『熊田衆院議員、「女性教師をトイレに閉じ込め爆竹」”悪ガキ自慢”をサイトに 批判受け削除』
(ねとらぼ 2015/8/5)
以下一部引用。
「衆院議員の熊田裕通氏(自民・愛知1区)が、過去に女性教師をトイレに閉じ込め爆竹を投げ込んだ──という話を自身のWebサイトに“悪ガキ時代”などと自己紹介の形で掲載していたことに対し批判が相次ぎ、削除される騒ぎがあった。
(略)
問題になったのは、「議員への道」と熊田氏が自身を振り返るページのうち、「超元気!悪ガキ『ガクラン』時代」と題した部分。
「やんちゃな悪ガキでした」という中学・高校時代のエピソードを紹介する内容だが、「ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです」。女性教師がトイレ掃除の点検に現れた際、トイレのドアを押さえて閉じ込め、用意していた爆竹を投げ込んだ──という。「最後は涙声で『開けて~』と絶叫調に変わってきた。『やった~』と快感でしたね」などと顛末を記していた。
(略)
熊田氏は自身の政治信条について「日本の未来を担う子供たちには学力のみならず、道徳心や公共を考える力、国を愛する意識など幅広い心の涵養が必要です」と述べている。」
まず、愛知1区(名古屋市)選出の議員の言動を、名古屋市民として非常に恥ずかしく思います。
よく言われる話ですが、私もヤンキーとは対極な位置で生活していた臆病者のオタクですので、大人になったヤンキーが「やんちゃ自慢」をしながら「更生しました」とドヤ顔をしていると、非常にむかつきます。
別に、ヤンキーが更生するな、と言っているわけではないのです。
様々な事情で、そういった道に入ってしまう人たちがおり、そういった道と決別しようとする人もいるのはわかっていますので、勇気と尊敬の念さえわきます。
そうした人たちがいる社会こそ、多様性でもあるわけで。
ただ、「やんちゃ自慢」は内輪で、同窓会とかでやっといてください。
一方で、自分だって聖人君子ではなかったわけで、陰湿なこともいくつもやっており、それを恥じ入って反省しています。
自慢できないので、書きませんけども。
ところで、ヤンキーというと反体制というイメージが私にはありまして。
小さい悪いこともやるのでしょうが、何か大きなものに抗っている、というのがきっと(勘違いでも)かっこいいのだと思います。
で、「「ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです」。女性教師がトイレ掃除の点検に現れた際、トイレのドアを押さえて閉じ込め、用意していた爆竹を投げ込んだ──という。「最後は涙声で『開けて~』と絶叫調に変わってきた。『やった~』と快感でしたね」」……これで「俺ってやんちゃだろ?」って言われてもね。
ただの弱いものいじめですよ。
「日本の未来を担う子供たちには学力のみならず、道徳心や公共を考える力、国を愛する意識など幅広い心の涵養が必要です」……ご自身の昔の経験から出た政治信条なのか、「そんな俺でも政治家になれるんだぜ」ということを言いたいのか。
後者だったら、「あいつが政治家になれるんだから、俺もやんちゃしてやろう」って思われるだけだからやめておいてほしいです。
もう、何と言いますか、いい年齢になってとにかくみっともない。
ご自身が修身の授業でも受けられたらいいと思います。
(元記事)