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べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

報道の自由がないから「政府による圧力はなかった」なんて会見をしたのだろうか

報道の自由度、日本は72位 国際NGO「問題がある」』

朝日新聞デジタル 2016/4/22)

 

以下一部引用。

 

「国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は20日、2016年の「報道の自由度ランキング」を発表した。日本は、対象の180カ国・地域のうち、前年より順位が11下がって72位だった特定秘密保護法の施行から1年余りを経て、「多くのメディアが自主規制し、独立性を欠いている」と指摘した。世界的にも報道の自由は損なわれつつあるという。

 

日本は10年には11位だったが、年々順位を下げ、14年59位、15年は61位だった。「国境なき記者団」はかねて、取材の方法しだいで記者も処罰されかねない特定秘密法に疑問を呈してきた。14年12月に同法が施行された後、メディアが自主規制に動くのは、「とりわけ(安倍晋三)首相に対してだ」とした。

 

(略)

 

ランキングは、インターネットへのアクセスなども含めた「インフラ」や「メディア環境と自主規制」といった独自の指数に基づいてつくる。世界全体で、テロの脅威とナショナリズムの台頭、政治の強権化、政治的な影響力もあるような富豪らによるメディアの買収などを背景に、「報道の自由と独立性に対する影響が強まっている」という。

 

(略)」

 

国境なき記者団」というのは、wikipediaによれば、

 

○こちら===>>>

国境なき記者団 - Wikipedia

 

↑のような団体で、その団体が発表している「報道の自由度ランキング」もこちらで見ることができます。

 

ところで、同じようなランキングを別の団体も発表していることを知りました。

 

こちら===>>>

報道の自由度、日本44位=世界水準は過去12年で最悪―米人権団体 | ニコニコニュース

 

↑『報道の自由度、日本44位=世界水準は過去12年で最悪ー米人権団体』

(ニコニコニュース 2016/4/28)

 

以下引用。

 

「米人権団体フリーダムハウスは27日、2015年の各国の「報道の自由度」を格付けした報告書を公表した。「イスラム国」(IS)など過激派組織がジャーナリストを危険にさらす中、世界全体の自由度は過去12年で最悪となった。日本の順位は、理由は示されていないが前年の41位から44位に下がり、台湾(前年48位)と並んだ。

 報告書は199の国・地域を対象に、報道への各種制約を調査して数値化した。調査で「報道の自由がある」とされる国・地域に住んでいるのは、全世界人口の13%にすぎない。

 国別ランキングの上位にはノルウェーを筆頭に北欧・西欧諸国が並び、米国は28位(同31位)、韓国は66位(同67位)。最下位は前年同様、北朝鮮だった。」

 

フリーダム・ハウス」については、

 

○こちら===>>>

フリーダム・ハウス - Wikipedia

 

↑簡単な記述しかありませんでした。

 

片方が72位、片方が44位。

用いる数値や指標、誰の意見を聞くのかによって、かなり恣意的なコントロールが可能なものだと思いますので、どちらにもなんらかの偏りが存在すると考えるべきでしょう。

フリーダム・ハウス」はアメリカに存在する団体である、ということから、いわゆる西側に好意的な意見が多い、という発想を憶測と退けるのは難しいでしょう。

国境なき記者団」に偏りがあっても不思議ではありません(パリに本部があるそうですけど)。

 

報道の自由」というのは、「表現の自由」に含まれるものなのだそうです(一つの考え方として)。

そして同時に、国民の「知る権利」というやつに直結するものでもあります。

メディアは「知る権利」に奉仕することが求められていますが、そうしているかどうかをチェックすることは難しいです。

報道の自由」とは、「何でも報道できる」ということですが、「報道する」か「報道しない」かの選択は発信側にあります。

「包み隠さず報道されている」ものから、我々が選ぶわけではないのです。

そもそも資本主義社会において、国民の権利に応じるものが利益集団である以上、我々はその商品である「報道」が何に利しているのかを自分で判断し、入手しなければいけないのだ、と思います。

しかし、情報が多すぎます。

どうしたらいいんでしょうね……。

 

ところで、「表現の自由度ランキング」ってのは、ないんですかね?

日本はかなり高いですよね、たぶん。

ただ、あって当たり前のものなんかないのだ、ということを団塊ジュニア世代は自覚しておいたほうがいいような気がします(リアルな戦争体験がない分)。

懸念であればいいのですが。

 

 

(元記事)

www.asahi.com