また48か49の握手会で騒動が起こったようで……手荷物預かり所とか作るしかないんじゃないのかな……フェスみたいに……運営側がいくら人員増やしても、防ぎきれるものではないと思いますし……なんか、10代の女子が自分江選んだ道とはいえ、そんな目に会うのは不憫でなりません……。
さて。
私は、恥ずかしながら幼少期にピアノをかじり、そのまま惰性でしばらく続け、バイエルもツェルニーもろくに弾けるようにもならず、ちびちびとハノンを練習しながら、ええと、「エリーゼのために」は弾いたような気がするんですが何しろ記銘力が乏しいもので覚えておらず、クラシックはあきらめてポピュラーに移って、クレイダーマン奏法とかに萌えたりもしましたが結局身にならず、そのうちに首やら肩やら肘やら指やらをやらかして動かなくなってきて、ようやく惰性を断ち切った、という音楽経験の持ち主です。
ギターはというと、高校生くらいのときに友人からグレッチのフライングVモデルを譲ってもらい、独学で……今まで来ています。
数年前に、「よし、もう一度ギターを!」という思いで、テレキャスターを購入。
数年眠らせる。
最近、和楽器バンドやBABYMETALを聴いていて、「やっぱり弾きたい!」と思い直して、絶賛練習中です。
そんなおっさん、音とか音階とかを、ピアノで覚えています。
私、ASD系に脳の偏りが強いもので、視覚優位の傾向です。
だから、ピアノで音を覚えるというのは、非常に理にかなっていました。
何故かというと、1オクターブの音が、全部、視覚的に「異なる音」として認識できるからです。
・白鍵と黒鍵にわかれている
・音によって鍵盤の形が違う
・同じような鍵盤の形でも、左右の鍵盤とセットで覚えれば、全部違っていることになる
ドレミファソラシド、をピアノの鍵盤で頭にぶち込んでいるのです。
で、これがですね、記銘力が弱いと描きましたが、こう、しっかり定着しちゃうと外せないものででして、しかも、同じ事柄(音)に対して別々のアプローチをする、という器用なこともできない脳みそらしくて(外国語が苦手なのもその辺りにあるのかな、と)。
ギターを持って二十年以上、未だに、
・なぜ、フレットが白鍵と黒鍵にわかれていないのだろう
と真剣に思います。
ギターのフレットは、どの弦でも半音ずつで切られています。
ピアノなら白鍵、黒鍵で分かれているものが、白鍵だけでズラーっと並んでいる感じ。
しかも、重なり合っている……ヤマハのエレクトーンは二段になっていたりしますし、オルガンにもそういうものがありますが、イメージ的には、白鍵だけの鍵盤が6段並んでいる。
分かりづらい。
ギターにはギターの音の覚え方、指板の覚え方があるのは、もちろん承知の上です。
それでも、あえて言いたい、「分かりづらい」。
だって、見ても、板しかないんですよ、板しか。
コードはとりあえずいいんです、指の形とか響きで覚えるので。
メロディっぽいものを弾くときに、ほぼ確実に間違えます。
これがせめて白鍵と黒鍵に分かれていれば……引いたらダメ(汚い響きになる)音が見てわかるのに……。
そんな脳みそですので、この間までさくら学院の「負けるな!青春ヒザコゾウ」のイントロのギター部分を耳コピしていてですね、ほぼ音はとれるんです(多分、ちょっとフラットしてとっているので、本当は半音上かもしれないですが)。
長いフレーズでもないので、覚えるじゃないですか。
で、ギターを持っていざ弾こうとしても、音が見えないので、全然違っている(違っているのはわかるんです)。
「あれ、ここはこの音じゃないっけ……」などしばらく奮闘し、もう30回くらい聴き直して(メモとればいいんですけどそこまでの時間もなくて、車の中で繰り返し聴いていました)、「よし、今度こそ」……でも、やっぱり弾けない。
しょうがないので、鍵盤を出すわけです(スマホのピアノアプリです)。
そこで、鍵盤で音を出す(というより、音を見る)、そしてそれをギターの指板に置き換える、という作業をして、ようやく弾ける……ということになります。
音を追っているときに、見えているのがピアノの鍵盤で、ギターの指板ではないのです。
ピアノ→ギターの変換を脳内でできればいいのですが、そこまで器用じゃないらしい。
あと、ギターとピアノの大きな違い、というのが、音を拾うときに邪魔をすることがあります。
いえ、音に虚心でとれるくらいの音楽戦闘力があれば別にかまわないんですが、私はスカウター使うと多分一桁なので。
オクターブの認識が、多分ピアノとギターでは大きく違っているのだと思います。
ピアノのオクターブ(以上)の音の間隔というのを見て覚えている私には、開放弦を使ったオクターブ移動という発想がそもそも出てきません(ライトハンドなんてもってのほか)。
ピアノは基本的に、左手で和音(伴奏)、右手で旋律を弾くもの、として覚えますので(バッキングだと、左手ベースで右手コード、とちょっと違いますが)、そうすると、旋律の中でですね、二つの音の間が1オクターブ以上開いているというのはほぼあり得ないわけで。
だって、届かないもの。
ピアノの挫折ポイントの一つに、「1オクターブを押さえられない」というのがあります。
曲によっては、1オクターブでトリルとか……なんだその地獄……あったりしますし。
届かなくてももちろん上手になれますけど、届くに越したことはないです。
そういう認識なもので、ギターでですね、同じ弦のですね、12フレットを弾いてすぐ開放弦を弾けばオクターブ弾けちゃうとかですね、複雑な旋律の中に開放弦が混じることでピアノでは想像しがたい旋律が弾けちゃったりする、なんていうのがよく理解できておらず。
そうすると弾きたいフレーズ(速弾きは無理ですよ)の耳コピしてみようと思っても、「あれ、何この音?」ってなってしまうことがあります。
音の飛び方がピアノではありえない(わけではないのですが、私くらいのピアノ脳みそだと)。
で、しょぼーん、と。
……そもそもピアノの脳みそがそこまで優秀なわけではないですし、ギターはギターの脳みそでプレイするべきなのですが、音、音楽という点で共通しているものに対するアプローチをごっそり変えるのが難しく、それもおっさんになってからだとねぇ……。
というわけで、今は指板上の音をなんとか全部覚えなければ、と頑張っているところです(半音下げチューニングとかしたら無駄になるのかな……)。
うーん、タブ譜が実はいけないのかもしれないなぁ……あれで音を覚えよう、っていう感じにならないからな……。
未だにアームのついたギターを弾いたことのないおっさんでした。
(以下駄文)
もうすぐ、さくら学院2016年度卒業式のDVDが発売ですが、先日のブログで山出生徒会長が、Amuse Fes.で「負けるな!青春ヒザコゾウ」を披露されたと書かれており、「ああ、それは観たかった」と心底思いました……在校生だと先頭は岡田愛さんかな……それはそうと、7thアルバムのブルーレイの方の特典に、2016年度の学院祭の様子が収録されていて、そのダンスがすごいんですよね、何か……ダンスユニットとしての完成度が高い。
……他のダンスユニットのことはよく知りません。
一人水野由結さん聖誕祭で2011年度の卒業公演を観ていたもので、「Fly away」の、なんでしょう、躍動感?、が2016年度はすごいなって……まあ小屋の大きさとかカメラとか、いろいろありますから一概に比較しても仕方ないですが(2011年度がちゃんとしていないわけでもないです)、さくら学院の歴史として、今はダンスが進化している時期なのかな……と思ったりしています。
だから、毎年の学院祭の、歌パートだけでもいいから発売してほしいなぁ……他の企画はいいんです会場に行った父兄さんのもので……あと『秋桜学園合唱部』はいつ再プレスになりますかアミューズさん。
待ってますよ……ずっと待ってますよ……。
さくら学院 7th Album「さくら学院 2016年度 ~約束~」ダイジェスト映像