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読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

(※ネタバレ)Live Tour 2018『ALL CLEAR』3/31

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(※ネタバレ)Live Tour 2018『ALL CLEAR』3/31 - 紅沢たつきち商店

 

↑自分のブログから転載。

 

というわけで、『ALL CLEAR』ツアー東京、3月31日公演に行ってきました~。
お誕生日お誕生日、三回目かな、四回目かな、誕生日ライブに参加するのは……。

 

坂本真綾1DAYスペシャルライブ『Gift』ライブレポート - 紅沢たつきち商店

坂本真綾1DAYスペシャルライブ『Gift』ライブレポート(後) - 紅沢たつきち商店

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(※ネタバレ)坂本真綾(様)“Roots of SSW”3/31レビュー - 紅沢たつきち商店

 


(※以下ネタバレありです……まあ、ナタリーの記事もあるからいいかな……※)

 

 

 

 

あんまりしつこい感じのレビューも飽き飽きされていると思いますので(誰が?)、ダイジェスト的に。

 

まずは、照明の美しさ。

舞台上に、LEDの内蔵されていると思われるポールがいくつも立っていて、天井からも下がっていて、それらが照明に合わせて輝くのですが、紫、ブルー、グリーンが特に美しかった……。

 


記憶しているセットリストに沿って、印象的だった場面を。

 


01:プラチナ

ギターのお二人はアコギでしたかね。

一曲目にこれか、という驚き、最初からスタンディングでお出迎え、よかったよかった。

途中の拍子が変わるところの佐野さんのプレイはいつ聴いてもかっこいい……。

 


02:走る

こちらもギターはお二人ともアコギ。

グリーンから紫に変わる照明がきれいでしたね。

2番での、佐野さんのプレイの手数がちょっとおかしい(褒)、原曲知っているだけに「そこでそんなに激しく?」な感じでした。

 


MC

真綾(様)、自分で「ハッピーバースデー」を歌い始め、観客をあおり、「ハッピーバースデートゥミー」からの「38歳最初のライブ!」的な感じだったかと思います。
短めのMCで、次の曲に突入。

 


03:ハニー・カム

ちょっと原曲よりテンポが遅かったかな……今掘さんがエレキでしたね。

 


04:24

一転ジャジーな「24」、石成さんがエレキだったかと。

あ、真綾(様)のお声は絶好調です(今回はステージから遠くて、ちゃんとPAからの音が聴こえたからかな……)。

 


05:なりたい

ギターはお二人ともエレキ。

ロック色が強いアレンジになっており、そしてアウトロの佐野さんのドラムの激しいこと……。

 


06:夜

あれ、歌ったよね……なんか記憶があいまい。

よりロックに寄っていて、この激しい感じを支えているのは、佐野さんのドラムだけでなく、大神田さんのベースががしがし効いているからだと思いました。

ツインギターもごりごりロック。

そして、佐野さんのハイハットプレイが、「え、ハイハットだけでそんなにいろんなリズムが?」な感じ……驚愕。

 


07:レコード

今掘さんがエレキだったかな……しっとり新曲は、ドラムもきわめて抑制的でまた素敵。

 


MC

「38歳になって「ハニー・カム」」

「台湾、香港で、海外初のワンマン。昔から海外からのお手紙をもらったりして、聴いてくださっていたのは知っていたけど、大歓迎された。それで、ライブで多分はじめて「カモン!」って叫んじゃった(笑)。普段は、英語でそういったあおりをすることに抵抗があるんだけど」

「38歳になっても、新しい自分に出会えるなんて」

台湾語で「みんな愛してる~!」って言ってしまって……日本でも言ったことないな、って思った(笑)。言うかどうかは、お前達次第(笑)

「といっても、ここからしっとりパートなんだけど」

 


08:光の中へ

大神田さんはウッドベース、今掘さんはマンドリンだったかな……下がっていた照明が降りてきて、また印象的な景色でした。

いや、名曲……。

 


09:美しい人

今堀さんはエレキに持ち替えて、赤い照明の中、月のようにスポットがバックの遮幕に当たっていてきれいだったなぁ……。

佐野さんはマレットに持ち替えて、民族音楽っぽい複雑なリズム……かっこいい……あ、そういえば前半の佐野さんは、やたらスネアの調整をしているように見えましたね、忙しそう……ドラムの構成は、あんまり知識がないものであれですが、スネア、ハイハットベードラ、タム、フロアタム×2、シンバル×4、って感じだったと思います……やっぱフロアタムが多いのは、この曲と次の「奇跡の海」のためかな……アウトロで短いながら佐野さんのソロが聴けました(喜)。

 


10:奇跡の海

ギターはお二人ともアコギ、青い照明が先ほどまでとの対比で美しい……。

もうここの佐野さんも、トライバルなドラミングで、間奏のフィルインとかかっこよすぎですわ……。

 


11:ロードムービー

大人ロックですなぁ……。

アウトロ、真綾(様)退場後には、今掘さん、石成さんのギターバトル……豪華……途中で三連入った気がするリズム……佐野さん……。

 


12:夜明けのオクターブ

弦のおじさま3人(今掘マンドリン、石成ウクレレ、河野アコギ)によるインストパート……と思っていたら、大神田さんもウッドベースだったよ、弦のおじさま4人だったよ……途中で石成さんと河野さんがボックス踏み出してまぁかわいいったらありゃしない……。

 


13:Million Clouds

石成さんがアコギだったかな……うん、やっぱこの曲は展開が抜群です……オーソドックスながら気持ちいい、音が増えていく展開……そして佐野さんのドラムが大サビで炸裂するというご褒美……。

 


14:ロマーシカ

ええと、あれ石成さんマンドリンだったかな……違うかな……。

この辺りから、メモもとらずに楽しむモードに移行したので、あんまり覚えてない……。

 


MC

うーん、何をお話になったかな……。

「懐かしい曲も……「光の中で」は16歳のときに歌った歌……22年前?怖!(笑)」

「アルバムをひっさげてのツアーでもない、新曲も2曲しかない」

「今回は、私の歌いたい歌を歌う」

……くらいだったか。

 


15:ヘミソフィア

バンドバージョン、いいすな……これで音源にしてほしい気持ちよさ……。

 


16:逆光

しっとりモードから解放されずにいたオーディエンスに、珍しく立ち上がるように仕草でうながす真綾(様)。

激しいロックナンバー、Aメロ、Bメロからそのサビのメロディーかい!とツッコミたくなる感じの展開が心地よいです。

この辺りで、「あ、オルスタライブやってほしい」と真剣に思いました……いや、15曲くらいでいいから……ライブハウスで聴きたいなぁ久々に……。

 


17:All Clearメドレー(色彩~トライアングラー~Be mine!~幸せについて私が知っている5つの方法~tune the rainbow~指輪~マジックナンバー

楽しい~……「トライアングラー」はやっぱ生で佐野さんのハイハットを聴くだけでも価値がありますな、何でそんなにたくさん鳴るの……「幸せ~」はアカペラサビからの入り、こちらも佐野さんが叩くとえらいことになっています……「tune the rainbow」では照明も虹色になりお美しい……そして、圧倒的な歌唱力を見せつけた「指輪」……なんですが、以前のライブと同じ歌詞のミスを犯されるという……からの「マジックナンバー」……いや楽しい。

 


MC

「あ~、ふがいない!」と、珍しく「指輪」のミスについてセルフ突っ込みを入れられる真綾(様)。

「まだ歌っていない曲がある」ということで。

「自分にないものをたくさん持っている女の子が主人公のアニメの主題歌を、今の私が書けるのか」

「翼はないけど走っていくわ、って歌詞があるんだけど、まあ翼のある女の子の話なんだけどね(笑)」

 


18:CLEAR

前にも書きましたが、やっぱりサビで「goin' goin' goin' goin' go!」なんて歌われたり、それをオーディエンスに歌わせたり、これも新しい坂本真綾(様)だと思わせてくれる曲になっていると思います。

 


アンコール後のMC。

えっと、なんだっけな……ああ、ドリカムど真ん中世代という話、お兄様の話、病院で必死に働いているみなさんを見て自分のやっていることってなんなんだろうと思った話、それでも歌のように、頼りない三日月もいつか満ちていくという話、それをきっかけにチャリティポストカードをはじめて、それが意味があるのかどうかはともかく続けてこられたのはみんなのおかげという話……。

 


18:三日月

もう、絶唱、というくらいの気迫でした……これが坂本真綾(様)のポテンシャル、ということを示すかのような、圧巻の歌唱、ステージング……泣くね(私は冷血なもので、泣きませんでしたけど)。

 


MC

新曲の「ハロー、ハロー」について、「私が書いたんだから、地味よ(笑)」「昔の自分から今の自分に向かって、今の自分から未来の自分に向かって」。

 


19:ハロー、ハロー

地味、すぐに覚えられるといいながら、親しみやすいメロディや歌詞が書けるということの素晴らしさですよ……手、振りましたよ。

 


20:カザミドリ

そして、再び圧巻の「カザミドリ」。

このころにはもう、あちこち目を配る余裕もなく、ただ歌声に聴きほれていました……この曲いいですよね、誰かに贈りたくなります……。

 


MC

「海外では歌ってなかったから」と、まさかの「シンガーソングライター」の歌詞をど忘れする真綾(様)、オーディエンスに確認するも不安、コーラスの譜面台から「あ、ここに書いてあるわ」と譜面を奪い取っても不安、最終的に「みんな歌って!愛してるって言うから!(笑)」

 


21:シンガーソングライター

オーディエンスも気合いを入れての「シンガーソングライター」大合唱、いいなぁ……そして約束通り、「愛してる!」をいたたきました……。

 

 

※そうだ、どこかで、今掘さんと石成さんのツインリードハモリがあったはずです……ああどの曲だったか……。※

 


客電が着いても、流れる「CLEAR」に合わせての手拍子が鳴り止まず、終演のアナウンスでやっと動き始めるオーディエンス……立ち去りがたい余韻を残していかれ、サプライズ(というかドジ?)があったとはいえ、またライブアクトとしての坂本真綾(様)のステージがレベルアップしたように思える素晴らしいライブでしたよ……やっぱオルスタやってほしいなぁ……。

 


そして、6月には久々の「矢野フェス」!

こちらは、ノーナが出ますので、ドラムは佐野さんでなくて小松さん、あるいは矢野さんだと思いますが、なにしろ「レコード」、堂島さんと矢野さんがいらっしゃるということで、非常に楽しみでございます。

コラボは何があるのかな……また暗い歌を歌ってほしい(?)。

 


改めて、お誕生日、おめでとうございます!

最良の1年になることをお祈りしています!