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読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

『『新約聖書』の誕生』加藤隆

 

『新約聖書』の誕生 (講談社学術文庫)

『新約聖書』の誕生 (講談社学術文庫)

  • 作者:加藤 隆
  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: 文庫
 

 分厚いぜ講談社学術文庫

というわけで、キリスト教関係の本もたまには読んでみましょう、のコーナー。

ええと……非常に示唆に富んだ本なのですが、内容が濃すぎてちょろっと説明する、みたいなことが難しいです。

エスの生きた時代には『新約聖書』は存在しなかった(ブッダの時代に多くの経典が存在しなかったのと同じようなもので、開祖のいる宗教というのは、聖典が開祖の言行録になることが多いのですね、だからなかなか同時代には成立しづらい……近現代はそうでもなかったりしますが)ので、それができあがるまでの紆余曲折というにはあまりにあまりないろいろが、書かれています……専門的すぎて、読み物としてはどうなのかわかりませんが、非常に興味深いですよ。

というわけで、ぼそぼそと引用して終わりたいと思います。

 

「つまり民族は一つのエンティティー(意味あるまとまり)でなくなってしまい、かつての民族神崇拝は、歴史のお大きな流れのなかで消滅してしまう。しかしイスラエルの民の場合には、壊滅的な状態に陥ったにもかかわらず、ヤーヴェ信仰が消滅しなかったのである。神が民を見捨てたと考えてもよいような状況が生じたにもかかわらず、民は神を見捨てなかったのである。」(p27)

 

「しかし彼らは、実は神そのものともつながっていない。神の前で何が正しいかは、神が決めることであって、人間が決めることではないはずである。なのに彼らは、何が「神の前で正しい」かを自分たちは知っていると主張していて、これは神そのものを退けているのでなくてはあり得ないたいばである。」(p37)

 

「彼らも、神の前での正しい態度についての自分たちなりの理解にしたがって行動しょうとした者たちである。しかし小刀でテロを行うといった手段だけでは、ローマ帝国の支配に打撃を与えることはできない。そもそも小さな集団でしかない彼らにとっては、ローマ当局の要人に近づくことさえ容易ではない。ユダヤ人社会における親ローマ派のヘロデ派は、王や領主の勢力だから、彼らに近づくことも容易ではない。そこで彼らは、自分たちの国粋主義的理念からは裏切り者と考えられるようなユダヤ人の小物を狙うことになる。」(p45)

 

「イエスは人びとに直接口頭で語りかけることを活動の中心にしていたのである。これはイエスが民全体に働きかけようとしたという態度とよく見合っている。またシナゴーグなどで、ユダヤ教の神学上の議論や教えに接することも、大部分のユダヤ人にとっては口頭の言葉を通じてであったことも対応している。そして律法にも、書かれたものとともに、口承のものが同等の権威をもって存在していたことはすでに指摘した通りである。古代においては口頭の伝達における情報の方が権威があったということは、多くの学者が指摘していることでもある。」(p66)

 

「アンティオキアにヘレニスト系の教会とエルサレム教会系の教会の二つの教会が存在したのかどうかは、微妙である。一つの教会しか存在しなかった可能性がある。この場合、エルサレムにおける神殿の評価をめぐる対立、文化的違い(言語の違い)をめぐる対立は、アンティオキアではあまり意味がなかったということになる。」(p118)

 

「このことは本書での中心的関心にとっても、重要である。新約聖書にも書簡の体裁をとった文書がいくつもふくまれており、それらにおいても宛先が限定されている。」(p133)

 

パウロエルサレム教会主流と決別したのは、つまるところユダヤ人出身のキリスト教徒と異邦人出身のキリスト教徒からなる共同体の権威のあり方についての意見の対立からであった。」(p140)

 

「信じレバ救われる」ということが問題になるということにおいては、当人はまだ「救われていない」ということが前提になっている。まだ「義とされていない」。また当人は「信じる」とされていることを、まだ行っていない。」(p146)

 

「しかし神の立場から重大なのは、アダムがいわば半分だけ「神のようになったこと」である。」(p164)

 

「どちらが本当なのか、ということになる。しかし聖書の権威を認めるならば、聖書に記されていることはどれも本当である。しかし同じテーマについて対立する内容の二つの物語のどちらも本当だということはありえない。

とするならば、権威ある聖書の立場は、どちらも本当ではない立場だということになる。」(p166)

 

「しかし道徳的要求があまりにも理想的で、守ることが不可能だとすぐに分かるような要求も含まれてしまっている。たとえば、他人の妻を見て性欲をもよおしたら、それはすでに「姦淫」であり、目をえぐり出さねばならない(マタイ五章)。この教えにしたがって目をえぐり出した者は、古代以来、皆無であるようである。うがった見方をするならば、マタイはこのような「明らかに守れない掟」を示すことで、自信がなくて従順な「信者」をつくり出そうとしていたのではないか、と思われるほどである。」(p213)

 

「イエスの誘惑の場面で悪魔がイエスに世界のすべての国々を見せ、「この国々のすべての権力と繁栄を与えよう。それは私に任されている」と述べている(ルカ福音書四・五ー六)。この「世界のすべての国々」にローマ帝国がふくまれていないとは、文献上から考えられない。とするとローマ帝国の「権力と繁栄」は、ルカ文書の立場によれば悪魔に任されているということになる。ルカ文書が悪魔に任されているとされている権力にキリスト教を容認してもらうために書かれた文書でないのは明らかであろう。」(p225)

 

「また、政治的にローマ帝国は、全世界を支配しているとされていた。ローマ帝国の支配者も、帝国の版図の外にまださまざまな勢力が存在していることを知っている。しかしローマによる支配がかなりまとまった形を示してきた紀元前一世紀末ごろから、「今やローマは世界の主人公になった」「ローマは世界の支配者である」といったことが、演説などで頻繁にいわれるようになっていた。全世界を直接統治していなくても、重要な地域が直接の管理下に入れば、それで世界支配が実現したとされていたのである。」(p230)

 

「「悪い世界」を滅ぼす前に、まずこの光の粒を「良い世界」に取り戻さねばならない。ところで光の粒をふくみこんでいる「霊的人間」は、外部からの何の働きかけもないと、自分がじつは「良い世界」に属する者であることに気づかない。そこで「良い世界」の「父」は、「悪い世界」へ使者を送る。この「使者」が、ユダヤグノーシス主義では、「魔術師」と呼ばれたサマリア人シモンであtったりする。キリスト教グノーシス主義では、この「使者」はイエスである。」(p278)

 

「確かにキリスト教世界には、権威があるとされている文書が、曖昧な形ではあれ、すでに存在していた。したがって、「権威ある文書」といったものを作りだしたところにマルキオンの新しさがあるのではない。彼の新しさは、「権威ある文書」の範囲をはっきりと限定したところにある。それはマルキオンが権威を認めなかった他のキリスト教文書にたいしてばかりではない。口承伝承はすべて否定された。また旧約聖書の全体も否定されたのである。」(p285)

 

ラテン語ではじめて「新約聖書」(Novum Testamentum)という表現を文書のなかで用いたのは彼である。しかしテルトゥリアヌスはこの表現を、ラテン語圏のキリスト教徒たちのあいだではすでに広く用いられている表現として記している。旧約聖書が「律法」と「預言者」で構成されているのにたいして、新約聖書が「福音」と「使徒」からなることもはっきり述べている。」(p299)

 

新約聖書には「文字は殺す」という有名な言葉がふくまれている(第二コリント書三・六)。また「もしいちいち書きつけるならば、世界もその書かれた文書を収めきれないだろう」といった言葉もふくまれている(ヨハネ福音書二一・二五)。新約聖書は書かれたものだが、書かれていることだけでは不十分であり、書かれているということ自体に重大な不都合があると宣言されているのである。新約聖書自体は、新約聖書がこえられることを読者に求めているのではないだろうか。」(p333)

 

『FRESH!マンデー』#143とか

さあて、人生の時間もあまりないことですし、足がかゆいので、ダイジェスト的に参ります『FRESH!マンデー』#143。

 

○こちら===>>>

freshlive.tv

 

今日も森センセは元気です……が冒頭から生徒さんの声が入っておりますな。
森センセ的には、電話よりリモートのほうがやりやすいそうです。

 

森センセ「先週はね、3人だけ登場しまして、ほかのまだ6人がね、え〜、6人っていうのかな、12、9人がね……難しいんだよな今な!なんかな!中3も入れると12人か!」

 

まだまだ続くよ2019年度……。
まずは白鳥さんの登場です。

 

白鳥さん「はい!ちゃん?あ、はい、中等部2年の白鳥沙南です!」

 

……ちゃん?
先週の野中さん発言で、白鳥さんは大人っぽくなっていた、というのがありまして、しかし白鳥さんは自覚はない、と。

 

白鳥さん「自粛期間中で、あのー、あれですね、ろれつが回んなくてしゃべれなかったんですけど」
森センセ「(笑)そういう理由かい!(笑)」

 

学校行き始めて、しゃべりが戻ったら、元通りの白鳥さん、だそうです。
本来なら中等部3年で、引っ張る立場になっているはずなところ、心構えは何かあるのか、と聞かれ、野中さんとのLINEで、

 

白鳥さん「大人って、すごいことしてるんだな、とかそういうのをよく話したりするんですよ(笑)」
森センセ「(笑)」

 

先輩らしいこと、では、動画を送りあったりして、佐藤さんに「ここ違うよ」とか言ってるらしい……。

 

森センセ「それはもうじゃあ、先輩だね、ちゃんとね」
白鳥さん「きゃぁ〜〜(喜)」
森センセ「(笑)いやいやいや、すぐ、受け入れやすいなすぐ(笑)」
白鳥さん「(笑)」
森センセ「もう謙遜とかゼロで(笑)」

 

続いては、二代目大阪魂登場!

 

八木さん「ひさしぶりに知らんがな、いきますよ〜。森センセ、覚えてますか?八木美樹です」
森センセ&白鳥さん&八木さん「しらんがなぁ〜(バラバラ)」
森センセ「感じ悪いななんか、覚えてるわ(笑)なんで「知らんがな」って言わなきゃいけないんだよ」

 

八木さんもまだ中等部1年、「フレッシュです!」。
自粛期間中は、体がかたくなってストレッチをしていたそうで、最初は90度くらいしか開かなかった開脚が、今は顔笑れば180度……初代大阪魂に迫れるか……あの人は柔らかいとかじゃないからなぁ……。

 

森センセ「てか、今まで90度ってのがどうなんだって、中1とかでさ」
八木さん「(笑)」
森センセ「その狭さ、俺より狭いんじゃないかっつって」

 

さすがにおっさんでも90度は開くなぁ……。
この間は、田中さんと電話をしていて、小5のときの林間学校のメモリアルフォトブックを見返したりしていて、

 

八木さん「わぁ〜懐かしい、とかいいながら見てました(笑)」
森センセ「卒業後の楽しみかたじゃねえかなんかもう(笑)」

 

いろいろと考える時間があったのですなぁ……。
そして3人目は、「子供がきた!」の木村さんですが……いやいや、学校ではボス的な小6なわけですから、ちょっと雰囲気変わった感じがしますよね……十代の成長って恐ろしいわ……。

 

森センセ「たぶん一番成長してると思いますよ木村。どうですか?」
木村さん「……なんですか?」
森センセ「なんですかじゃない!(笑)木村は、僕の声聞こえてますか?」
木村さん「聞こえてます!」
森センセ「あの、逆に聞きますけど、僕のこと覚えてますか?」
木村さん「あ、覚えてます覚えてます!」
白鳥さん&八木さん「(笑)」
森センセ「いや、あのさ……(笑)」

 

ボケ無し!
まだまだ素直!
この自粛期間の成長としては、「手が器用になった」らしいです。
アイロンビーズ(?)を、早くできるようになったそうです。
ここで、何か見せられる物はないか、と森センセに言われ「あ、いいですよ」と取りに行く木村さん……そうか、家だ……。

 

森センセ「おまえらも何か見せたいもの、学校でほめられた絵とか持ってきていいんだよこういう機会に!」

 

そして、すっと立ち上がって何かを取りに行く白鳥さんと、「え〜〜〜」といいながら立たない八木さん……ないな、何もないな、師匠……それもまたよし!
木村さんは、アイロンビーズでイルカを、お手本無しで作ったそうです……うん、おじさんにはすごさがよくわからないけれど、むしろ日誌とかTwitterの料理のほうがすごいと思いますよ……。
ほかにも、サクランボを作ったとのことで、それをみた白鳥さん八木さんは「かわいい〜」、

 

森センセ「……(笑)、パックマンでとるときのやつ」
八木さん「(笑)」
森センセ「くらいのドット、ドット数だな」
八木さん「(爆笑)」

 

なんと、八木さんは『パックマン』がわかるんだそうで……。
白鳥さんが持ってきたのはスケブで、絵にはまっているらしいです。

 

森センセ「個人情報とか急にでるようなことやめてよ(笑)」
白鳥さん「いやそれはないです!」

 

学校の名前とか出ちゃうとやばいですからね……やばいのかな……よくわからんけれども……。
登場した絵は、横顔と、謎の丸い窓的なもの……あれ、奥にあるのはスマホじゃないのか……自画像らしく、なかなか達者な感じですよ。

 

白鳥さん「思いついたことを描いてたんですよ」
森センセ「あら。でもちょっとアーティスト感あるね」

 

まだ色も塗っていないので、完成させたら日誌とかで拝見できるそうですよ〜。
なお、テーマは……。

 

森センセ「何を食べようとしてんの?」
白鳥さん「食べようとしてません!」
八木さん「(笑)」
森センセ「なになに、メロンパン、新しいメロンパンとかじゃないの?」

 

どうやら、丸いものの奥に描かれているのはドアで、その周りを四季のものが彩っていると……思いついたことを描かれたそうで……そうか、この人も妄想炸裂ガールだったな……。
さて、八木さん……拍手している八木さんですが……ない、と。
工作とか、新しい技とか……渋い顔で考えていますが、こりゃないな。
おっとしかし師匠、

 

八木さん「いろいろ、メドレーみたいな、その」
森センセ「……落語にメドレーがあるの?」

 

休み中に落語のCDとか聞いていたらしいです、こりゃ本物だ!
誰かな、圓朝かな……。
今、覚え途中で、

 

八木さん「まだ全然入ってないんですけど」

 

何を覚えているのか、森センセは訊くのですが、「芝浜」かなぁ……「寿限無」かなぁ……「時そば」かなぁ……「崇徳院」かなぁ……。

 

森センセ「逆に、とっといてもいい、とっといてもいいよ、それは」
八木さん「えぇ〜〜〜〜」
森センセ「出すタイミングはおまえにまかせる、ごめんなさい!」
八木さん「……でも、まだ全然覚えてないんです」
森センセ「全然覚えてないのな(笑)」
八木さん「え、ちょっと待って、これいったほうがいいんですかねぇ」
森センセ「いわなくていい、いわなくていい、楽しみにしてる、楽しみにしてるけど、でも……」
八木さん「あ、いわなくていい?」
森センセ「……おまえ次第だよ!(笑)まかせるよ〜」
八木さん「あ、じゃあ、ここでは内緒にしときます」

 

いやあ、どこかで披露されるのかな……楽しみだ。
木村さんはほかにも顔笑っていたことがあるそうで、

 

木村さん「私、妹がいるんです」

 

……え、木村さん、お姉さんだったの?
しかも、妹さん、1年生……超お姉さんじゃん……いかん、見識をあらためねば……。
妹さんは、朝顔を育てているそうで、自分でも何か植えてみたい、と。
画面には、プランターを持った木村さんの写真が3枚ほど。

 

木村さん「えっと、何があるのかな、えっと……」

 

自分の写真を見ながらそんな台詞を……なんか、おもしろい……で、森センセは見事に消えています。
育てているのは、「インゲン豆さん」「朝顔さん」「ミニトマトさん」。
全部「さん」付け……ちくしょう!!(?)

 

森センセ「すごいね、でもなんか、この写真見たとき、これが小学校1年生の妹かと思ったくらい、なんか(笑)」
一同「(笑)」
森センセ「子ども感強い、子ども感強いねこれね」

 

ほかにも、「ひまわり」とか「お花」を植えたと。
まだ芽は出ていないので写真はないそうです〜。

 

森センセ「是非ね、そのトマトとかが収穫したときに」
木村さん「はい」
森センセ「みんなに配ってね、食べたりとかね」
白鳥さん「あぁ〜〜」
木村さん「はい!」
森センセ「できたら楽しいですよね」

 

……年齢に関係なく、自粛期間だろうと、顔笑る人は顔笑るし、ぐだぐだする人はぐだぐだするんだなぁ……ぐだぐだしすぎだな俺(おっさんだから勘弁)。

 

森センセ「八木は証拠はなかったけど、顔笑ってるということで」
八木さん「顔笑ってますぅ〜!!」

 

もちろんさ!
というわけで、ここでタイトルコールです!
そして、最初からお葉書のご紹介……父兄さんの間では有名人(私はSNS上でも面識ないですが、お名前は存じております)のlottaさんのすてきなイラストから……すごいですよなぁ、ちゃんとしている……俺もお葉書書かないとな……カメラによるお三人、中でも木村さんの寄りがすごい……そして八木ちゃんも負けてないおでこ全開〜。
号令は、それなりに、バラバラ。

 

1時間目は、「FRESH!マンデー 海について学びまSHOW!」。

世界海洋デー、だったそうで……そうなのか、毎日が記念日、エブリディイスアニバーサリ〜〜〜〜。
おうちでクイズとはいえ、お母さんにカンニングとかなしよ、ということで。
先週は、戸高さんが意外と(失礼)大活躍なクイズ企画。

 

森センセ「そういう成長、いっさい必要としてませんので」
八木さん「(笑)」
森センセ「木村さん、勉強してないですか?」
木村さん「いや、ちゃんとしてます」
森センセ「しないでいいですよ!木村さん勉強なんて。ねぇ、どんどん変なもん読んでください、変なマンガ」

 

いやいや、勉強は大切ですよ、やることないなら特に。
第1問、「海はなぜ青いのでしょうか?」。
難問……。
昔、物理学の公開授業でやったことがあるらしいです。

 

森センセ「白鳥は完全になんかもうノックアウトしたみたいに見えるんですけどこっちからだと(笑)」
白鳥さん「すいませんすいません!」

 

いろいろ選択肢がある、漢字が間違っているかも、と。
まずは木村さん、怖い物知らずの突撃隊長。

 

木村さん「空が青いから」

 

をを、そうそう、そう思うんですよね。
どうやら、聞いたことがあるらしいです。

 

森センセ「詩的な表現、詩的な表現だけど、それもう、なんかつながんないじゃん、だって海と空、違うものですよ?なんで青いんですか?」
木村さん「ん〜、でもなんか、聞いたことあるから、それを信じて」
森センセ「(笑)それ誰に、適当な知識で言うんじゃないよ!」
木村さん「適当じゃありません、ほんとに聞きました!」
森センセ「じゃ誰に聞いたんだよ、誰に聞いたんだよ」
木村さん「それは覚えてません……」
森センセ「教えろそれ、あやしいぞおまえあやしいぞ、お母さんがこうやって(カンペを出す感じ)んじゃないだろうな?」
木村さん「やってませんやってません(笑)」
白鳥さん&八木さん「(笑)」

 

空と海は仲良し、友達なんですって。
おそろのTシャツ着ちゃった感じですって。
続いては、白鳥さんに譲られての八木さん。

 

八木さん「冷たいから!」

 

をを、色温度……。

 

森センセ「あ〜さすがせ……あ、「せ」って言いかけちゃったやばい!」
八木さん「え??合ってる??」

 

驚きの八木師匠。

 

八木さん「冷たいとか寒いとかの表現って、何となく水色とか、青だったりするんですよ。だから!」
森センセ「確かに確かに」

 

……今日の八木さんは、MOAMETAL様によく似ておられるなぁ……。
サーモグラフィでも、青いところは冷たい、と森センセ。

 

森センセ「寒いと顔が青くなったりとか」
八木さん「そう、そうそうそうそうそう!」
白鳥さん「そういうこと?」
森センセ「だから、あれでしょ?熱い海は赤くなるってことでしょ?」
八木さん「そうそうそうです!」
森センセ「そうだよね?だから、沖縄言ったことある?」
八木さん「はい?」
森センセ「南の島、言ったことある?」
八木さん「……ないです」
白鳥さん「あ、でも……」
森センセ「ない?赤いのよちょっと……赤いんだよやっぱ」
八木さん「え?当たっちゃった?きゃぁ〜〜〜(笑)」
森センセ「きたんじゃないこれ?正解」

 

自信を深める師匠。

 

森センセ「賢くなるなよ八木おまえ〜!!」
八木さん「いぇ〜〜〜い」
白鳥さん&木村さん「(笑)」

 

大人ってひどいね……。
白鳥さんは、

 

白鳥さん「空が反射して……あの、なんて書いてあります?」
森センセ「いや自分で書いたんだろ(笑)」
白鳥さん「反射してるから」
森センセ「親が書いたんか、それこそ」
白鳥さん「あとなんか、え、待って、いろいろ選択肢があって」

 

空が反射しているからというのは、ふつうに空が反射しているからじゃなくて、

 

白鳥さん「地球って丸いじゃないですか」
森センセ「丸い丸い」
白鳥さん「私、ずっと思ってたんですけど、その、地面の下ってマグマとかじゃないですか」
森センセ「はいはい」
白鳥さん「でも、地球って丸いじゃないですか」
森センセ「うん……」
白鳥さん「………………」
森センセ「……まとまってからお願いできますか?(笑)」

 

どうやら白鳥さんは、地面の下にも空がある、と昔から思っていたそうです……地底世界、地球空洞説か……。

 

白鳥さん「世界がつながってるってあの、ずっと思ってたんです、その、世界は、もう、世界の中、わかりますか?もうあの」
森センセ「全然わかんねえよ!」
八木さん「わかんない」
木村さん「わかんなぁ〜い」

 

久々の白鳥不思議劇場発動ですな。
あと、こそっとプランクトンって書いてあるんですけど、どうやらそれは赤潮だと気づいて消されます……。

 

森センセ「ていうかおまえの話、一個も入ってこないんだよ。結局なんなんだよ」

 

白鳥さんは木村さんと同じです。
正解は「太陽の青い光だけが海水に吸収されず目に届くから。」。

 

八木さん「はぁ?」
白鳥さん「いぃ?」
森センセ「誰もわかっていない……誰もピンとこない」

 

難しいっすわこれはさ……原理がわかってても、説明が難しい。
海水が、青以外の光を吸収するんですねぇ……丁寧に説明しても、なかなかピンとこないですよね……。
白鳥さん木村さんは近いところにいる感じがする……けれども、

 

森センセ「冷たいからじゃねーんだわ!」
八木さん「え!!(笑)」
森センセ「氷はどうなっとる、氷はどうなっとる!」
八木さん「あ!」
森センセ「あ!じゃないよ、あ!じゃないよ(笑)」
白鳥さん「確かに確かに」

 

さすが師匠。

 

森センセ「まんまと賢くなってなくてありがとうございます八木さん!」
八木さん「え、あ、ん〜〜〜」
森センセ「落語だけ勉強してなさいあなたはほんとに」

 

第2問、「海が満ちたり引いたりするのは何が原因で起こるのでしょうか?」。
潮汐力。
潮の満ち引き、を木村さんはまだご存じないと……小6だと知らないっけな……。
八木さんは完全にわかった顔で、「これ簡単だよ」と(ネタ振り)。
今回は、木村さんのみカンニングしてもオッケー!
いぇーい!
そんな師匠の答えは、

 

八木さん「魚がいきをするから!!!!」
森センセ「出た……」
木村さん「え、ちょっと待って!私、今、書いたんです!」
森センセ「おお」
木村さん「適当に。出していいですか?」
森センセ「あ、いいよいいよじゃあ木村も」
木村さん「じゃん!魚がいるから!」
八木さん「いぇーーーい!(喜)」
森センセ「あら(拍手)」
白鳥さん「おー、あ、そういうこと?」
八木さん「やったやった!」
森センセ「いやそうなんだよな……」
八木さん「一緒だよ!」
木村さん「いぇーい!」

 

……師匠、まさかの末娘とかぶるという……。

 

森センセ「魚が息をすることによって?」
八木さん「なんか、魚も人間と一緒で動物じゃないですか」
森センセ「そうだね」
八木さん「で、あの、息ってするじゃないですか」
森センセ「うんうん酸素を吸ったりするのかな」
八木さん「のときに、おっきい魚とかが一気にどぅおおーーーーって吸い込んで」
森センセ「あ、結構一匹の力とかってこと?」
八木さん「そうです。めっちゃでかいのとかいるんです」
森センセ「たとえばどんな?」
八木さん「ボスみたいな」
森センセ「え、どういうやつ?ボスがいるの?種類でいうと?」
八木さん「……マグロ?
森センセ「マグロなの(笑)ボスで?海のボス、マグロなのね、クジラじゃないのね(笑)」

 

マグロがめっちゃ呼吸をする、お水も吸い込んで、だそうです。
つまり、マグロがいない海では満ち引きはないのか、と。

 

八木さん「ないです!」
森センセ「ないんだ。断言する」
八木さん「そう、断言」
森センセ「海が満ちてきたら、マグロが今、めっちゃ吐いてんな、って思えばいい?」
八木さん「そうですそうです!」

 

漁師さんはそこで大漁ってことのようです。

 

森センセ「なんか聞いたことある、潮の満ち引き大事だって、漁にはね」
八木さん「大事ですよ!」

 

大人は悪辣だなぁ……。
木村さんも「おんなじです!」。

 

木村さん「魚とか、あと下にカニとかいるじゃないですか」
森センセ「いる」
木村さん「カニとか、赤いから、ちょっと混ざったりして、原因が起きるのかなぁって」
森センセ「……カニが赤いから混ざるっていうのはどういうこと?」
白鳥さん&八木さん「(笑)」
木村さん「まぁちょっとよくわかんないんですけど(笑)」
森センセ「カニが、カニが混ざるんですか?(笑)赤くて(笑)」
木村さん「カニの色が」
森センセ「カニが海に溶け出すってこと?(笑)」
木村さん「溶け出します!」
白鳥さん&八木さん「(笑)」

 

斬新だ……カニが溶けだして、満ち潮になるとは……いい出汁出てそうだなぁ……カニ汁……。

 

森センセ「いやぁもう気持ち悪ぃよおまえたちの答えさっきから!!」
八木さん「えでも、咲愛の気持ちめっちゃわかります!」
森センセ「わかんじゃねえよ!」

 

うーん……世にも奇妙な成分多めだな、リモート……。
八木さん的には、海が青いのと関係しているらしいです……。

 

森センセ「何も学んでねえな!」

 

そして、受験生ですからな、

 

森センセ「楽しい大喜利コーナー終わりました(笑)」

 

中3の実力を。

 

白鳥さん「ハードルあげる……えっと、太陽が一番あたるところは蒸発してなくなる?なくなる、なくならないけど、蒸発してちょっと少なくなる」
森センセ「なるほどなるほど」
八木さん&木村さん「おぉーーー」

 

……あれ、潮汐力って、小学校で教えないんでしたっけ……おじさん心配だよ……。

 

白鳥さん「一番、その、たとえば、太陽で水が当たってるところ、面積の、その面積のところだけ満ち引きするって、でもおかしくないですか、何か?」
森センセ「(笑)自分でオチついちゃったよ(笑)自分で間違いに気づいちゃったよ(笑)」

 

水面はへこみませんからねぇ……大気圧っていうのがありまして……。

 

森センセ「今んとこ、自信はどうですか、白鳥さん」
白鳥さん「……じ、地道?」
森センセ「自信、自信(笑)」
木村さん「地道(笑)」
八木さん「地道(笑)」

 

ソラミミストか。
自信は、なんと、80パーセントです。
八木さんは100パーセント。

 

森センセ「だめですそんなの(笑)」
八木さん「200パーセントくらいあります」
森センセ「だめです(笑)」
白鳥さん「(笑)」

 

木村さんは90パーセント……強いなぁ。
正解は、「月(の引力)」。

 

白鳥さん「え、聞いたことある!!」
木村さん「何それ……」

 

もちろん不正解です。
木村さんはわからず。
八木さんも「わかんないです」。
森センセ必死の説明に、目が泳ぐ八木さん、木村さん……。

 

森センセ「……みなさん着いてきてます?顔がもうなんか……」

 

木村さんは、「引力も知りませんねぇ〜」。

 

森センセ「ちょっとスタッフ!!小学生がいるからぁ!!!」
一同「(笑)」
森センセ「引力知らないっていってるから、ちょっと気をつけて!!先週ちょっと戸高が賢くなったからって、見くびらないで!!」
一同「(笑)」
(スタジオ笑)
森センセ「こういう子たちの集まりだから!」

 

最高学年の白鳥さんですら……ああ、姫、萌々穂様、有友氏……あなたがたの卒業したあとのさくら学院の学年末テストは、森センセのおっしゃるとおりむしろおもしろくないかもしれませんよ……。
第3問は、「3大洋を全て答えなさい」。
よかった、理科じゃなくて地理だ……。
これって、以前にも出たんじゃないですかね……八木さんは習ったそうですよ。

 

八木さん「これ当てていいですか?当てていいですかっていうか、当てますよ」
森センセ「毎回当てていいんですよ八木さん!」
八木さん「違う、当てにいってるんですよ」
森センセ「毎回当てにいっていいんですよ八木さん!」
八木さん「いや、当てにいってるんですよ(笑)
森センセ「当てにいってるんですよね(笑)」

 

当てにいってのあの結果だから!
二代目大阪魂は伊達じゃないから!
なお、八木さんは、大洋の意味を知っていました。
木村さんは「わかりません!」。
森センセと八木さんのボケの応酬にはつきあわなかった白鳥さん。

 

森センセ「ちょっと大洋もわかってないからね、木村ね」
木村さん「あは〜〜〜(笑)」
森センセ「気をつけてねスタッフね!木村いるときはもう、小3小3!」
一同「(笑)」
森センセ「小2、小2がわかるように!小6だと思ってなめないでください!!」

 

逆の意味で使われる言葉だったっけ……。
そして八木師匠は「ヤバイ、完璧だ」。
というわけで、「正解はこちら!」で八木さんがオープンする、という。

 

八木さん「ほんとに(アップで)当てますよ?」
森センセ「あ、ちょっとその顔、怖、その顔もう覚えたぞ、今のすっとした顔、何か調子こいたドヤ顔」
一同「(笑)」

 

ちゃんと習った、と自信ありの八木師匠ですわ。
まずは木村さんが突撃隊長。
答えは「インド洋、アメリカ洋、西(にし)洋」。
惜しい、つーかインド洋出るんだ!
「西(にし)洋」、いいなぁ……。

 

森センセ「にしひろしじゃなくていいすね、西洋で」
木村さん「はい」

 

続いては白鳥さん。
答えは、「太平洋、大西洋、インド洋」。
……よかった!
そして、八木さんから正解発表。

 

八木さん「太平洋、大西洋、インド洋!」
森センセ「くっ(笑)」

 

舌打ちしたよ今森センセ!
白鳥さんと八木さん正解!

 

森センセ「くそぅ!!」

 

お笑いを忘れてしまった八木さんに対し、

 

森センセ「八木ぃ!どんだけ丁寧に振ってんだコラァ!!八木ぃ!!」
八木さん「(爆笑)」
森センセ「アホ!!」

 

まあ、気持ちはわかりますが……。

 

八木さん「でも、ほんとこれは当てないと、実は学校のセンセイこれ見てるんです……」
白鳥さん&木村さん「え〜〜!!」
森センセ「え、学校の先生見てるの?え、この番組、この番組学校の先生見てんの?」
八木さん「(こくこく)」
森センセ「マジでぇ?!いやぁ、いいこと聞いたぞ!!先生!!」
八木さん「やし、社会の先生、社会の先生」
森センセ「社会の先生(笑)……海が冷たいから、言ってましたよ、社会の先生!!」
一同「(笑)」
森センセ「あ〜た何を教えてらっしゃるんですか社会の先生!あ〜たがこのモンスターを育てたんですよ!!社会の先生!!」
白鳥さん「モンスター(笑)」
森センセ「これは、家で落ち込むぜ社会の先生(笑)」
八木さん「でもこれ合ってたから大丈夫」
森センセ「濃い酒を、濃い酒を飲みながらもう、八木に対してドリルをゴリゴリ書いてる(笑)」
一同「(笑)」
森センセ「補習だ補習(笑)」

 

まさかのリアル学校先生に対して、フェイク学校の担任からのつっこみ……いや、理科の先生ですよ、たぶん……。
木村さんは4年生で習っていたことを思い出した、と。

 

森センセ「だったら全問正解しろ(笑)」

 

続いての問題は、「マグロは、一体どうやって寝ているでしょうか?」。
なんか哲学的(?)。

 

白鳥さん「センセ、海の中でってことですか?」
森センセ「あ〜そこまでもわかんないよだって、ホテルとかとれるかもしんないよ」
白鳥さん「冷凍室?」
森センセ「あるでしょ、ベイサイドホテルとか。ああいうところの下の方になかった?マグロさんのお部屋」

 

……それは生け簀では……いや、マグロは生け簀には入らんか……。
そして、学校の先生が見ている、というおもしろシチュエーションを思いだし笑ってしまう森センセ。

 

森センセ「俺も緊張感出てきたわ、八木」
八木さん「あでも、美樹、学年末テスト見られてるんですよ」
木村さん「(笑)」
森センセ「(笑)もう終わってんなおまえ」
八木さん「めっちゃ怒られました……」

 

もう出身校を言えない体になってしまった八木さんです。
まずは木村さんから、「目をあけて寝ています!」。
白鳥さんから「ほぉ〜〜ぉお〜〜」という謎の声が。
泳ぎながら、目を開いて寝ている、というマグロを再現する木村さんがおもしろかわいくてばかうけですわ。
何かにぶつかっても大丈夫、寝ていると。
繰り返し、泳ぎながら寝ている様を再現するノリノリの木村さんがツボに入る八木師匠です。
八木さんは、「石になりきって寝る」。
不思議〜。
食べられないように、きゅって丸まって、寝るらしいです。
しかも、カッチカチになるらしいです。
そして、浮いて寝るそうです。
北洋の夜は、浮いているマグロで海面が埋まっているんだなぁ……怖っ。
白鳥さんは、若干半笑いでいるところを森センセにつかまり、八木さんをバカにしているのかと……「ぜんぜん、そんなことはないです」……ほんとかなぁ。
そんな白鳥さんの答えは「氷にまみれて寝ている」。
もはや冷凍。

 

白鳥さん「海(↑)の(↑)中(↓)はぁ〜、なんかイントネーションおかしくない?(笑)、海の中は、寝てないんじゃないんですかもしかして」
森センセ「ああ、海の中じゃ寝てないけど、あ、見たことある!」
白鳥さん「(無言で手をパタパタ)」
森センセ「何……氷、うんどうぞどうぞ、どうしたどうした」
白鳥さん「なんか、氷の、あの、ちゃんととられて、氷の中に入れられて、ちゃんと寝る、みたいな」
森センセ「それ永眠じゃなくて、ほんとに一瞬寝てるってこと?で、起きるときは?」
白鳥さん「えい、永眠……」
森センセ「(笑)永眠なのそれ(笑)」
白鳥さん「だから、とられたから、あの、もうそこでこの、カツオじゃないマグロの命はあの、終わってるんですけど」
森センセ「あ!」
白鳥さん「やっと、そのとられてから、その」
森センセ「=死、ね?」
白鳥さん「?」
森センセ「イコール死んだってことね」
木村さん「(笑)」
白鳥さん「やっと、眠れるっていう」
森センセ「(笑)」

 

寝なきゃいけないのに泳ぎまくっていて、でもつかまって、やっと安らかに眠れるらしいです……築地で……なんか、いい話っぽいぞ……てかフリージングコフィンか……。
正解は、「泳ぎながら寝ている」、です。
森センセジャッジで、木村さんは正解!

 

森センセ「どんな顔してるんだっけ?」

 

で、再びの泳ぎながら寝るマグロのモノマネ……。
死んでるわけではない、と。

 

森センセ「白鳥さん、さくら学院史上、一番怖い答えです」
一同「(笑)」

 

今回のクイズは、全員1ポイントで優勝でした!
いや、おもしろかった……これは、ロヂカ?復活とかさせてほしいなぁ……で、リモートで理科クイズとかなぁ……。

 

続いて2時間目、「FRESH!マンデー 名作を学びまSHOW!」。
先週のおもしろ回答で味を占めたなスタッフ……。
なお、森センセ、「フラッシュ」ってかみましたけどね。
この自粛期間中に、八木さんはドラマをみた、と。
素敵な選Taxi』……さすが八木さん、お笑いストイック・バカリズムの脚本をおもしろがってくださるとは……ありがたい(?)。
木村さんは、ドラマをたくさんみたんだけど、題名を忘れてしまった、と。
木村さんが見ていたのは、八木さんも見ていたそうで、電話したときにその話題になったとか……『美食探偵』らしいですが……なにそれ?
白鳥さんは、動画ストリーミングでいろいろ見ていたらしいですお姉さん……マンガでは『鬼滅』ですよやっぱ今はね……。
というわけで、今回は名作マンガ。
知らなくても答えるのは、さくら学院の得意技ですと……なにしろマグロですから……「マグロで1話作るくらいのね」(森センセ)。
一つ目は、『ど根性ガエル』……ぴょこん、ぴたん……あ、そうか、何年か前にドラマになってましたねぇ……白鳥さんは知ってそうですよ平面ガエル。

 

八木さん「題名って、ドロン、コ?」
木村さん「ど、ど?」
森センセ「(笑)漢字は読んでよ!」

 

まさかの根性が読めない……木村さんは読めたのに、八木さんは「ドロンコのカエル」……。

 

森センセ「またちょっとスタッフ怒ることになるよ俺」
(スタジオ笑)
森センセ「根性、根性読めないって根性」

 

まだまだ慣れないスタッフさん、さくら学院の底を知らないようですな。
わからない木村さんから、

 

木村さん「『ど根性ガエル』は、えっと、カエルが、えっと世界中に旅をしていて」
森センセ「はいはいはいはい」
木村さん「その、旅の途中に、いろいろな動物とか、あるんです……え、会えるんですね」
森センセ「はいはいはいはい」
木村さん「で、会えるときに、いじめられたりしているときに、あの、ここの、根性がたくさんついて、世界一周し終わったときに、とても、カエルが一番強いっていう風になった」

 

……「俺より強いやつに会いに行く」的な話になっちょるよ……。
主人公のカエルの名前は、長考の末に、

 

木村さん「……パトラ……」
森センセ「パトラ?」
木村さん「カエル、パトラガエル」
森センセ「パトラガエルが、パトラガエルが旅して、結構パトラガエルは強いわけ?」
木村さん「えっと、えと、世界一周の最初はすっごい弱くて」
森センセ「弱いんだ、うん」
木村さん「はい、で、世界一周が終わったときに、とても強くなったっていう話」
森センセ「強くなった。たとえば何が、攻撃、必殺技とかあるの?」
木村さん「必殺技はあります。いきますよ……(頭をおでこの前でクロスさせて)……アチョー!!!」
白鳥さん&八木さん「(笑)」
木村さん「体を守るんです!」
森センセ「どういう技?なに、なにそれ、NGですNGです?木村NGです、なんですか?」
木村さん「(笑)体をやられたときに、守るためにこうやってやるんです」

 

まぁ確かに、MOAMETAL様もクロスガードでSU-METAL様の蹴りを受けているしな……てかXジャンプだな……ていうか「パトラガエル」が気になってしょうがないぞ……明らかに「パトラッシュ」って言いそうになったとしか思えない……。
なお、カエルなのに、ジャンプ力はそんなにない。
攻撃するときは、Xガードのまま「ドン!!」っていくそうです。
ぼそっと森センセが「天空X字拳ってあったね」と『DB』ネタを……あれ、『DB』だっけ。
続いては八木さん、

 

八木さん「美樹もわかんないんですけど、自分の想像だと、はじめこれ、どこん、ど根性のカエルですよね?題名が。それが、なんか、訛りに聞こえて、ど根性のところが」
森センセ「ふんふん」
八木さん「どこんとこのカエル?みたいな、関西弁で言ったら。どこの、どこの人のカエルですか?って」
森センセ「おまえ、どこんじょのカエルだぁ!どこんじょガエルだ!、みたいなことね」
八木さん「そうですそうです」
白鳥さん「(笑)」
八木さん「その、今ってやっぱり、実写版ってはやってるじゃないですか」
森センセ「実写版はやってる」
八木さん「だから、その、カエルに、カエルっぽい男の人がいて」
森センセ「カエルっぽい?」
八木さん「一人いるんですよ」
森センセ「すでに怖いな……」
八木さん「それが、大阪を回るっていう」
森センセ「あぁ」
八木さん「で、『どこんとこのカエル?』っていうのを毎回聞かれるっていう。それで、根性がついてくる、どんどん」
森センセ「それって、ジャンルはなんですか?不良マンガ?なに?ホラーマンガ?」
八木さん「あぁ〜、ちょっとホラーかもしれない」
森センセ「その、だから、カエルの、体はどうなってるの?顔がカエル?」
八木さん「あの、こうなってます(肩をすくめて直立)」
森センセ「こうなってる(笑)」

 

ええと、どうやら、ズボンだけはいたカエル男が肩をすくめて直立した状態で商店街とかを練り歩くというマンガ……「どこんじょのカエル」と聞かれると、一回無言になって、

 

八木さん「……どこんじょのカエルです
一同「……(笑)」
森センセ「……はぁ?!」

 

なんと、「どこんじょ」というところに住んでいるカエルだったのです!
だから聞かれると「どこんじょのカエルです」と答えるのです!

 

森センセ「……何がおもしろいんだ!」
一同「(笑)」

 

ああ、さくらデミー脚本賞をゲットした八木師匠のシナリオ……あれ、案外おもしろそうだな……『究極超人R』とか『アイスホッケー部』的な、シュールなやつになりそう……でもカエル男、いるよね、なんかあの、怖い奴……。
結局、オチはなく、ずっと言い続ける……「ホラーです」、確かにホラーだ。
最終的には、

 

八木さん「カエルというのは、死というものがあるじゃないですか……」

 

なんなの、メメントモリの回なの?!

 

八木さん「このままぱたって倒れます」
森センセ「最後、なんて言うの?」
八木さん「『どこんじょのカエルです』……(倒れる)」
森センセ「……こっわぁ……」
一同「(笑)」
森センセ「こっわぁ……見たくない……」

 

八木ちゃんはシュールもいける、ということが発覚しました。
ラスト、白鳥さんから。

 

白鳥さん「その、なんか、主人公の男性がいるんですけど」
森センセ「あ、主人公は男の人ね、うんうん」
白鳥さん「はい、でなんか、その人は、わかんないんですけど、白いTシャツに、黄色いカエル、ピョン吉がいて」
森センセ「うん、ピョン吉」
白鳥さん「で、その男の人はだめだめだけど、その、あれです、その、いろんなことが起きていくうちに、「ピョン吉ーー!!」って呼んだら、ピョン吉ぴょーんて出てきて、その黄色いカエルが、でなんか」
森センセ「うんうん、どっからどっから?草むらから?」
白鳥さん「この、Tシャツから」
森センセ「Tシャツから出てくるの?気持っちわる……じゃあどこにいんの?どこにいんの、普段は?」
白鳥さん「だから、Tシャツに住んでるけど、あの、出てくる」
森センセ「……ちょ、どう思う、この話?」
白鳥さん「いや、ほんとにそうなんです!」
森センセ「Tシャツに住んでるんだって。そんなのある?」
八木さん「Tシャツ?ないない」
木村さん「ないない〜(笑)」
森センセ「絶対ないよね。意味がわからん」
八木さん「意味が分からない」
白鳥さん「危機、危機になったら、そのピョン吉が出てきて、あの、アドバイスとか、ピョン吉がくれて、いろんな困難を乗り越えて、やっと自分の目標をこなせて、「やったぜど根性ガエル!」みたいな、なんか」

 

……八木師匠が、終始、かわいそうな子を見るような目をしている……。

 

森センセ「なんでTシャツに住むの?どうやって住むの?餌とかあげてるの?なに、どういうこと?」
白鳥さん「いや、なんか、それはすごい、ファンタジーで」
森センセ「ファンタジーなんだね(笑)」
白鳥さん「なんか、すごい、あの、Tシャツに住んでる、Tシャツのプリント、プリント、プリントガエル、プリントガエル」
森センセ「が、生きて……」

 

ここで八木師匠、何かひらめいたのか気づいたのか、「待っ……!」と叫ぶも、正解発表。
ググってくださいね(私は幼少期に何十回と再放送を見ているんですが、エピソードはほとんど覚えてません……)。
白鳥さんがかなり近いし、登場人物はほぼ合ってるという。

 

森センセ「なんか、木村の話が一番よかったな(笑)」

 

とはいえ、八木師匠のシュールなやつもよさげ。
毎週やりそうだな、これ。

 

というわけで、本日はここまで〜。

 

森センセ「みなさんどうでしたか今日は?」
八木さん「でも盛り上がりましたね、めっちゃ」
森センセ「ああ、盛り上がったね。うん、おもしろかったおもしろかった。はい」

 

お葉書募集をはさんで、

 

木村さんからは「最初、ほんとーに緊張したんですけど、しゃべっているうちに楽しくなって、緊張がほぐれて、とっても楽しかったです!」。
白鳥さんがまとめを。

 

白鳥さん「なんか、ほんとに緊張してたんですよ、大丈夫かなって、すごく、先週よかったので。でも、あの、あの、森センセの顔も見れたし、みんなとしゃべれて楽しかったし、でもなんか、あの、なんか、いろんな映画とか見てるからかわかんないけど、すごい言葉がごちゃごちゃしてて頭の中」
森センセ「映画のせいにすんな(笑)」
一同「(笑)」
森センセ「むしろそれですっと出てくるって言え」
白鳥さん「ですよね?ちゃんと勉強して今度は挑みますので、みなさん、ご期待ください!」

 

そして、また来週……ありがたやありがたや……。

 

名作コーナー、おもしろいなぁ……これはみっくのが楽しみだ……っていうか、今年はみなさん夏休みが短いんだよなぁ……だからTIFとかあっても出られないだろうし……おもしろいリモートイベントを考えてほしいなぁ……なにができるだろうか……とりあえず、みっくの誕生日誕生日……。

『FRESH!マンデー』#142とか

わ〜い、久しぶり〜。
というわけで、リモートでの放送となったFRESH!マンデーは#142。

 

○こちら===>>>

freshlive.tv

 

いつものセット(の合成?)をバックに、真ん中のビジョンにぬるっと登場森センセ、かみかみ。
動くメンバーの登場は、そうか、3ヶ月ぶりか……。

 

森センセ「もうほしいでしょ?ほしがってたでしょ?動くさくら学院、ほしかったですよね?俺もね、ほんとね、レギュラー回のときはあんまりもううんざりしてたんです、さくら学院に会うの。もうおなかいっぱいだったんですけど、やっぱ二ヶ月あくとね、久しぶりに会いたいなって思いますよね」

 

父兄さんには、森センセ以上の想いがあるだろう、と。
まずは、画面下から登場、中等部二年の野中さん、ひさしぶり〜と森センセとひとしきりはしゃいで、

 

森センセ「迷ったあげく、飛び込みにしたな、おまえな」
野中さん「はい」

 

野中さんは変わりなく、お元気だったそうですが、

 

森センセ「中等部二年なんですか、あなた」
野中さん「そうですよ?」

 

どうやら、卒業式がくるまでは、中等部二年の設定のようです。

 

森センセ「普段は中三だけど、中三と中二を行ったりきたりする日々を過ごしていると」
野中さん「そうなんですよ、結構大変なんですよ(笑)」

 

切ないぜ……いろいろ。
続いては、中等部一年の戸高さん、横からぬるっと、

 

戸高さん「みなさま〜おひさしぶりで〜す」
森センセ「(笑)」

 

ここでもひさしぶり〜、と盛り上がり、「ナツい!」とおっしゃったような……。
自宅からのリモート配信、カメラに迫るフリーダムな野中さんは健在です。
家からの配信は恥ずかしいのか、という質問に、野中さんは「一人なので!」と……あれかな、有友パイセンみたいに扉に何か貼ってあるのかな。
戸高さんの若干のタイムラグに、「戸高だけ遠いのか!」と森センセ……明らかに長崎の方が遠いですけどね。

 

森センセ「ちょっとあのさ、戸高おまえ、久しぶり感出てるぞ!あの、緊張してんだろ」
野中さん「(笑)」
戸高さん「めちゃめちゃ緊張してほんとヤバイです!」
野中さん「ねぇわかるよ〜」
戸高さん「一時間くらい前から緊張してます」
森センセ「(笑)俺も俺も。俺も超緊張してるのこう見えて」

 

ブランク……。
そして、もう一つ枠が空いていますということで、登場、愛知の生んだ第三の愛の使途、

 

野崎さん「ばぁ!」

 

と元気に登場、そして、なぜかおひとりだけ照明がプロっぽい……お母さんだなたぶん……。
そうか、野崎さんはまだ小等部か……。
Twitterでがんがん発信していた野崎さん、

 

野崎さん「父兄さんに会いたくて、ほんとにもぅしかたがないんですよ」

 

……うちの(非実在)孫娘が……輝いているよ……。
言いたいこともいっぱいあるみなさん、他のメンバーとは会っているのか、という質問に、一斉にしゃべりだし、

 

森センセ「もぅ全員でしゃべったよ全員で!」
一同「(笑)」
森センセ「あるある、リモートあるある」

 

野中さんは、テレビ電話をしている、と。
みんな元気、と。
大人っぽくなっていた子もいるし、逆に子供っぽくなっていた子もいた、と。

 

森センセ「誰ですか(笑)」
戸高さん「誰誰?」
野崎さん「誰?」
野中さん「誰だろうねぇ?(笑)」

 

なぜか、濁す……。
野中さん的には、白鳥さんが大人っぽくなっていた、と。

 

野中さん「森センセ次会ったらたぶん、なんか、沙南よりちょっと子供っぽいと思われるかもしれないですよ?」
森センセ「……え誰が?俺がですか?」
戸高さん&野崎さん「(笑)」
野中さん「はい!そんぐらい、沙南が……」
戸高さん「すごい」
森センセ「俺が白鳥より幼いっていわれたらおしまいですよこの学院は」
一同「(笑)」

 

男子三日会わざれば刮目して見よ、といいますが、女子だってそうですよねぇ。

 

森センセ「まともな人間になっちゃったの、あいつ?」
野中さん「そうなんか、なんか、あたしぃよりも、もっと年上っぽく、ちゃんとなってて」
森センセ「おまえも大して精神年齢高くないからよくわかんない」
野中さん「(笑)」
森センセ「良さ失われてないか?大丈夫か、あいつ?」

 

そのあたりは大丈夫っぽいです。
戸高さんも、メンバーにすごく会いたい、と。
誰か何か言ってませんでしたか、という質問に、

 

戸高さん「えぇ〜でも、今日のFRESH!の前に、なっすが、めっちゃめちゃ騒いでて。ヤバイヤバイヤバイとか」
野中さん&野崎さん「(笑)」
森センセ「(笑)今いるやつの、ただの悪口じゃねえか、おまえそれは(笑)」
野中さん「(笑)」
戸高さん「いやいやいや、悪口じゃないですこれは」

 

ここで、戸高さんのしゃべりがちょっと大人っぽい、と森センセ。
え?とちょっと照れる戸高さん。

 

森センセ「もっとなんか、アホでしたよ?」
野中さん「(笑)」
戸高さん「アホ?アホですか」
森センセ「アホでしたアホでした、アホが突き抜けていた」
戸高さん「そんなことないですよ」

さては勉強していたのか、という質問に、「勉強してましたよ」、おお前振り……。

 

森センセ「賢くなってるなおまえもしかしたら」
野中さん&野崎さん「えらいえらい」
戸高さん「なってますよぉ」
森センセ「……12×12は?」
戸高さん「12×12は?(笑)」
野中さん「(笑)」
戸高さん「えっと、224」
野中さん「(爆笑)」
森センセ「適当だなおまえ!暗算もひでえなおまえ!」

 

ここで野崎さん、「12×12は?」と聞かれて、「144」と見事正解!

 

森センセ「いぇーーーーい!!」
野中さん「(笑)」
戸高さん「……」
森センセ「さすがさすが、プロプロ!」
野崎さん「いえぇ〜い(笑)」

 

若干、困った感じの野崎さんでした。
そんな野崎さん、ほぼ毎日、八木さんとテレビ通話をしているとのこと。
さくら学院の来年のこととか、勉強を教えてもらったりとか(……八木師匠に?……)、ダンスを教えてもらったりしていると。
みなさんダンスの練習をしているのか、との質問には、一斉に「はい!」と……ちゃんとしてる……自分が恥ずかしいわ……。
野崎さん、身長も伸びているのかな……転入生オリエンテーションがあるかどうかわかりませんが楽しみだ……。
なお、森センセは、「死ぬほどビリーズブートキャンプをやっている」らしいです、でやせたと。
ハンドクラップもやっているらしいです。
というわけで、本日の日直は野中さん、2ヶ月ぶりのタイトルコールは、ぐだぐだ……。
はっちゃけていいんだよ、と言われて立ち上がり画面から飛び出す野中さん、心得ているなぁ……。
というわけで、1時間目に入るところでチャイムが鳴る、という謎の構成……。

1時間目は、「FRESH!マンデー DIYで学びまSHOW!」。
ここで森センセからの衝撃の事実発表。

 

森センセ「君らがこのスタジオにこなくなってから、スタッフオール、ほぼ変わってますからね(笑)」

 

そういや、そんな話もあったなぁ……二年以上お世話になりました、そして初めましてよろしくお願いいたします……。
自粛期間中、いろいろ課題が出されて大変だったでしょうに、FRESH!マンデーからも宿題が……おうちでDIYをしてきましょう、と。
森センセ、「DIY」がうまくいえない現象発動。
まずは野中さんから、プレゼン形式です。
野中さんは、サイドテーブルを作られました〜。

 

野中さん「これはですね、あの、寝るとき私いっつもベッドなんですけど、その横にサイドテーブルを作りました」
森センセ「マジで?」
野中さん「はい」
戸高さん&野崎さん「すごい」

 

どうやらもともと小学校のときに本棚として作ったものを、新しい本棚を購入していらなくなったので、キャスターをくっつけて、「塗っただけです」。
ガラス板にガラス絵の具で書いたものもありまして、書かれているのは「ALWAYS LOOK AHEAD」。
ここで、戸高さんにどういう意味かたずねる森センセ意地悪。

 

森センセ「この英語はどういう意味ですかわかりますか?」
戸高さん「えっと……」

 

野崎さんはカメラに超寄ってます。

 

戸高さん「えっと……わかりません」
森センセ「わかりません(笑)、はっきり言った!」
(スタジオ笑)

 

LOOKの意味はわかっている戸高さん。
まったくわからない野崎さん、「英語はまだやってないんですよ」と……あれ、小学校の英語ってまだはじまってないんでしたっけ。
どうやら「スヌーピー」の名言集からとった言葉で、「前だけを向いていればいいことあるよ」というような意味で、「今にちょうどいいかな」と。
なお、オニチューも描かれていますが、どうやら森センセは知らないらしいです……野崎さんから「ここなっすが作ったキャラクターです」と助け船、

 

森センセ「ごめんなさいごめんなさい、あ、よかったよかった、こんなやつが世に流行ってるわけないなって(笑)」

 

これから流行るかもしれませんですよ。
そして、自作だから、権利関係は華麗にスルーできますな。
後ろに「COCONA」と自分の名前も入って……お、そうなのか、Cなんだなここなは……。
ちょっとマーブルっぽくなっているのは、「あえて」らしいですよ(下手なわけじゃないのです)。

 

野崎さん「そんな完璧なもの作れるくらいなら、大工さんになったほうがいいと思います」
野中さん「(笑)」
森センセ「ちょっと待ってください(笑)」
野中さん「ありがとう〜」
森センセ「顔笑っていま、ショービジネスで顔笑っていこうとしている人に、いきなり転職をすすめるのやめてください(笑)」

 

大工……まあ、吉田パイセンも工作好きですし、「いろいろ引き出しがあるのはすばらしい」と森センセ。
野崎さんからは「工夫がすばらしい」と。
なお、サイドテーブルが写っている間は、森センセは全く写りません。
続いて戸高さん。
作ったのはキャンドル。
全部百均でそろえたもので作ったそうですよ。
夏っぽく、ということで、貝を入れたり……結構斬新な発想だな……なお、カメラに対する方向がよくわかっていない戸高さん、何度かフレームアウトさせております。
海っぽく、青を入れたりもしていたり、アロマが入っていていい香りがしたり、なんだろう、ハンサム系女子かと思っていたら、しっかり女子らしいのですなぁ……。
30分くらいで作れるらしいです。

 

森センセ「結構楽したな」
戸高さん「はい」
森センセ「はい、じゃないよ(笑)」
戸高さん「楽、楽ではない、楽ではないです」
森センセ「楽ではない(笑)、30分集中してね」
戸高さん「はい」

 

そして、もう一つは、手作りマスク〜。
いやぁ、すばらしい……なっすさんのリアクションもすばらしい(うるさい)。
青いチェックのものと、ドットのものと。
こちらも、百均でそろえたもので作ったらしいですよ。
おっと、そしてこのマスクは、ギャザーが入っていたり、鼻にあたる部分に「バネ?」ではなくゴムが入っていて、フィットするようになっているらしいですよ〜……FUKIさんが型紙紹介してたなそういえば……。

 

森センセ「グッズとして販売しま〜す、こちらね〜」

 

……遅い!
もうみんな、STAY HOME STAY METALマスクを……。
戸高さんが夜なべして作ったら、一つ5000円くらいで売れるんちゃうかな……。

 

森センセ「1割手元に入るようにしますんでね」

 

1割かぁ……。
ここで、森センセより、「お母さんが作ったんじゃないか疑惑」が。
どうやらお母さんと一緒に作ったらしく、

 

森センセ「何割くらい?何割くらいお母さんと戸高は、何割くらい?」
野中さん「(笑)めっちゃ言う」
戸高さん「それ、言っちゃいますか?」
森センセ「言っちゃおうこれはもう!」
野中さん&野崎さん「(笑)」
戸高さん「言っちゃいますか」
森センセ「嘘は許されないよ!」

 

縫ったのが戸高さん、切ったりしてくれたのがお母様……。

 

森センセ「よし!五分五分!」

 

……うーん、微妙なところだな……。
でもまあ、顔笑って作られたのだろうなぁ。
ラストは野崎さん、Twitterでの活躍を取りざたされ、「もうあげないでください〜」とハードルを下げにかかるプロ……。
野崎さんんが作ったのは、写真立て、結構大きい……50センチ四方くらいですかね……メンバー全員の写真が貼ってあります。

 

森センセ「これ、絶対言っちゃいけないと思うんだけど……酔う(笑)」

 

2ショットの写真が、2019年度メンバー分ありまして、もちろんだから野崎さんが11人いるんですが、

 

森センセ「野崎率が高くて、酔う(笑)」

 

結果、自分が一番でている、というプロっぷり。
フレームにピンクのレースをあしらって、角にはバラやハートの飾りを……純粋な発想だなぁ。

 

森センセ「この写真だけ見るとだいぶ密ですからね(笑)」

 

密密ですわ。
会いたくなってきちゃうので、いつでも会えるよ、という思いを込めて……に感動する野中さん。

 

森センセ「一番いるのは自分、っていうね」

 

プロだから!
2ショットが宝物なのだそうです。
森パイセンだけ、違う場所で撮影したので、ちょっと光具合が違うと。
野中さんのドアップすばらしい。
続いて、勉強らしいことをやる、という。
喜ぶ一同に「ほんとか?」と森センセ。

 

森センセ「戸高も死ぬほど勉強したんでしょ?」
戸高さん「しま……したよ」
森センセ「得意なんでしょ?勉強」
戸高さん「得意なんです!」

 

丁寧なフリだな……ちゃんと覚えているのがすばらしい。
というわけで、なんと「知事」について勉強しようと。
東京都知事知っているか?という質問に、「小池さん?」はみなさん出たのですが、

 

森センセ「フルネーム、戸高、フルネーム」
戸高さん「しりま……せん」
森センセ「しりません(笑)」
野中さん&野崎さん「(笑)」
森センセ「……いやおまえ、おまえちょっとさっきから、わかりませんとか言うようになったなおまえ」
戸高さん「(笑)」
森センセ「おまえはわからなくても答えるのがおまえの持ち味だぞ戸高!」
野中さん「そうだよ!」
森センセ「守りに入ってんじゃない!小池、何さんだ?」
戸高さん「守りに入ってないですよ!」
森センセ「小池、何さんだ?じゃあ」
戸高さん「小池……え、ゆうこさん」
森センセ「ゆうこさん!違うに決まってんだろ!」
戸高さん「いや、言わしたんですよ森センセが!」

 

……あれ、戸高さんがただのボケじゃなくなってきているぞ……それはそれですばらしいのだけれども。
野崎さんもまったくわからない、と。

 

森センセ「おまえらなんだ、二ヶ月の間にゆるんでるぞ!」
野崎さん「すいませ〜ん」
野中さん&戸高さん「(笑)」
森センセ「FRESH!マンデーから離れている間になにをこう、守りに入ってるんじゃぁ!!」
野崎さん「すいませ〜ん」
野中さん「ごめんなさぁ〜い」
戸高さん「入ってないですよ〜!!入ってないですよ〜〜!!!」

 

うむ、戸高さんがすばらしい。
そして、自信満々で答えた野中さん「小池ゆうこさん」と答え、みなさん「すご〜い」と拍手するももちろん不正解、「惜しくないですか?」と食い下がる野崎さんでしたが、最終的に「すいませんでした」。
ここで、知事のお仕事はどんなことか、と質問。

 

野中さん「県を回す!」

 

に、森センセ、剣を振り回すという……。
東京都をまとめる、と野中さん、具体的にと聞かれ、「ここはこうしたらいいとか、アドバイスとか、人の意見を聞いて、発信する」……。

 

森センセ「ん、すげえふわっとしてんななんか(笑)」

 

まあ、おおむねそういうことですけどもね。
九州だから、東国原氏のことを思い出しているのかなぁ。
戸高さんは、「県のいいところを全国にアピールする」、うん、間違ってないけど、東国原氏の影響が強いかな……。
広島だったら、レモンがおいしいとか、牡蠣が美味しいとか……すごいな、ちゃんと地元の名産を知っているのが……。

 

森センセ「食い物の話ばっかり」

 

に、みなさんお腹減ってきたと……おうちだから、いい匂いとか漂ってきているのかもしれないですねぇ……。
ここで、知事のお仕事がテロップで出されますが、まあ大人はおいといて。
どうやって選ばれるのか、に野崎さんから「選挙で選ばれる」と。

 

森センセ「何歳以上が選挙、できるんですか?」
野崎さん「18歳以上の男女です」

 

……野崎さん、すばらしい!
てか、触角ありで、今日は一段とかわいらしい!
そりゃ嶺脇社長も道を踏み外すわ……あ、元々か……。
続いて知事の仕事が解説されますが、まあ大人はおいといて。
ここで再びチャンス問題、「大阪府知事はだれですか?」に、口元をおさえる野中さん、絶句の戸高さん、名字しかわからない野崎さん……野崎さんすごい!

 

野崎さん「吉村……おおかさん」

 

……おおかさん?
大賀パイセン?
あ、「大阪」だから「おおかさん」ですって……かわいい……。
そして、自分の県は誰なのか、と聞かれ、もうあいつのことはいいですよ野崎さんが口にする必要なんかないですよもう……すいません愛知県民で……またしても野崎さんは名字だけわかる、と……すばらしい、それだけ知っていればもうすばらしい、名古屋市長なんてたかしでいいっすよもう……。

 

2時間目……あ、今のはインターバルなのか……は、「FRESH!マンデー リモートで学びまSHOW!〜」のコーナー。
「クイズトリプル」、答えが3文字になるクイズ企画で、三人全員が正解しないといけない、と。
一文字目が野中さん、二文字目が戸高さん、三文字目が野崎さん、でお送りします。
第一問、「家を自動で掃除してくれる有名なロボットの名前といえば?」。
BGMは「顔笑れ!!」です。
みなさんの家では、こやつは動いていないらしいですね。

 

森センセ「お母さんが顔笑ってやったりとか?」
野中さん「お母さんです」
森センセ「へぇ〜、みんなも手伝ったりしてるんですかね?」
野中さん「そうですね」
野崎さん「あ、自分でしてます」
森センセ「なるほど、戸高だけ返事がなかったということですか(笑)」
戸高さん「あります!!」
野中さん&野崎さん「(笑)」
森センセ「あるんですか(笑)」
戸高さん「ありますよ!!」
森センセ「集中、そうですね失礼しました(笑)、はい、集中してたんだよね」

 

ときどき入る野中さんのアップが強い……し、野崎さんのたたずまいがちょっともう……。
物自体はわかっている、という野中さん野崎さん、動きで表現すると、というので手で円を作って水平に動かす、という……戸高さんも物はわかっているみたい……てか、今時は常識なのかな……オサーンも知っているからなぁ……うちじゃ使えないんですけれども(狭くて物が多いから)……しかし名前は出てこないみなさん、

 

野中さん「想像でいきます!」
森センセ「想像でいくんかい、もう(笑)」

 

というわけで、野中さん「ス」、戸高さん「ン」、野崎さん「ト」。
戸高さんの「ン」が「ソ」に……なんか、「モーシャルト」と「ドーソ」を思い出しますなぁ……。
で、その戸高さんが正解、と……まさかの「ルンバ」、正解も知っていると……どうなっちゃったんだ……。
野中さんは、機械類を思い出したら「スイカ」とか「スゴカ」とかを思い出した、と。
野崎さんは「ポット」だと思った、と。

 

森センセ「熱々だ、家が熱々だよ」

 

まさかの、戸高さん賢くなった説に、

 

森センセ「良さ死んじゃうよ戸高〜」
戸高さん「……何が良さですか?」
森センセ「おまえの良さ死んじゃう……ハットプリンどこいったおまえ〜!!」
野中さん「ハットプリングングン戦!」
戸高さん「いやここ(肩)にありますよここに」
森センセ「グングン戦どこいったおまえ〜今日〜」
戸高さん「ここにありますよちゃんと〜」
森センセ「すっかり大人になってんじゃねえぞ家で〜」

 

持ち味はきっとそこではないのです。
きっと。
第2問は、「世界最古の木造建築で、正岡子規の俳句にも出てくるお寺といえば?」。
名古屋市民の野崎さんにとってはもう、修学旅行ですから……ていうか、野崎さんのポジションはあれですからね……きちんと知っている野崎さんん、「はひふへは〜、はへははふはり、ほ〜ふ〜ひ〜」。
戸高さんぽかーん。
野中さんもわかった、と。
わりと難しめな戸高さん、いやいや漢字も成長してますよ、と。

 

森センセ「今書ける一番難しい漢字、なに?」
戸高さん「今書きましょうか?」

 

自信満々……。
その間に、

 

野中さん「結愛、私たぶん間違ってる」
野崎さん「あ、大丈夫だよ」
野中さん「ありがとう」

 

というテレやりとりがあり、

 

戸高さん「……あ、やっぱやめときます」
森センセ「やめとくんかい(笑)」

 

よし、それはそれでありだ。
答えは、野中さん「法」、戸高さん「大」、野崎さん「寺」。
戸高さんは、もちろん「東大寺」だと思ったと……いや、奈良だからむしろ近い……。
なお、野中さんは最初「銀閣寺だと思って」……金閣寺ではない、というのが……。
このメンツを引っ張るのはやはりというか、野崎プロなのでした。
第3問は、「アメリカ合衆国をアルファベット3文字で表すと?」。
一瞬真顔で戸高さんが「え?」とおっしゃいましたが、DA PUMPさんのおかげでね……。
間違えたら、

 

森センセ「二度と日本から出ちゃダメです」

 

今回は、もちろんといいますか正解!

 

森センセ「ちなみに、何の略ですかUSA.、野中さん?」
野中さん「USJ? USJじゃない(笑)」

 

鉄板ネタを仕込んできたな……。
戸高さんから、「英語だよね?」という恐ろしい言葉が聞こえてきたきがしますが……。
結果野中さんの中では、「ユニバーサルスタジオアパート」でした。
United states of Americaには、今一つみなさん反応せず……中学生は大丈夫かな……あ、みんな中等部だ!
最後の問題は、「14×5×6=?」。
野崎さんのポジションはお得ポジションですな。

 

戸高さん「これもう当てにいってもいいですか?」
森センセ「……毎回当てにいってください(笑)」
戸高さん「(笑)」

 

そりゃそうだ。
おっと、野中さんは5月から登校しているそうですが、なんと因数分解を身につけたと……しかも、クラスに3番目くらいに「ちゃんと書けている」と……何が書けているんだろうか……。

 

森センセ「学校全体が心配になるわ!」

 

周りがみんな野中さんみたいじゃないのか、と森センセがつっこむと、

 

野中さん「違います、ちゃんとした子ですみんな(笑)」

 

……いやそこ、その返しもちょっとどうなんだ……よくわかっていらっしゃって最高ではありますが……。
野中さん「4」、戸高さん「2」、野崎さん「0」、で正解。

 

森センセ「さくら学院どうしちまったんだおい!!」

 

かけ算で凡ミスをする人がいない……残念……。

 

森センセ「ちょっとマジかおまえら……ちょうどいいんじゃないか、このくらいの活動が(笑)」

 

ちゃんと自主学習をしているおかげ、ということなのか……でも、単なるかけ算だよ森センセ……野崎さんなんて12×12をあっさり正解しましたから……。
慣れたスタッフだったので、みなさんをアホ前提でクイズを考えていた、という今までを反省した森センセ、「もうちょい、ちゃんとします(笑)」……いや、単なるかけ算……。

 

そして、3時間目は「FRESH!マンデー 名作を学びまSHOW!」。
映画やドラマが再放送されていた、ということで、名作のタイトルを発表、みなさんがその名作の内容を答える、という、新手のプレゼン形式クイズですな。
一つ目は『北の国から』。
うかつに「る〜る〜……」って言えないんだよなぁ……。
まずは戸高さん。

 

戸高さん「えっと、『北の国から』は、えっと、北極?」
森センセ「北極」
戸高さん「から」
森センセ「寒いね」
戸高さん「雪、雪とか」
森センセ「雪とか」
戸高さん「ホッキョクグマ?」
森センセ「ホッキョクグマとかね?」
野中さん&野崎さん「(笑)」
戸高さん「とかを、その、東の国とかに」
森センセ「東の国?」
戸高さん「東の国とかに伝えて、で、それで、伝わって、その、ホッキョクグマと雪が、東の国にも流れていく、北の国から流れていくっていう」
森センセ「なるほどぉ、それ主人公誰、主人公誰なんですか主人公は?」
戸高さん「えっと……戸高何々です」
森センセ「え、おまえ、何、急に戸高ぶち込んだの、急に?」
野中さん&野崎さん「(笑)」

 

結果、輸出の話だと……戸高某一代記みたいなもんか……。
なお、戸高何々さんは、ホッキョクグマをおんぶして連れて行ったそうです。
なお、名台詞は?という無茶ぶりに、カウントダウンを自らしながら、

 

戸高さん「きったの国から持ってきたよ、東の国に」
森センセ「やったー!!ありがとう戸高何々ー!!」

 

ハンサムガールの面目躍如だなぁ……。

 

森センセ「そんなのどうやって撮るんだ、何がおもしろいんだ」

 

かなりおもしろいと思いますけどもね……。
続いて野中さん、

 

野中さん「『北の国から』っていうのはね、日本の北の国って北海道じゃん?そう、北海道の鉄道会社が日本を周るお話」

 

……桃鉄
鉄道が回るらしいんですけど……、

 

森センセ「『世界の車窓から』だよそれはおまえ」

 

北海道の鉄道会社の乗り物がいろいろな人と出会って奇跡を呼ぶ物語らしいのですが……、

 

森センセ「途中からJR東日本になってるわ」

 

主人公は、超有名俳優らしいです……ここで、モノマネしたら、名台詞を、という無茶ぶり(でもない)に、

 

野中さん「(何かを左手で回しながら周囲を見渡し)ふぅ〜〜〜ん(何かの擬音)……」
森センセ「……ゼリフは!!名台詞は!!」

 

そして、

 

森センセ「おまえそれ『鉄道屋』じゃねえか?!」

 

と気づいてしまった森センセでした。
ラストは野崎さん、

 

野崎さん「『北の国から』っていう、あの、曲?曲じゃないわ(笑)、動画?いやわかんない(笑)、動画は、北の国からウサギがくるお話なんですよ」
野中さん&戸高さん「かわいい〜」
森センセ「またかわいらしいお話」
野崎さん「ウサギが、あの、こんにちは〜ってきて、あの、世界をまわるんですよ、走って」
野中さん「すごいじゃん」
森センセ「あ、え」
野崎さん「そして、ウサギがまわっている間に、人々の優しさとか、苦しさだったりとか、いろんなことを学ぶっていうお話なんです」

 

主人公はウサギ……でも、アニメではないらしいです……『子猫物語』をちょっと思い出したな……。
なお、名台詞は、「ちょっと失礼しますね〜」といすを片づけて画面からはけた野崎さん、

 

野崎さん「……(フレームインしながら)ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん、人々の優しさは、大好きだ〜」

 

と全開の笑顔でかましたあと、急に素に戻ってイスをまた持ってくるところのクールさがたまりませんな……。
低年齢向けの物語のようです。
北の国から』の説明はまぁいいですな……「子供がまだ食ってるでしょうがぁ!!」という森センセのモノマネが結構がんばっていました……。
次の名作は、『電車男』。
……2chの話だから最近だよなぁと思っていたらもう……もう……。
野崎さんの、あからさまにわからない顔がすばらしいので是非(?)。
時間もないので、さらっとプレゼンを。
まずは野中さんから。

 

野中さん「電車男っていうのはね、男の人が、電車に乗るの。で、そしたら、あれ? 目的地の電車に乗ったのに、全然違うところに行ってるよ、ってなってて。で、降りるの。そしたら、また、その、乗っていたところの同じホームで、もっかい乗ったので、それがずっと繰り返されていくってお話」
野崎さん「怖っ」
戸高さん「鳥肌たった」
森センセ「世にも奇妙な話じゃないかおまえ」
一同「(笑)」
森センセ「それおまえ、『恐怖!電車男』じゃねえか!」

 

忘れていた、妄想ハリケーン少女だった……。
続いて野崎さん、

 

野崎さん「電車男っていうのは、すごい、電車を愛している男の人の話なの。電車が、好きすぎて、もう電車に住むの」
森センセ「うん」
野中さん「あぁ〜」
野崎さん「で、毎日、電車に乗って、写真撮って、そう、座席のフワフワ感とかいろんなことを調べて、そうね、すごい年をとってくじゃん」
野中さん&戸高さん「あぁ〜」
野崎さん「そしたら、電車になるの
森センセ「……怖!!(笑)」
野中さん「あぁ、そういうこと?」

 

……やべえ、最近の小話で一番笑ったわ、このオチ。

 

森センセ「機関車トーマスになるの?最終的に?」

 

いやあ、すばらしい野崎さん……。
最後は戸高さん。

 

戸高さん「これも恐怖なんですけど、いいですか?」

 

なに、さくら学院では流行ってるのかしらホラー。

 

戸高さん「ちっちゃい男の子が、電車のおもちゃで遊ぶんですよ。それが、いつもの、あ、いつも、夜の12時、0時」
森センセ「ちっちゃい男の子が?はいはい」
戸高さん「はい。それで、寝るじゃないですか、そしたら、その電車のおもちゃはシュッシュッポッポーってなるんですよ、音が」
森センセ「0時に?」
戸高さん「で、その、夜中に、勝手にその、シュッシュッポッポーって音が鳴って、それではぁ!!って起きて、そしたら鏡見るじゃないですか。そしたら、なんか自分が、そのおもちゃになっていたっていう……」
森センセ「(笑)おまえも機関車トーマスビギンズじゃねえかそれ(笑)エピソード0だそれ、機関車トーマスの!」

 

そうか、「電車男」が、「狼男」とかとイメージ重なっちゃうんですねぇ……ライカンスロープ、ワートレインかぁ……。
そして、今日登校のみなさんは、発表当時誰も生まれていないという……絶望!!
いや、これはいい企画でしたな、うん。
というわけでここまで〜。

 

野中さん「久しぶりに表に出てこんな風にしゃべるっていうのが、なかったので、なんか森センセの顔もひさびさに見れたし、はい、あと、この制服を着るのも、何か懐かしかったので、それで何か、そうですね、けっこうコミュニケーションとかうまくできるかなって思ってたんですけど、あまり接点が人となかったので、でも、これを機に結構しゃべれるようになったんじゃないかなって思いました」
森センセ「……おまえいいこといっちゃったよ、何かいきなり(笑)」

 

野中嬢、実はちゃんとしているのですね。

 

戸高さん「はい、父兄のみなさん、元気にされてますか〜?はい、美湖はとっても元気です!ひさびさにその、森センセに、会え、その会えたりというか、ま、たり、とか、メンバーのみんな?とか、とか、あのーま、つながったりとかして、父兄のみなさんにも、それを見せられたのがとってもよかったし、しかもFRESH!もひさびさに再開して、何かとっても、自分の気持ちもあがったし、何かすごい、元気になりました。あと、余計にメンバーのみんなに会いたくなりました」

 

……さすがex革命少女、お客さんを忘れないプロ意識よ……そして素朴ながら、感情を表現するのがよいですな戸高さんは……。
ラストは野崎さん。

 

野崎さん「私、ひさしぶりにFRESH!にでれるって知ったときに、すっごくうれしかったんですけど、あのーちょっと、やっぱり、ひさしぶりということで、うまくしゃべれるかな、とか、森センセのつっこみに耐えれるかな、とか」
森センセ「やめろ」
野崎さん「いろいろ顔笑って考えてたんですけど、今回、すごい、二人が、二人、二人が(画面のどちらを指していいのかうろうろ)、すごいなんか、楽しそうにFRESH!にでていて、自分もすごい楽しい気持ちになったし、あの、父兄のみなさんにも、私たちのね、すごい元気にしてるよって姿を見て、気分をリフレッシュしていただけたらな、って思いました!」
森センセ「……はい、相変わらず100点だおまえはほんとに(笑)」

 

そしてここで、森センセから野崎さんは照明も仕上がっている、と。

 

来週もある……のか……ありがとうございますありがとうございます、来週は白鳥さん田中さん八木さんかな……。
お葉書、書かないとな……。

 

生きるよ、おじさん……仕事はやめてるかもしれないけど。

『日本妖怪異聞録』小松和彦

 

日本妖怪異聞録 (講談社学術文庫)

日本妖怪異聞録 (講談社学術文庫)

  • 作者:小松 和彦
  • 発売日: 2007/08/10
  • メディア: 文庫
 

 

日本で妖怪、といえば、水木しげる大先生、荒俣御大、京極夏彦さん、という感じでしょうか……それ以前には、鳥山石燕井上円了……なのですが、京極夏彦さんブームが到来するちょっと前、『姑獲鳥の夏』を読む前に読んだのが、小松和彦さんの『憑霊信仰論』でした。

 

憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫)

憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫)

  • 作者:小松 和彦
  • 発売日: 1994/03/04
  • メディア: 文庫
 

 

これを読んでから『姑獲鳥の夏』を読んだので、そのシンクロ具合に自分でもびっくり……。

ま、それはともかく、以来小松和彦さんの論を信頼していて、ときどき楽しみに読んでいます(今では、文化センター教授、も退いていらっしゃるのでしたっけ……)。

本書では、有名どころの妖怪さんたちを扱っておられるのですが、ちょっと違う視点でも語られていることが面白いです。

大江山酒呑童子」「妖狐 玉藻前」「是害坊天狗」「日本の大魔王 崇徳上皇」「鬼女 紅葉」「つくも神」「鈴鹿山の大嶽丸」「宇治の橋姫」。

それほど長くもなく、厚くもない本ですので、妖怪に興味のあるかたは、読んでみてはいかがでしょう。

個人的には『憑霊信仰論』を読んでいただきたいですね……妖怪民俗学の最初としては、あれはいいです。

 

「以上の物語からわかることは、酒呑童子は、比叡山伝教大師によって天台宗の総本山として開かれる前の先住の神であった、ということである。にもかかわらず、里からやってきた伝教大師はこれを追い払い、制圧しようとしたのである。」(p31)

 

酒呑童子伊吹山の山の神=伊吹大明神の子である。伊吹大明神はもと出雲国に棲み、ヤマタノオロチと呼ばれていたが、スサノオに追われて、伊吹山に逃げてきて、その山の神として祀られていた。」(p37)

 

「院の気持ちもよくわかる。才色兼備の若い女が優しい言葉を毎日かけてくれているのだ。どうして、その女が妖怪だと信じられようか。彼女の美貌が、その才覚が、そして身体から放った光が、悪霊のしるしだったのだが、それに惑わされている院には、目の前にいる玉藻前が妖怪であるとはとうてい信じられなかったであろう。」(p53)

 

「東寺を中心とする真言僧徒は、狐を辰狐王菩薩と称して神仏化し、天照大神に比定した。ここから、奇怪なことに、天照大神が天岩戸に隠れたとき、狐の形になって入ったとの説も生まれることになった。玉藻前の身体から光が放たれたのは、天照大神の光とも通じるところがあるわけである。」(p61)

 

安倍晴明や安倍泰成といった陰陽師たちがその呪力で、あるいは源頼光源頼政といった武将がその武力でもって、妖狐や鬼などを退治して名声を獲得したのと同様のことを、僧たちは天狗を相手に演じていたのである。」(p75)

 

「「本堂の後」とは、「後戸(仏殿の須弥壇の後方にある戸)の空間」などともいわれ、「表」に対して「裏」、「光」に対して「闇」に対応する、「摩多羅神天台宗で崇める常行三昧堂の守護神)」などの恐ろしい邪神や荒ぶる神、祟り神のたぐいが祀られる空間であった。」(p112)

 

「「上座の金の鳶の姿をしたお方こそ崇徳院であらせられる。そのそばの大男こそ源為義入道の八男八郎為朝である。左の座には代々の帝王、淡路の廃帝、井上皇后後鳥羽院、後醍醐院、いずれも帝位につきながらも悲運の前世を送らざるをえなかったために、悪魔王の棟梁となられた賢い帝たちであらせられる。次の座の高僧たちは、玄昉、真済、寛朝、慈慧、頼豪、仁海、尊雲たちで、やはり同じように大魔王となられて、ここにお集まりになり、天下の大乱に導くための評定をしておられるのである」」(p113)

 

崇徳上皇は白峰陵で、じっと自らの出番を待っている、と考えられていたのだ。「皇を取つて民となし、民を皇となさん」と、時の来るのを、天皇が再び政治の表舞台に登場してくるときを待っている、と。皇族が天下を治めていないかぎりは、その霊力を発現させるには至らない。というのは、崇徳上皇の敵は、朝廷であったからである。後醍醐天皇による王政復古のとき、彼の怨霊は金色の鳶の姿をした大天狗たちの首領として出現した。

孝明、明治の両天皇は、王政復古のときがやってきて、まず思い浮かべて恐怖したのは、この崇徳上皇の怨霊の発現であり、その政道への妨害であった。

それを封じるために、崇徳上皇の霊を京に招いて、神に祀りあげようとしたわけである。そのために、「白峰神宮」が新たに創建されることになったのである。」(p127)

 

大江山酒呑童子があまりに有名なために、その陰に隠れて、今日ではその名を知る人が少ないが、かつての京の都人の間では、「大嶽丸」という鬼は、酒呑童子と並び称されるほどの妖怪・鬼神であった。

中世は日本妖怪史においてもっとも重要な時代であった。幾多の妖怪変化のたぐいが発生し、そして退治されたからだ。そうした妖怪群のなかで、もっとも恐ろしい妖怪はどれかを、もし中世の人びと、それも都人にたずねたら、次の三つの妖怪の名があがるだろう。酒呑童子玉藻前、そして大嶽丸。そう、大嶽丸は中世の三大妖怪のひとつなのである。

どうして、これらの三大妖怪が傑出した妖怪とみなされたのだろうか。その事情はくわしくはわからないが、これらの妖怪に対して、特別の扱いをしていたことはわかっている。すなわち、いまのところこの三妖怪だけが、退治されたあと、支配者、つまり京の天皇を中心とする人びとの「宝物」として、その遺骸もしくは遺骸の一部が、支配者の権力を象徴する「宝物倉」に納められた、とされているからである。」(p185)

 

「大嶽丸」のことは、本書で初めて知りました。

鈴鹿……そうなんですよね、京都から近いんですよね実は……往時の地理的条件に没入できず、これが高田崇史さんの小説であれば「現在の都会や田舎という概念にとらわれてしまっている」と論破される登場人物にしかなれないだろうなぁ……。

そんな高田さんの小説をまた読んでいて、やっぱり「崇徳院」だなぁ、と思った次第。

 

 

 

『神の時空 京の天命』高田崇史

 

神の時空 ―京の天命― (講談社ノベルス)

神の時空 ―京の天命― (講談社ノベルス)

  • 作者:高田 崇史
  • 発売日: 2017/04/06
  • メディア: 新書
 

 気づいたら文庫になっていた。

高田先生の本は大体、何においても先に読むようにしているので、こちらももちろんさっさと読みましたけれども三年前。

全然、本を読んでいないなぁ。

辻曲家の次女を救うべく「十種神宝」集めも佳境に……と思いきや、実にまだ六日しか経っていないという、

 

『滅日』かよ

 

というツッコミを入れたくなる年代。

 

 

滅日 (下) (ぶんか社コミックス)

滅日 (下) (ぶんか社コミックス)

 
滅日 (上) (ぶんか社コミックス)

滅日 (上) (ぶんか社コミックス)

 

 

いい漫画です……好き……。

今回、クライマックスということで、辻曲家の過去、ヌリカベさんとの因縁などなど、いろいろと突き進んでいきます。

まあ、何度も申し上げておりますが、あんまり殺人事件は関係なくなっている……いや、いけないわけではないのですけれどもね。

しかも、日本三景壊滅……むーん、是非に実写でお願いしたいですねこのシリーズ……というか高田先生のシリーズは……。

あまり書きすぎると興を削ぐと思いますので……いつもの感じで、日本神話、神々に関する仮説がほとばしっております。

それも書きすぎるといけません……書くことないな。

個人的に、高田さんは、伝奇的なものを書くには文体が合っていない、という印象があります。

『神の時空』シリーズは特に、なのかもしれませんが、かなりシンプルで、情報量と比べると熱量に過剰さが足りないかなと……まあ、それも好きなんでいいのですが。

シリーズ終わっちゃったから、ノンシリーズを追いかけないとな……と思っていたら、しれっと『QED』の新作とか出てますしね、まだまだ楽しめそうで何よりです。

高田崇史先生も著作が多くなってきましたが、個人的には、『QED 六歌仙の暗号』をお勧めしています。

これで「をを!」と唸ったかたは、次は『東照宮の怨』を。

あとはもう、どれでもオッケーです。

そこから先は、あなたが妄想する番ですから。

ビブラ・古代史!