るなよ!(笑)」

 

いや、偉大なんですよ、宮沢賢治
続いては、夏目漱石の『こころ』。
そういえば、ちゃんと読んだことないな……夏目漱石は、『坊ちゃん』はちゃんと読んだな。
みなさん、昔の人のは読まないと……野中さんは『吾輩は猫である』……そうですね、あれはよいです。
でも確かに、中高生で読んでおいたほうがいいなぁ……。
自分なりの『こころ』ということで、

 

野中さん「ごめん。」

 

……あ、ちょっとすごいかも。

 

(スタジオ笑)
森センセ「いいーーーー!!!!いいよ、これもう!!!!!これはいいねぇ!!!!!引き込まれるねえこれ!!」
佐藤さん「すごい引き込まれる(笑)」

 

イメージとしては、

 

野中さん「先生と出会って、今まで自分、世界の中心は自分だったんですけど、なんか、なんていうのか、その、今の、先生にいろいろ教えていただいて、今まで自分が世界の中心で回っていたので、その、過去の自分何かごめんね、とか、今まで出会った人にごめんねって言って、あの、人だけじゃなくて、自分の昔のこころの気持ちにごめんねって言ってるってことで、最初に持ってきました」
森センセ「だから、その、物語の中で「ごめん」が途中で描かれるんだけど、一番最初にこれを置く、っていうのはいいテクニックだと思いますよ?何に謝ってるんだろうこの人はっていうところですよね?」

 

うん、倒叙ですね(違う)。
「ごめん。」のあとの文章は、野中さん、長考して、

 

野中さん「ごめん。いつものように、朝がきた。僕にとっては普通の朝だけど、誰かにとっては違う朝なのかもしれない。そんな中僕は、先生と出会った」
森センセ「……もうそのまま採用です」
野中さん「やったぁ(笑)」

 

すらすらと出て来たよ……。

 

森センセ「いいですかポイント……62ポイント差し上げます」

 

佐藤さんを爆抜きしましたな。

 

森センセ「実は、今から、今、衝撃の事実を言いますけど、100点満点ですからね、全部」
野中さん「……マヂかぁ?」
佐藤さん「え?(笑)」
田中さん「えぇ?」
森センセ「(笑)いやいやごめんなさいごめんなさい(笑)、嘘です嘘です、もう1点満点のところを62ポイントですから、ほんとにすばらしいです。失礼しました、小ボケでした(笑)」

 

続いて佐藤さん。

 

佐藤さん「私の人生を変えてくれたのは君だった。」

 

……おっと、もう、青春小説まっしぐらですな佐藤さん。
ちょっとこう、書き出しの本質をつかんできている気がしますな……。
「君」は「先生」のことで、

 

野中さん「君って言うのいいですね」
森センセ「そう、先生に対して君って、あ、野中ね、そうだよね?」

 

関係性の不思議さ、叙述トリックがしかけられますからな……そういうことじゃないか。

 

森センセ「これはちょっとみなさん、書き出しセンスありますねぇ」
野中さん「あ、ほんとに?」
森センセ「書き出しセンス、いいと思いますよ」
田中さん「(憮然)」
森センセ「田中さん、どうしたんですか、不安なんですか?」
田中さん「……(無言)」
森センセ「大丈夫ですか?」

 

佐藤さんは45ポイント。

 

森センセ「では、田中!……どうしたんですか?自信ないの?顔は」
田中さん「自信がなさすぎて……」

 

ガチな引き具合ですな……。

 

田中さん「私はある日、ある人に心をうばわれた。」
森センセ「……うん……悪くない(笑)、悪くないんだよ、悪くないよ、あの、ある日とある人っていうのがかかってるとかいいよな?」
田中さん「(憮然)」
野中さん&佐藤さん「うん」
森センセ「ほんとはあんまりよくないけど、逆にそれがかけてあるっていうのは、別にあの、ね、文章とかだと、自由だからさ、それがかかってるの、何かいいんじゃないですか?どういうことなんだろう?」
田中さん「え〜、え〜……どういうことでしたっけ?」

 

「ある人」は先生で、「ある人」と代名詞にしておくことで、「疑問に思って、その続きを読みたいなって思わせるように」……すばらしい!!
みっく……よい。

 

森センセ「じゃあ……70ポイント差し上げます」

 

……そして、何か釈然としない田中さん。

 

森センセ「どした、よ(笑)、ごめんなさい、もうちょっと、なんか、てん、点数がもう、なんかうれしくなくなってきてます?(笑)」

 

大盤振る舞いも過ぎたるはってやつですなぁ。
本当の書き出しは、「私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。」。
野中さん、「秘密がかってる」ので「最後まで読んでもすごい気になる」だろう、と。

 

野中さん「すごい、すばらしいですね」
森センセ「まぁね」
野中さん「すごいですね」
森センセ「野中と同じくらいすばらしいね、ほんとに」
野中さん「あぁっ……」
森センセ「もう文豪ですからね、ほんとに」

 

関係性をにおわせる、ミステリアスな感じがすばらしいと。
1時間目はここまで。
いい授業だな……大喜利とはまた違った、想像力をフルで発揮できる……田中さんもよかったっぽい……。

 

森センセ「もう書いちゃえばって思う、何か、小説とかね」

 

ショートショート
読ませて!
あぁ……書きたい(?)。

 

2時間目は、「FRESH!マンデー さくら映え写真!」。
ああ、今年も撮影に行けなかったぁ……忙しかった年度末……。
父兄さんからの写真を紹介……の前に、みなさんのお写真を。
まずは、田中さんから。
青空をバックに、見上げる感じに桜の写真、逆光あり、ポートレイト風あり……いい、美しい空……。

 

田中さん「私は、何か、空とか木とか花とかの写真をとるのが最近すごい好きで」
森センセ「へぇ〜」
田中さん「よくとったりするんですけど、あの、もともとたくさんとって、でもその中から3つ選んで」

 

お気に入りは、1輪にピントがあっていて、バックがぼけているポートレイト風……よい……最近のスマホはすばらしいなぁ。

 

佐藤さん「何か、桜ももちろんきれいなんですけど、美空のとるセンスがすごいと思います」

 

よい、「職人さんみたい」(佐藤さん)。

 

森センセ「田中がとったとは、意外と信じられないというか」
佐藤さん「……いやそういうことではないです(笑)」
森センセ「いやいや、別に悪い意味ではない、ほめてるんですよ佐藤さん!!」
一同「(笑)」
森センセ「黒、黒佐藤でこないでください何か、僕の悪い部分みたいなの」

 

いい時代だなぁ……私が子供の頃は「写るんです」だからなぁ。
続いての野中さんは、散った桜の花びらが道路のはしに寄っていたり、満開の桜に、一輪に焦点があっていたり、青空バックだったり……花の密度の高い写真はおうちの近所で、二本重なっているそうで……そして、緑、ピンク、水色のコントラストがすばらしい……花びらが落ちているのも幻想的だな、と。

 

森センセ「……ま、強いて言えば、これはなくていいかな?ってちょっと思います(笑)」
野中さん「違うんです、違うんです!!」
田中さん「えぇ〜」
森センセ「これいります?これ、何か」
野中さん「職員室の先生に、あの、どれがいいか送ったんですよ。そしたらもう、「4つでいっちゃえよ」って」
森センセ「いっちゃえよ!っつってね」

 

田中さんは、密度の高いやつで、佐藤さんは、水色、ピンク、緑のやつ……それぞれが自分の映像の下にでているやつなんですが、森センセの下にある花びらの写真……、

 

森センセ「俺だけ、なんか、すごい、道ばたの上にいる感じというか(笑)」
野中さん「すごい、なんか、いいんですよ!」
一同「(笑)」
森センセ「なんかこう、なんか、それぞれのキャラの、なんか、桜のイメージ図みたいな感じで、俺だけなんかすげえこう、散ったおじさんをイメージされてるみたいな……」
一同「(笑)」
森センセ「感じしねえかい?なんか」
野中さん「でも、個性的で(笑)」
田中さん「うん、個性的」
森センセ「個性的っていうか、なんか、このレイアウトに悪意がないかい?なにか」

 

まぁ並べたのは悪意ある大人ですからな……。
佐藤さんは、おお、自分が入っている、すばらしい……、

 

佐藤さん「あの、森センセに、の下にある写真、私なんですけど」
森センセ「まぁだろうなぁ、そうだろう」
一同「(笑)」

 

桜と青空と緑の色合いの中に、パステルっぽい薄いグリーンのワンピースで完璧やないですか……あとの2枚は、満開の写真。

 

森センセ「けっこうみんな、桜に囲まれた生活してんのね」
田中さん「はい」
佐藤さん「周りは結構」
田中さん「地元に」
佐藤さん「いっぱい」
森センセ「ねぇ、ま、さくら学院ですもんね」
田中さん&佐藤さん「そうですよ(笑)」

 

そうですよ!!
そうなんですよ!!

 

森センセ「なんでもセンスあるんだね、書き出しもできて写真もできて」
(スタジオ笑)
森センセ「最高1誇らしいよもうほんとに」
一同「……」
森センセ「さあということ……何なんだよ何なんだよ(笑)、何で微妙なリアクションするんだよ(笑)心からほめて……」
野中さん「(笑)なんか」
田中さん「何か怖いんだよね!」
森センセ「人のほめを疑うなよ!(笑)」

 

普段褒めなれていない人と、褒められなれていない人……。
ここからは、父兄さんの写真紹介。
おひとり目は、新潟県は高田城、夜桜が有名なのだそうです。
フラッグとともに、桜のつぼみの写真を。
みなさんに、「在籍中にひそかにやってみたいと思っているけど、まだできてないつぼみな目標はありますか?」と。
野中さんは、「多い。ありすぎる」……さすがかいちょやで……現実的な話ということで、

 

野中さん「身長、ってあるじゃないですか?」
森センセ「ああ、身長あります」
野中さん「結愛と咲愛ちゃんの身長がどんどん伸びてきて」
田中さん「うんうん」
野中さん「今、結愛が、後少しで私を越すんです」
森センセ「ほう、マヂか?」
田中さん「ピンチピンチ(笑)」
野中さん「だから私たちはダメなんですよ(笑)、もう、ほんとに身長を伸ばさないといけなくて、これがほんとに小さなつぼみなんですけど(笑)」
佐藤さん「そうです(笑)」
森センセ「(笑)それ目標っていう、何なの?何か」
野中さん「いや、目標ですよ」
森センセ「すごい、すごい小っちゃいね、その、抜かさせてやれよ別にそんな細かい(笑)」
野中さん「ちがぅ、なんか、なんて、なんて言うんでしょう、もう中2にも抜かされたりとか(笑)」

 

余裕の田中さんなのでした……実は八木さんも結構余裕……みなさん、身長へのこだわりは伝統ですなぁ。

 

森センセ「確かに、木村に見下されるのはやだね、上からこう、見下ろされるのは(笑)」
野中さん「いや、「おはよう美空!」って言ったときに、美空、ここからこう(笑)」

 

余裕な田中さんでした。
佐藤さんは、学校のことで、

 

佐藤さん「テストの順位で、一度でもいいから、学年で1位をとってみたいなっていう」
野中さん「お〜」
田中さん「お〜、かっこいいなんか(笑)」
森センセ「かっこいいけど、それ、かなう可能性のある目標なの?」
佐藤さん「ですよね、あの、今まで10位、なに、10位くらいはあるんですけど」
野中さん「すごくない?」
田中さん「うわ、待って、すごい!」
佐藤さん「1桁はないんですよ」
森センセ「なるほど」
佐藤さん「はい、なので、1位を中3までにはとりたいなって」

 

なんですって……学年10位?……???

 

森センセ「……そんな、順位上だっていう片鱗も、ぜんぜんこの番組で見えないけどね佐藤ね」
佐藤さん「そうですね、私一般常識できないんです(笑)」
森センセ「いやいやいや(笑)、それ(笑)、まぁそれも言い切ってますけど」

 

学校の勉強とさくら学院のテストは違う、と。

 

森センセ「一緒ですよ一緒ですよ大事なことですよ」

 

……すごいな、ある意味で開校以来の懸念が、学年末テストで全く払拭されていないのが……伝統……。
で、田中さんがちょっとホストにミュートされちゃったんですが、その田中さんは、やっぱり身長のことで、

 

田中さん「職員室の先生に、166?くらいの、あの、職員室先生がいて、私今、165.5なんですよ」
森センセ「おぉおぉおぉ」
田中さん「後少しで抜かせるんですよ!だからそれを抜かしたいなって(笑)」

 

おじさんの方じゃなく、女性のほうの先生の身長を抜かしたいらしいです……ぽつりと野中さんが「いいな……」と……切実。
続いては、毎日手紙を出しているという強者父兄さん……野中さん白鳥さんの中学校卒業おめでとうございます、と……そんな強者なのに、住所が書かれていないのでステッカーが……残念……新宿の写真でした。
続いて、フラッグとともに、滋賀県は琵琶湖の桜の名所、の写真。「湖に咲く桜」ということで、佐藤愛桜さん、戸高美湖さん、木村咲愛さん、それぞれの名前の一文字が入っていると……ちくしょうオシャレだなちくしょう!!
佐藤さん、「感動します」……いつか行ってみたいと……行っていただきたいですねぇ、素敵な場所ですから(いや、行ったことないですけど)。
続いて、かなり濃い目の花をつけている、ソメイヨシノではないですね、八重桜かな……田中さんも「色が濃くて」すごい好きだそうです……ちっくしょう!!(こらこら)
続いて、1000枚の桜の花びら(造花)で、「顔笑れ!!」を書いた写真……桜といえばさくら学院だから……そうですよね……。

 

野中さん「桜の花びらで文字を作るっていう発想がすごいなって」

 

フラッグは10周年のものでしたぁ。
本日の授業はここまで。
お知らせは、新グッズ。
千社札は早々に届いたけれども……クリアケースは売り切れか……。
みなさん、今日は楽しかった、と。
どの辺りが、と森センセ、

 

野中さん「ほめられた……(笑)」
佐藤さん「そうなんです(笑)」
野中さん「すっごいほめられた」
田中さん「1限目が楽しかった(笑)」
森センセ「(笑)ほめられんの、やっぱうれしいの?やっぱり」
田中さん「うれしいです!!」
森センセ「べべ、別に、いいよいよ、どっちでもいいんですよぜんぜん(笑)、あの(笑)、ちょっと待って、わかりました、いろいろちょっと、模索していきますねほんとに。でも別に、父兄のみなさんは常にこうほめてくださっているわけですからね、みなさんのことをね」
一同「はい」
森センセ「すばらしい」
野中さん「森センセくらいですよね、なん、こうやって」
田中さん「うん、ほんとそう」
野中さん「つっこんでくださって(笑)」
森センセ「ずっとほめられて、俺もね、きょ、今日ちょっと思ったけど、ずっとほめてると、あんまりこう、ねえ、ありがたみもないでしょ?」
野中さん「はい、あ、はいじゃない」
田中さん「あぁぁ〜」
佐藤さん「まぁ、そう、そうですね」
森センセ「ねえ、なんか、だから、そんな感じ、途中からすげぇ照れちゃって、なんか、ぜんぜん響いてないなみたいに」
一同「(笑)」
森センセ「適度に、適度に」

 

そうですねぇ……でも、ほめられてこそ伸びる背もあるんですよ。

 

田中さん「今日、楽しかったです……はい」
森センセ「……なん、ちょっと、どうし、なんかちょっと、いちも、一物あるよねなんかね、ちょっと心になんか、言いたいことあんの?先生になんか言いたいことあんのかい?」
田中さん「え、なんか、あの」
森センセ「番組にクレームがあんのかいなんか?」
田中さん「いや、番組じゃなくて、森セン、あの、なんか、ほめられすぎて、わぁからなくなりました!」
森センセ「(爆笑)なぁんだよ!!!」
一同「(爆笑)」
森センセ「どう接すりゃ、お前がさ、すげえ最初なんか、本気で傷ついてますとか言うからさ!!」
田中さん「傷ついてました!」
森センセ「フォーム変えたらさ、ほめられたらやだってさ!」

 

もっとがしがし来てもいいですよ、と。

 

森センセ「俺が一番傷ついてっからね、今日ね、なんかね、そういう意味で言うとね!!」
野中さん「はぁぁ〜森センセ〜〜(笑)」
佐藤さん「すいません〜(笑)」
田中さん「(笑)」
森センセ「ふくざ、複雑な感情でぇ〜……ああ、いいの?わかったわかった、田中は、だから、あのあれでしょ?俺がこう、ほめるとちょっと気持ち悪いから(笑)、もっとガシガシこいと」
田中さん「適度に、適度に、適度にお願いします!」
森センセ「適度に(笑)、難しいわぁ〜……(笑)」

 

今日の企画は、本当によかったですよね、それぞれの個性もでていたし……。

 

森センセ「だからちゃんと、あの、ねえ、佐藤の「さわやかな景色」はダメだししたじゃないですか(笑)」
佐藤さん「そうですね(笑)」
森センセ「ガチで、ガチでダメだししてるでしょ?(笑)」
一同「(笑)」
森センセ「あれ違うよ、って言ってるでしょ?もう、適度にやってますから」

 

ガチなときほど、ビビる森センセなのでした。

 

森センセ「さ、野中さんはいかがでしたか今日は?」
野中さん「はい、えっと、まぁ、以下同文ですね、右に同じなんですけども(笑)」
一同「(笑)」

 

どうやら野中さん、台本を見て、盛り上がるか、大丈夫かなと思ったそうですが、やってみたら意外と個性が出せたので……、

 

森センセ「ちょ(笑)、ちょっと(笑)、スタッフさんもなんか、考えてる人からすると、何だ今のコメントみたいなとこあるよ、ちょっと」
(スタジオ笑)
野中さん「でも、でも(笑)」
森センセ「意外と、意外とよかった、意外とできたな、みたいな。ちょ、私的には見えなかったんですけどもみたいな(笑)、私の腕で今日持ってきましたよみたいな(笑)」
田中さん「(笑)」
野中さん「でも、毎回、すべて楽しくできるんです!」
森センセ「いや、でもいいよ野中、マジでその目線は必要です!あの、今回、不安だなっていうときは、じゃこういう作戦でいこう、とかっていう風に考えるのは、もうすごく大事ですんで、あのそれはもう心の中で思って(笑)、あのちょっともう、ってなると(笑)、ありますあります、僕の中でも、ま僕は言ってますけどね、あの不安ですっていうのは」

 

今回も、みなさんの力で楽しい、素敵な企画になりましたよ〜。
特に、文章書きには……初心に返る感じでした。
ありがとうございました〜。
最後の最後まで、かいちょはグッズをたくさん買ってくださいと……この辺りの地力がすごいですねぇ……。

 

さて、本当に、卒業式もないまま、ラストイヤーが2/3、終わっていきました……8月まで、何とか8月は、声は出せなくてもいいので、参加したいなぁ……と思いますライブ(いや、あるのかい?)。