べにーのDoc Hack

読んだら博めたり(読博)何かに毒を吐いたり(毒吐)する独白

「@onefive live 2023 chance ×change」感想

(※20230413追記)

 

さて。

4/9、EX THEATER ROPPONGIにて、@onefiveのワンマンに参加してきましたよ。

 

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いろいろなところで記事が出ておりますので、ご参考に。

※セトリやMCの内容が異なっていたとしたら、それは筆者の記憶力の劣化のせいですので、申し訳ありません。本気でライブレポをするときはメモ帳を持っていくのですが、本気でライブを楽しみたいので最近はしていません。何せ即記事が出るメディアが増えているので、素人のライブ速報なんて需要がないでしょう※

 

初めての箱でしたが、なかなかいいところでした。階段教室みたいで、ちょっとだけヴィアマーレを思い出しました。家事とか諸々やっていたので時間ギリギリに到着、グッズは無事購入でき、ピクチャーチケット、CD予約特典のお写真もいただきました。席は後ろの方でしたが、ちょっと俯瞰でみなさんのステージを拝見するのは初めてかな。そういえば、@onefiveにとって、初の声出しライブ……あの曲のあの部分は叫んでいいはずだ、とひとり確認したりしておりました。ステージバックのスクリーンも大きくて、いろいろ映るのかな。

開幕と同時に流れ出したのは、@onefiveのワールドツアー最終日、日本武道館公演開催を告げるナレーションと、「始まりの日」である4/9、六本木でのライブを「みんな、覚えてる?」という問いかけ……未来から見た過去が、今のこの場所、という演出……これは違うぞ、と思わず身構えました。

颯爽とステージに登場されたみなさんは、新ヴィジュアルにそれぞれベストや上着をまとった衣装……だったと思います……これは想像以上の破壊力だ……オープニングは「未来図」!いきなりボルテージマックス、待ちに待った感じ、広いステージでもしっかりと映えるダンスとフォーメーションが美しい……マジカルハーモニーは叫んでもいいところだったのだろうか……そこから「まだ見ぬ世界へ」、「underground」と続くセットリスト……ああ、「まだ見ぬ世界へ」の「3、2、1」を叫べなかった……MOMOさんの声はよいなぁ……そう、フレフレダンスのところでも一緒に歌える、やっと……そして「underground」は、どんな衣装でも映える……「oh〜oh」も一緒に歌える嬉しさ……ここまで3曲、かなりダンスが激しいものでしたが、歌の乱れがほとんどわからないくらいに力強くなっていて、積み重ねてきたものをすでに十分感じられました(有難い……)。

MCでは、「みんなどこか変わっている」のを指摘し合う、という小芝居で、上半身が変わっている、というところから、何だったかな……MOMOさんが「ホクロの位置」を動かした、っていうのは覚えているぞ……SOYOさんは「流行りのまつ毛何とか」……カール?……なんでしたっけそういうの……KANOさんGUMIさんはなんだったか……老化、記憶力……という感じの小芝居から、髪の変化でした〜という感じの展開でした。初のヘアカラー、時間がかかるからと準備したお菓子を、最初の1時間くらいで食べ尽くし、そこから5時間くらいかかったと……唯一カラーリングしないSOYOさんがおつかいに走ったりしていたそうですよ〜。この和気藹々とした感じは変わらないなぁ。それから、初の声出しライブの感想があったかな……あ、ここじゃないか……。

続いては、「始まりの曲」とMOMOさんコールからの、「Pinky Promise」……今までの公演はライブハウスが多かったので、こうしたホールと言えるサイズのステージで、やや上から拝見すると、やはりフォーメーションが美しいです。サビの、四方に伸びていくところなんか、全方位を意識したフリになっているんだなと今更ながらに気づいたり……。続いて「Just for You」では、しっとり皆さんの歌が堪能できる……全員が背中を向けて、照明が赤くなって、あれ?ここで終わりだっけ、と思ったら、おもむろにGUMIさんが「缶コーヒーとチョコレートパン」のサビを歌われる、ナイスなアレンジ……びっくりしたです……そこから、「BBB」だったかな……(老化)……この「BBB」は弾けてましたなぁ……ビビデバビデブーを叫べる日がやっときたのです!意外と言ってはなんですが、こんなに盛り上がる曲とは思っていなくて、ライブは本当に演者のみなさんとオーディエンスと一緒に作るものなんだと実感したです……もっと近ければもっと皆さんの表情がわかったのになぁ……いやいやこの場にいられるだけでも幸せなのですが……。

続いてのMCは、何だったか……(老化)……んと、あ、GUMIさんが「Just for You」に「缶チョコ」入れてきたことへのMOMOさんのツッコミがあったな……でSOYOさんが「みんな、曲が終わったと思って拍手しちゃってた(笑)」っておっしゃっていたなぁ……。あれ、そういえば、SOYOさん、GUMIさん、MOMOさんが大学合格しました〜ってここでしたっけ……次のブロックか……。

続いては、新曲の「Ring Donuts」、ええと曲に行く前にGUMIさんがおっしゃっていたことが思い出せない……んですが、バックのスクリーンに虹色のドーナツが映し出されて(いるように見えたのです)、それがクルクル回ったりして(いるように見えたのです)、無限大を描いているようでしたな……また今までとはテイストの違う曲で、ダンスもステップや脚の動きが特徴的だと思いました……カッコいいぞ…そして、みんな大好き「雫」……これはもう、見惚れてしまうのですよね……もちろんどの曲でも、歌もダンスも見どころなのですが、この曲はどちらも「魅せる」曲、魅入られてしまう曲……あの曲の入りから、訥々とした可憐な歌声、しなやかさの中に秘める激しいダンス、ラスト重低音の響く中で舞い踊る皆さんの少しファナティックなところまで、@onefiveを凝縮した曲なのです……と思っています勝手に……願わくば、もう少し長くてヒラヒラのお召し物がよいなぁ……いえいえ……。

ここで、みなさんは一旦はけて、スクリーンには映像が……「underground」のメイキングを中心に編集したものかな……自分たちのやりたいことと大人たちの考えていることが違う、という言葉が流れて、ドキッとしましたよ……映画『推し武道』の映像にも絡めて、武道館へ……違うな、みなさん再登場されて、をを、衣装が……ベストや上着を脱いだだけなのですが、ちゃんと2ポーズ目があったことが嬉しいです……やっぱり早着替えを望むのは無理があるか……ここで、MOMOさんからの、高らかな決意表明、あの頃の制服を着て、あの頃の髪型で、あの頃の歌はもう歌わないけれど、変わり続けていく@onefiveを……そして、武道館へ……「Chance」!……素晴らしい構成だ……自然と役割を担っているのかもしれないけれど、こういうときのMOMOさんの言葉はより一層突き刺さる……このブロックだけ早めにもう一度見たい……「Chance」はまたよい曲だな……「未来図」のような疾走感ではなく、「雫」のような重厚感でもなく、こういったミドルテンポの曲で魅せるって難しいと思うのですよね……(まあ、メタラーなのでね私……それもメロディックパワーメタル派なので……)……ダンサブルであることを前提に、コーラス部分には意図的にパーカッシブになるようなフレーズを持ってくるようにしているのかな……それが所謂アイドル的ソングとは一線を画しているのか……ああ脳内メモリが薄れていて再生できない……早く映像を……。

さてMCでは、映画『推し武道』の告知もあり、ここかな、SOYOさんMOMOさんGUMIさんの3人は大学入学しました〜、という報告があって、一瞬空気が凍るという……で、KANOさんの「私は、今日入学式でした!!」で大歓声……良かった……いや本当にね、地頭がいいのはファンはわかっているのですが、それと勉強はまた違うので、ちょっと、本当にドキドキした……けどとにかく良かった!もう友達できましたか?っていう話になって、MOMOさんはもちろんできた、GUMIさんもかなり仲良い友達ができたと、「私、履修申告とか全然できないから」手伝ってもらっていると……うぅん抜け方がGUMIさんだわ良き……SOYOさんは、まだ……これもまたSOYOさんっぽい……KANOさんはすぐできる自信がある、と……さすが動物以外への博愛に溢れるKANOさんだ……次はSOYOさんから良い報告が聞けることでしょう。で、MOMOさんから「大学は人生の夏休みって言うじゃない⁈」というお言葉が……そうか、今もそういう認識なのか……そう、何となく、モラトリアムなのですよね大学生って……でも客席から「勉強しろ!」って言葉が飛んできて、それも一理あるなとおじさんは思ってしまいましたよ(いや、絶対勉強もされるから、そこは心配していないんですけどね)。

ここから、あ、そうか、ここからか、KANOさんが「良かったら立ってください」とおっしゃって、自分が座っていたことを思い出した……(ライブって最前とったら率先して立ちあがろうぜ!みたいなお約束が昔はあったような気がしたんですが……ま、私は坂本真綾(様)によく躾けられているので、すぐ座るしすぐ立つし、なんですが)……声出しがあったかな……上手、下手、みんなで〜っていうの……上手下手の分け方が、「この辺から〜」ってざっくりだったような気がする(笑)……で盛り上がったところからの「Lalala lucky」!いい破壊力だ……これはもう、盛り上がりポイントいっぱいだから楽しい〜……からの「ライブでしか披露していない曲です!」、からの「Tap! Tap! Tap!」は、曲前に「TapTapTap!」の練習タイムがあったかな、そこから曲に突入、楽しい〜!今日もMOMOさんのラップが可愛かったぞ……これは、みなさんが自分の名前を言うところはやっぱり名前を叫んだほうがいいのかな……と、あっという間に終わってしまった……ああ……。

アンコールは、手拍子でした……そうか、コールがまだ定まってないですよね……OPの映像では、「@onefive!」で手拍子4つだったような気がするけれども、浸透させないといけないですね……から、みなさんライブTシャツ(アレンジ済み)にヒラヒラをそれぞれ纏って……ヒラヒラだヒラヒラ〜!ヒラヒラ〜……「雫」……(泣)……新曲の「Last Blue」!をを、これ、じっくり歌詞を読んだらかなり挑発的なのですよね……「You don’t know what I want」とかさ……この曲もコールが入れられるので、またいい一体感でした……というか早くCD届け、聴きたい……。

MCでは、「Last Blue」の歌詞をTwitterで事前公表したことや、「これ、@onefive初の失恋ソングなんですよ」(GUMIさん)とのお言葉……そ、そうなのか(てっきり、父兄に対する最後通牒なのかと……)……でも、前向きになれる曲、ということですよ……。

アンコールラストはもちろん「1518」(おかしいな、最後のほうが記憶がはっきりしているはずなのに、うっすらとしか覚えてない……何故だろう)。終わってしまう、という気持ちが強いのに、優しいこの曲で終わることが何だか嬉しくて……コールはなくても一緒に踊れるパートも多いので、ううん幸せ……。

終わった……と思ったんですけど、客電が付かないので、いやまさか、と思いつつ手拍子をしていると、本当にまさかのダブルアンコール!あれ、でも曲が……と思ったら、「Chance」を再度披露していただけると!しかも、フリのレクチャー(KANOさん言えてなかったな(笑))を!サビの「Chance」「Hey!」のところ、手を挙げるのですが、それが、「吊り革を掴む感じ」とKANOさんから……ダンスに関しては本当に的確なのだよなぁKANOさんは……凄い……そして、「事前に聴いてきているはずだからできるよね⁈」のMOMOさんの煽り、これもまたMOMOさんらしい……。

本当に終わってしまったなぁ……。

抜けている MCがありますな。声出しライブへの感動のお言葉とか、GUMIさんが「今日の「BBB」は100倍楽しい」とか、あっという間に終わってしまうとか、合宿に行った話(SOYOさんのお部屋に集まって楽しく過ごした話)とか、SOYOさんが上京したので4人でもっと遊びに行きたいとか、海外公演に行きたい、どこへ行きたい?アメリカとか、アジアもいいよねとか……シンガポールマーライオンの前で何か食べたいとか、踊りたい(これはKANOさんだったかな)……あ、個人的に、この「アジアも行ってみたい」は、アジアツアーの前振りだと思っていますので……ああ、前日に「@onefive New Wolrd」を観ていたので「いちご狩り」がどっちでの話題だったかもう思い出せない……。

 

今回のライブは、演出も含め、コンセプチュアルだったことで、一つステージが上がった気がします。さらに、激しいダンスが多い中でも、歌唱に乱れが感じられなかったことに、その背景の練習量を窺い知ることができました。全員の歌が進化していましたのです。ダンスでは、シンクロはもはや当たり前で、解き放たれたかのようなKANOさんの躍動感がすごかった……GUMIさんのダンスは上下により大きくなっていたし、SOYOさんは伸びやかさとしなやかさに磨きがかかり、MOMOさんは王道ながら細かい表現力が増していて、みなさんステージの大きさに比例するように大きなダンスになっていたと思います。それぞれの個性が埋もれない……これは残念父兄の独り言ですが、思えば2019年度は初っ端から波乱だったのですよね……あれが森萌々穂さんの暴走だったのかどうかは未だにわかりませんが、あのときからもう、種が蒔かれていたように思うのです……自ら切り開いていく、という種が……それはある意味で大変困難な道のりで、しかしよく考えれば当たり前のことでもあるのです。「Chance」を掴むためには、「Challenge」をするしかない、そして「Challenge」の中には「Change」が含まれているのですから、変わっていかなければいけないのです。それが、昔からのファンには失望を生むかもしれない、しかしその道は「行かなければ何が待つかはわからない」のですから、行くしかないのです。何も待っていなくても、行くしかないのです。違う、そうじゃない、と断言できるだけのものが私にはない、いつも受け取るだけなのですから、であれば追いかけ続けるしかない、その先に栄光があるのか挫折があるのか、一緒に見届けるしかない。

今を壊した者だけが、新しい扉を開くことができるのです。

 

とはいえ、悲しむ姿は見たくないので、見守っていかなければ、と思うちょります(?)。

 

変わりゆくもの、変わらないものに思いを馳せながら、4/9に置いていくものを選び、4/9から重ねていくものを選んだ皆さんと一緒に。

 

でも、できれば、「雫」では、ヒラヒラロングなお召し物(しつこい

 

※追記

そういえば、アンコール後、ライブTシャツに着替えたみなさん、今回のライブグッズを手にして登場されましたねぇ、ギャルっぽく物販紹介……まずはタンブラーの紹介では……なんだったかな、ええと、KANOさんがいちごミントを噛んじゃったんだったかな……で、どこで買えるの〜?に「物販」とギャルっぽく答える、という小芝居が。続いてはSOYOさんの持っているタオル(何だろう、SOYOさんはいつもグッズ持ってる気がするな……グッズ係なのかな……)、こちらはMOMOさんがいつもの通りに絡んでいく感じで、「シャーベットカラー」と「綿100%」を推していたような……そして「物販」。ラストはTシャツ、みなさんはアレンジして着ておられました(そういえば大村先生のYouTubeか何かで、ツアーTの袖を切る配信してたなぁ……久世さんが上手なんだよな……)……で、どこで買えるの〜?からの「せーの!」で「物販!!」を叫ぶオーディエンス……何だこれ楽しい(喜)。こんな瞬間も味わえるのですよライブですから。みなさん行きましょうね!